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中卒はクズ?クズといわれる理由とそうでない理由を解説!

中卒はクズ?クズといわれる理由とそうでない理由を解説!

中卒クズなの?本当に?と疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

中卒はクズではありません。 なぜなら、中卒でも努力することで就職はできるからです。 こちらの記事では、中卒がクズといわれる理由とクズではない理由を解説しております。

こちらの記事を読むことで、中卒がクズでないことを理解できます。中卒の方も安心して就職活動や資格取得を出来ます。

中卒がクズといわれる10の原因

中卒がクズといわれる10の原因

ネットやSNSに流れてくる情報で「中卒はクズ」といった文言を目にしてしまったりして、自分に言われたわけではなくても「やっぱり自分は中卒だからダメなんだ…」と、心を痛めてしまっている人もいるかもしれません。

そもそも、なぜ「中卒はクズ」という発想が出てきてしまうのでしょうか?その原因として、以下の10の原因が考えられます。

  • 原因1:就職先/職種の選択肢が狭い
  • 原因2:給与の条件が厳しい
  • 原因3:資格取得に必要な学歴に達していない
  • 原因4:就職先で中々出世できない
  • 原因5:結婚相手の親に反対される
  • 原因6:イメージが良くない
  • 原因7:学歴の話題で自己肯定感が落ちる
  • 原因8:中卒という学歴を諦める理由にしている
  • 原因9:勉強に苦手意識を持つ
  • 原因10:中卒同士の仲間意識が強い

自分のコンプレックスや社会からの目線などは、すぐに変えられるものではありません。しかし、中卒がネガティブに見られがちな原因を知り、その原因に対して対策を打つことは可能です。「中卒のイメージを払拭したい」という人は、まずはなぜ中卒がよくないイメージで見られてしまうことが多いのか、その原因を理解することから始めましょう。

原因1:就職先/職種の選択肢が狭い

中卒の場合、就職先や、選べる仕事の選択肢がどうしても狭くなってしまいます。たとえば大企業は学歴を重視する傾向にあり、基本的には大卒者が中心です。学歴不問の企業でも、高卒と中卒のどちらかを選ぶ状況になったら高卒を採用することが多いというシビアな面もあります。

正社員として働けるか、といった面においても「学歴の壁」が存在します。厚生労働省発表の「平成30年若年者雇用実態調査の概況」を見ると、15~34歳までの労働者のうち、正社員として働いている割合は次のとおりです。

  • 大卒:80.9%
  • 高卒:56.3%
  • 中卒:35.4%

このデータを見る限り、就職を希望した大卒者の多くが正社員として働く一方で、高卒だと全体の約半分、中卒になるとおよそ3人に1人しか正社員として働けていない現状が分かります。

日本社会では、アルバイトなどと比較した場合に「正社員=一定の社会的信用がある」という点は事実です。就職先も少なく、正社員として働くことも難しい中卒は「やっぱり、中卒だから正社員就職できないんだ」という発想になってしまうことがあるのです。

参考:厚生労働省|平成30年若年者雇用実態調査の概況(P,15)

原因2:給与の条件が厳しい

給与の点で見ても、中卒者はどうしてもハンディキャップを負ってしまいがちです。たとえば、厚生労働省発表の「令和元年賃金構造基本統計調査結果の概況 統計表」を見ると、学歴によって以下のように月給に差があることが分かります。

  • 大学、大学院卒:37万2600円
  • 高専、短大卒:28万3200円
  • 高卒:26万7600円
  • 中卒:24万9100円

世の中には、さまざまな考え方の人がいます。特に「収入の多さ・少なさ」によって価値を判断するような人にとっては、がんばって働いても中卒だとなかなか稼げないという現状に対し、「中卒=貧乏=クズ」と飛躍して考えてしまう人もいるかもしれません。

参考:厚生労働省発表|令和元年賃金構造基本統計調査結果の概況 統計表(P.17)※年齢計

原因3:資格取得に必要な学歴に達していない

中卒から資格取得を目指しても、受験条件を満たしておらず、すぐには受験ができないケースも見られます。高卒程度の学力を証明するために、高卒資格などの取得が必要であることも多くなっています。

ただし、実務経験を積めば中卒から目指せる資格もあります。たとえば保育士資格の場合は、中卒であっても「児童福祉施設において5年以上かつ7,200時間以上にわたり児童の保護に従事する」といった条件を満たせば受験は可能です。

一方で、高卒(保健科)または大卒であれば5年を待たずすぐに受験できることを考えると、中卒で保育士を目指す場合は、かなり遠回りしなければいけないことになります。つまり、中卒の学歴がここでもハンデになってしまうのです。

「資格を取って働きたいのに、中卒であるためにスムーズにいかない」というジレンマから、ネガティブになりあきらめようとしてしまう中卒者もいるかもしれません。

原因4:就職先で中々出世できない

いざ就職したとしても、そこから出世しにくいという現状もあります。会社によっては社内に「学歴格差」が存在し、中卒の自分よりも仕事ができない大卒者が出世していく、といった現実に直面する可能性もあるでしょう。

なお、出世の“頂点”とも呼べる社長の最終学歴をまとめた「130万人の社長データ」を見ると、以下のように大卒者の割合が多いことが分かります。

  • 中卒:6.74%
  • 高卒:37.58%
  • 大卒:52.47%

「大企業の社長」という点で見ると、実に85.43%が大卒です。社長までいかなくとも、役員など企業の上層部はだいたいが高学歴であり、中卒は相当なレアケースです。

出世には実力や運などの要素が複雑に絡み合っているので、学歴の差だけが要因とは言えません。しかし「学歴の壁」が存在するのは間違いない、と言えるでしょう。

参考:東京商工リサーチ|「130万人の社長データ」調査

原因5:結婚相手の親に反対される

中卒の場合、結婚相手の親に結婚を反対される、といった可能性も考えられます。たとえば自分の子どもの交際相手が中卒だった場合、親としては不安を覚えることが多い点は否めないでしょう。前述したように、中卒は正社員として働ける割合も少なく、高卒や大卒と比べて給料も低い傾向にあるからです。

特に交際相手の親が有名大学卒などの場合には門前払いか、猛反対されるケースも珍しくありません。たとえ反対を押し切って結婚したとしても、その後の親族間の付き合いがぎくしゃくしたり、相手の家との格の違いについていけなくなったりするといった可能性もあるでしょう。

原因6:イメージが良くない

中卒というだけで、いわゆる「バカ」扱いされてしまう経験を持つ人も少なくありません。「勉強ができない落ちこぼれ」といった偏見もありますが、中卒者が周りにいない、つまり「マイノリティ」だから、といった理由も考えられます。

少し古いデータにはなりますが、総務省統計局が発表したデータを見ると、平成22年時点での学歴別の人口割合は次のようになっています。

  • 小学校卒、中卒(義務教育のみ):18.8%
  • 高卒(高校、旧制中学卒):46.5%
  • 短大、高専卒:14.8%
  • 大学、大学院卒:19.9%

上記には、大学進学が一般的でなかった世代もカウントされています。昔は、小中学校を卒業したら家計を支えるためすぐに就職したり、女性であれば進学せず家庭に入ったりすることが当たり前という時期がありました。つまり、中卒がまったく珍しくなかった時代もあったのです。

しかし現代は「中卒」はかなり珍しい存在で、大半は高卒以上です。このことから中卒はマイノリティな存在として、俗にいう「学歴差別」に遭ってしまうリスクが高いと言えるのです。

参考:総務省統計局|国勢調査からわかったこと

原因7:学歴の話題で自己肯定感が落ちる

世の中には人を「学歴」「肩書き」で判断する人がいるのも事実で、こうした人は、やはり中卒に対して偏見を持ちやすいでしょう。

そういった人の態度や発言を気にせず流せる人であれば心は病まずに済みますが、そのようにメンタルが強い人ばかりではありません。自分自身が、中卒の学歴をコンプレックスに感じていればなおさらです。

「しょせん中卒でしょ」「これだから中卒は…」など、中卒に向けられる厳しい言葉に思い悩む人、自分自身を「中卒の自分はクズ」と考え落ち込んでしまう人もいます。そして、自信がない姿をバカにされてさらに自己肯定感が下がる――といった負のループに陥ってしまうケースもあるのです。

原因8:中卒という学歴を諦める理由にしている

中卒になったのは、高校を中退したか、そもそも進学しなかったかのいずれかです。その理由は人によってさまざまですが、「友人関係がイヤになった」「勉強したくない」といったネガティブな理由から、高校へ通うことを諦めた人も一定数存在します。

たとえば文部科学省発表のデータを見ると、高校中退を選択した理由として「進路変更(35.3%)」の次に多いのが、「学校生活学業不適応(34.2%)」となっています。また「学校生活学業不適応」の理由を細かく見ていったデータが、次のとおりです。

  • もともと高校生活に熱意がない:12.0%(5,824人)
  • 人間関係がうまく保てない:7.2%(3,488人)
  • 学校の雰囲気が合わない:5.2%(2,511人)
  • 授業に興味が湧かない:4.2%(2,020人)
  • その他:5.7%(2,779人)

学校との相性は人それぞれですが、自分に合わない環境でもなんとか乗り越え、がんばって高校を卒業した人がいるのも事実です。

そうした人から見ると「学校生活に興味がないから」「人間関係がうまくいかないから」といった理由で高校を中退して中卒になった人に対し「甘えている」といった感情になることはあるでしょう。そして「どうせ、自分は中卒だから」と開き直る人を見ると、その態度にイライラしてしまう人も多いのです。

参考:文部科学省|平成 30 年度 児童生徒の問題行動不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について(P.117)※私立高校計

原因9:勉強に苦手意識を持つ

勉強が苦手だから中卒になった、という人もいるでしょう。もちろん、生まれつきの特性などでどうしても勉強することが難しい、という人はいます。しかしそういった事情がない場合は「ただ勉強から逃げているだけ」と捉えられてしまうこともあります。

たとえば難関大学に合格する人は、決して最初から優秀だった人ばかりではありません。無我夢中で長時間勉強したり、苦手な科目を勉強量でカバーしたりしてようやく合格を掴み取った人もたくさんいます。また、少数派ではありますが中卒から大検を取って大学へ行ったり、国家資格合格などを果たしたりする人がいるのも事実です。

彼らからすると「勉強が苦手だったから中卒になったんだ」という発言は言い訳に聞こえてしまうということです。「努力してもできなかった」ではなく「最初から努力をしようともしていない」ところが、クズだという発想になることはあるかもしれません。

原因10:中卒同士の仲間意識が強い

中卒は、自分と同じ中卒同士の仲間で群れていることが少なくありません。そういった姿を、良く思わない人もいます。その理由としては、その集団が「ネガティブな空気」を発していたり、問題を起こしたりすることも多いという点が考えられます。

中卒同士でつるんでいるうちに「自分たちは中卒なんだから、何をやってもダメなんだ」「どうせ、まともな人生は送れない」いう極端な思想になってしまうことがあります。また、悪い先輩の誘いに乗ってしまうこともあるかもしれません。やがて、トラブルを起こしたり悪事に手を染めたりしてしまう事態に発展することもあるのです。

もちろん、中卒同士が遊んだり親しくなったりすること自体が悪いわけでは決してありませんし、真面目にがんばっている中卒の人もたくさんいます。一方で、自分に自信がなく、常識や人生経験にも乏しい中卒がつるむことで、悪い方向に行ってしまうこともよくあります。世間はそういったところを「だから中卒は…」と、厳しく見てしまうのです。

中卒はクズではない理由

ここまで、中卒が「クズ」だと思われてしまいがちな原因を見てきました。お伝えしたとおり、そもそもの中卒者の割合が社会全体でみると低いため、中卒者に対しての理解が進んでいない現状があります。また、身近に中卒がいない人も多いかもしれません。

そのため「一般的なイメージ」で中卒について考えてしまう人が多く、それが、中卒者をネガティブに見てしまう風潮につながっているとも言えるでしょう。

一方、中卒者の35.4%、3人に1人は正社員として働けているという事実は、逆に考えれば「中卒を正社員として雇っている企業は一定数ある」という証明にもなります。

また、社内でのキャリアアップや、独立開業を狙える国家資格として知られる「宅建(宅地建物取引士)」や「中小企業診断士」、難関資格ではありますが「公認会計士」や「司法書士」などは、学歴関係なく誰でも受験できます。そしてこうした資格を取得することで、学歴の壁を超え、実力によって高い地位を築いている中卒者も少なくないのです。

こうしたことから「中卒=クズ」という解釈は、ただの偏見であり事実ではないことが分かります。たしかに、学歴によって出世できる確率や、平均年収が下がってしまう現実はあるでしょう。しかし「中卒は何をやってもダメ」という固定観念が強く、行動する前から、中卒という学歴を過剰にネガティブに捉えすぎている人が多いこともまた事実です。

まとめ

「中卒=クズ」というのは、かなり偏った見方です。また、他人から言われるよりも、自分で「どうせ、中卒の自分はクズ」と悲観しているパターンの方が、実は多いのではないでしょうか。なぜならば、見ず知らずの他人の学歴にそこまで興味がある人はほぼいませんし、「中卒ってクズだよね」と発言する人がいたとしたら、単にその人の人間性に問題があるだけで、気にする必要もないからです。

他人の偏見を変えるのは難しいかもしれませんが、自分の考え方はすぐに変えることができます。まずは「中卒=クズ」というのは事実ではなく、ただの偏った考え方だと捉えてみましょう。そして、世の中には学歴ではなく、その人の個性や人柄、能力などをしっかりと認めてくれる人もたくさん存在する、という事実にも目を向けてみてください。

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ゼロフリ」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター