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海外と関わる仕事20選!就職・転職する方法やコツも解説

海外と関わる仕事20選!就職・転職する方法やコツも解説
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海外と関わる仕事に就きたいという人も多いのではないでしょうか?

この記事では、海外と関わることができる仕事を20個ご紹介します。それぞれ仕事内容や向いてる人の特徴、平均年収についても解説しますので、仕事探しの参考にしてみてください。

海外と関わる仕事20選

海外と関わる仕事を20個ご紹介します。

仕事内容や必要になるスキル、向いてる人の特徴までまとめて解説しますので、気になる仕事を見つけたら、より詳しい仕事内容を自分でも調べてみましょう。

通訳者【海外と関わる仕事1/20】

会議や取材などの場において、出席者が話す言語を別の言語に通訳し、会話を成り立たせる仕事です。異なる言語を聞いて、瞬時に別の言語に通訳しなければならないため、語学力がとにかく求められます。
通訳者は依頼を受けた会議などに出席することになるため、働き方や働く時間は日によってまちまちになりやすいです。また、海外に出張することも少なくなく、海外と直接的に関われる仕事というのも特徴です。
会話はいつ終わるか分からないため、瞬間的な記憶力も持ち合わせている人が通訳者に向いています。

①平均年収579万円
②必要なスキル・非常に優れた語学力
・正しい内容を瞬時に通訳して伝えられるコミュニケーション能力
・要人と信頼関係を構築するスキル
③向いてる人・高い語学力を活かしたい人
・頭の回転がとにかく早い人
・瞬発的な記憶力が高い人
④仕事に就くためには?・通訳業を行っている会社に求人サイトや就職エージェント経由で就職する
・独立開業し、フリーランスとして雇ってもらう
・派遣会社に登録して、通訳の仕事に派遣してもらう

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

海外営業【海外と関わる仕事2/20】

海外の現地法人を相手に営業をする仕事です。
仕事の特性上、常に法人を相手にするため非常に高いコミュニケーション能力に加え、ビジネスレベルの英語力が求められるのが特徴です。
また、特に商社の場合は海外出張することも多く、営業スキルだけでなく海外を飛び回る体力も必要になります。まずは国内で営業スキルを身につけ、社内異動や転職などで海外営業のポジションに就くといったキャリアパスがおすすめです。

①平均年収578万円
②必要なスキル・コミュニケーション能力
・ビジネスレベルの高い語学力
・計数能力
・メンタルの強さ
③向いてる人・世界を飛び回って規模の大きい仕事をしたい人
・異なる文化や考えの人ともコミュニケーションが取れる人
・キャリアを築いてどんどん稼いでいきたい人
④仕事に就くためには?・海外営業部門がある会社に求人サイトや就職エージェント経由で就職する
・メーカーや商社だと求人が多い傾向
・語学力については読み書きだけでなく、聞く話す力も重要

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

翻訳家【海外と関わる仕事3/20】

海外の言語で書かれた文章を日本語に翻訳したり、その逆を行う仕事です。特に語学力の中でも読む・書くといったスキルが重要になりますが、場合によっては海外の担当者と会議を行うこともあるため、話す・聞くといった語学力も求められることもあります。
基本的には翻訳会社の会社員として勤めることになりますが、実績や営業スキルがあればフリーランスとして働くこともできます。自分の好きな時間で働ける一方、AIの登場もあるため、語学力だけでなく高い文章力も身につけておくと更に活躍できるでしょう。

①平均年収697万円
②必要なスキル・読み書きに特化した語学力
・海外と日本の文法の違いを理解する力
・自分に求められていることを理解する力
③向いてる人・分からない言い回しがあっても自分で調べられる人
・現地の文化やスラングなどの情報収集が好きな人
・文章を読むスピードが他人よりも早い人
・普段から外国語の文献や雑誌を読むのが好きな人
④仕事に就くためには?・翻訳会社に就職する
・フリーランスとして独立し、商社や出版社と直接業務委託契約を結ぶ
・AIに代替されないよう、文学的な言い回しのスキルもあるとベスト

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

貿易事務【海外と関わる仕事4/20】

海外と輸出入をする貿易業務において、書類作成や在庫管理などの事務作業を担う仕事です。外国語で書かれている文書を読み書きすることもあるため、高い語学力を持っている必要があります。事務職の一つではあるため、比較的残業が少なくプライベートの時間を確保しやすい傾向にありますが、時差の関係で仕事が思わぬ時間に始まるといったこともありますので、就職したいと考えている会社の1日のスケジュールなどを情報収集しておくと良いでしょう。

①平均年収471万円
②必要なスキル・高い情報処理能力
・繊細さ
・Excelをはじめとしたパソコンスキル
・営業担当とスムーズな連携ができるコミュニケーション能力
③向いてる人・決められたことだけでなく、分からないことがあったら自分で調査できる人
・タスク処理がとにかく早い人
・他人から感謝されるような仕事をしたい人
・できるだけ残業はしたくない人
④仕事に就くためには?・海外部門を持つ商社や通関業者、メーカーなどの正社員として求人に応募する
・一般的な事務職よりも業務量や求められるスキルが高い。また、担当領域によっては語学力が不要となるケースもあるので求人票をよく確認すること

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

外交官【海外と関わる仕事5/20】

日本の外交政策における施策立案や実務、交渉などを諸外国と行う国家公務員です。極めて高い語学力とコミュニケーション能力が必要になるため、地頭の良さは必須とも言えるでしょう。
公務員ではあるものの、諸外国との会議が時差の関係で深夜に設定されることもあり、ややハードな働き方になる可能性もあります。ただ、その分安定した給料をもらえるなど待遇は他の国家公務員レベルの手厚いものとなっています。

①平均年収437万円
②必要なスキル・非常に高いコミュニケーション能力
・調整スキル
・行動力
③向いてる人・社会的意義の高い仕事をしたい人
・あらゆる立場の人と関係性を構築できる人
・自分の目で見たことを他人に臨場感を持って話せる人
④仕事に就くためには?・国家公務員、もしくは外務省としての採用試験に合格する必要がある。外務公務員として日本で実績を残せれば、外交官として国外で働ける
・まずは国家公務員試験に合格しなければならないため、ハードな勉強を乗り越える必要がある

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

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国際弁護士【海外と関わる仕事6/20】

国際的に活躍する弁護士として、法律知識を活かして適切なアドバイスや裁判での弁護を行う仕事です。厳密に言うと国際弁護士という仕事は存在せず、国内で国際的な案件を担うか、海外で弁護士として活動するかの2つのパターンが挙げられます。
いずれにせよ、弁護士として活動する国で定められた弁護士資格を取得する必要がありますので、働きたい国の弁護士資格の取得方法を個別調べるようにしてください。

①平均年収971万円
②必要なスキル・日本のみならず海外における高い法律知識
・極めて優れた語学力
・ロジカルシンキング
③向いてる人・海外を飛び回って仕事がしたい人
・常に新しい知識を習得して活かしたい人
・高いプレッシャーにも動じない人
④仕事に就くためには?・日本で働く場合は、司法試験に合格して法律事務所に所属し、国際的な案件に携わる
・海外で働く場合は、働きたい国のロースクールに通って弁護士資格を取得する
・どこで働きたいかによって、取得すべき弁護士資格が変わってくるので注意

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

ITエンジニア【海外と関わる仕事7/20】

ITシステムやアプリの設計や開発、運用を行う仕事です。ITエンジニアの知見やプログラミングスキルは全世界で共通なため、日本でITエンジニアとしての経験を積むことができれば、そのまま海外でも働くことが可能です。
ただ、海外で働く場合は最低限のコミュニケーションが取れるレベルの英語力が求められるため、エンジニアリングスキルとは別に習得する必要があることを覚えておいてください。
会社に属さず、海外を転々としながら働けることもあり、スキルさえあれば非常に自由度の高い仕事と言えるでしょう。

①平均年収550万円
②必要なスキル・幅広いIT知識
・プログラミングスキル
・論理的思考力
・コミュニケーション能力
・情報収集力
③向いてる人・手に職をつけたい人
・働く場所の制限を無くしたい人
・ものづくりに興味がある人
・新しいことを学ぶのが好きな人
④仕事に就くためには?・ITエンジニアを募集している会社に求人サイトや就職エージェントを使って応募する
・独学でスキルを身につけている場合は、会社に就職せずフリーランスとして案件を獲得することも可能
・エンジニアリングスキルを学び続けるという意識が重要

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

外資系コンサルタント【海外と関わる仕事8/20】

会社の経営課題に対して課題を抽出し、解決策を提案する仕事です。コンサル会社は外資系のものも多く、外資系コンサルタントになることで海外の案件に携われる機会も増える傾向にあります。ただ、外資系コンサルタントだと実績が全てとなりますので、高い収入を稼ぎやすい反面、成績が芳しくないとすぐに解雇されてしまうといったリスクもあります。加えて、ハードな働き方が必要になるケースも多いのが実情です。そのため、まずは国内のコンサル会社でコンサルティングにおける基本知識と実務経験を習得し、それから外資系コンサル会社に転職するといったキャリアパスがおすすめです。

①平均年収780万円
②必要なスキル・コミュニケーション能力
・ロジカルシンキング
・データ分析力
・課題抽出力
・プレゼンスキル
③向いてる人・成果主義の会社でとにかく稼ぎたい人
・規模や責任の大きな仕事をしたい人
・社内にも外国人が多くいる会社で働きたい人
・頭の回転が早く、論理展開がスムーズな人
④仕事に就くためには?・外資系コンサル会社の求人に応募する
・知識だけでなく思考力も重要なため、まずは国内のコンサル会社で実務経験を積むのもおすすめ

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

商品開発職【海外と関わる仕事9/20】

メーカーなどに勤め、新しい商品を企画・製造する仕事です。海外と関わりたいのであれば、海外向けにも製品を作っている会社に勤める必要があります。
商品を販売する外国の文化やトレンドを調査しつつ、どんな商品なら売れるのかを検討し、新しい商品開発に活かしていく必要があるため、マーケティングに関連する知見も重要になるでしょう。会社員ではあるものの、常に海外を相手にしている関係上、時差の影響を受けながら働く会社が多い傾向にあります。

①平均年収630万円
②必要なスキル・マーケティングスキル
・トレンドを読む力
・周囲の人と協力できるコミュニケーション能力
③向いてる人・新しいものを世に生み出す仕事をしたい人
・海外の商流やトレンドを読むのが好きな人
・計画的に物事を進めるのが好きな人
④仕事に就くためには?・メーカーなどの商品開発職の求人に応募する
・商品開発部門がある会社に営業などで就職し、社内異動制度などを使って商品開発職に異動する
・華々しい仕事ではあるものの、地味な業務も少なくないためしっかり業務内容を理解することがポイント

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

都市銀行員【海外と関わる仕事10/20】

いわゆるメガバンクと呼ばれる銀行で銀行員として働く仕事です。海外展開する法人に対して、財務面でのサポートをすることが目的となり、具体的には融資をするための審査などが業務の中心です。
現在の銀行員は残業規制がされていることも多いので、そこまでハードな働き方にはなりにくいのがポイントです。ただ、論理的思考力や計数力などハイレベルなものを求められる関係上、精神的にストレスを感じやすい仕事とも言われています。

①平均年収607万円
②必要なスキル・高い計数力
・情報収集力
・論理的思考力
・高いコミュニケーション能力
③向いてる人・数字を見て傾向を読み取るのが好きな人
・安定した収入と肩書を得たい人
・規模の大きな仕事に取り組みたい人
④仕事に就くためには?・都市銀行に求人サイトや就職エージェント経由で応募する
・比較的新卒が多い仕事のため、中途採用募集の求人を見かけたら積極的に応募するのがおすすめ

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

バイヤー【海外と関わる仕事11/20】

バイヤーは、自社で販売する商品や製品を選定する仕事です。商談の場で新しい商品をプレゼンしてもらい、どれをどれだけ仕入れるのかを交渉によって決めていきます。自分の仕事が会社や店舗の業績に直結するとも言えるため、交渉力やリサーチ能力が重要です。
勤め先によっては、海外で開かれるセッションに参加し、源氏で直接仕入れ交渉をすることもあります。海外文化を日本に流行らせるといった仕事にも挑戦できるため、海外と関わる仕事をしたいのであれば、応募する会社は慎重に選ぶのがポイントです。

①平均年収471万円
②必要なスキル・トレンド分析力
・リサーチ能力
・高い計数力
・交渉力
③向いてる人・海外で流行っている商品を日本で流行らせるような仕事がしたい人
・戦略的に考えて行動する仕事がしたい人
・相手の言いなりにならず。自分の主張をはっきりと言える人
④仕事に就くためには?・卸売やアパレルなどバイヤーポジションがある会社に求人サイトや就職エージェントを使って応募する
・現場仕事を経てバイヤーになった方が実績を残しやすいので、まずは現場職に応募するのもおすすめ

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

コールセンタースタッフ【海外と関わる仕事12/20】

商品やサービスに対して意見や質問を電話で受け付け、適切な応対をする仕事です。電話上でコミュニケーションが全て完結するため、高い語学力が必要になるだけでなく、基本的なコミュニケーション能力もハイレベルなものが求められます。
最近ではコスト削減のために、コールセンターを海外に設置している企業も増えてきています。そのような会社に就職することができれば、海外で生活しながら日本の会社に勤務するといったスタイルも可能になります。
海外生活もしてみたいという人は、海外拠点で働けるコールセンター求人を探して応募してみるのがおすすめです。

①平均年収369万円
②必要なスキル・異なる言語でのリスニングとスピーキング力
・コミュニケーション能力
・臨機応変に対応できる能力
③向いてる人・電話でのコミュニケーションに自信がある人
・海外での生活にも興味がある人
・クレーム対応でも精神的につらくならない人
・丁寧な言葉遣いに自信がある人
④仕事に就くためには?・コールセンター業務がある会社や団体に就職する ・海外と関わりたい場合は、海外客からの電話対応をする会社か、コールセンターの拠点がそもそも国外にある会社に就職するのがポイント

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

日本料理店スタッフ【海外と関わる仕事13/20】

海外で展開する日本料理店で、板前やシェフとして働く仕事です。最近では同じ仕事をしても海外の方が稼げるというケースも増えてきており、調理スキルを持って海外で働く料理人も多い傾向にあります。
語学力に自信がなくても、調理スキルが一級品であればどのような国でも働けるのがポイントです。特に日本食は海外でも人気なため、日本食に理解がある国で働いてみるのも良いでしょう。

①平均年収339万円
②必要なスキル・調理スキル
・体力
・基本的な語学力
・探究心
③向いてる人・現地人の味覚に合わせて調理スタイルを調整できる人
・自分の料理で誰かを笑顔にしたい人
・自分の味覚に一定の自信を持っている人
・一日中立ちっぱなしの仕事でも耐えられる人
④仕事に就くためには?・調理師専門学校を卒業し、日本国内の料理店・料亭に見習いとして就職する
・調理スキルや実績を習得した時点で、国外の日本料理店に応募する
・海外にもフランチャイズ出店しているチェーン店に就職し、海外支店に異動希望を出す
・調理スキルは国内で習得するのがおすすめ

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

客室乗務員【海外と関わる仕事14/20】

飛行機を利用する顧客に対して、快適なフライト体験をサポートする仕事です。一度のフライトでは数名の客室乗務員しかいませんので、自立的に仕事ができるだけでなく、高い語学力を持っている必要があります。
どのフライトを担当するかによって働き方は大きく変わってきますが、勤務中は1日の大半を飛行機内で過ごすことになります。また、往復のスケジュールによっては、海外で数日過ごせることもあるため、海外を飛び回りたい人には特におすすめできます。

①平均年収314万円
②必要なスキル・極めて高い語学力
・トラブルシューティング力
・責任感の強さ
③向いてる人・海外を飛び回って仕事をしたい人
・客室乗務員に憧れがある人
・常に誰かに見られる仕事でも抵抗感がない人
・いつも定められた業務を一つも漏らさず完璧にこなせる人
④仕事に就くためには?・航空会社に就職し、客室乗務員として配属される
・語学力だけでなくあらゆる所作をハイレベルに求められるため、自分磨きを忘れないことがポイント

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

旅行代理店【海外と関わる仕事15/20】

旅行をしたい顧客に対して、旅行代理店の店舗で受付や旅行プランの提案を行う仕事です。窓口業務の一つですので、直接海外に関わることはできませんが、海外に関する知識を活かせる仕事となっています。特に海外の文化やトレンドが好きでいつも情報収集をしているといった人にはぴったりの仕事でしょう。窓口受付時間も毎日定められていますので、働きやすいのもポイントです。

①平均年収471万円
②必要なスキル・コミュニケーション能力
・情報収集力
・思考力
・相手の立場に立って物事を考えられる力
③向いてる人・間接的に海外と関わりたい人
・海外に行くよりも、海外のことを知る方が好きな人
・海外の地理や歴史、文化にも興味が強い人
・やるべきことを責任持ってやり遂げられる人
④仕事に就くためには?・旅行会社に求人サイトや就職エージェント経由で応募する
・基本的に語学力はいらないため、面接ではコミュニケーション能力や海外に対する興味関心をアピールするのがおすすめ

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

ホテルスタッフ【海外と関わる仕事16/20】

ホテルのロビー受付やクローク、清掃など、スタッフとして働く仕事です。ホテルビジネス自体がどの国でもほぼ変わらないため、語学力と基本的な業務スキルさえあれば国内外で働くことができます。もし国内のホテルスタッフとして働く場合であっても、海外観光客が多い地域のホテルであれば、間接的ではありますが海外と関わることが可能です。日本ならではのおもてなしの心を持って接客することを意識すれば、格式高いホテルでも活躍できるでしょう。

①平均年収314万円
②必要なスキル・コミュニケーション能力
・丁寧な言葉遣い
・思いやり
・思慮深さ
・瞬発的な行動力
・臨機応変な対応力
③向いてる人・人と触れ合うような仕事をしたい人
・特に話す聞くといった語学力に自信がある人
・責任感が強く、やるべきことをやらないと気が済まない人
④仕事に就くためには?・ホテルや旅館で募集している求人に直接応募する
・興味のあるホテルにアルバイトスタッフとして就職し、そのまま正社員登用を目指す
・労働条件が他の仕事よりも悪い求人も中にはあるため、応募する際はしっかりと求人票を確認するのがおすすめ

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

青年海外協力隊【海外と関わる仕事17/20】

主にアジア圏やアフリカといった発展途上国に派遣され、現地での事業にボランティアとして協力する存在です。厳密に言うと仕事ではなくボランティアという形になります。
「青年」とありますが、募集対象年齢は20〜39歳と比較的幅広くなっています。また、協力する分野としては、防災や上下水道整備、スポーツ指導など幅広いため、どのようなスキルであっても活かせるのもポイントと言えるでしょう。
稼げる仕事ではないものの、青年海外協力隊でしか得られない経験が多数ありますので、気になる人はJICAのホームページを確認してみてください。

①平均年収120万円程度
②必要なスキル・コミュニケーション能力
・現地で使える言語の語学力
・異文化を受け入れる理解力
③向いてる人・直接海外の人と関わりを持って働きたい人
・国際問題の解決に関わりたい人
・仕事における何らかの分野のスキルを持っている人
・働きたい国が明確にある人
④仕事に就くためには?・JICAの選考試験に通過する
・お金はあくまでも報酬ではなく生活費という立て付けになっているため、稼げる仕事ではないことに注意

平均年収参考:JICA海外協力隊「待遇と諸制度(派遣期間:1ヶ月~1年未満)| JICA海外協力隊」

通関士【海外と関わる仕事18/20】

物が日本から輸出、もしくは日本に輸入される場合は税関を必ず通ることになりますが、この際、税関に物を通しているのが通関士という仕事です。
業務としては、通関書類の作成や手続きが主となり、オフィスワークが多いのが特徴です。通関士が機能しないと、日本国内に危険な貨物が増えてしまうこともあり、責任と社会的意義のある仕事となっています。
就職するためには通関士試験に合格する必要がありますが、受験資格は特にありません。

①平均年収579万円
②必要なスキル・計数処理能力
・責任感
・情報収集力
・国内外の法律知識
・語学力
③向いてる人・慎重に物事を進められる人
・書類作成など手元で進める業務が得意な人
・知識を活かした仕事をしたい人
④仕事に就くためには?・財務省が行う通関士試験に合格する必要がある。
試験に合格できれば、基本的にどの税関でも通関士として働ける
・パソコンと向き合って仕事をすることも多く、海外とは間接的に関わる仕事であることを理解しておくのがポイント

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

海外カメラマン【海外と関わる仕事19/20】

カメラマンとして海外を飛び回り、撮影した写真を写真展で展示したり、クライアントに納品する仕事です。
広告制作会社に勤めるケースもありますが、多くは個人事業主としてフリーのカメラマンとして写真を撮影することがほとんどです。自身の写真作品を上手く世の中に広めていくようなスキルもじゅうようになります。

①平均年収466万円
②必要なスキル・撮影スキル
・体力
・語学力
・コミュニケーション能力
・好奇心
③向いてる人・相手や風景の魅力を表現するのが得意な人
・カメラが好きな人
・自分の作品に愛着を持てる人
④仕事に就くためには?・広告制作会社や広告代理店などにカメラマンとして就職する
・海外カメラマンとして活躍する人に直接弟子入りする
・フリーで活動をして撮影実績を写真展やSNSなどで広報する
・海外だけでなくカメラが好きかどうかも働く上で重要なポイント

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

日本語教師【海外と関わる仕事20/20】

日本語を学びたいと考えている海外の学生に対して、日本語を教える仕事です。海外にも多くの日本語学校がありますので、海外で生活しつつ、日本語を使って働けるという珍しい仕事とも言えます。
働く国の外国語だけでなく、正しい日本語の使い方をマスターしている必要がありますので、人によっては日本語教育能力検定試験の資格を取得してから就職する人もいます。

①平均年収493万円
②必要なスキル・正しい日本語の知識
・極めて優れた語学力
・コミュニケーション能力
・説明力
③向いてる人・相手の理解度を見ながら説明するのが得意な人
・第三者から信頼される傾向にある人
・海外での生活をしたい人
④仕事に就くためには?・海外の日本語学校に直接就職する
・国内の日本語学校で実務経験を積み、海外の日本語学校に転職する
・普段使っている日本語が正しいかどうかのセルフチェックから始めてみるのがおすすめ

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

海外と関わる仕事を目指す上での注意点

今回紹介した仕事を目指す上で、いくつか注意しておくべきポイントについて解説します。

高収入が稼げるとは限らない

海外と関わる仕事は、やりがいや達成感が強い反面、必ず高収入が稼げるということではありません。
どうしても海外勤務と高収入を両立させたいという人は、海外営業や商社、外資系コンサルタントを目指すと良いでしょう。
ただ、裏を返せば語学力さえあれば、生活していくだけの収入は稼げるとも言えますので、やはり語学力を習得していることは人生において大きなメリットの一つです。

海外が好きというだけでは就職は難しい

「海外が好きだから海外と関わる仕事がしたい」という理由だけだと、就職することは難しいのが現実です。海外で活かせる自分のスキルは何かという点も、面接で必ずアピールするようにしましょう。
また、この際語学力のみをアピールしても、選考通過には繋がりにくい点にも注意してください。語学力がある程度あることを前提に、その上で自分はどんな仕事ができるのかを言語化するよう努めてください。

理想やイメージだけで就職しないこと

海外に関わる仕事と言えば、キラキラしたイメージを持つかもしれませんが、実際の仕事内容はイメージと異なりギャップを感じることも大いにあり得ます。
入社後に悪いギャップを感じてしまわないよう、求人に応募する際は詳しい仕事内容を調べるよう常に意識してください。

まとめ

海外と関わる仕事を20個ご紹介しました。少しでも気になる仕事を見つけたら、ぜひ詳しい業務内容を深掘りするようにしてみてください。

また、今回紹介した仕事の多くは求人サイトや就職エージェントからでも応募できるため、この機会に求人サービスの利用を検討してみてもいいかもしれません。

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古庄 拓取締役
株式会社ジェイック取締役。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等