大学中退で後悔したことTOP5!後悔しない人の理由とは?
大学中退して後悔したことTOP5を紹介します。また、後悔しない人の理由や、大学中退の悔しさを晴らす方法として大学編入、専門学校入学、資格取得、公務員・企業への就職などを具体的にご紹介します。
※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合
目次
大学中退して後悔したことTOP5
大学を中退して後悔する人は珍しくありません。
年間でおよそ8万人が大学を中退していますが、中退後のことを深く考えずに辞めてしまった場合に、後で後悔することが多いです。
ここではまず、大学中退して後悔したことTOP5をご紹介します。
後悔第5位:親族から大学中退について事あるごとに言われる
親や親戚が集まるごとに「何で中退したのか」とネタにあげられることも多くあります。
特に親世代が学生の頃は中退する人も今より少なく、「異端児」「ダメなこと」といった古いイメージで見られてしまうこともあります。
後悔第4位:大学に通った時間とお金が中退によって無駄になる
大学中退するまで大学に通った時間と学費が無駄になります。
中退後、専門学生になったり、アルバイトなどで忙しくなると大学時代の時間の価値に気づくこともあります。
入学金や入学試験にかけたお金や時間も無駄だったと後悔する人もいます。
後悔第3位:中退すると、最終学歴が高卒になる
就職して社会人になると大卒と高卒の待遇の違いに気づかされる場面が増えます。
初任給の差からはじまり、昇進や昇給のしやすさなど学生時代には見えない差に気づかされ、後になって大学中退を後悔することがあります。
後悔第2位:中退を理由に就職が不利になったと感じる
「学歴は関係ない」「学齢社会はもう終わった」と言われますが、学歴はないよりあった方が良いと考えている面接官は少なくないです。
大学卒という肩書がある人はない人に比べ、社会的な信用を得やすい現実もあります。特に就職活動では肩書きの力はまだ強く残っており、不利に感じて後悔する人もいます。
後悔第1位:フリーターになってしまった
大学中退した後にアルバイトや非正規社員になってしまう人が多くいます。
2012年の独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査では「大学中退後に非正規社員(アルバイトなど)として働いている人の割合」は、男性の大学中退者で37%、女性の大学中退者で65%となっています。
非正規社員でも期限を決めていればまだ良いですが、深く考えずに続けてしまうと、給料も安く、将来の雇用への不安がつきまとい、中退したことを後悔する人が多いです。
※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合
大学中退の悔しさを晴らす方法
既に大学中退をしてしまった人は、中退の事実を消すことはできません。後悔するよりも、中退した自分と向き合って、学んだり働いていきましょう。
大学を卒業した友人たちと比べて見劣りしない、中退の悔しさを晴らす方法をご紹介します。
大学や専門学校で学び直す
中退後に他の大学へ編入したり、専門学校に入って学びなおすということもあります。
自分の好きなことを見つめなおし、自分の将来に必要なことを学び直すために、学校に入り直す人もいます。放送大学などの通信制大学も選択肢になるでしょう。
自分の将来のキャリアビジョンを考えた上で学ぶことが決まれば、腹を据えて頑張ることができます。
起業する
やりたい事業があり、大学中退後に起業する人もいます。
もちろん、ビジネスモデルや収益性、継続性などさまざまな壁がありますが、やりがいになるでしょう。
しかし、起業するためには資金や知識、人脈などが必要になります。
自分のやりたい事業を信じて進んでいける人には向いていますが「何となく起業したい」という思いでは事業に失敗する危険があります。
仕事で役立つ資格を取得し就職する
大学中退後に資格の勉強をするという手もあります。
ただし、資格を取得しても就職できるかどうかは別の話ですので注意が必要です。あくまで企業へ就職するために資格を取得すると考えましょう。
人気の資格をご紹介します。
- 簿記(2級以上)
- TOEIC
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- 宅地建物取引士
ただし、年齢を重ねてまで上記の資格取得に時間をかけるのはおすすめできません。就職活動は年齢が若い方が有利なため、就職活動を優先しましょう。
公務員試験を受けて国家(地方)公務員になる
公務員試験は大学中退者でも受けられます。
試験は学歴別で実施されますので、大学中退者は高卒者対象の試験を受けることになります。
受けられる試験をご紹介します。
- 事務処理などの業務を行う「一般職」
- 入国警備官や税務署員などの「専門職」
- 衆参議員事務局職員や裁判所職員などの「その他公務員」
公務員は安定しており福利厚生も充実していて人気がありますが、公務員試験は最低でも1日8時間の勉強を1年間続けないと、合格する可能性は低いです。
1年間本気で勉強できるかが重要です。
士業の国家資格を取得する
国家資格を取得して有利な就職活動を行うこともできます。
士業の国家資格を取得できれば、大学中退という経歴が就職活動で問題になることはほとんどないでしょう。
就職後も国家資格取得者として独占的に行える業務がありますので、将来独立して高額の報酬を狙うこともできます。
- 弁護士
- 税理士
- 公認会計士
- 司法書士
- 行政書士
- 社会保険労務士
- 中小企業診断士
- 不動産鑑定士
- 通関士
などが、主な士業です。
難易度の高い資格もありますが挑戦する価値はあります。
しかし気をつけておきたいのは「取得する資格が自分の将来に本当に必要か」です。
「人気の資格だから」「就職に強い資格だから」などの理由で取得しても、自分の将来のキャリアビジョンと合っていなければ、無駄な時間になるので注意しましょう。
正社員で就職する
大学中退者でも年齢的に若いため正社員で就職することは十分可能です。
大学中退者におすすめの職種をご紹介します。未経験でも歓迎される職種を選ぶと成功率は上がるでしょう。
営業職
営業職は自社の商品やサービスを提案して買ってもらう仕事です。学歴はあまり関係なく、求人数も多いので未経験からもチャレンジしやすいです。
営業職というと、
- 「営業職ってなんか大変そう…」
- 「ノルマとかあるんでしょ?」
と思うかもしれませんが、担当するお客様が決まっている「ルートセールス」や、企画も作る「企画営業」など、営業職といっても多くの種類があります。
あなたの性格に合う営業職であれば、やりがいをもって続けられるでしょう。
ITエンジニア
プログラマーやインフラエンジニアなどのITエンジニアは学歴関係なく始められる仕事です。
IT業界は人材が不足しているため、未経験から入社して働きながらスキルを身につけることもできます。
- ITパスポート
- 基本情報技術者
などの資格の勉強をするとIT業界の基礎がわかります。
ITエンジニアは技術職なので、スキルが身につけば年収も上がります。
販売職
販売の仕事は、店舗などに来店したお客様に商品を販売する業務です。自分の好きな商品を扱う会社に入ると楽しく仕事ができます。
過去のアルバイトで接客対応が得意だったり、コミュニケーションに自信がある人は向いているでしょう。
会社によっては店舗販売からスタートし、売り場管理や商品企画にキャリアアップしていける所もあります。
サービススタッフ
サービススタッフは多くの業種があります。学歴よりは人柄で採用になる会社も多くあります。
- 飲食店
- ホテル
- 商業施設
- 駅や空港
- テーマパーク
- 旅行会社
- ブライダル
などあらゆる業界から選ぶことができます。
コミュニケーション能力や気配りが必要ですし、実際に働いてみるとハードな現場もあるため、あなたに合った業界を選ぶことが重要です。
事務職
事務職はプライベートとのバランスもとりやすく、未経験でもチャレンジしやすいため人気の職種です。
ただし、事務職は人気なのに募集枠が少なく競争率が高いので就職の難易度が高いです。
最低でもMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)などの資格がある方が良いですが、MOSがあってもなかなか就職できません。
どうしても事務職で働きたい人は根気よく求人情報を探しましょう。
運転手
トラック、バス、タクシーの運転手は人材不足のため就職しやすいです。
大型免許がなくても会社で免許取得費用を負担してくれるところも増えています。
運転するのが好き、マイペースに仕事をしたい、1人の時間もほしいという人には良いですが、交通事故に遭うリスクは他の職種よりも高いです。
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大学中退しても後悔しない人
大学中退しても後悔しない人の特徴は、自分で考え抜いた結論として、大学を中退したということです。
大学を中退しようと考えたときの理由を何度も見つめなおし
- 理由は一過性でないか
- 本当に乗り越えることができないのか
- 人の意見に流されていないか
- 楽になりたいだけではないか
と問いかけた上で、自分で決断した人は後悔しません。
また、経済的な理由で中退することになってしまった人も、最終的に自分で納得して決めていれば後悔することはないはずです。
大学中退しても後悔しない人のパターンを見ていきましょう。
自分のキャリアビジョンを考え直して中退した
大学に入学して学んでいたが、自分が思っていた内容と違い、将来について考え直したというパターンです。転学したり、海外留学することも含まれます。
あくまで自分の将来のキャリアビジョンを考え抜いたうえで決めているので、後悔することはないでしょう。
夢を追いかけることに決めて中退した
大学に入学したが、音楽や芸能などのオーディションに受かり、昔からの夢に近づいたため、大学を中退してその道に集中するというパターンです。
期限を決めて夢を追いかけると自分で決めて大学を中退しているので、後悔することはないでしょう。
目標が持てなかったので大学中退して働いた
親から言われたりして何となく大学に入学したため、大学にいる目的がなくなっているパターンです。
中退してアルバイトなど様々な仕事を転々として、自分に合った仕事を見つける人もいます。
人から言われて目的もなく大学に在学するよりは、自分で決めて中退することは後悔がないでしょう。
在学中に起業して中退した
在学中にスタートアップ企業を興して成功し、大学中退する人もいます。
アップルのスティーブジョブズやフェースブックのマークザッカ―バーグもこのパターンです。
スタートアップで成功するにはスピードが求められるため、事業に集中すべく大学を中退することもありますが、後悔はないでしょう。
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大学を中退して後悔してしまう人
大学を中退して後悔する人は「目の前にある嫌なことから逃げること」が中退の目的になってしまう人です。
例えば「授業がつまらない」「友達ができない」「試験が難しい」「課題が多い」といったことから、「楽になりたい」「逃げたい」ということ一時的な思考で中退してしまうのです。
考え抜かずに中途半端に中退してしまうと、その後の困難があったときに「辞めなければよかったかな」とか「大学を中退したせいだ」と後悔することになります。
大学を中退して後悔してしまう人のパターンをご紹介します。
大学中退することがゴールになっていた
目の前のことが嫌で逃げたくなってしまうことは誰にでもあります。
しかし、嫌なことを解決するための手段として大学中退を考えてしまうと「どう親を説得しようか」とか「中退するための手続きを調べる」など中退をゴールにして考えてしまいます。
中退して心に余裕ができたときに「この先どうしよう…」と後悔するパターンです。
十分考えずに大学中退を決めてしまった
中退した後のことを深く考えずに、一時的な感情で中退してしまうパターンです。
嫌なことに対し「勢いで決めてしまった」「納得する前に決めてしまった」「人に言われるがまま決めてしまった」など、自分で深く考えずに中退すると決めてしまった場合は、その後の人生で辛い状況になったとき後悔することが多いです。
後ろ向きな理由で大学中退を決めてしまった
「出席するのがだるくなった」「課題を出すのが面倒だ」「友達ができない」などの、努力すれば乗り越えられる可能性があった理由に負けて中退してしまうと、後で冷静になったときに後悔することが多いです。
もちろん、本人としては辛い場合もありますが、努力で改善が可能な場合は中退よりも努力を選ぶことが人生のためになるでしょう。
どうしても大学中退しなくてはならなかった
本人は中退したくなくても、家庭の事情や経済的な理由で中退するパターンです。
病気やケガの場合もありますが、望んでいないのに中退することになるので後悔が残ることが多いです。
経済的な理由の場合、中退後に奨学金の返済も始まるので慎重な検討が必要です。
将来のことを考えて中退したら後悔は少ないはず
大学中退して後悔する人、しない人の決定的な差は「将来のことを考えて、自分で決断したかどうか」です。
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