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休職中に転職活動してもイイの?あなたの不安を解消します!

休職中に転職活動してもイイの?あなたの不安を解消します!
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休職中に転職活動してもイイか、不安なあなたへ。この記事では、休職中の転職活動や、休職を隠して採用された時の対処法、行動すべきタイミングに、成功のポイントまでご紹介します。不安な気持ちを解消し、転職するための参考にしてみてくださいね。

記事のPoint
  • 休職中の転職活動に法的な問題はないが、勤務先にバレない方が良いので慎重な行動を
  • 応募先企業に面接で聞かれた際は、隠さずに休職中であることを伝えた方が良い
  • 転職のタイミングは【休職中/復職後/退職後】?それぞれのメリデメを解説
  • 休職中の転職を成功させるポイントは【リスク回避、心身の不調が回復してから活動する、エージェントをうまく活用する】

休職中に転職活動をするのはアリ?

休職中に転職活動をするのはアリ?

休職中に転職活動をして良いか、不安になる人は多いです。応募先に休職がバレたらどうなるか、悪い想像をしてしまうからです。

では、実際のところはどうなのでしょうか?

  • 休職中の転職活動はアリ
  • 休職中に転職活動をしてもバレない
  • 在籍中の会社にもバレない方が良い
  • 休職中だと伝えた方が良い場合もある

上記のように、バレる、バレないの真相や、活動する際に注意すべき点をまとめてご紹介します。

休職中の転職活動はアリ

結論から言ってしまうと、休職中に転職活動をするのはアリです。法律の面から見ると、なにも問題はないからです。

ただし、休職中の転職活動は、不利に働く場合もあるので注意しましょう。休職とは、会社に籍をおき、「復職を前提として休んでいる状態」をさします。

「復職を前提とした状態」での転職活動は、応募先にモラルの面で、良い印象を持たれない可能性があります。また、休職理由によっては、心身の健康状態を不安視され、採用の確率が下がる恐れもあるでしょう。

休職中の転職活動はバレる?

まず基本的に、休職中に転職活動する場合は、在籍中の会社にもバレないようにしましょう。ただ、休職中に転職活動を行っても、応募先にバレることはほとんどないです。自分から言わない限り、バレる要素がないからです。

応募書類に記載する義務もないため、選考途中でバレることも稀でしょう。

前職調査などを不安に思っているかもしれませんが、個人情報の問題があるため、行われることはほとんどありません。しかし、SNSを通してバレる場合があるので、不利になるような投稿は控えたほうが無難です。

注意点
  • SNSにバレる内容を投稿しない
  • 仲の良い同僚や先輩であっても、社内の人には秘密にする
  • 会社からの連絡には、なるべく早く対応し、不信感を抱かせない
  • 上記のようなことに、くれぐれも注意しましょう。

    また、退職を決めたら、就業規則を確認し、速やかに退職手続きしましょう。退職理由を伝える義務はないため、転職に関して報告する必要はありません。

    どうしても退職させてくれない、直接やり取りをしたくないなどの場合は、退職代行サービスをつかうという方法もあります。無用なトラブルが新しい仕事に悪影響を及ぼすことがないよう、慎重に行動しましょう。

    休職中だと伝えた方が良い場合もある

    休職中であることを、応募先に伝えた方が良い場合もあります。休職の理由が、不利にならないことがあるからです。

    • 留学やスキルアップ目的など、理由が前向きで逆にアピールポイントになる場合
    • セクハラやパワハラなど、コンプライアンスの問題が理由の場合
    • 外傷が理由で、業務に支障がない場合
    • 障害者雇用枠を希望している場合

    上記のような場合は、休職中であることを隠さなくても良いかもしれません。

    また、転職に不利になる場合でも、下記のような場合は自己申告した方が良いでしょう。

    • 生真面目な性格で、隠しごとや嘘がストレスになる場合
    • 理由が留学など、職歴以外の記述に影響がでる場合
    • 病気やケガが完治しておらず、配慮してもらう事項がある場合
    • 面接で休職中かどうか聞かれた場合

    特に、面接で聞かれた場合は、隠さずに休職中であることを伝えた方が良いでしょう。 隠せば嘘をついたことになり、後々バレた時のリスクが大きくなってしまいます。わざわざ履歴書に書く必要はありませんが、面接で聞かれたら正直に答えましょう。

    休職の理由が、なるべく前向きな印象になるよう伝え方を工夫し、転職後は問題なく働けるという点も忘れずにアピールしましょう。

    ※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

    休職を隠して転職が決定した場合

    休職を隠したまま内定をもらった場合、2~3ヵ月ほどの休職期間であれば、あまりバレることはないようです。自分から言い出さなければ、書類などからバレることはないからです。

    しかし、絶対にということはありません。

    • 最悪、内定取り消しや解雇になる
    • 信用を失う
    • 内定後にバレる原因を知ろう
    • バレる前の対策方法を知ろう

    上記のように、バレてしまった場合どうなるのか、バレやすい原因はなんなのかをご紹介し、バレる前にとるべき対策方法までご紹介します。今後の行動の、判断材料に役立ててください。

    休職中の転職がバレた場合

    万が一、休職中の転職がバレてしまった場合、どうなってしまうのでしょうか。

    最悪、内定取り消しや解雇になる

    休職を隠していたことがバレた場合、最悪、内定取り消しや解雇になります。経歴や重要な事実を偽ったということで、重大な詐称と見なされてしまうことがあるからです。

    重大な詐称とは、会社に対して労働力の評価を誤らせる詐欺行為行うことです。

    履歴書に嘘の経歴を書いたり、面接で明らかな嘘をつくなどの行為は、絶対にやめましょう。しかし、単純に休職を隠していたくらいのことであれば、大きな問題にはならないでしょう。

    履歴書や職歴書に休職していたことを書かなくても、重大な詐称とはなりにくいです。記載しなかった理由も、「休職期間が短かったから書かなかった」など、後からいくらでも説明できます。

    信用を失う

    休職がバレた後、内定取り消しや解雇にならなくても、安心してはいけません。隠しごとをしたことで、周りの信用を失う可能性があるからです。

    「嘘をつく人」というレッテルを貼られ、正当な評価を受けにくくなります。昇給昇格が難しくなることもあるでしょう。

    最悪の場合は、働きづらくなり、会社にいられなくなることもあります。

    休職中の転職がバレる原因

    ずっと上手く隠していたのに、内定後に休職がバレてしまうことがあります。入社後に行う事務手続きに、落とし穴があるからです。

    内定後に休職がバレる主な原因を3つご紹介しますので、事前に知っておきましょう。

    休職期間の長さでバレる

    休職期間が長ければ長いほど、バレるリスクが高くなります。源泉徴収票を提出した際に、休職期間が長い方が休職を疑われやすいからです。

    源泉徴収票とは、年末調整に必要な書類で、会社から支払われた給与等の合計と、引かれた所得税の金額を記載したものです。休職期間が長い場合、通常より極端に収入が少なくなる可能性があり、源泉徴収票を提出した人にバレてしまうことがあります。

    長期間休職していたり、どうしても不安な場合は、源泉徴収票を提出せず自分で確定申告をしましょう。しかし、副業を疑われるなど、別のトラブルに発展する可能性もあるため、要注意です。

    住民税の手続き時バレる

    住民税の手続きの際に、休職がバレることがあります。住民税も源泉徴収票と同じように、前の年の給与額がわかってしまうからです。

    住民税は前年度の所得で金額がきまり、給与から天引きされるシステムになっています。 納税額が不自然に少ない場合は、休職を疑われる可能性があります。

    傷病手当金の手続き時バレる

    新しい会社で病気が再発した場合など、傷病手当金の手続きの際に休職がバレることがあります。受給できるかどうか、受給歴などの確認をされるからです。

    傷病手当金とは、業務外での病気やケガの時、健康保険から支給されるお金のことです。受給できるのは、同一疾病の場合、最初の給付から支給期間1年6ヶ月以内と決まっています。

    支給期間を過ぎている場合は、受給することができないため、休職がバレる原因になります。

    休職中の転職がバレないようにする対策方法

    休職がバレる前に対策方法を知り、実行することが大切です。対策をとらず、休職がバレてしまうと、たくさんのトラブルを抱えることになるからです。

    また、いつバレるか怯えながら働くことは、大きなストレスにもなります。バレる前の対策方法とは、ズバリ、採用担当者に先に相談してしまうことです。

    選考の段階で伝えるのがベストですが、内定後であっても、なるべく早く相談しましょう。業務能力を評価されて採用されたわけですし、嘘と事実を伏せることは違うため、きちんと説明すれば理解される可能性が高いでしょう。

    • 休職期間が短かったので書かなかった
    • ○○が理由で休職していたが、健康上は問題ない
    • 業務に支障はない

    上記のように、隠していた理由や問題なく働けるという点を、しっかり伝えましょう。

    ※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

    転職のベストタイミング【休職中/復職後/退職後】

    転職活動を行うタイミングとして、休職中と復職後と退職後、それぞれにメリット・デメリットがあります。

    置かれている環境が違うため、できること・できないことも変わってくるからです。

    • 休職中のメリット・デメリット
    • 復職後のメリット・デメリット
    • 退職後のメリット・デメリット
    • おすすめのタイミング

    上記のような、それぞれのメリット・デメリットと、おすすめのタイミングをご紹介しますので、あなたのベストタイミングを見つける参考にしてみてくださいね。

    休職中のメリット・デメリット

    休職中に転職活動するメリットは、下記のようなものがあります。

    • 日程の融通がきき、対策などに時間をかけられる
    • 転職先が見つからなくても、復職できる
    • 社会保険の手続きを、自分でしなくて良い

    逆に、デメリットには、下記のようなものがあります。

    • バレるのが不安で、面接等の振る舞いが不自然になる
    • 休職理由が、採用に不利に働くことがある
    • バレた時のリスクが大きい

    復職後のメリット・デメリット

    復職後に転職活動するメリットは、下記のようなものがあります。

    • 休職を隠したり、わざわざ説明しなくて良い
    • 社会保険の手続きを、自分でしなくて良い

    逆に、デメリットには、下記のようなものがあります。

    • 転職活動に時間をさけない可能性がある
    • 復職後のため、ストレスを抱えている場合もある

    退職後のメリット・デメリット

    退職後に転職活動するメリットは、下記のようなものがあります。

    • 日程の融通がきき、対策などに時間をかけられる
    • 休職の理由=退職理由として、堂々と説明できる

    逆に、デメリットには、下記のようなものがあります。

    • 離職期間が長いと就職に不利になる
    • 離職期間が長引くほど、資金面のリスクも増える
    • 社会保険の手続きを、自分でしなくてはいけない

    おすすめのタイミング

    転職活動におすすめのタイミングは、退職後か復職後です。休職中に活動することは、メリットよりもデメリットの比率が大きいからです。

    休職を隠しながらの活動は、心理的にも負担が大きく、後ろめたい気持ちから自然なアピールがしづらくなります。病気が原因で休職している場合は、心理的負担がさらに症状を悪化させることもあります。休職がバレた場合も、様々なリスクを背負うことになり、決して良いことはありません。

    しかし、復職後や退職後は、休職中であることを隠す必要がないため、心理的負担を感じる必要がありません。休職していた事実すら、わかりづらくさせることができます。面接などでのアピールも、堂々とできるでしょう。

    もちろん、デメリットもありますが、調整のきく範囲の問題です。あなただけでは調整できないと感じた場合は、就職エージェントなどのプロに相談すると良いでしょう。効率良く転職するための、サポートをしてくれます。

    休職中の転職を成功させるポイント

    転職活動は復職後か退職後がおすすめです。休職中に転職活動をするよりも、トラブルが少ないからです。

    しかし、どうしてもすぐに転職したい場合は、成功のためのポイントをおさえておきましょう。

    • リスク回避をする
    • 完全に治ってから転職活動をする
    • 就職エージェントに相談する

    上記のような、休職中の転職を成功させるポイントを、3つご紹介しますので、行動に移す前に確認してみてくださいね。

    ポイントその1:リスク回避を心掛ける

    休職中の転職を成功させるためには、リスク回避をすることを心がけましょう。リスク回避ができていないと、転職活動中も転職後も、さまざまなトラブルを抱えかねないからです。

    • 面接などで明確な嘘をつかない
    • 休職中の転職がバレる前に、採用担当者に相談する
    • SNSにバレるような投稿をしない
    • いまいる会社に人には転職活動の話しをしない
    • 休職理由が不利に働かないよう、前向きな印象になる伝え方を考えておく
    • 療養をしながら、スキルアップしたなど、プラスになるポイントを見つけておく
    • いまは休職中だが、転職後は問題なく働けることを伝える

    トラブルの種や、マイナスポイントになりそうなものは、早めにツブしておくと安心です。できれば、復職後や退職後に活動をスタートさせることが望ましいですが、どうしても早く転職したい場合は上記のようなことに気をつけましょう。

    ポイントその2:完全に治ってから転職活動をする

    休職の理由が心身の不調の場合は、必ず健康になってから転職活動をはじめましょう。転職活動自体が上手くいきづらく、心理的負担が大きいため、症状が悪化してしまうことがあるからです。

    回復するまでは準備期間だと割り切って、転職活動に関する情報収集や求人を眺める程度にしておきましょう。先に準備をしておいて、回復したら実際に行動に移すと、スムーズな転職活動ができます。

    まずは、あなたの身体を第一に考え、慎重に行動しましょう。

    ポイントその3:就職エージェントに相談する

    休職中の転職活動を成功させるために、就職エージェントなどのプロに相談することも大切です。あなた一人だけでは、判断できないことも多いはずだからです。

    就職エージェントは、現時点で働ける状態かどうかや、実際に動き出すタイミングなど、客観的なアドバイスをくれます。まだ療養が必要な場合や、復職の方が良い場合なども、率直な意見をもらうことができるでしょう。あなたが休職中のであることを正直に伝えて、転職活動のサポートをしてもらいましょう。

    また、専門的なアドバイスがもらえるだけでなく、味方がいる安心感も得られます。休職中は、なにかと不安なことが多いと思います。

    一人で抱え込まず、第三者に頼るなどして、より良い方向を目指していきましょう。

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    ABOUT US
    古庄 拓取締役
    株式会社ジェイック取締役。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等