座談会は就活生が企業の社員に質問するチャンス!参加時のポイントとは

座談会は就活生が企業の社員に質問するチャンス!参加時のポイントとは

就活の座談会は、志望する企業の現役社員とフランクに会話ができ、疑問点などを聞ける貴重な機会です。就活生のなかには「座談会で何を質問すべきかわからない」「座談会に参加する際に気をつけるべきことを知りたい」という人もいるでしょう。この記事では、座談会の目的や内容、質問例やマナーなどをご紹介します。

座談会とは

座談会とは

就活の座談会の目的や形式、座談会に参加するメリットなどについて知りましょう。

就活の座談会の目的

座談会とは、数名が集まってある問題について話し合う会のことをいいます。企業の会議のように堅苦しいものではなく、人数は比較的少なめでカジュアルな雰囲気が特徴です。

就活の座談会では基本的に、数名の就活生と1名の社員が同じテーブルについて話をします。面接のような緊張感はなく、フランクに先輩社員の話を聞いたり、質問をしたりすることができる重要な機会です。

座談会の多くは、会社説明会の後にその機会が設けられます。会社説明会と同日の場合もあれば別日の場合もありますが、内容は変わりません。

座談会の就活生の参加が必須となっている企業もあれば、任意の企業もあります。しかし、入社前に社員とコミュニケーションができることは貴重なことですし、実際にそこで働いている人から気になる部分を聞き出すことができるチャンスでもあります。

忙しい就活中ではあるものの、任意であってもできる限りスケジュールを調整して参加し、有意義に活用したほうがよいでしょう。

座談会の形式と流れ

企業が実施する就活生向けの座談会にはさまざまな形式がありますが、代表的なものは以下の3つです。

テーブル(ワールドカフェ)形式

参加者が数名ごとに分かれてテーブルに着いて対話をし、一定時間ごとにメンバーを入れ替えて対話を繰り返す形式です。カフェでお茶をするにリラックスして会話を進められることから、このような名称で呼ばれています。

就活の場合は、就活生が数人ずつに分かれてテーブルに着き、社員が固定もしくは交代で訪れて就活生と対話をします。短時間で、数名の社員と話せるのがメリットです。

立食パーティー形式

参加者が自由に動き回って話ができる形式です。テーブルには食べ物や飲み物が置かれ、お酒が出されることもあります。誰とでも自由に好きな時間話すことができるため、たくさんの人から話を聞くもよし、一人の人とじっくり話すもよし、参加スタイルは自分次第です。

参加者同士の交流もできますが、座談会後でも話すことはできます。せっかくの機会なので、やはり社員とできるだけ話をするようにしたほうがよいでしょう。

企業によっては、インターンなどの終了後に居酒屋へ行き、飲み会形式で座談会を行うケースもあります。立食パーティーよりもさらにラフな雰囲気で、社員の方と親しく話ができるのが特徴です。

とはいえ学生同士の飲み会とは違うため、ある程度の礼儀はわきまえる必要があります。節度を守りながら場を楽しく盛り上げることを心掛けるとよいでしょう。

座談会に参加するメリット

就活生が企業の座談会に参加すると、おもに以下のようなメリットがあります。

情報収集ができる

企業の情報収集に関してはネットなどを駆使して実施する就活生も多いことが考えられますが、実際の職場の雰囲気などの細かな情報は、そうした情報源からはなかなかつかみ取ることができません。

その点、実際に働いている人の声が聞けて直接質問もできる座談会への参加は、就活生にとって非常に大きなものです。また、座談会に出席する社員は就活生に年齢の近い人が選ばれることが多いため比較的話しやすく、リラックスして会話ができます。

いろいろな社員の話を聞ける

座談会には1人ではなく複数の社員が出席するため、いろいろな社員の話が聞けるというのも大きなメリットです。同じ企業の社員であってもそれぞれの個性や価値観などはさまざまですから、偏りなく話を聞くことができます。

先輩社員の人柄と同時に、社員同士の関係性なども見ることができます。「社員同士の仲がよさそう」「適度に緊張感があっていいな」など、社風なども垣間見えるでしょう。

参加者からも刺激を受けられる

座談会には学生が複数名参加するため、そのなかには自分とはまったく異なるバックグラウンドや、自分にはない発想や着眼点を持った人もいるでしょう。

そのような学生の発言から、自分では思いつかなかった情報を社員から引き出すことができたり「なるほど、そういう質問を投げかけるのか」と刺激を受けたりすることもあります。

座談会の企業の狙いや事前準備とマナー

座談会の企業の狙いや事前準備とマナー

座談会を実施する企業の狙いや、就活生の事前準備やマナーについて知りましょう。

座談会を実施する企業の狙いとは

座談会は学生にとってメリットのあるものですが、実は以下のような企業側の狙いもあります。

学生の本音を聞ける

座談会は学生にとって、リラックスした雰囲気の中で社員の生の声を聞ける貴重な場ですが、企業側にとっても学生の本音を聞ける重要な機会です。面接では学生は緊張して思うように質問ができなかったり、あるいはよい印象を与えようとして取り繕ったりしてしまうこともあります。

座談会の場で学生の素の部分を引き出すことで、企業側としては学生が自社のどこに魅力を感じて応募してきたのか、あるいはどんなことを期待しているのかなどをよりリアルに知りたいと考えているのです。

企業の雰囲気を知ってもらえる

企業が学生について知るだけではなく、学生にも企業の雰囲気を知ってほしい、というのも座談会の目的のひとつとなっています。

社員と実際に話すことを通じて職場の雰囲気をつかんでもらうことで、入社してから「思っていたのと違う」というギャップやミスマッチを感じて早期離職になったり、モチベーションが下がったりしてしまう心配が少なくなるためです。

座談会は選考に影響する?

参加者として気になるのは、座談会が選考に影響するのかどうかという点でしょう。結論からいうと、ほとんどの場合、座談会は選考には影響しません。座談会も選考の一環であると言われていなかったり、参加が任意とされてたりするケースでは、合否に直結すると考える必要はないでしょう。

したがって、就活生は座談会に積極的に参加し、遠慮することなく気になることがあればなんでも率直に質問するなど、情報収集の場として活用するのがおすすめです。

ただし、企業が学生の素を見るという目的で座談会を設けていることを考えると、座談会での学生の発言や態度、立ち居振る舞いなどがしっかり見られていることは意識する必要があります。

言葉遣いが正しい、周囲への気遣いがある、くだけた雰囲気の中でも目上の人に対する礼儀はきちんとできているなどの好印象を与えることができれば選考に有利に働くことも予想できますし、逆もまた然りです。

スタートアップベンチャーや人数の少ない企業などで座談会の参加者が少ない場合は、顔と名前を覚えられ、座談会での様子も選考に影響する可能性があるため、注意しましょう。

座談会の事前準備

座談会の時間を有益なものにするためには、十分な準備が大切です。有意義な質問をするためには、事前に知識を入れておくことが欠かせません。志望する企業や業界のことをよくわかっていなければ、有用な質問をすることはできないからです。

しっかりとした知識があれば的確な質問ができますし、それによって好印象を持たれることもあります。他の学生の質問も理解することができ、話に参加することができるでしょう。

この日のためにわざわざ時間を割いてくれた社員に対し感謝の意を表する意味でも、企業研究や業界研究にしっかり取り組み、複数の質問事項を準備するといった事前準備をきちんとやっておきたいものです。

座談会のマナー

座談会の服装は企業から指定があるケースもありますが、とくになければスーツで行きましょう。途中で電車が遅れるなどの思いがけないトラブルに見舞われることも考え、時間には余裕をもって行くのがおすすめです。遅くとも、10分前には着席するようにしましょう。

座談会はせっかくの機会ですから、積極的に質問したいものです。ただし、個人的すぎる質問や抽象的でわかりにくい質問をしたり、自分の質問ばかり長々として他の学生に迷惑をかけるような行為は避けるべきです。

答えてもらったことに関しては、しっかりとメモを取りましょう。また、人の話を聞くときは「聞き上手」になることも大切です。相槌を打って聞いている姿勢を見せること、相手の話に合わせて豊かな表情を作ること、メモを取ることに集中し過ぎず相手の目をきちんと見ることなどを心がけましょう。

座談会でおすすめの質問と質問例

座談会でおすすめの質問と質問例

就活生が座談会に参加する際に社員へするとよい質問やすべきではない質問、質問例についてご紹介します。

座談会でするとよい質問

先輩社員への質疑応答は、座談会の肝ともいえる重要な部分です。この時間を有意義なものにできるかどうかは、何を質問するかによって決まります。

実のある質問をするためには、あらかじめ企業についてよく知っておく必要があるのは言うまでもありません。会社説明会や公式サイト等、集められる限りの情報を集めて企業研究を進め、そのうえで質問事項を練り上げておくのがよいでしょう。

注意しなくてはならないのは、質疑応答とはいってもあくまで座談会の場であり、一問一答にはならないことです。質疑応答はフランクな会話を通して進められますし、ほかの学生も質問をします。

自分が聞きたいことをしっかり聞くのはもちろん大切ですが、話の流れも考え、ときにはほかの人の質問に付け加えるような形で話を広げるなど、柔軟な対応も必要です。

座談会ですべきでない質問

座談会は時間が限られているため、公式サイトに載っている情報など、自分で調べればわかることを聞くのは避けるべきです。時間のムダになり、他の参加者に迷惑をかけることにもなります。

また、給料やノルマなどの質問も、座談会の場では避けた方が無難です。そういった点にばかりこだわると、あまり志望度が高くないのではないかといった印象を与えることにもなりかねません。もしどうしても聞きたいのであれば、悪い印象を与えないよう聞き方を工夫しましょう。

座談会では社員とざっくばらんな話ができるため、つい社員のプライベートな話も聞いてしまいそうになりますが、その場ではNGです。あくまで就活の一環であることを忘れず、社員への質問は仕事や就活のことなど、あくまで就活に関係のある話題に留めましょう。

ただし、社員がコミュニケーションの一環として自分の話をしてきたり、向こうからプライベートについて聞かれたときに答えたりするのは問題ありません。

座談会の質問例

座談会で就活生が社員にする質問例として考えられる項目は、おもに以下があります。

仕事内容について

業務に関する基本的な情報は、あらかじめ調べておくことができます。座談会の場では、もっと具体的な内容について突っ込んだ質問をしましょう。

たとえば実際に一日の仕事の流れはどうなっているのか、質問相手の社員の所属部署では具体的にどんな仕事をしているのか、といった内容です。これにより、実際の仕事の状況がリアルにイメージできるようになります。

仕事におけるやりがいや苦労したこと、その乗り越え方などを聞くのもよいでしょう。業務上必要なスキルや、モチベーションの保ち方について聞くのもOKです。これまでにどんな仕事を成し遂げたか、今後どのような仕事をしていきたいかといった内容も、ぜひ聞いておきたいところです。

社風について

職場の雰囲気も、働いていくうえでは大切なものです。和気あいあいとした職場なのか、一人ひとりがそれぞれの仕事に集中しているのか、昼休みはどのように過ごしているのかといった情報は、会社での過ごし方をイメージする手助けとなります。

また、社内の人間関係というのも重要な要素です。終業後や休日に社員同士の付き合いはあるのかどうか、上司はどんな人が多く、どのような関係性を持っているかなどについても、聞いてみるとよいでしょう。

社風に関しては、よく「風通しがよい」という言葉が使われることがありますが、もしそうならば具体的にどういう点でそう感じるのかも、ぜひ聞いてみたいところです。また、長く働くことを考えるならば、社員の定着率や職場の男女比率についても聞いておきましょう。

求める人物像や評価について

企業がどんな人物を求めているのかについては、ほとんどの場合は企業の新卒採用ページに言及があります。座談会の場では、その企業で活躍するためにはどのようなスキルが必要か、どんな人が評価されているかなど、より具体的なことを質問するのがおすすめです。

また、どんな人が働いていて、どういう特徴を持った人が活躍しているかなど、具体的な人物像に迫ってみるのもよいでしょう。それらを踏まえたうえで、入社するためには何をしたらよいか、入社が決まったら卒業までの間にどんな勉強をしておくとよいかなどを聞いてみましょう。

今後の情報として役立つのはもちろん、入社への熱意や仕事へのやる気が伝わり、よい印象を持ってもらうこともできます。

先輩社員について

せっかく先輩社員とざっくばらんに話ができる機会なので、その社員個人についていろいろと聞いてみるのもおすすめです。

その人はどういった軸をもって就活にのぞみ、なぜこの会社を選んだのか、入社する前と後で印象が変わったことはあるかなど、就活の先輩としての体験談を聞かせてもらうのも、おおいに参考になります。

社会人の先輩としては、仕事をするうえで大切にしていることややりがいを感じること、そして、今後の夢や目標についてもぜひ聞いてみたいところです。この先自分が社会人として仕事をしていくうえで、大切な教えを得ることができるでしょう。

座談会は生の情報が得られる有意義な場

座談会は懇親会という側面もありますが、面接ではできない質問を直接先輩社員にすることで、貴重な情報を得られる場でもあります。そのため「直接の選考には関係ないだろう」と、なんの準備もせず出席するのはもったいないことです。座談会を有意義な時間にするためにマナーを心得ておき、事前の準備もしっかりとおこない万全の態勢で参加しましょう。

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