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几帳面な人に向いてる仕事10選!性格を生かした仕事を見つけよう

几帳面な人に向いてる仕事10選!性格を生かした仕事を見つけよう
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几帳面な人に向いてる仕事は、多岐にわたり様々なものがあります。

几帳面な性格は、多くの仕事で評価される特徴の一つです。計画性があり細かいところまで気を配る能力は、プロジェクトを成功へと導き、会社のガバナンス強化にも貢献します。

しかし、過度に几帳面すぎると柔軟性に欠けたり、変化に適応するのが難しくなることもあります。自分が几帳面であると思う人は、それを最大限に活かせる仕事を選ぶことが重要です。

この記事では、几帳面な人に適していると考えられる職種10選を紹介します。さらに、几帳面な人が持つ強みと弱み、特徴についても詳しく解説します。

自分の特性を理解し、それを活かす仕事に出会うヒントとなれば幸いです。

几帳面な人に向いてる仕事10選

几帳面な人に向いてる仕事10選

几帳面な人は、責任感が強く、仕事に真摯に取り組む傾向があります。細部にまで注意しながら、ていねいに業務を進めていくタイプの人が多いでしょう。そのため、周囲の人たちから仕事上で頼りにされることも多々あります。

まずは、几帳面な人に向いている仕事について、具体的に10選にまとめてご紹介していきます。

向いてる仕事1: 事務

事務職は、組織で発生するさまざまな庶務を担当する仕事です。

具体的な業務は、データ入力や書類のファイリング、備品整備などがあります。多くの場合はマニュアル化されており、正確性が求められるため、几帳面な人に向いていると言えるでしょう。

ただ、マニュアル通りの対応だけではなく、時には迅速性や臨機応変な対応を求められることもあります。たとえば営業職などをサポートする事務職の場合、案件や顧客獲得のチャンスを逃さないように通常の手続きを端折ってスピーディな対応が求められることもあります。そうした際に、通常のやり方に過度に固執してしまうと、機会損失を招いてしまうおそれもありますので、メンバーや上司と共にしっかり状況判断をすることが重要です。

向いてる仕事2: 経理

経理職は、企業のお金の動きを全て処理する仕事です。

パソコンを使う業務がほとんどで、Excelや専用ソフトなどで数値の入力や計算、確認を行います。

業務の性質上、高い精度が求められるため、几帳面な人に向いている職業のひとつです。

一定以上の規模の組織であれば、精度に加えて、業務を処理するスピードも求められます。そこで、計画的に業務の組み立てをしておくことにも、几帳面さを生かすと良いでしょう。

向いてる仕事3: 秘書

秘書は、主に会社役員や組織の代表など要職にある人物のサポートを行う職業です。

スケジュール管理・交通手配などをはじめ、組織の内外に対する窓口となる対応をしたり、上司の業務に関する情報収集や下準備など、その業務範囲は多岐に渡ります。女性が多く従事するイメージがあるかも知れませんが、実は男性の秘書も多く、性別を問わず几帳面な人には適性がある職業です。

一方で、組織の重要人物に関わる仕事であり、自らのミスが大きなトラブルにつながる可能性もあるため、几帳面さにプラスして、責任感があり、物事に動じない冷静なタイプでないと長期に渡る活躍は難しいかもしれません。

向いてる仕事4: 人事

人事職は、企業の「人」に関する業務を担う仕事です。

従業員に対して育成や評価制度の設計・改訂を行ったり、新規に従業員を採用する時の面接や求人広告の掲載対応などを行います。また、人事担当者は「会社の顔」になることもあり、優れたコミュニケーション能力と論理性が求められます。

会社にとって「人」は大切な要素ですから、その業務にあたる際には几帳面さが生かされます。

一方で、「人」に接する際は、マニュアル通りの四角四面な対応だけでは足りないこともあります。几帳面さと共に、人に対する理解や共感力もあわせもつ人が、活躍できる仕事です。

向いてる仕事5: 建設・土木作業員

建設や土木の工事現場では、設計通りの施工が行われているかの確認や、事故を未然に防ぐための安全管理が重要です。

几帳面な人は、こうした確認や管理において、その能力をいかんなく発揮できるでしょう。

ただ、工事現場ではさまざまな変更やトラブルへの対応がつきものです。天候や資材、人員の不足など、予定通りに工事が進まない状況になったとき、安全性を確保しつつも臨機応変に柔軟な対応が必要になります。

向いてる仕事6: カスタマーサービス

カスタマーサポートは、コールセンターや企業内の「お客様相談室」などで、顧客からの問い合わせやクレームに対応する仕事です。

一日に数多くの案件に接することになり、数分程度で解決できるものもあれば、その日だけでは解決できないケースもあります。現在ではほとんどの場合、パソコンや専用システムが使用されています。そうしたツールを駆使して、手際良く迅速に対応することが求められます。

基本的にはマニュアルに沿って応対するため、几帳面な人に向いている仕事のひとつです。

ただ、几帳面に対応をしていても、それがかえって「慇懃無礼」「言っていることは正しいが、顧客の心情を理解していない」などの印象を与えてしまうおそれもあります。顧客の問合わせやクレームの内容をまずはしっかりと聞き取り、相手の感情をいったんは受け止める対応がポイントになります。

一方で、顧客の言い分が正しいケースばかりとは限りませんので、勘違いや理不尽な点があれば、礼節は保ちつつ冷静に説明をするスキルも必要です。

向いてる仕事7: 編集者

編集者は、作家やライターとやり取りしながら、原稿や記事の進行管理や改善を行う仕事です。

作家やライターとの信頼関係が要になるため、コミュニケーションや進行管理において几帳面な人の細やかさは大いに生かせるでしょう。

ただ、几帳面なだけでは役不足の面もあります。幅広い知識や経験を基に、クリエイティブな能力を発揮することも求められます。また、今どんな本や記事が読者に求められているかといったトレンドや時流をとらえるセンスも必要です。

向いてる仕事8: データアナリスト

データアナリストは、企業などが営業活動を通じて得たさまざまなデータを集計・分析する仕事です。

分析データは、事業戦略の策定、課題解決、新規の顧客開拓などに活用されます。このように会社の意思決定に関わり、企業活動の方向性を左右するデータを扱うため、当然ながら数字や計算などのミスはあってはなりません。細部に注意を払うことができる几帳面さが、強く求められる職業です。

ただ、几帳面さ以外に求められる能力やスキルが多い点には注意が必要です。データを適切に分析する力や、それをもとに戦略を策定するスキルも求められます。IT全般やデータベース、数学に関する知識も必須となります。

向いてる仕事9: 公認会計士

公認会計士は、監査・会計のスペシャリストです。独占業務である「監査」を行うほか、「税務」、「コンサルティング」などを行うケースもあります。

監査は、組織が正当な業務を行っているかを確認する業務です。税務で行う業務は、各種税務書類の作成や確定申告、相続申告などの税務代理です。そして、会計や事業再生など、コンサルティング業務を担うこともあります。

公認会計士は、経理が正しく行われているかをチェックする立場ですから、法令遵守や、適切な評価・報告を行う義務があります。几帳面な人は、こうした面において能力を発揮できる可能性が高いでしょう。

向いてる仕事10: 図書館司書

図書館司書は、図書館の蔵書を管理しつつ、受付や貸し出し業務を行う仕事です。

ほかにも図書館で行うイベントを企画したり、電話やメール対応といった図書館を運営する業務も行います。

蔵書は貴重な財産であるため、その管理には細心の注意が求められます。几帳面な人の能力が生かせる職場のひとつと言えるでしょう。

ただし、図書館司書になるには資格が必要です。資格を取得するには、「大学・短大または高等専門学校卒業生が司書講習を修了する」「大学・短大で司書資格取得に必要な科目を履修して卒業する(通信制大学や科目等履修も対象)」「3年以上司書補として勤務し、かつ司書講習を修了する」のうち、いずれかを満たす必要があります。

几帳面な人の強みと弱み

性格的に几帳面であることはおおむね長所ととらえられることが多く、特に仕事上では評価される傾向にあります。

ただ、長所も度が過ぎれば短所になりえます。几帳面すぎることで「マニュアル通りの手続きを重視するあまり、本来の目的を見失う」というような、本末転倒な状況を招いてしまうことも…。

また、自分にも周囲にもルールを守ることを厳しく求めてしまい、自分自身が苦しくなってしまったり、周囲の人との間で軋轢が生まれたりするおそれもあります。

あなたに「私は几帳面な方だ」という自覚があるのであれば、その強みと弱みを理解して、几帳面さの良い面を発揮できるように心掛けましょう。

几帳面な人の強み4選

それでは、まずは強みの方から見ていきましょう。

几帳面な人の強みとしては、以下の4つがあげられます。

  • 強み1: 計画能力が高い
  • 強み2: ミスが少ない
  • 強み3: 細部まで仕事が丁寧
  • 強み4: 信頼を得やすい

ひとつずつ、解説していきます。

強み1: 計画能力が高い

几帳面な人は、事前に適切な計画を立案し、それを遂行していく能力が高い傾向があります。

計画に必要な要素を抜け・漏れなく盛り込み、所要時間の見通しを立てられます。また、細かいところにも注意が行き届くので、複数のタスクが同時期に重ならないようにうまく調整できることでしょう。

この強みにより、日常的な会議やプレゼンテーションはもちろん、大きなプロジェクトや、組織が抱える課題の解決など、職場におけるさまざまな場面で活躍が期待できます。

強み2: ミスが少ない

几帳面な人は、何事も慎重に進めていくタイプです。その慎重さゆえに仕事上のミスも少ない傾向があり、組織においては業務を滞りなくスムーズに進める原動力になります。

また、業務上の「報告・連絡・相談」をしっかりと行ったり、ダブルチェックやトリプルチェックを行う人が多く、こうした習慣もミスの予防に役立ちます。

人間である以上すべてのミスを避けることは困難ですが、ミスの少なさは大きな長所であり、特にミスが許されない業務を任せることができる貴重な存在となり得ます。

強み3: 細部まで仕事が丁寧

几帳面な人は、他の人よりも、物事の細かなところに目を配ることができます。

その特徴は仕事面でも大いに役立ちます。細部にまで丁寧に対応するため、製造業であれば品質の向上や維持に生かせますし、サービス業では顧客のニーズに敏感に反応できます。

また、この能力はリスク回避にも一役買います。通常とは異なる状況に気付き、大事に至る前にトラブルを回避できます。

強み4: 信頼を得やすい

「計画能力が高い」「ミスが少ない」「細部まで仕事が丁寧」と、ここまで紹介した強みを発揮することが、人々の信頼を得られやすいという4つめの強みに繋がります。

人から信頼されることで、より多くの選択肢を得られたり、チャンスや活躍の場を拡げていくことが可能になります。それにより、キャリアやスキルの向上が期待できるでしょう。

几帳面な人の弱み3選

几帳面な人の弱みは、以下の3つが考えられます。

  • 弱み1: ストレスをためやすい
  • 弱み2: 過度な完璧主義に陥ってしまう
  • 強み3: 仕事に時間をかけてしまう

順番に、見ていきましょう。

弱み1: ストレスをためやすい

几帳面な人は、ストレスをためてしまいやすい傾向があります。

細部にまで気配りができるのは強みでもあるのですが、度が過ぎると粗さがしになってしまったり、それほど重要でない部分についてまで妥協ができないケースもあるでしょう。細かな部分が気になってしまうことから、人よりも多くストレスを抱えてしまうおそれがあります。

そこで、状況によっては適度に力を抜くことも大切です。ストレスを感じたときは、「几帳面さの度合いが過度なものになっていないか」をかえりみるようにしてください。

弱み2: 過度な完璧主義に陥ってしまう

几帳面な人には、完璧主義な一面があります。完璧主義であることは決して悪いことではありませんが、これも度を過ぎれば弱みに転じてしまうことがあります。

物事の本質や、本来の目標よりも「完璧に仕上げること」を目指すあまり、自分の体力や気力の限界を超えて無理をするのはやめましょう。

また、自分だけでなく周囲の人にも完璧さを強要するのは、人間関係を悪化させますので気を付けてください。

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弱み3: 仕事に時間をかけてしまう

仕事上、几帳面なことは良い影響が多いのですが、細部に気付きやすい点や完璧主義が行き過ぎると、仕事を進めるスピードが遅くなってしまうというデメリットもあります。

また、頼まれた業務について、自分なりに理解してからでないと作業を始められないというケースもあるようです。事前準備や調査、仕事の成果に直結しない枝葉の部分にばかり時間をかけるのは避けましょう。

強みの一つである計画能力の高さを発揮して、スケジュール管理を意識すると、この弱みは抑えられるでしょう。

几帳面な人の特徴

最後に、几帳面な人の行動の特徴や傾向についても紹介します。

特徴1: 時間や約束を守る

几帳面な性格の人は、時間や約束をしっかり守ろうとする傾向があります。強みの一つである「計画能力の高さ」が、こうした面でも発揮されます。

相手に迷惑をかけたくないという思いがあるのはもちろんのこと、時間や約束を守れない自分を許せなかったり、恥ずかしいと感じることが、こうした行動の原点にあるようです。

基本的には長所となる特徴ではありますが、他の人にも自分と同じレベルの規範意識を求めてしまうと、「付き合いずらい」と煙たがられることもありますので心に留めておくと良いでしょう。

特徴2:やり遂げることを重視

几帳面な人には、仕事でもプライベートでも、いったん物事を始めたら最後までやり遂げることを重視する傾向があります。

ゴールを設定し、そこに至るまでのタスクをきちんとクリアしていくことが、几帳面な人にとっては大きなモチベーションになり得るのです。

これも、公私を問わず長所になる特徴ではあるのですが、「やり遂げること」だけを目的にしてしまうと、本末転倒に陥るリスクもあります。状況から判断すれば中断すべきプロジェクトや業務であっても、「始めたからには、終わらせる」ことにばかりフォーカスしてしまうと、ビジネスにおいては損失を招くこともあります。そこの見極めは、しっかりと行うように注意しましょう。

特徴3: ファイルや資料などの整理が得意

職場で意外と喜ばれる特徴として、「ファイルや資料などの整理が得意」という点があります。

几帳面な人のデスク周りや作業スペースは、効率よく使えるように整頓され、きれいに片付けられていることが多いようです。その結果として、ふだんの業務がスムーズに進めやすかったり、探し物がすぐに見つけられたりというメリットがあります。

そして、こうした能力を買われて、ファイリングや資料整理などの業務を任せられることもあるでしょう。

几帳面な人が向いてる仕事を探すためには

ここまで、几帳面な人が向いてる仕事や特徴について解説してきました。

  • 几帳面であることは、仕事をする上で有利になる点が多い
  • 几帳面さから生まれる強みをいかしつつ、弱みを回避しよう
  • 仕事探しの際は、几帳面さが生かせるかどうかの視点を大切にしよう

これらの点を意識しながら、几帳面なあなたに適した職業を選択してみてください。

もし、仕事探しや面接対策などに自信がない場合は、私たちジェイックの就職支援サービスもご活用ください。

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ABOUT US
古庄 拓取締役
株式会社ジェイック取締役。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等