大学中退しても公務員になれる?その方法と情報を紹介!‐民間企業への就活も検討しよう‐

大学中退しても公務員になれる?その方法と情報を紹介!‐民間企業への就活も検討しよう‐

大学中退をしても公務員になることはできるのか」と考えている方もいるでしょう。結論からいうと、大学中退者が公務員になることは可能です。公務員試験の勉強をして合格するのは簡単ではありませんがチャンスはあるため、大学を中退してニートをしている方なども挑戦できます。この記事では、大学中退者が公務員になるとどうなるのか、大卒と高卒の学歴の違いによる給料やキャリアの比較、大学中退から公務員になるための対策方法などをご紹介します。

※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合

大学中退で公務員になることは可能?

大学中退で公務員になることは可能?

大学中退者公務員になれるのか、大卒と高卒の公務員試験の採用者の割合や給料、キャリアの面でそれぞれ比較をしてみましょう。

大学中退でも公務員になれるのか

人事院の「一般職の国家公務員の任用状況調査」によると、平成26年度の公務員試験採用者の一般職の割合は、以下となっています。

  • 一般職試験(大卒程度試験)…35.1%
  • 一般職試験(高卒程度試験)…10.7%

一方で、専門職採用者の割合は、以下となっています。

  • 専門職試験(大卒程度試験)…23.4%
  • 専門職試験(高卒程度試験)…22.2%

引用:人事院「一般職の国家公務員の任用状況調査」

一般職試験の合格者の割合は高卒は大卒の3分の1以下と少なくなっている一方、専門職の合格者の割合は、高卒と大卒はほぼ同程度となっています。

高卒程度試験を受験した人のなかに「大学中退者」も含まれていると考えると、大学中退でも、そこから公務員試験に合格することは可能といえるでしょう。

大学中退(高卒)の公務員の給料

人事院の「平成30年国家公務員給与等実態調査」によると、行政職の場合、公務員の高卒と大卒の基本給(俸給)は、それぞれ以下の通りです。

以下が、もっとも等級や経験年数が高い行政職の基本給(俸給)です。

  • 高校卒(1級/経験年数1年未満):14万9731円
  • 大学卒(1級/経験年数1年未満):18万4403円

そして以下が、もっとも等級や経験年数が高い行政職の基本給(俸給)です。

  • 高校卒(10級/経験年数35年以上):52万4200円
  • 大学卒(10級/経験年数35年以上):54万2900円

引用:人事院「平成30年国家公務員給与等実態調査」

上記のデータから、高卒と大卒では新人時代の一か月あたりの給料は約3万5000円程度、ベテランになっても約2万円弱変わるということがわかります。多くの民間企業のように、大卒のほうが高卒よりも給料が高く設定されているのは、公務員も同じです。

そのため、いまの時点で大学に通っていて将来は公務員になりたいのであれば、よほどの事情がない限りはもらえる給料は大卒者のほうが多いため、大学を卒業したほうがお得です。

ただし、高卒と大卒でものすごく基本給の金額に差が出るわけではないため「大学中退公務員になったから、金銭的に大幅に損をしてしまう」というわけではなさそうです。すでに大学中退をした人も、公務員を目指す価値はあるといえるでしょう。

大学中退で公務員になるとキャリアはどうなる?

大学中退公務員になった場合、大卒者と比較してキャリアはどのようになるのでしょうか。たとえば公務員の一種である警察官は、警察学校へ通う期間が高卒は10か月間ですが、大卒は6か月間です。これは「大卒のほうが高卒よりも基礎的な知識が身についている」と判断されていることが理由です。

また、階級を上げるための昇任試験に必要な勤続年数も、高卒者は4年間である一方、大卒者は2年間となっています。

公務員のキャリアにおいて比較した場合には、大学中退(高卒)よりも、やはり大卒のほうが有利だといえるでしょう。

参考:キャリアガーデン

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大学中退で公務員になる方法とは

大学中退で公務員になる方法とは

大学中退者が公務員になるために必要な対策方法や、大学中退者が目指せる公務員の種類についてご紹介します。

大学中退で公務員になりたい人の対策

大学中退公務員になりたい方は、試験で以下のことをやることになります。

面接

公務員試験でも、民間企業と同じく面接があります。大学中退の経歴がある場合、公務員試験の面接では100%中退理由を聞かれることになるので、対策が必要です。大学を辞めたことは事実ですが、ネガティブな中退理由だけを伝えるのはやめましょう。

「大学は中退してしまったが、その経験から〇〇を学んだ」「公務員の仕事に就くことができたら、自分の弱みである●●な部分に気をつけて働いていきたい」など、前向きに転換したり反省している姿勢を示したりすることをおすすめします。

筆記試験

大学中退者が公務員試験を受ける場合、高卒程度試験を受験するケースが多いでしょう。「高卒程度」であってもむずかしい試験に変わりはないため、計画的に学習をすすめる必要があります。独学でも公務員試験に合格する人はいますが、より的確に効率よく勉強するためにも、まずは公務員予備校に通って勉強することが得策といえます。

公務員試験の試験種目や試験方式は受験先によって大きく異なるため、必ず、希望する公務員試験の受験案内を確認するようにしてください。

大学中退でも合格しやすい公務員資格とは

大学中退の場合、どのような公務員になれる可能性があるのでしょうか。ここでは、大学中退した方が取得を目指せる公務員の資格をご紹介します。

大学中退者が目指せる国家公務員の資格

大学中退者が目指せる国家公務員資格は、主に以下があります。

一般職

一般職は主に事務処理などの業務に従事するのが特徴で、採用区分は事務と技術、農業、農業土木、林業の5つです。

専門職

専門職として挙げられるのが、入国警備官や刑務官、税務職員、海上保安大学校学生などです。国家公務員の専門職は、専門的な知識が必要な業務に携わるのが特徴になっています。

そのほかに、衆議院議員事務局職員や参議院議員事務局職員、裁判所職員の試験も目指すことができます。

大学中退の場合に目指せる地方公務員の資格

大学中退者が目指せる地方公務員資格は、主に以下があります。

事務/技術職

都道府県の本庁や出先機関などで、経理や庶務、政策遂行などを担当するのが事務系の職員です。行政事務はもちろん、公立学校の事務や警察事務を希望することも可能です。

一方、技術系の職員の仕事になるのが機械や電気、土木、建築などの専門的な知識が求められる業務。事務と技術の職員では、若干試験の内容が異なるケースが多いです。

警察や消防

警察官や消防官といった地方公務員も、高卒程度の採用枠が設けられています。警察官の採用試験は、都道府県ごとに実施されています。

警察官の試験については、受験資格に身長や視力などの身体基準が設けられているため、就職を希望する際には事前に受験資格をチェックしておきましょう。消防官の採用試験は、各市町村で行われます。東京都に限っては、消防官の試験が都単位で行われるため、ほかの自治体とは少しスタイルが異なります。

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大学中退でも公務員になるのは可能

大学中退でも、公務員になることはできます。ニートやフリーターを脱却して安定した生活をしたいのであれば、がんばって公務員を目指してもよいでしょう。「公務員試験を受験するつもりだが、民間企業への就職にも興味がある」という大学中退者の方もいるかもしれません。その場合は、ぜひジェイックへご相談ください。ジェイックは大学中退者向けの支援もしているため、面接で必ず聞かれる大学中退の理由などの対策やアドバイスが可能です。

大学中退について詳しくはこちら

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