大学中退者のその後は?7つの進路について詳しく解説

大学中退者のその後は?7つの進路について詳しく解説

大学中退したその後の人生は、自分の努力や行動次第で大きく変えることができます。

確かに大卒者に比べると、中退者は就職活動でやや不利になる面がありますが、早めに行動して空白期間をできるだけ短くし、面接対策をしっかり行えば、正社員になることも十分可能です。

また、資格取得や留学、公務員試験の挑戦など、大学中退後にはさまざまな進路が用意されています。そのため、中退後にどのような行動を取るかをあらかじめ理解しておくことが大切です。

この記事では、大学中退後の進路やその後の人生について解説し、どうすれば中退後の人生をより良くできるのかを紹介します。

中退後にやるべきことについても詳しく解説しますので、不安を感じている方はぜひ参考にしてみてください。

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小久保 友寛/元中退就職カレッジ®事業責任者

元株式会社ジェイック シニアマネージャー/「就職カレッジ®中退者コース」事業責任者。国家資格キャリアコンサルタント。これまで約1400名以上*の大学中退者やフリーターのキャリアカウンセリングや就職支援講座を行う。(*2014年8月~2020年7月)現在は、学生団体の活動支援や、企業・経営者への組織づくり支援、終活支援など、世代や立場を問わず「やりがい」や「いきがい」を育む取り組みを幅広く展開中。

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大学中退したその後は?7つの進路について解説

大学中退したその後の進路として、民間企業への就職、公務員、起業、再受験、フリーター、資格取得、留学など複数の進路が考えられます。

大学を中退した後、まず思い浮かぶ進路はフリーターかもしれませんが、早めに行動して努力を重ねることで、正社員就職や公務員を目指す道も十分に開かれています。
また、自らビジネスに挑戦したい場合は、起業という選択肢も視野に入るでしょう。

そのほかにも、仕事以外の分野で学び直す進路として、別の大学への再受験、資格取得、留学といった道も大学中退後に取れる選択肢です。

大学中退後の7つの進路を解説いた画像

それぞれの進路について概要やメリットとデメリットを詳しく解説しますので、将来どういった進路を歩むかの参考にしてみてください。

1. 民間企業に就職する

大学中退後に「民間企業に就職する」という道は、多くの中退者が選ぶ現実的な進路です。

労働政策研究・研修機構の調査を見ても、大学中退者の32.6%が中退直後に正社員就職を目指していたことが分かります(※)。

一人暮らしで生活費をまかなう必要がある場合、アルバイトだけでは不安を感じる人も多いでしょう。早い段階で社会人経験を積めば、スキルや専門性も身につきやすくなります。

高卒でも正社員として内定を取れるか不安に思うかもしれませんが、営業職や事務職、介護、ドライバーなど、学歴関係なく正社員の採用が活発な職種は多くあります。

こちらの記事では「正社員就職を成功させる6ステップ」も解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
※出典:労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究|図表3-13 中退した直後にしたいと思ったことと実際にしていたこと(学校種別)」p.97 ※複数回答

民間企業に就職するメリット

大学を中退した後に民間企業に就職するメリットとしては、以下のようなものがあります。

  • フリーターよりも収入が安定する
  • 経済的に自立ができる
  • スキルを身に付けて昇給や昇格ができる
  • 社会的信用がつく
  • 親を安心させられる

このように、民間企業に就職することには複数のメリットがあります。

特に大学を中退してそのままフリーターになるよりも、収入が安定するだけでなく、早く経験を積めるので、昇給や昇格の時期も早めることができます。
また、大学の中退は少なからず親に心配や不安をかけてしまうことになるため、民間企業への就職をして親を安心させられることもメリットの一つです。

民間企業に就職するデメリット

民間企業に就職するデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • フリーターよりも自由に働くことができない
  • 精神的にストレスがかかる場合がある
  • うまく就職先を見定めないと、ブラック企業に就職してしまう可能性がある

フリーターとして働くよりも、民間企業に就職する事は自由度の低さが目立ちます。

もし自分に合っていない会社に就職してしまった場合は辞めづらさを感じることになるため、求人をしっかりと選ぶことがポイントになってきます。
民間企業に就職するデメリットを出来る限り抑えたいと考えている場合は、就職エージェントを活用し、自分に向いてる仕事や会社に就職するサポートをしてもらうことをおすすめします。

2. 公務員を目指す

公務員試験は学歴要件がほぼ問われないため、大学中退後に国家公務員や地方公務員を目指す道も考えられます。

一部の専門職を除き、公務員試験の受験資格に学歴要件は設けられていません。
「大卒程度」「高卒程度」といった区分はありますが、これはあくまで“試験の難易度”を示すもので、基本的には学歴に関係なく受験可能です。

具体的には、大学中退者(高卒者)でも次のような職種を目指せます。

  • 国家公務員:行政府・司法府・立法府の職員など
  • 地方公務員:都道府県職員、市町村職員、警察官、消防官など

なお、公務員試験には年齢制限がある点には注意が必要です。
多くの場合「20代後半から30歳前後まで」となっているため、事前に応募要項をしっかりと確認しましょう。

公務員を目指すメリット

公務員を目指すことには、以下のようなメリットが挙げられます。

  • 民間企業よりも雇用が安定している
  • 年功序列で給料を上げられる
  • 社会的信用が非常に高い

公務員は民間企業とは異なり、国や地方自治体に雇用されることになります。
基本的に運営元が破綻するような事は考えにくいため、民間企業よりも雇用が安定していたり、腰を据えて長く働きやすい環境で働ける点が最大のメリットと言えます。
また、公務員というだけで住宅ローンが組みやすいと言われているなど、社会的に見てもステータスになる点も付随的なメリットと言えるでしょう。

公務員を目指すデメリット

公務員を目指すことにはメリットだけでなく、以下のようなデメリットが挙げられます。

  • 公務員試験にお金と時間がかかる
  • 民間企業よりも就職できるタイミングが少ない
  • 配属される部署によっては残業が多い
  • 特に地方公務員の場合は市民からのクレームを受けることがある
  • 異動が多く専門的なスキルが身に付きづらい

公務員になるためには、公務員試験に合格する必要があります。
特に筆記試験については試験範囲が広く、かつ高度な設問も用意されているため、独学で勉強をするのは難易度が高いと言われています。
また、就職後も配置転換が民間企業より多く、専門性が身に付きづらいといった点もデメリットと挙げられます。
将来的に民間企業への転職を目指したいと考えている人には、公務員になる事はやや合わないかもしれません。

3. フリーターとして生活する

生活費や趣味に使うお金を稼ぐためにアルバイトをする、在学時から続けていたアルバイトをそのまま続けるなど、中退後にフリーターとして働く人も少なくありません。
実際、大学中退者の62.4%が中退直後に「アルバイトをしていた」というデータ(※1)もあります。

居酒屋やコンビニといった一般的なアルバイトのほか、すき間時間に働きやすいフードデリバリーや単発バイト、時給が比較的高い塾講師の仕事も人気です。

ただし、フリーターのままでは給料アップは難しく、社会で活かせるスキルや知識も十分に身につきません。

フリーター生活が長引くほど正社員就職率は下がるため(※2)、就職を目指す場合は、アルバイトと並行して早めに就職活動に取り組みましょう。

※1 出典:労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究|図表3-13 中退した直後にしたいと思ったことと実際にしていたこと(学校種別)」p.97 ※複数回答(「アルバイトをしたい」と「在学中から行っていたアルバイトを継続」の割合の合計)

※2 参考:労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から|図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合」p.128

フリーターとして生活するメリット

フリーターとして生活することには、以下のようなメリットが挙げられます。

  • 働く時間や仕事の種類の自由度が高い
  • 仕事で感じるストレスが少ない
  • 大卒で就職した同年代の初任給よりも、高い収入が稼げることがある

フリーターという働き方である以上、民間企業よりも自由度が高く、気楽に働けるというのがメリットと言えます。
また、シフトに入れば入っただけ収入を増やすことができるため、新卒よりも高い月収を稼げる期間もあります。

フリーターとして生活するデメリット

フリーター生活を続ける大きなデメリットは、収入が上がらず、経済的に苦労する可能性があることです。

国税庁の令和6年度の調査によると、正社員の平均給与は545万円であるのに対し、アルバイト・パートを含めた正社員以外の給与は206万円と、実に300万円以上の差があります(※)。

また、正社員のような「無期雇用」と比べ、アルバイトは「有期雇用」で働くケースが多く、状況によっては“契約を更新されない”というリスクがある点にも注意が必要です。

安定収入がないと社会的な信用が落ちるため、ローンや賃貸契約の審査で不利になる恐れもあります。

大学中退後もフリーターとして働くと、上記のような様々な不利益が生じることは理解しておきましょう。

※出典:国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査 -調査結果報告(第8表)平均給与」p.15

4. 資格取得を目指す

大学中退後の自由な時間を使い、就職に役立つ資格を取得する人もいます。
大学中退者の10人に1人以上が中退直後に「資格取得に挑戦していた」というデータ(※)もあり、資格取得は決して珍しい選択肢ではありません。

事務職を目指す場合は「日商簿記2級」や「MOS」、IT業界に未経験から挑戦する場合は「ITパスポート」や「基本情報技術者」といった資格があると企業から評価されます。

その後のキャリアを安定させたい人は、資格スクールに1〜2年ほど通い、難関国家資格の取得を目指す道もあります。たとえば宅建や行政書士、通関士などは学歴関係なく受験できるため、大学中退後に資格取得を目指す場合はぜひ検討してみてください。

出典:労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究|図表3-13 中退した直後にしたいと思ったことと実際にしていたこと(学校種別)」p.97 ※複数回答

資格取得を目指すメリット

大学を中退して資格取得を目指すことには、以下のようなメリットが挙げられます。

  • 合格ができれば自分に自信がつく
  • 資格取得を就活のアピールポイントにできる
  • 就職できる仕事の幅を増やせる

特に国家資格が取得できると、就職の幅が大きく広がることもあります。

独学で取得する難易度が高い資格については、投資の意味も込めて資格取得の専門学校に通ってみるのも良いでしょう。

資格取得を目指すデメリット

資格取得を目指すことには、以下のようなデメリットもあります。

  • 空白期間が長引く
  • 合格できないと時間とお金が無駄になる
  • 資格取得したからといって就職できるわけではない

就職活動については、資格がなくても就職できる求人が多くあります。

難易度の高い国家資格でない限り、大学を中退して資格取得をしたとしても、就活に特に影響をもたらさないこともありますので気をつけてください。

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5. 別の大学を再受験する

大卒の肩書きがほしい人や、別の分野の学問を学びたい人の中には、中退後に別の大学に入り直す人もいます。

実際、中退直後に進学を目指した人は4.2%(※)というデータもあり、一定数の中退者が「進学」を選んでいることが分かります。

大学に入り直す方法は、主に以下の2つです。

再受験一般入試や総合型選抜などを受け、新しい大学に1年次から入り直す
編入別の大学の3年次または4年次から入り直す(※)

※「以前の大学に2年以上在籍している」「62単位以上修得している」などの条件が求められる場合があります

別の大学を受験する場合は、「継続して通えるか」をしっかりと考えましょう。

再び中退することがないよう、自分が本当に学びたい学問を考えたり、学費を無理なく払えるか親とよく話し合ったりと、慎重に進学先を決めることが大切です。

※出典:労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究|図表3-13 中退した直後にしたいと思ったことと実際にしていたこと(学校種別)」p.97 ※複数回答

別の大学を再受験するメリット

別の大学を再受験するメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 本当に興味のある学部で勉強に集中できる
  • 人間関係をリセットできる
  • 場合によっては学歴を高めることができる

特に就活を見据える場合、今通っている大学よりもレベルの高い大学に再受験で合格することができれば、卒業によって就活でメリットになることもあります。

また、再受験を成功させたというだけでも、話し方によって就活の面接でのアピールに繋がる点もメリットと言えるでしょう。

別の大学を再受験するデメリット

別の大学を再受験することには、以下のようなデメリットが挙げられます。

  • 時間やお金がかかる
  • 再受験に失敗すると、1年間は再受験のチャンスがない
  • 再受験をしても、大学中退理由が解消されるとは限らない
  • 社会人デビューが遅れる

別の大学の再受験には、受験勉強にかかる時間やお金だけでなく、再入学をしてから卒業までの時間が余計にかかってしまうことがデメリットとして挙げられます。

これにより、社会人デビューが遅れ、同年代よりも社会人経験を積めなかったり、昇格の年齢が遅れてしまうなど、キャリアパスが全体的に後ろ倒しになってしまうことには注意が必要です。

6. 留学する

語学力を伸ばしたい人や、海外と関わる仕事に就きたい大学中退者は「留学」を検討してみましょう。

留学には、目的に応じて次のような選択肢があります。

語学留学現地の語学学校で集中的に語学力を高める
技術習得特定の技術(美容、IT、調理など)を海外の専門学校で習得する
ワーキングホリデー「休暇を過ごすこと」を主な目的に、協定国での就労が認められる制度(30歳前後までが対象)

留学費用は年間400万円以上かかる場合もあり、語学力や技術をしっかり身につけるには相応の資金が必要です。
金銭的にハードルが高い場合は、働きながら滞在できる「ワーキングホリデー」を活用する、3〜6ヶ月ほどの短期留学を探すなど、まずはこうした方法を検討してみましょう。

留学するメリット

留学をすることには、以下のようなメリットが挙げられます。

  • 語学力が身に付く
  • 就活でのアピールポイントを増やせる
  • 就職先の幅が広がる

語学力が武器になるような業種や職種は少なくありません。

特に将来的に海外で働きたいと考えていたり、少しでも自身のアピールポイントを増やしたいと考えている人は、留学を視野に入れても良いでしょう。

留学するデメリット

留学をすることには、以下のようなデメリットが挙げられます。

  • まとまったお金が必要になる
  • 遊びに時間を使ってしまい、学びたかったことが学べないことがある
  • 就活での応募先によっては留学がアピールポイントにならない

将来海外に携わるような仕事を目指す人でない限り、留学をすることが直接的に就活のメリットになる事は少ないでしょう。

数百万円のお金がかかることになりますので、将来のキャリアを考えた上で判断してください。

7. 起業する

「大学時代に取り組んでいた事業を伸ばしたい」「組織に所属したくない」と考えている人は、大学中退後に“起業”を選ぶのも一つの選択肢です。

起業には、大きく2つのパターンがあります。

  • 会社を設立する
  • 個人事業主(フリーランス)になる

ビジネスが成功すれば高収入が期待できますが、事業を軌道に乗せるのは簡単ではありません。起業後5年以内に約20%が廃業しているため、挑戦には大きなリスクも伴います(※)。

リスクを抑えたい場合は、まずは個人事業主としてビジネスを小さく始めるのがおすすめです。はじめはアルバイトをしながら副業としてスタートし、収益が安定してきた段階で法人化を検討するなど、段階的に進めることでリスクを減らせます。
※出典:中小企業「中小企業白書 2017|起業後の企業生存率」p.109

起業するメリット

起業することには、以下のようなメリットがあります。

  • 自分の好きな仕事内容で好きな時間に働ける
  • 社長になることができる
  • キャリアパスが実質的に無限になる

起業することで、自分の興味のある仕事にだけ集中することができますので、特に得意なことがあるような人であれば、大学を中退している人だとしても大卒や大学院卒よりも高い年収を稼ぐことができます。

起業するデメリット

起業をすることには当然メリットだけでなく、以下のようなデメリットも存在します。

  • 利益が出なければ収入がない
  • 自分でやることを全て考える必要がある
  • 収入が安定しない

起業は自身の自由度が高い反面、誰かから指示を受けて仕事をするようなことができません。
したがって、自分が立ち止まってしまうと事業が止まってしまい、生活ができないレベルの収入になる可能性もあります。

軽い気持ちで起業すると、思わぬ生活上のトラブルに発展することがありますので、慎重に判断をすることをおすすめします。

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大学中退…その後は人生終了?現実は?

大学中退したからと言って人生終了とは言えません。なぜなら、大学中退者のうちは3割弱が正社員になれているといった事実があるからです。

確かに大卒者と比べると、就活で不利になったり平均年収が大きく下がるといった現実はあるものの、中退の経歴があることで、必ずしも出世ができないというわけではないため、社会人になった後の努力次第で理想の人生を歩む事は十分に可能と言えます。

ここからは、大学中退した後の人生がどういったものになるのか、就職の領域に絞って解説します。

大学中退者の就職率は3割強

労働政策研究・研修機構の調査によると、大学・大学院の中退者の正社員就職率は33.9%です。

男性は35.3%、女性は30.1%とやや差はありますが、大学院中退者も含め、中退者のおよそ3人に1人が正社員として働いていることが分かります。

一方で、大学・大学院の卒業者の正社員就職率は69.1%です。つまり中退者と卒業者の間には、正社員就職率に約2倍の開きがあります。

中退者の就職率は決して高いとは言えませんが、後ほど紹介するように、慢性的な人手不足の影響によって中退者の採用に前向きな企業が増えているのも事実です。

実際、中退者でも正社員就職を実現している人はいるため、大学を中退したからといって“人生終了”にはなりません。

大学・大学院中退者離学前~3年超の間に正社員になった割合(※)
男性35.3%
女性30.1%
男女計33.9%

出典:労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究|図表1-6 学歴別 正社員就業までの期間」p.21※「正社員時期不明」の割合も含む

大卒よりも平均年収が大きく下がる

企業によって、入社歴が浅い人に対しては一律で学歴別の給与テーブルを設けているケースがあります。
実際に新卒就活で同じ求人を見比べてみても、高卒・大卒・大学院卒で提示される給与が異なるものも多く見られます。

厚生労働省が発表している「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」によると、最終学歴別の平均賃金は以下のようになっています。

最終学歴平均賃金(千円)
高校281.9
専門学校300.2
高専・短大297.4
大学369.4
大学院476.7

大学中退者は最終学歴として高卒になりますので、平均賃金は28.1万円となります。
大卒が36.9万円であることを考えると、平均賃金として9万円弱は下がってしまうことが言えます。

初年度でも100万円弱の年収が下がる計算になることを考えると、大学を中退することで将来もらえる収入に大きく影響してくると言えるでしょう。

慢性的な人手不足で就職先はある

大学中退者が人生終了と言われる理由の多くは、就職ができないと思われているからでしょう。しかし、現代の日本ではどの産業・職種においても慢性的に人手不足が嘆かれており、求職者よりも求人数の方が多い売り手市場が続いています。

特に日本は長きにわたって少子高齢化が問題となっていて、これからも改善することは難しいとされています。その一方で会社の数は毎年そこまで減っておらず、むしろ求人数が伸び続けているという実態が見られます。

このことから、大学中退者が応募できる求人数も実質的に増えていくことが考えられますので、就職先はある。つまり人生終了にはならないと言えるでしょう。

大学中退でも出世できる?

大学中退だからといって、出世の道が閉ざされるわけではありません。
特にベンチャー企業や実力重視の会社においては、成果を出せば年齢や学歴に関係なく評価される傾向があるため、社内で信頼や実績を積み重ねることで管理職に抜擢されるケースは少なくありません。

平均年収で言えば大卒よりも大学中退の方が低いデータはあるものの、目の前のやるべきことに努力し、中長期的な視点で前向きに仕事に取り組むことによって、より良い人生を切り開いていく事は十分に可能だと言えます。

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学歴にとらわれなくて大丈夫!自分の強みや価値を発揮しよう!

社会に出てしまえば、学歴はそれほど重視されません。企業が見るのは、「これまでどんな活躍をしてきたか」「どんな経験を積んできたか」といった実績や行動です。たとえ中退していても、そこから何を学び、どんな努力をしてきたかが問われます。実際、社会で活躍している人の中には、高卒や中退経験者もたくさんいますし、自分の強みや価値を発揮して結果を出していれば、学歴は関係ありません。

中退就職カレッジ®を受けて就職した方の中にも、入社後に成果を出して管理職に上がったり、上場企業に転職できた方もいます。

学歴にとらわれず、これからどう活躍していきたいのかを明確にし、それに向けた行動を積み重ねていくことが大切です。

大学中退のその後の実態と対策

大学中退後に正社員を目指すものの、実際にはフリーター生活を送る人は少なくありません。
正社員として働いていない「空白期間」が増えるほど、就活で不利になることも過去の調査から明らかになっています(※)。

フリーター期間の長期化を防ぐための対策としては、「社員登用あり」のアルバイト求人に応募したり、その後の具体的な目標を考えたりすることが有効です。

フリーター経験の中で得た「学び」を社会でどう活かすか?を考えることも大切です。
採用担当者は「アルバイト生活で何を学び、どう成長しようとしているか」を重視するため、前向きに語れるように準備しておきましょう。

※出典:労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-|図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合」p.128

1. 正社員を目指すもフリーターになる人が多い

労働政策研究・研修機構の調査では、中退者の45%以上が中退直後に「正社員として就職したい」と考えていました。しかし、実際に就職活動へ踏み出したのは約30%に留まり、およそ15%の人は正社員以外の道を選んでいます。

一方、「アルバイトをしたい・在学中のアルバイトを継続したい」と考えていた中退者の割合は32.5%でしたが、実際にアルバイトを行った割合は59.1%と、25%以上増えています。

このことから、正社員就職を目指しながらも、実際はフリーターとして働く中退者が一定数いる可能性があるのです。

このように方針転換をする理由としては、「就活の進め方が分からない」「バイトが忙しくて就活に時間を割けない」といったことが考えられるでしょう。

中退した直後にしたいと思ったことと実際にしていたこと

画像引用:労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究|図表3-12 中退した直後にしたいと思ったことと実際にしていたこと(複数回答)」p.96

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大切なのは、自分の意志で行動を起こすこと

大学を中退した後の進路は、「いつ中退したか」によっても大きく変わります。

たとえば大学1年で中退した場合は、まだ若く、周りの人も就職していないため、まずはアルバイトやフリーターとして過ごすケースも少なくありません。しかし、周囲が就職を始める時期に「自分もそろそろ動かなきゃ」と焦りを感じて就職を考えるよりも、中退した後に早めに就活を始めた方がより主体的な印象を与えることができます。

主体的に動いた経験は、面接でも必ず伝わりますし、その姿勢が評価されるポイントになります。

対策:「社員登用あり」のアルバイトを探す

大学中退後にフリーターとして働く場合でも、将来的に正社員就職につながる仕事を選ぶことが大切です。その手段として有効なのが、「社員登用あり」の求人を探すことです。

「社員登用あり」とは、勤務態度やスキルが評価された場合に、アルバイトや契約社員などから正社員へ昇格できる制度を指します。

仕事内容や職場の雰囲気、店長との相性など、「自分に合っているか?」という点を正社員になる前に理解できるのは大きなメリットです。

正社員就職を見据えている人は、アルバイト求人サイトで「社員登用あり」にチェックを入れ、そこでヒットした求人への応募を検討しましょう。

対策:大学中退後の具体的なビジョンを持つ

「中退後はとりあえずバイトをしよう」「働きながら就活について考えよう」といった“短期的な気持ち”でいると、アルバイトの忙しさに追われ、就活を先延ばしにしてしまう可能性があります。

ここで大切なのが、その後の具体的な目標を決めることです。

「3ヶ月以内に内定を獲得する」「半年以内に一人暮らしを始める」といった目標でも構いません。中退後のビジョンがあるだけで日々の行動に“目的”が生まれ、就活への意欲も湧いてきます。

気付けば1年以上フリーターのまま…というケースは多いので、正社員就職を目指す人は「目標設定」から始めましょう。

2. 空白期間が長いと就職で不利になる

「フリーター期間」と「正社員になれた割合」の関係を調べた調査では、フリーター期間が長くなるほど正社員就職率が下がることが分かっています。

つまり、大学中退後の“空白期間(正社員として働いていない期間)”が長引くほど、就職で不利になる可能性が高まるのです。

具体的には、フリーター期間が1年以内であれば約7割が正社員就職に成功していますが、3年を超えると5割前後まで下がり、5年以上では3割程度に落ち込みます。

男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合

画像引用:労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-|図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合」p.128

企業は応募者の経歴を見る際に“空白期間の長さ”を気にします。フリーター期間が長期化していると「正社員の大変さを感じたらすぐに辞めてしまうのでは?」「就職への意欲が低いのでは?」と不安を抱き、採用に慎重になるからです。

大学中退後にフリーター生活を続けると、正社員就職で大きなハンデを追う恐れがある点も理解しておきましょう。

対策:空白期間を前向きに伝える準備をする

フリーター生活が長くても、その期間を「正社員就職に向けた準備期間」として前向きに説明できれば評価を高められます。

労働政策研究・研修機構の調査では、約4割の企業が「フリーター経験であっても、その経験から何を得てどのように活かしていくかが明確に説明できている場合はプラスに評価する」と答えています(※)。

つまり、フリーター経験での学びをどう活かすか説明できれば、企業からの印象を高められるのです。そのため、空白期間を前向きに伝える準備をしておきましょう。

ポイントは、以下の通りです。

  1. アルバイトで学んだことを整理する
  2. その「学び」を得た具体的なエピソードを思い出す
  3. その「学び」を応募企業でどう活かすか考える

大学中退後の空白期間が気になる人ほど、アルバイトで得た「学び」を言語化し、正社員としてどう活かしたいか伝えましょう。

▼空白期間の回答例

大学中退後、接客アルバイトを通じて責任感の大切さを学びました。
特にシフト管理を任された経験から、任された業務を最後までやり切る姿勢が身についたと感じています。
御社で施工管理として働く際も、工期に間に合うように責任感を持って業務を進めていきたいと考えています。

※出典:労働政策研究・研修機構「中小企業の「採用と定着」調査結果 −速報版−|図表4-12 規模別に見たフリーター経験の評価(%)」p.97

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大学中退したその後上手くいく人の特徴

大学を中退した後に上手くいく人には、進路を早く決めて行動している、悩んだときは周囲の人に相談している、といった点が共通しています。

その後の進路を迷っているうちは時間だけが過ぎてしまいますが、このとき「とりあえずこの方向で進んでみよう」と決めると意欲が湧き、目標に向けて突き進む“熱量”も生まれます。

中退後のモヤモヤや不安を一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらうことで心が落ち着き、前向きな気持ちを取り戻せる人も多いのです。

ここでは、こうした点を含め、大学中退後に上手くいく人の特徴を5つ紹介します。

1. 早い段階で進路を決めて行動した

大学中退した後にうまくいく人は、早めに進路を決めて行動に移しているといった特徴があります。
例えば「特定の職種に就きたい」「別の分野で学び直したい」といった具体的な目標があると、その後の行動に一貫性が保たれ、理想を実現しやすくなります。

特に就活においては、曖昧な動機で大学中退した人よりも、意図や覚悟を持って中退した人の方が信用されやすく、選考においても良い印象を与えることが可能です。
加えて、早く動くことで空白期間が短くなり、求人の選択肢が広がる点も大きなメリットと言えます。

2. 悩んだら周囲の人に相談することを徹底した

大学中退後に不安を抱えても、1人で悩まず周囲に相談することを徹底していた人は、その後の進路がうまくいく傾向にあります。なぜなら、家族や友人、キャリアセンターやハローワークなど周囲の人に相談することで視野が広がり、自分では気づかなかった選択肢に気づけるからです。

また、客観的なアドバイスを受けることで自分の適性や強みを再認識できたり、孤独感を感じず前向きに進路の検討ができるなど、周囲の人に相談する事は様々なメリットがあります。

情報収集や自身の進路の方向性の整理にも繋がりますので、大学中退のその後の人生に悩んでいるような場合は、信頼できる人に相談するところから始めてみると良いでしょう。

3. 幅広い可能性の中から納得のいく選択をした

大学中退の後に満足のいく人生を歩めている人は、焦って進路を決めず、幅広い可能性の中から納得のいく選択肢を選んでいる傾向も見られます。

冒頭に解説した通り、大学中退後にはフリーターだけでなく、正社員や公務員としての就職や専門学校への進学、資格取得、起業など様々な選択肢があります。
その中で自分に最も合っている進路が何かを冷静に見極めた人ほど、将来後悔するリスクを軽減することができます。

大学中退のその後の人生をより良いものにしたいのであれば、情報収集や自己分析を怠らず、多角的に進路の選択肢を比較検討することをおすすめします。

4. 大学を前向きに中退した

大学中退に対して前向きな意識を持ち、「やりたいことのために中退した」などの主体的な理由がある人であれば、その後の行動にも意欲やポジティブさが生まれ、より良い人生に繋がりやすくなります。

自分の意思で決断し、それに向かって努力している姿勢を話すことができれば、就活における選考でも評価されやすいだけでなく、自分の選択と行動に一貫性が持てることから、後悔するリスクを減らすことが可能です。

大学中退を検討する際は、「なぜ大学を中退しなければならないのか」を自分の言葉で言語化できるように、あらかじめ準備しておくことが大切です。

5. 大学の中退理由を自分で明らかにしていた

大学を中退した理由を自己分析し、他人に説明できるようにしていた人は、その後の就職活動や進路選択においても一貫性を持ちやすくなります。

特に就活においては面接官から大学中退理由を聞かれることが多く、「なぜ中退したのか」「中退の経験から何を得たのか」といったことを伝えられるかで、面接の通過率に大きく影響してくると言われています。

大学の中退理由を曖昧にしか説明できないと、就活で失敗しやすくなるだけでなく、就職以外の進路を選んだ場合であっても、その後の人生をより良いものにしにくくなりますので注意が必要です。

大学中退したその後上手くいかない人の特徴

大学中退後に上手くいかない人には、自分の意思がない、人や環境のせいにする、短期的な視点で判断するといった特徴が見られます。

自分が「こうしたい」という意志がないと主体性を感じられず、採用担当者から受け身な印象を持たれてしまいます。

就職活動や仕事が上手くいかない原因を外部のせいにする人は、「自分で反省し、そこで得た気付きや学びを次につなげる」という“成長の機会”を得られません。
また、給与の高さといった“目先の利益”だけで就職先を選んだことで、入社後に仕事内容や職場環境とのギャップを感じ、早期離職につながるケースも多いのです。

1. 自分の意思を持っていない

大学を中退した後に失敗しやすい人の特徴として、自分の意思を持っていないことが挙げられます。
進路の選択を誰かの意見に委ねていたり、なんとなく中退を決めた場合は、次の進路でも主体性を欠いた行動になりやすく、後悔する傾向があります。

自分自身で意思決定をせず、特に軸も持たないまま動いてしまうと、就活における面接でも話に一貫性がなくなり、評価を落とす原因にも繋がります。
社会に出てからは自分の意思で行動する場面が多くなりますので、自分の選ぶ進路に責任を持てるように意識を変えることが重要です。

2. 人や環境のせいにする

人や環境のせいにして失敗を次に活かさないような人も、大学中退したその後にうまくいかない人の特徴として挙げられます。
例えば「教授と合わなかった」「大学の環境が悪かった」などと外部要因のせいにするような人は、自分の判断や行動を反省することができません。

この姿勢は面接などにおいても無意識に現れやすく、面接官からネガティブな印象を受けてしまうでしょう。また、就職以外の進路を選んだ場合でも、同じように人や環境のせいにして次のステップに進めないような状況にも繋がります。

大学中退のその後に納得のいく進路を実現するためにも、自分の行動に責任を持ち、前向きに次を考える姿勢を持っておきましょう。

3. 短期的な視点だけで物事を判断した

短期的な視点だけで物事を判断するような人も、大学中退後にうまくいかない傾向が見られます。
例えば就活において「楽そうだから」「すぐに稼げそうだから」といった理由で仕事を選んでしまうと、長期的なキャリア設計ができずに就職先の選択肢を狭めてしまいます。

短期的な視点だけでなく、5年後や10年後の未来にどうなりたいのかを考え、そこから逆算してやるべきことを考えることで、将来成功しやすい進路を決めることが可能です。
特に大学中退という重要な判断をする際は、周りの人に相談しながら長期的な視点を持つことを意識してみてください。

大学中退後に就職成功できた人の体験談

大学中退をしていても、その後就職に成功できたという人はたくさんいます。

ここでは、大学中退から正社員就職に成功した人に対し、就職カレッジ®︎が独自でインタビューした体験談をご紹介します。

中退後に専門商社の営業として内定した体験談

大学の講義に面白さを見出すことができず、バイトとサークル活動にばかり専念していました。講義にも全く出ていなかったので単位も足りず、大学に行く意味に疑問を感じたこともあり、2年で大学を中退することにしました。

中退後はカナダに留学したのですが、そこでも勉強に全く付いていくことができず、結果半年で帰国。身にならない留学経験をしてしまったこともあり、すぐに就職しようと気持ちを切り替えました。

就職支援サービスに登録し、様々な会社の求人を比較検討していく中で、社員の雰囲気の良さに惹かれた専門商社に営業として内定をもらうことができました。

就活中はとにかく「負けないぞ」「本気でやろう」という気持ちを強く持っていたので、その気持ちが原動力となって内定をもらえたのだと思います。

今では営業所長になるという目標を持って日々の仕事に集中できています。
まずは業務の知識を増やし、商談スキルを身につけていきたいと思っています。

塩山航平さんの就職成功体験談 – ジェイック 就職カレッジ®︎

中退後にIT営業になった体験談

大学で入ったよさこいサークルに没頭してしまい、徐々に講義を欠席するようになりました。
3年まではなんとか進級したのですが、単位が足りずに留年。
「このまま無理に大学を続けるのも苦痛だな」と感じ、中退することにしました。

中退すると決めてからはまず大学を休学し、その間に就職支援サービスの利用を始めました。
ビジネスマナーなどの基礎知識を研修で教わり、その後複数の企業が集まる面接会に参加しました。

そこで出会った会社の社長の話に共感してしまい、「自分もこんな人になりたいな」と感じてそのまま選考に進み内定をもらうことができました。

入社して4ヶ月ですが、今はITセキュリティの提案営業に従事しています。
採用関連の業務も一部任せてもらえていて、これからは後輩から目標とされるような先輩として仕事を頑張っていきたいです。

小田さんの就職成功体験談 – ジェイック 就職カレッジ®︎

中退後に第一志望で内定を獲得した体験談

家庭の経済的事情で大学を中退した後、喫茶店と居酒屋でアルバイトを掛け持ちしながらフリーターとして生活していました。しかし奨学金の返済が始まったことで、アルバイトだけでは生活が厳しくなり、就職を決意しました。

中退によって、夢だった保育園の先生に正社員就職する道が閉ざされました。
子供と関わる仕事は一旦諦め、まずは経済的な安定を得ようと、一般企業への就職を目指すことにしました。

就職活動では、中退者でも応募できる求人を調べ、ジェイックに登録。
セミナーや談を通して、自分に向いている業界・職種を理解し、就職活動の方向性を整理することができました。また、仲間や講師からの刺激もあり、モチベーションを維持できたのもよかったです。

面接会までに準備を徹底し、笑顔で挨拶することを意識して臨んだ結果、第一志望の企業から1次面接で内定を獲得。
入社後はしっかりと成果を出すため、仕事に集中し成長していくことを目標としています。

宇野澤舞さんの就職成功体験談 – ジェイック 就職カレッジ®︎

中退後に総合商社に内定した体験談

大学で理学療法士を目指していました。しかし、大学の先生の話を聞き、「自分には成果が数字で評価される環境のほうが合っている、理学療法士は自分に向いていない」と感じたことをきっかけに、中退することにしました。

営業職に興味を持ち、ネットでジェイックの説明会に参加。個別カウンセリングでも親身に話を聞いてもらい、「ここで頑張ろう」と決めました。研修では飛び込み実習など厳しい経験もありましたが、仲間と励まし合いながら乗り越えました。
学んだビジネスマナーや第一印象の重要性は今も役立っています。

研修後、インテリア・内装資材の総合商社に就職。
社長や社員の人柄に惹かれ、職場は明るく風通しのいい環境です。学歴に引け目を感じることもなく、先輩の指導を受けながら研修期間中に仕事を覚えています。
営業に出るようになったら、自分で目標を立て、コツコツ達成する営業マンを目指しています。

宮崎駆さんの就職成功体験談 – ジェイック 就職カレッジ®︎

退学後に技術営業になった体験談

理系の大学に8年間通いました。部活や趣味に熱中し、ダンスでアニメのオープニング映像の振り付けを担当、イラストにも挑戦するなどして、大学生活は充実していましたが、卒業に必要な単位が足りず退学となりました。
焦りもあり、まずは就職で安定を得たいと思い、ジェイックに登録。カレッジへの参加を決めました。

研修で学んだ「7つの習慣®」の考え方は、自分の性格や長所を肯定してくれる内容で、とても印象に残っています。カレッジ修了後、集団面接会で4社から内定をもらいました。その中で、社長の人柄に惹かれた渡辺精密工業に入社を決めました。

現在は技術営業として、1000分の1ミリの精度が求められる完全オーダーメイドの製品を担当しています。作業手順や製作工程を自分で考えて製造部門に伝える仕事は難しいですが、勉強しながら少しずつ成長を実感しています。目標は担当顧客を2ケタに増やし、一人で対応できるようになることです。

Nさんの就職成功体験談 – ジェイック 就職カレッジ®︎

中退者からよくある相談例
中退就職カレッジ 中退した方専門の就職支援サービス
中退者からよくある相談例
中退就職カレッジ 中退した方専門の就職支援サービス

大学中退後にやるべきこと4選

大学中退後に正社員就職を目指したい場合は、まず「なぜ大学を中退したい」と考えたのか言語化することが重要です。
その上で、出来る限り早く次のライフプランを考えて空白期間を短くする意識を持つように心がけてみてください。

また、大学中退によって親との関係性を悪化させないためにも、親に中退の事実を伝えることもポイントです。
その時、複数の就職サービスに登録して就活に取り組んでおけば、親に心配をかけることがなくなりますので合わせて意識しましょう。

ここからは、大学中退後にやるべきことを4つのポイントに分けて解説します。

1. なぜ大学を中退したのが言語化する

まず、大学を中退する決心がついた段階で、自分はなぜ大学を中退することにしたのかを言語化しましょう。

これにより、自分がこれからどういう壁に当たった時に弱いのかという性格を理解することに繋がり、進路選択の際に役立てることができます。

また、大学中退理由の言語化は面接という観点においても重要なプロセスです。

面接ではほぼ確実に面接官から大学中退理由について聞かれることになります。
その時ポジティブな返答ができないと見送りになる可能性が高まりますので、早い段階で中退理由の言語化をしておくことが非常に大切になるのです。

2. できるだけ早くライフプランを考える

大学中退が決まった段階でやるべきもう一つのアクションとして、できるだけ早く今後のライフプランを考えるというものも挙げられます。

特に正社員就職をしたいのであれば、中退後に空白期間を作ることはできるだけ抑えるようにしましょう。フリーターなどの空白期間が長引けば長引くほど、就職率が下がっていくというデータも存在します。

いきなり10年単位のライフプランを考えようとしても現実味がありませんので、まずは向こう1年〜3年程度の短期間のもので大丈夫です。
それも難しければ、大学中退後にいつまでに就職を成功させるのかというプランニングでも良いでしょう。

次に自分は何を目指して頑張ればいいのかという観点を把握しておくことで、今後の生きるモチベーションにも繋げられます。面倒かもしれませんが、大学中退時には必ずやっておくようにしてください。

3. 親に中退の事実を伝える

できれば大学中退の決心を伝える前がベターですが、中退の事実、もしくは中退したいと思っていることは親にあらかじめ相談しておくことがおすすめです。

学費を払ってもらっている場合はもちろん、学費を自分で稼いでいる場合でも親への相談はしましょう。

もし親に相談しないまま大学を中退してしまえば、今後の親子関係に大きな溝を作ることも考えられますし、人生における重大な決断を相談しなかったこと自体が親不孝とも言えます。

親に自分の弱さを曝け出すことは躊躇してしまうかもしれませんが、相談することで悩んでいたことがクリアになるといったメリットもあるため、ぜひ親への相談も欠かさず行うようにしてください。

4. 複数の就職サービスに登録する

大学中退者が就職をしようとする際、基本的には就職サービスを利用することになります。
この時、複数の就職サービスに登録するのがおすすめです。

実は就職サービスによって応募できる求人は異なりますので、複数のサービスを使うことで自分の希望に沿う求人を見つけやすくなるというメリットがあります。

また、就職サービスに登録するタイミングとしては、大学中退を決めた瞬間がおすすめです。
まずは一旦登録して求人を眺めてみるだけで大丈夫ですので、いつでも就活を始められる状況を作ることを意識してみてください。

中退者からよくある相談例
中退就職カレッジ 中退した方専門の就職支援サービス
中退者からよくある相談例
中退就職カレッジ 中退した方専門の就職支援サービス

大学中退者こそ知るべき!正社員就職を成功させる6ステップ

大学中退者が正社員就職を成功させるための「6つのステップ」を紹介します。

  • ステップ1:就活の流れを理解し、入社日を決める
  • ステップ2:自己分析をし、業界や職種を調べる
  • ステップ3:「譲れない条件」と「妥協できる条件」を考える
  • ステップ4:応募書類を準備する
  • ステップ5:求人を探して応募する
  • ステップ6:面接対策をする

中退後は「早く正社員にならないと…」と焦ってしまいがちですが、全てに一気に取り組もうとすると逆に混乱してしまいます。

大切なのは、1つずつ着実に課題をクリアしていくことです。
6つのステップに沿って、焦らず就職活動を進めましょう。

ステップ1:就活の流れを理解し、入社日を決める

まずは就活全体の流れを理解し、仮決めでも良いので「入社日」を設定しましょう。

その後のイメージが持てないと、自分がいま何をすべきか分からず、時間だけが過ぎてしまう恐れがあります。そのため、はじめに就活のスケジュール感をつかんでおくことが大切です。

▼就職活動の標準的なスケジュール(例)
  • 1~2週目:自己分析、希望条件を固める
  • 2〜4週目:応募書類の作成、求人検索・応募
  • 5〜8週目:面接対策、面接
  • 9〜12週目:内定獲得、入社準備

総務省の2022年の調査では、約4割の求職者が「2か月以内」に求職活動を終えています(※)。

就活が初めての場合は準備や対策に時間がかかるため、入社目標日は余裕を持って「3か月後」に設定するのがおすすめです。

※出典:総務省「令和4年 就業構造基本調査 結果の要約|求職期間別就業希望者(求職者)数(2017年、2022年)-全国」p.30 ※「総数」に占める、1か月未満・1か月・2か月の割合

ステップ2:自己分析をし、業界や職種を調べる

次に、自己分析を行いましょう。

自己分析をするメリットは、就活の方向性が定まることです。
過去の経験を振り返りながら、自分の強みや大切にしたいこと、ストレスがたまりやすい環境などを整理することで、自分に合った業界や仕事の傾向が見えてきます。

強みや価値観が明確になったら、それらの軸を満たす業界や職種を調べてみましょう。

たとえば、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)にある「仕事価値観検査」の利用もおすすめです。
働くうえで重視したい点を選ぶだけで「職業リスト」が表示され、自分に合う仕事を知る手がかりになります。

ステップ3:「譲れない条件」と「妥協できる条件」を考える

目指すべき業界や職種が自己分析を通して見えてきたら、「譲れない条件」と「妥協できる条件」を整理しましょう。

大学中退者(高卒者)の場合、大卒や大学院卒の学生と比べると応募できる求人が限られます。希望条件を挙げ過ぎると応募先が狭まってしまうため、条件には優先順位をつけることが大切です。

具体的には「譲れない条件」を2〜3つに絞り込み、それ以外は「妥協できる条件」として考えておくことをおすすめします。

<例>

項目【譲れない条件】【妥協できる条件】
給料手取り20万円以上賞与は年2回ではなく1回でも可
仕事・環境会社の中で働ける仕事(事務職など)在宅勤務ができなくてもOK
その他週休二日(土日休み)繁忙期の残業は許容する

ステップ4:応募書類を準備する

希望条件が固まったら、応募書類の準備に移りましょう。

大学中退者は「履歴書」と「職務経歴書」の提出が必要ですが、既卒枠で新卒採用に応募する場合は「ES(エントリーシート)」の提出が求められることもあります。

履歴書では大学中退の事実をごまかさずに記載し、中退に至った経緯やそこから得た学びを前向きな形でアピールするなど、中退者ならではの作成のポイントがあります。

1人で作成するのが不安な人は、ハローワークや就職エージェントを活用し、キャリアアドバイザーに書き方を教えてもらいましょう。

あわせて、以下の記事も参考にしてみてください。

ステップ5:求人を探して応募する

応募書類が整ったら、実際に求人を探して応募してみましょう。

大学中退者が求人を探す方法は、以下の通りです。

  • ハローワーク
  • 求人サイト
  • 就職エージェント
  • 企業の採用ページ・合同企業説明会

求人を探すポイントは、「既卒歓迎」や「未経験歓迎」の求人を優先的に確認することです。

中退後3年以内であれば既卒枠として新卒採用に応募できる場合もあります。
新卒採用は経歴よりも将来性が重視されるため、中退者でも内定を得やすいでしょう。

「未経験歓迎」の求人は職務経験が問われにくいので、経歴に自信がない中退者はぜひチェックしてみてください。

ステップ6:面接対策をする

書類選考が通過したら、いよいよ面接です。

大学中退者は次の質問をされやすいので、あらかじめ回答を考えておきましょう。

  • 大学の入学理由
  • 大学を中退した理由
  • 中退後の過ごし方
  • 企業の志望理由
  • 入社後どのように活躍したいか

ハローワークや就職エージェントでは、応募書類の添削を受けられるだけでなく、模擬面接などの選考対策も無料で受けられます。

面接で答える内容についても担当者に相談できるため、不安が大きい中退者にとっては特に心強い存在といえるでしょう。

面接通過率を高めたい人は、次の記事も参考にしてください。

大学中退、その後の就職活動のコツ6点

大学を中退した後の就職活動では、出来る限り早く就活を始めることを意識しましょう。
特に就活を始めた直後は、自己分析や企業研究を行うとともに、大学中退者向けの頻出質問の準備をしておくと、応募した後に内定を獲得しやすくなります。

また、少しでも内定獲得率を高めるためにも未経験歓迎の求人を探したり、気になる求人に積極的に応募することもコツになってきます。

どうしても就職活動の進め方が分からない場合は、就職エージェントを活用することも検討してみてください。

ここからは、大学中退のその後の就職活動のコツを6つのポイントに分けて解説します。

1. できる限り早く就活を始める

大学を中退した後に空白期間が長引くと、企業側にネガティブな印象を持たれる可能性が高くなるため、できる限り早く就活を始めることがコツになってきます。
早めに動くことで応募できる求人の幅が広がるだけでなく、未経験歓迎の企業にもチャレンジしやすくなります。

大学中退のその後の就活では、情報収集や応募書類の準備、面接対策などやるべきことが多いため、早めに就活を始めることによって精神的にも余裕を持って対応できるといったメリットもあります。

自信がない状態でも、まずは一歩踏み出す意識を持っておきましょう。

2. 未経験歓迎の求人を探す

大学中退者は新卒ではなく中途採用枠として就職活動をすることになります。
中途採用枠の求人サイトでは、新卒サイトよりも複数の条件をつけて求人検索することができますが、この際は未経験歓迎の求人を中心に探すのがコツです。

未経験歓迎の求人は、文字通り社会人経験がない人も対象としている求人となりますので、大学中退者でも採用される期待が持てます。

加えて、未経験者を積極的に採用している会社ということもあり、入社後の研修制度が整っているといった期待が持てるのもポイントです。

就職率の高さ、就職した後の立ち上がりの早さといった2つの期待が持てますので、大学中退者の人は未経験観劇の求人を検索するよう意識してみてください。

3. 自己分析や企業研究を行う

就活を始めるからといっていきなり求人に応募していては、書類選考で見送られてしまいます。少しでも自分にマッチした求人に応募し、就職率を高めるためにも自己分析と企業研究を行いましょう。

自己分析とは、今までの経験を棚卸しして長所と短所を言語化し、就活に対するアピールポイントを自己認識するために行う分析です。

また、企業研究とは求人票や企業ホームページ、就職口コミサイトなどで情報収集を行い、就職後の働くイメージを具体的にするために行うリサーチのことを言います。

どちらもしっかり行うことで面接での熱意をアピールすることに繋げられますし、入社後に悪いギャップを感じにくくすることにも寄与します。

自己分析と企業研究の方法については、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。

4. 大学中退者向けの頻出質問に備える

大学中退者が就活を進める際は「なぜ大学を中退したのか」といった質問がほぼ確実に聞かれるため、あらかじめポジティブで納得感のある答えを用意しておくことがコツです。

「やりたいことに集中したいと考えた」「早めに社会人経験を積んで長期的なキャリア形成をする判断をした」など前向きで論理的な説明ができると、大学中退の事実が企業側にネガティブに映りづらくなります。

大学中退に対して後ろめたさを感じてしまうかもしれませんが、中退の事実を認めつつ、その後のキャリアや進路をどのように考えているのかといった、未来の観点を持つことを意識してください。

5. 気になる求人には積極的に応募する

大学中退者の選考は中途採用枠となると解説しましたが、中途採用枠の選考は新卒枠に比べて定員が少なく、最大規模が高いという特徴があります。

きちんと準備しても書類選考で見送りになるケースも多いため、内定を勝ち取るためには気になる求人に積極的に応募することがポイントになります。

特にすぐにでも人を採用したいと思っている企業は、内定者が出た時点で求人を取り下げてしまうこともありますので、応募しようか迷っていたら募集が終わってしまったということも珍しくありません。

少しでも気になる求人を見つけられたら、当たって砕けろの精神で積極的に応募するよう心がけてください。

6. 就職エージェントを活用する

大学中退者は正しい就活の方法を教えてもらえるタイミングがなく、その結果として就職率が下がることが考えられます。

就活についての知識に自信がないという大学中退者には、就職エージェントの活用がおすすめです。

就職エージェントに登録することで、専任のアドバイザーが就活の知識を直接教えてくれるだけでなく、自分の希望にあった求人を自動で紹介してもらうこともできます。

就活の効率を大きく上げることが可能なため、就活を一人で進めていくのは不安という人は特に就職エージェントの利用を検討してみると良いでしょう。

中退者からよくある相談例
中退就職カレッジ 中退した方専門の就職支援サービス
中退者からよくある相談例
中退就職カレッジ 中退した方専門の就職支援サービス

大学中退後の人におすすめの職業

大学中退後の人におすすめできる職業としては、様々な業界や職種で活用できる汎用的なスキルが身に付く営業職や、今後も高い需要が見込まれるITエンジニアと介護職が挙げられます。
これらの職業は未経験者を歓迎している求人も多く、経験を積むことで手に職をつけることも可能です。

特に営業職やITエンジニアは、就職後に学歴や年齢が関係なく、実績次第で大卒よりも稼げるといった特徴があります。
社会人になってから努力をしてキャリアを積み上げていきたい人にぴったりな仕事と言えるでしょう。

ここからは、大学中退後の人におすすめできる営業職、ITエンジニア、介護職の仕事について詳しく解説します。

1. 営業職

営業職は、会社や個人に対して商品やサービスを提案し、契約を取ってくる仕事です。
契約件数のみが評価のポイントとなり、活躍できれば大卒よりも稼ぐことができるという点でおすすめできます。

また、仕事内容が極めてシンプルで分かりやすく、大学で学ぶような専門的な知識が求められることもないため、大学中退者でもすぐに仕事を覚えて独り立ちできるのも営業職の特徴です。

加えて、未経験者歓迎求人や学歴不問求人も多く、応募先の選択肢が幅広いのも大学中退者におすすめできる理由です。

2. ITエンジニア

ITエンジニアはITサービスの設計・開発・運用に携わる技術職です。
幅広いIT知識とプログラミング知識が求められますが、完全実力主義の職業ですので、学歴に関係なく活躍できる点が魅力です。

ITエンジニアとして実績とスキルを積むことができれば、大学中退者であっても独立してフリーランスになったり、起業したりするなどキャリアパスが豊富な点もおすすめできるポイントの一つです。

手に職をつけ、今後の人生で挽回していきたいという強い思いを持つ大学中退者には、ITエンジニアの世界に飛び込むことをおすすめします。

3. 介護職

介護職は、病気などで介護が必要な人に対して日常生活の介助を行う仕事です。

日本はこれからも高齢社会になっていくと言われていますので、需要が高く手に職をつけられる職業とも言えるでしょう。

肉体労働にはなりますが、最近では政府も主導して介護職の待遇改善に向き合ってるため、賃上げや休暇の多さといったポジティブなニュースも増えていくことが考えられます。

仕事をしていく上で、誰かに直接感謝の言葉を言われたいなど、やりがいを求める大学中退者に特におすすめできる職業です。

中退者からよくある相談例
中退就職カレッジ 中退した方専門の就職支援サービス
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大学中退後に気を付けるべき注意点

大学中退後に就職活動に取り組む場合は、大卒を募集している求人には応募しないように注意してください。
システム上応募することはできるかもしれませんが、基本的に書類選考で見送りになってしまうため、精神的にネガティブな気持ちになりやすくなってしまいます。

また、バレないだろうという考えで、大学中退の事実を隠すことも避けるように注意が必要です。
面接の中で中退の事実がバレやすいだけでなく、就職後の入社手続きで大学中退の事実が明るみになれば、法的な問題にも発展しかねません。

ここからは、大学中退後に気をつけるべき注意点を2つ解説します。

1. 大卒を募集している求人には応募しない

大学中退者は学歴上高卒になりますので、求人に応募する際は大卒を募集している求人は避けるようにしましょう。

システム上、大学中退者でも大卒を募集する求人に応募することはできますが、ほぼ確実に書類選考で見送りになってしまうため、ただただ時間を無駄にするだけになります。

内定をもらえる可能性も極めて低いため、大学中退者の人は学歴不問で募集する求人をメインに応募するよう意識してください。

2. 大学中退の事実は隠さない

大学中退がデメリットになりそうだからといって、中退の事実を隠して選考に臨むことは絶対に避けてください。

面接での質問においても大学中退の事実は隠し切ることは難しいですし、就職後の入社手続きの際に大学中退の事実はほぼ確実にバレてしまいます。

大学中退者が就活をする際は、中退の事実をオープンにすることを前提としましょう。
その上で、大学中退理由をポジティブに伝えることができれば、面接官はあなたが魅力的な人材だと感じてもらえるはずです。

中退者からよくある相談例
中退就職カレッジ 中退した方専門の就職支援サービス
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まとめ

大学中退のその後の進路はいくつも選択肢が考えられますが、実態としては正社員としての就職を望んでいたものの、フリーターとして生活する人が多いことが分かりました。

とは言っても、大学中退者が中退後に正社員就職することは可能ですので、この記事で解説したポイントやコツを意識して就活を進めるよう意識してみてください。

また、一人で就活を進めるのが不安という場合は、大学中退者向けの就職支援サービスを使ってみるのも良いでしょう。

中退就職カレッジのご紹介
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  • 学歴に自信がないから就職できるか不安
  • 就職について、誰に相談したら良いか分からない
  • 中退しようかどうかを迷っている
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ABOUT US
小久保 友寛キャリアコンサルタント
元株式会社ジェイック シニアマネージャー/「就職カレッジ®中退者コース」事業責任者。国家資格キャリアコンサルタント。これまで約1400名以上*の大学中退者やフリーターのキャリアカウンセリングや就職支援講座を行う。(*2014年8月~2020年7月)現在は、学生団体の活動支援や、企業・経営者への組織づくり支援、終活支援など、世代や立場を問わず「やりがい」や「いきがい」を育む取り組みを幅広く展開中。 「誰もが人生を楽しめる社会をつくる」──その想いは、「日本の中退を変える!」と掲げていた頃から今も変わりません。