
大学中退をしても、就職は可能です。なぜなら、学歴以外を評価する会社があったり、新卒枠の求人にも応募できたりするからです。
実際に2chでは、中退後に就職を成功させた人の体験談が多数投稿されています。就職を実現するには、スキル・資格の取得や履歴書の空白期間をなくすなど、適切な対策が重要です。
この記事では、2chの情報をもとに、大学中退をした後に就職できる理由や方法について解説しています。大学を中退して人生終了と感じている方は、ぜひ本記事を参考にして就職活動を行ってみてください。
- 大学中退でも正社員就職は可能!ただし、適切な就活対策が必要になる
- 「大学中退後に就職できない人の特徴 5選」を反面教師にしよう!
- 大学中退者の就職サポートに強いエージェントサービスもうまく活用しよう




この記事の目次
大学を中退すると就職できない?
大学を中退しても就職可能です。なぜなら、学歴以外を評価する会社が多くあるからです。また、大学を中退していても新卒枠の求人に応募できたり、未経験歓迎の求人も多くあったりするため、就職できる可能性は十分にあります。
大学中退後の経験も就職活動での評価対象になるため、資格を勉強したり、職業訓練校に通ったりするなど、適切に経験を積みましょう。
大学を中退しても就職できる理由を理解したうえで、就職するためにできることを考えてみてください。
就職可能な理由1:学歴以外を評価する会社が多い
学歴よりも人柄や就業意欲を評価する会社はあるため、大学を中退していても就職は可能です。厚生労働省の調査によると、企業は若年者に対して学歴以外を評価していることがわかります。
学歴・経歴 | 職業意欲・勤労意欲・チャレンジ精神 | 柔軟な発想 | マナー・社会常識 | 組織への適応性 | 業務に役立つ専門知識や技能 | 業務に役立つ職業経験・訓練経験 | コミュニケーション能力 | 従順さ・会社への忠誠心 | 体力・ストレス耐性 | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
新規学卒者 | 22.4% | 79.3% | 29.3% | 58.6% | 53.2% | 30.4% | 14.7% | 74.8% | 20.1% | 36.2% | 5.2% |
中途採用者 | 23.1% | 72.7% | 22.9% | 58.1% | 51.8% | 34.8% | 42.3% | 66.9% | 20.3% | 31.4% | 6.8% |
参考:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」
新規学卒者と中途採用者のどちらにおいても、学歴や経歴よりもコミュニケーション能力や職業意欲などが重視されていることがわかります。
多くの企業で学歴が全てではないといった採用方針を持っているため、大学中退者であっても十分に就職できるチャンスがあります。
就職可能な理由2:新卒枠の求人にも応募できる
大学中退者は中途採用枠で応募するのが一般的ですが、新卒枠の求人にも応募できるため、中退をしていても就職が可能です。
周りが経験者ばかりだと選考に通過しづらくなりますが、高校卒業から3年以内の既卒者は新卒枠でも応募可能とされています。
(参考:厚生労働省「募集・採用にあたって3年以内の既卒者は新卒枠で応募受付を!!」)
新卒枠でも中途採用枠でも応募ができるため、さまざまな企業と出会いやすくなり、自分をアピールできるチャンスも増やせるでしょう。ただし、すべての企業が新卒枠で応募できるとは限らないため、応募先が新卒枠での応募に対応しているかをあらかじめ確認しておきましょう。
就職可能な理由3:未経験歓迎求人が多い
未経験歓迎の求人数も増加しているため、大学中退者でも就職が可能です。
実際にパーソルキャリア株式会社の調査によると、職種未経験可と記載されている求人が、2019年から2023年の5年間にかけて、約4倍に増加しています。さらに、20代の未経験職への転職者も、約1.4倍に増加していることがわかります。
(参考:パーソルキャリア株式会社「転職サービス「doda」、「20 代 未経験職種への転職時 決定年収レポート」を発表」)
未経験歓迎の求人は、以下の仕事で出されているケースが多い傾向です。
- 営業職
- 販売職
- 介護職
- 製造職
未経験歓迎の求人を出している仕事は、経験やスキルよりも人柄やポテンシャルを重視している傾向にあります。
就職可能な理由4:アルバイト経験も評価される
大学を中退後、正社員経験がなくてもアルバイト経験を評価して採用してくれることも多いため、就職は可能です。
例えば、販売のアルバイトでコミュニケーション能力を身につけると営業職で能力を発揮することも可能など、アルバイトで得たスキルを次の職場で活かせる可能性があります。
また、長期間同じ職場で働き続けた実績は「継続力」や「信頼性」の証拠になります。中退による「途中で投げ出すのでは?」という懸念を払拭できる材料にもなり得ます。
さらに、アルバイトを通じて学んだ顧客対応力や業務効率化の工夫は、正社員として入社した際にも即戦力として活かせる要素です。
つまり、大学中退という経歴だけで判断されるのではなく、これまでの経験や姿勢が重視されるため、アルバイト歴も立派な「職務経験」としてアピールできるのです。
大学中退者の就職に関する5つの実態
大学中退者の就職に関する実態として、最終学歴は高卒になることが挙げられます。また、大卒者よりも生涯年収が低くなりやすい傾向です。
さらに、大学中退後に正社員就職している割合は約3割にとどまり、フリーター期間が長くなると就職の難易度も高くなるでしょう。一方で、中退者の約半数は就職したいと考えており、就業意欲を持つ人も少なくありません。
大学中退者の就職に関する実態を理解し、行動していくことが、就職を成功させるうえで重要です。
1. 大学中退者の最終学歴は高卒
大学を中退した場合、最終学歴は高卒になります。履歴書には大学に入学したことだけではなく、中退した旨も記載する必要があるため、大学に入学できる学力があると面接官に認識してもらうことはできるでしょう。
しかし、経歴として利用できる最終学歴は高卒となるため、募集要項が「大卒以上」と記載されている場合は応募できません。
多くの企業が高卒でも採用していますが、一流と呼ばれる一部上場企業は大卒以上であることが多いため、あらかじめ把握しておきましょう。
2. 大卒者よりも生涯年収が低くなりやすい
大学中退者と卒業者では就職率が異なります。文科省が発表しているデータでは、最終学歴が高卒は98.1%、大卒が98%と同じ数値となります。
しかし、社員数が300人を超える企業の場合、30%以上大卒者の就職率が増加しています。つまり、規模の大きい会社に就職する場は、大学を卒業者した方が有利と言えるでしょう。
引用:文科省「令和2年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和2年3月末現在)に関する調査について」
3. 大学中退後に正社員就職している割合は約3割
大学中退した場合、正社員として就職している割合は約3割という調査結果があります。大卒者と大学中退者それぞれの正社員への就職割合は以下のとおりです。
離学前 | 離学〜3か月以内 | 3年以内 | 3年超 | 正社員時期不明 | |
---|---|---|---|---|---|
大学・大学院卒 | 1.0% | 55.5% | 6.0% | 1.4% | 5.2% |
大学・大学院中退 | 0.9% | 10.4% | 11.8% | 2.7% | 8.1% |
参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」
大学中退者の離学前から正社員時期不明までの正社員への就職割合は、合計で33.9%です。
一方、大卒者の正社員就職の割合は合計69.1%であるため、大学中退者の正社員就職率は低い傾向です。しかし、約3割は正社員への就職に成功しているため、就職できないとは言い切れないでしょう。




4. 大学中退後のフリーター期間が長いと就職しづらい
大学中退後のフリーター期間は、就職率に直結しています。
労働政策研究・研修機構の調査によると、以下の表のように、フリーター歴が長くなればなるほど、正社員になれた割合が少ないことがわかります。
1年以内 | 1年〜2年 | 2年〜3年 | 3年〜4年 | 4年〜5年 | 5年以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 74.7% | 64.2% | 68.9% | 69.0% | 51.4% | 44.3% |
女性 | 64.6% | 58.8% | 47.5% | 55.8% | 28.8% | 24.5% |
合計 | 68.8% | 61.2% | 56.6% | 61.1% | 37.9% | 32.3% |
参考:労働政策研究・研究機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容」
フリーター歴が1年以内だと約7割が正社員になれているのに対し、5年以上経過すると約3割しか正社員になれていません。
また、以下の調査によると、ニート歴も長くなればなるほど、就業できなかった割合が増えていることがわかります。
1年以下 | 1年超〜3年以下 | 3年超〜5年以下 | 5年超 | |
---|---|---|---|---|
就業した | 44.2% | 45.1% | 50.7% | 42.3% |
就業できなかった | 30.2% | 35.2% | 31.9% | 42.3% |
参考:財団法人 社会経済生産性本部「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書」
ニート歴が1年以下だと就業できなかった人は約3割ですが、5年を超えると4割以上が就業できていません。
フリーターやニート期間が長くなると「自分は頑張っても就職できない」「就活に対するやる気がなくなった」など、ネガティブになる傾向があります。
そのため、大学中退後はすぐに就職活動を実施することで、就職成功率を高めることができるでしょう。
引用:厚生労働省ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書
5. 大学中退後に就職を望む割合は約5割
大学中退後に就職を望む人の割合は、約5割という調査結果があります。一方で、大学中退直後にしたいと思ったことと、中退した直後に実際にしていたことは、以下の表のようにギャップが生じています。
中退した直後にしたいと思ったこと | 中退した直後に実際にしていたこと | |
---|---|---|
正社員として就職したい | 46.6% | 32.1% |
アルバイトを探したい | 21.4% | 31.8% |
在学中から行っていたアルバイトを継続した | 11.1% | 27.3% |
参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」
中退直後は正社員として就職したいと考えている人が約5割でしたが、実際に中退後に正社員として就職したいと考えた人は約3割まで減少しています。
中退前後で何をしたいかが変わる可能性がある点は、しっかりと押さえておきましょう。

大学を中退する5つの理由を2chから紹介
文部科学省が発表しているデータによると、大学を中退する理由は以下の通りです。
中退した直後に実際にしていたこと | 割合 |
---|---|
転学 | 22.3% |
学業不振 | 16.3% |
就職 | 14.8% |
経済的理由 | 13.2% |
参考:文部科学省「令和6年度 学生の中途退学社・休学者数の調査結果について」
上記の通り、大学を中退する理由は転学や学業不振、就職が多いとわかります。
1. 転学
大学を中退する理由は様々です。続いては、転学を理由に大学を中退した人の意見を2ch方紹介します。
「編入は一般的な受験よりかなりぬるい言ってしまえば、単位さえあれば誰でも受験可能。さらに、ヌルイのが受験科目である」
引用:2ch:https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/dame/1479130990/42-n
「18才の時に買った大学編入できる本ってのが偶然出てきて日東駒専レベルの大学の編入試験を受けた。3年次編入試験や通信制大学もあるから大学中退しても諦めないで。」
引用:2ch:http://kinigaku.2chblog.jp/archives/45700238.html
大学中退者でも、他大学への編入は可能です。退学した大学でも取得した単位は有効となるため、「除籍」以外は単位をそのまま引き継ぐことができます。
例えば、大学2年生の時に中退し、5年後に他の大学へ「編入」すれば、2年の間に取得した単位分をそのまま利用可能です。
ただし、編入するには編入試験に合格する必要や募集人数が限られていることから、通常の大学入試よりも倍率が高い傾向にあります。
そのため、単位がある分簡単に入学できるわけではないため、あらかじめ注意しましょう。

2. 学生生活不適応・修学意欲低下
大学を中退する理由として、学生生活不適応と修学意欲低下が挙げられます。実際に学生生活不適応と修学意欲低下を理由に大学を中退した人の意見を2chから紹介します。
「大学にいても意味ないし時間と金の無駄と思って辞めたから、清々した」
引用:2ch:https://itest.5ch.net/mao/test/read.cgi/nohodame/1304194120
「つまんなすぎて5年行って辞めたわ」
引用:2ch:https://suzusoku.blog.jp/archives/34454511.html
大学に入学したものの、学生生活不適応や修学意欲低下になってしまう主な要因は、以下が挙げられます。
- 専攻がミスマッチだった
- 友人関係に馴染めず孤立した
- 大学に入ることが目的になっていたので目標を喪失した
- 授業や課題への適応が困難だった
学びたい内容が学べなかったり、大学生活に馴染めなかったりすると学生生活不適応や就学意欲の低下につながってしまう可能性があります。
学生生活や就学意欲が原因で大学を中退しないためにも、あらかじめ大学のカリキュラムを確認しておくことなど、事前の準備が重要です。
3. 就職
大学中退後はフリーターやニートではなく、一般企業に正社員として就職が可能です。実際に大学中退後に就職した人の意見を2chから紹介します。
「ホワイト上場企業決まったわ世間で言われてるほど中退ぐらいじゃ悲観することもないと証明してやったぜ」
引用:2ch:https://wc2014.5ch.net/test/read.cgi/jinsei/1454975304/
「中退マンの転職市場は厳しかったで、荒波やったわ」
引用:2ch:http://mylife.2chblog.jp/archives/45481823.html
就職を理由として大学を中退する人も一定数存在します。単位を思うように取得できない場合や人間関係が構築できない人は、大学を中退して就職活動をするケースがあります。
金銭的な理由で大学を中退する必要があり、就職する人もいます。大学中退でも正しい就職活動を行うことで、優良企業に就職可能です。
4. 経済的理由
経済的理由で大学を中退した人の意見を2chから紹介します。
「元々特別区を目指すために大学入ったので何としてでも受かりたいのですが…中退した理由は経済的に苦しくなったからです。」
引用:2ch:https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/govexam/1461633639/421-n
「大学中退して奨学金だけ残ったんだけど…」
引用:2ch:http://kyousoku.net/archives/57253845.html
データから分かる通り、なんとか勉強して大学に入学したとしても、経済的理由で大学を中退した人も多いようです。
また、大学入学時に奨学金を借りた場合、返済する方法がないことから立ち行かなくなるケースもあります。
日本政策金融公庫の2019年度「教育費負担の実態調査結果」では、大学卒業までに必要な費用は以下の通りです。
- 国公立:平均4,994,000円
- 私立大学文系平均:7,170,000円
- 私立大学理系平均:8,217,000円
上記は大学に通うためだけの費用となるため、大学生の間に必要な生活費などは含まれていません。大学に入学すると同時に一人暮らしをする場合、学費以外にも様々な費用がかかります。学費が払えなくなり、大学を中退してしまうケースが多いようです。
また、400万円以上の費用を奨学金として借り入れるため、30代まで返済に時間がかかります。
大学に入学できたとしても、経済面の不安は常に付いてくると言えるでしょう。
引用:日本政策金融公庫2019年度「教育費負担の実態調査結果」
5. 学業不振
大学を中退する二つ目の理由は学業不振です。実際に学業不振を原因に大学を中退した人の意見を2chから紹介します。
「俺大学生だけど、大学の授業がつまらないから辞めようと思ってる。つまらないから単位も取れないし、行っても無駄」
2ch:http://ikinuki2ch.blog.jp/archives/18923958.html
「俺に座学は向いてない。テスト勉強も周りより全然できない何故テスト勉強をやる必要があるのか、それは単位を取るため何故単位を取るのか、それは卒業するため」
2ch:http://ikinuki2ch.blog.jp/archives/18923958.html
大学に入学したのはいいものの、単位が取れずに留年してしまい、退学に至るケースがあります。大学は学業がメインとなるため、バイトや遊びに時間を使ってしまうと、思うように単位が取得できない可能性があります。
また、大学受験で学習に関するやる気を使い果たしてしまい、勉強できなくなってしまったケースもあるようです。
自身の偏差値で入れる大学を選択したため「イメージと違う」や「勉強についていけない」など、学業不振を原因に大学を中退してしまいます。




大学中退後の5つの進路を2chから紹介
続いては、大学中退後の進路を2chから紹介します。
1. ニート
大学中退後、ニートとして生活している人の意見を2chから紹介します。
「ワイも職歴無しニートやで、ただ一人暮らしやから200万の貯金が尽きるまで職を探さんといかんのがツライ」
引用:2ch:http://daigakuikungo.com/archives/51683569.html
「留年確定でやるきなくなって不登校で中退。単位は100以上とったけどどっちみち卒論全くやってなかったし中退はしてたな」
引用:2ch:https://stkn-job.net/43921.html
厚生労働省が実施した「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究」によると、ニート生活を送っている人の12%は大学中退経験があります。
マイナスな感情で大学を中退したことから、アルバイトや就職する気力がなくなり、ニート生活をしている人が多いようです。
また、大半が親元でニート生活を送っているため、働くことなく生活が成り立っています。大学を中退すること自体は悪いことではありませんが、長期間ニート状態が続くと、就職成功率が低下してしまいます。
そのため、大学中退後はアルバイトからでも、できるだけ早く職を探す必要があるでしょう。
2. フリーター
大学中退後にフリーターになる人も多いようです。実際に大学中退後、フリーターとして生活している人の意見を2chから紹介します。
「片親になって奨学金の頭なかったから大学辞めてフリーター→零細→100人くらいの会社」
引用:2ch:http://news.2chblog.jp/archives/52006121.html
「クソ郵便バイトだぜ・・・金貯めるまでがんばるつもりだが折れそうだ・・・」
引用:2ch:https://newskenm.blog.2nt.com/blog-entry-3247.html
大学中退後に、在学中に在籍していたアルバイトをそのまま続けているフリーターが多いようです。数年間はフリーターとして働き、契約社員や正社員の雇用を目指すケースもあります。
フリーターはニートよりも、実務経験があるため就職しやすい点が特徴です。一定の収入はあるため金銭的な余裕があります。ただし、奨学金の返済なども必要となるため、生活面では苦しい進路と言えるでしょう。
3. 専門学校へ進学
大学中退後に専門学校へ進学する方法もあります。実際、大学中退後に専門学校へ進学した人の意見を2chから紹介します。
「資格とかを取るのに有利な専門学校へ行こうとおもいます。」
引用:2ch:https://school4.5ch.net/test/read.cgi/senmon/1020044077/
「俺、今年専門卒業しま~す。25歳になる自分ですが、某大学を中退、去年かなり頑張って就活して、夢の実現のスタートラインに起ちました。」
引用:2ch:https://school4.5ch.net/test/read.cgi/senmon/1020044077/
親が金銭的援助をしてくれる場合は、大学では叶えられない夢のために専門学校を目指す人も多いようです。
そのまま専門学校を卒業できれば、専門的な知識・技術を元に高確率で就職が可能になります。しかし、学費も高く、大学入学時の奨学金がある場合は、リスクの大きい選択と言えるでしょう。
専門学校へ入学する場合は、大学中退前に今後の進路について細かく計画しておく必要があるでしょう。

4. 公務員に就職
大学中退後は、民間企業ではなく公務員に就職する人もいるようです。実際に大学中退後に公務員へ就職した人の意見を2ch方紹介します。
「正直に大学中退だと言ってもきちんとやれば受かる。」
引用:2ch:https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/govexam/1461633639/421-n
「市役所で臨時職員しながら、次の年にようやく二次面接に受かった。」
引用:2ch:https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/govexam/1461633639/421-n
国家公務員と地方公務員であれば、学歴・経歴に関係なく公務員試験に合格すれば就職できます。年齢制限に引っ掛からなければ就職できる点は、大学中退者にとってメリットと言えるでしょう。
ただし、一定の学習時間が必要となり、地域や職種によっては倍率が高いです。事前に十分な対策を行い、公務員試験に望む必要があるでしょう。
5. 正社員として就職
大学中退後の最も多い進路は、民間企業員へ正社員として就職することです。実際に正社員として就職した人の意見を2chから紹介します。
「専修大学経済学部(夜間)中退、仕事がなくて近所の松屋に就職、店長候補として契約社員→2年後に店長(正社員)」
引用:2ch:https://wc2014.5ch.net/test/read.cgi/recruit/1421426645/
「訳ありな人材でも雇ってくれる会社はあるからとりあえず動き出すのが最善やな」
引用:2ch:https://wc2014.5ch.net/test/read.cgi/recruit/1421426645/
大学中退後に正社員への就職を諦めて、ニートやフリーターとして生活している人がいる一方、大学を中退しても、民間企業に正社員として就職している人も多いようです。
「大学を中退すると就職はできない」とイメージしている人も多いようですが、正しい就職活動を実施することで就職を成功させられます。
ただし、大学中退後は高卒扱いとなるため、一定の厳しさは存在します。ストレートに高卒で就職活動している人や大卒に比べると、就職難易度は高くなるため注意しましょう。
大学中退から正社員就職を目指している方は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。
大学中退後に就職できない人の5つの特徴
大学中退後に就職できない人の特徴として、中退後にすぐに就職活動をしていないことが挙げられます。フリーターやニートの期間が長くなるほど就職はしにくくなるため、早めに行動することが重要です。
また、中退理由や自身の強みを説明できない特徴も挙げられます。求人を選り好みしていたり、誰にも相談せずに行動していたりすることも、大学中退後に就職できない人の特徴です。
大学中退後に就職を成功させるには、就職できない人の特徴を把握したうえで、適切な行動を取ることが重要です。
特徴1. 大学中退後すぐに就職活動していない
大学中退後に正社員として就職できない人は、行動を起こしていないケースが多いです。漠然と就職を希望しても正社員にはなれません。少しでも早く行動を起こすことで、就職成功に近づくことが可能です。
また、フリーター・ニートの期間が長ければ長いほど、就職成功率は低下していきます。できるだけ早く就職活動を開始し、求人に応募することが重要です。


特徴2. 中退理由を説明できない
大学中退後に就職活動を実施しても、面接時に中退理由を説明できなければ採用される可能性は低いです。大学を中退する理由は人それぞれであるため、面接官にうまく説明できなければ、良いイメージを獲得できません。
どのような理由でも、中退したことを反省し、面接官に伝えることができれば好印象を獲得できる可能性は高いです。
失敗は誰にでもあることのため、次のステップに進める人材であることをアピールできれば、就職成功率を高められるでしょう。
特徴3. 自身の強みを説明できない
大学中退後に就職できない人は、自身の強みを説明できていないケースが多いです。まずは自身のスキルを棚卸することで、客観的にどのような強みがあるのか把握できます。
強みを把握していなければ、面接官に対してどのような人材なのか説明できません。面接官に対して自身の強みを正しく説明することで、採用することで企業にとってどのようなメリットがあるのかを伝えられます。
医学を中退した場合でも人にはそれぞれ強みがあるため、そこを把握して説明するようにしましょう。
特徴4. 求人を選り好みしている
求人を選り好みして数社しか応募していない場合、就職活動が上手くいかない傾向にあります。
大学中退後の就職活動では、中退歴があることや、正社員経験がないことが原因で、新卒や社会人と比べると不利になる傾向があります。
特に条件が良く倍率の高い企業では、書類選考すら通過しないということもあり得ます。
そのため、求人を選り好みするのではなく、希望条件に優先順位をつけて積極的に応募しましょう。
特徴5. 人に相談していない
一人でも就職活動は可能ですが、人に相談することでスムーズに進められることがあります。自分一人で活動していると、面接時にどうしても主観的な意見になりがちです。
家族や友人に相談することで、客観的に自身の状況や見え方を把握できます。周りに相談できる人物がいない場合は、転職エージェントや就活支援サービスを利用すると良いでしょう。

大学中退後に就職を目指す6つの方法
大学中退後に就職を目指すには、スキルや資格を取得することが重要です。なぜなら、学歴だけでなく、中退後の経験や専門性を評価する企業も多くあるからです。また、履歴書の空白期間をなくしたり、自己分析を行ったりすることも就職を成功させるうえで重要になります。
面接対策の実施や専門学校・大学への編入、就職支援サービスの活用など、大学中退後に就職するうえでできることは多くあります。大学中退後に就職するために必要なことを理解し、自分にできることを積み上げていくことが大切です。
方法1. スキルや資格を取得する
大学を中退した時点で、特徴的なスキルや資格を保有していない場合は、取得に向けて活動すると良いでしょう。
自分の就職したい業界に関する資格がある場合は、積極的に取得をおすすめします。例えば、不動産業界であれば宅地建物取引士、語学力を高めるならTOEICなど、保有しているだけで有利に進む場合があります。
大学中退のアドバンテージを埋めるスキルや資格があれば、就職を成功させられるでしょう。
方法2. 履歴書の空白期間をなくす
大学中退後に就職活動を実施する際は、できるだけ履歴書の空白期間をなくしましょう。例えば、ニートから民間企業の正社員として就職する場合、実務経験がなければ採用されない可能性が高いです。
このような場合、アルバイトや契約社員として実務経験を積みながら就活することで、履歴書の空白期間をなくせます。
面接官に対して中退後も意欲的に活動している意思を見せることで、好印象を与えることができるでしょう。
方法3. 自己分析と中退理由を整理する
実際に企業担当者と面接する場合、自己分析と中退理由が整理できていなければ、採用してもらう可能性は低いです。
就職を成功させるには、自分の経歴や性格・強みを把握し「なぜ大学を中退したのか」を明確にする必要があります。
客観的に自身の状況を把握した後は、中退理由をポジティブに考えましょう。ネガティブな理由で中退理由を説明しても、印象が悪くなる可能性が高いです。
そのため、人に相談しながら自己分析を行い、中退理由をポジティブに整理することで、就職成功率を高められます。

方法4. 面接対策を実施する
自身の強みや中退理由を整理した後は、具体的な面接対策を行いましょう。企業との面接は練習していなければ、強みや中退理由を説明できません。
家族や友人、転職支援サービスを活用して面接対策を実施することで、自信を持った状態で本番に望めます。
方法5. 専門学校・大学に編入する
特定のスキルや資格が必要になる業界へ就職を考える場合、専門学校・大学に編入することも視野に入れておきましょう。
専門学校を卒業するだけでも高卒以上に求人が増えたり、特定の業種へ応募が可能になったりします。
また、大学に編入する場合は過去に取得した単位が残っているため、通常よりも楽に卒業できます。ただし、編入するためには、条件を満たした状態で試験に合格し、学費を工面する必要があるため、成功させる難易度は高めです。
必要になる条件を確認した上で、専門学校・大学への編入を検討すると良いでしょう。
方法6. 就職支援サービスを活用する
大学中退後に就職を考えている場合でも「何から始めればいいかわからない」と悩んでいる人は、就職支援サービスの利用がおすすめです。
就職支援サービスの中には、大学中退者に特化した情報・スキルを提供してくれます。
また、専任のカウンセラーが就職に関する相談に乗ってくれるため、客観的に就活を進められます。
就職に関する各種サポートも提供しているため、大学中退者は就職支援サービスの利用がおすすめです。




就職カレッジ® 中退者コースを利用して就職にチャレンジ
大学中退後に就職支援サービスを検討しているなら、中退者の就職に特化した支援サービス「中退就職カレッジ®」の利用がおすすめです。
中退就職カレッジ®は、大学や専門学校を中退した、社会人経験が少ない中退者を専門に、正社員への就職をサポートしているため、就活が初めてでも利用できます。
また、就職アドバイザーが各種サポートを提供しているため、安心して就職活動を始められるでしょう。




大学中退後の就職に関するよくある質問4選
大学中退後の就職に関するよくある質問を、以下で4つ解説します。質問と回答を確認し、疑問点を解消しておきましょう。
大学中退者の就職活動では、最終学歴が高卒として扱われます。履歴書にも大学中退として記載するのが一般的であり、学歴として卒業資格を持たないため大学卒とはみなされません。
本来、大学中退者は大卒求人以外に中途採用枠で応募するのが一般的ですが、大学中退後3年以内であれば、企業によっては新卒枠で応募できる可能性があります。また、高校を卒業してから働いていない方向けの「既卒枠」や「第二新卒枠」に応募できるケースもあります。
大学を中退した事実は、就職活動でバレる可能性があります。大学を中退した事実がバレるケースは、以下のとおりです。
・在学証明書・卒業証明書やなどの書類を提出できない
・仕事を通じて大学の友人や知り合いとつながってバレる
・リファレンスチェックで経歴が発覚する
中退を隠して就職活動をすることは、経歴詐称とみなされるリスクがあります。
そのため、就職活動では大学を中退した事実を正直に伝えましょう。
大学中退後に専門学校へ進学することは可能です。実際に、専門学校に入学した人の中で大学中退者の割合は、全体の3.2%だったといった調査結果もあります。
(参考:大学Times「中退率」)
大学中退後に専門学校に進学するためには、専門学校のAO入試を受けるか、一般入試で受験をする必要があります。大学で習得した単位は基本的には使えないため、注意が必要です。気になる専門学校があれば、公式サイトやオープンキャンパスなどで入試情報をチェックすることをおすすめします。
大学を中退して専門学校に入学する人で、より詳細に知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:大学を中退して専門学校に進むことは可能?進むべき人の特徴を紹介
大学を中退しても「人生終了」になるとは限りません。中退はあくまで一時的な選択であり、中退後の行動次第で十分に挽回ができるからです。
実際に中退後に資格取得や就職支援サービスを活用して、正社員として働いている人も多くいます。大学を中退した過去にとらわれるのではなく、今後の努力や方向性といった未来に目を向けましょう。
大学中退をした後に取るべき行動について、詳しく知りたい方はぜひ以下の記事を参考にしてください。
関連記事:大学中退は人生終了?詰んだと言われる理由・就職して逆転させる方法を解説!
まとめ
以上、大学を中退すると就職できなくなるのか、2chの中退理由や進路を解説しました。
大学を中退しても、ネガティブになることなく前向きに活動することで、就職を成功させられます。
履歴書の空白期間やフリーター歴が長ければ長いほど、就職成功率が低下するため、できるだけ早く活用する必要があります。しかし、大学中退後に就職を成功させられるのか不安な人も多いでしょう。このような場合は、就職カレッジ® 中退者コースの利用がおすすめです。
就職カレッジ® 中退者コースでは、社会人経験が少ない中退者を専門に、正社員への就職をサポートしているため、就活が初めてでも利用できます。
この記事で、大学中退後の就職に関する現実を把握し、就職カレッジ® 中退者コースを利用して就職にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



こんな方におすすめ!
- 学歴に自信がないから就職できるか不安
- 就職について、誰に相談したら良いか分からない
- 中退しようかどうかを迷っている
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