小・中・高とすべて別々の部活。いろいろなことを経験したいタイプだった
小学校は卓球部、中学はバスケ部で、高校では弓道部に入ってました。
元々「いろいろなことを経験したい」と思うタイプで、「1つのことをある程度できるようになったら、次のスキルを身に付けたい」と思う性格なんです。
小学校の時は運動が苦手だったんですが、中学でバスケをやるうちに人並みぐらいにはなったり、弓道も、高校から始めて初段をとったりしたので、いろいろやって良かったなと思っています。
大学は、理系の地方国立大学に進学。新たにストリートダンスとイラストを始めた
僕は愛知出身なんですが、大学は鳥取大学の機械系の学部に進みました。
父が製造関係の仕事をしていて日曜大工とかも得意だったので、僕も機械とかモノづくりに憧れがあったんです。
そういう興味と、自分のレベルに合った大学ということで、鳥取大の理系学部に進みました。
大学入学後は、新たにストリートダンスとイラストを始めました。
ストリートダンスは、高3時の学園祭でみんなで踊ったのが楽しくて、「大学に入ったらダンス部に入ろう」と決めてたんです。
イラストは、元々、絵を描くのは苦手だったんですが、「苦手だからこそ克服したい」と思って描いているうちに好きになりました。
イラストもダンスも両方やっていたことから、あるアニメ会社の社長に「アニメのオープニングのダンスをやってほしい」と頼まれたことがあって、その時はダンスの振り付けから考えました。
実際にテレビで流れて、エンディングで自分の名前が出た時は嬉しかったですね。
部活は充実していたが、授業にはついていけなくなり…。大学8年で強制退学
部活は充実してましたが、授業のほうは、ついていくのが難しくなっていきました。
例えば物理でいうと、「ボールを投げて何秒後に落ちる」といった“目に見えるもの”の話までは理解できたのですが、だんだん、それだけではない内容になっていって…。
それで単位がとれなくなっていったのと、ダンスや遊びに夢中になっていたこともあって、4年では卒業できず、留年することになりました。
それから5年目、6年目、と留年を重ねたのですが、父が「大学は絶対卒業したほうがいい」と言っていたこともあって、中退はせず、卒業するつもりで通っていました。
でもやっぱり単位が足りなくて、最終的には、大学8年目を終えた時点で“卒業に必要な単位が3単位足りない”という状態で強制退学となったんです。
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その後、就職について調べる中でジェイックを見つけた
ジェイックのことは、「大学中退 就職」とかで検索した時にホームページを見つけて知りました。
で、評判が良さそうだったのと、“8年生まで留年した25歳”ということで焦りもあったので、まずは説明会に行ってみようと思いました。
当時の僕は営業よりも製造や技術の仕事に興味があったので、ジェイックの説明会で「営業職の紹介が多い」と聞いた時は「ちょっと違うかな」とも思ったんですが、就職アドバイザーの山羽さんに「営業が多いけど、製造や技術の仕事もある」と聞いて、「それなら参加してみよう」とカレッジへの参加を決めました。
それがもう3月頃だったので、「4月から働くためにも、しっかり頑張ろう」という気持ちでしたね。
カレッジの研修で印象に残っているのは、「7つの習慣®」を学べたこと
研修の内容で一番印象に残っているのは、「7つの習慣®」の考え方、特に「同じものを見ても、人によって捉え方が違う」という“パラダイム”について学べたことです。
僕は3歳から8歳までアメリカに住んでいて、いろんな人種の人がいる環境で育ってきたので、人に対する偏見が全然ないんですね。
それこそ「どんな人でも、良いところが絶対ある」と思える性格で。
「7つの習慣®」の“パラダイム”の話は、そうした僕の性格を肯定してくれるような内容だったので、「自分のこの性格は、長所なのかもしれない」と思うことができたんです。
それが一番良かったことですね。
カレッジ修了後、集団面接会に参加して4社から内定獲得。第一志望の会社に就職した
カレッジ修了後は、集団面接会に参加して4社から内定をもらいました。
4社ともメーカーで興味はあったのですが、一番魅力を感じたのが、今の会社、渡辺精密工業でした。
営業での採用でしたが、面接を受ける頃には「メーカーの営業なら面白そうだ」と考えるようになっていたので、問題ありませんでした。
この会社を選んだ一番の理由は、社長の人柄です。
集団面接会の時から僕のことをよく見てくれていて、話し方も、すごく頭のいい人という印象を受けたんです。
個別面接の時は他の方が面接してくださったのですが、その方も僕のことを深く考えてくださって、いろんな話をしてくれて。
それで、「この会社の人は、社長をはじめ、その下の方も社員をしっかり見てくれるんだな」と思って、入社したいと思いました。
…就職が決まった時、母親には「やっと安心できたよ」と言われました。
僕は「今まで苦労をかけました。これから頑張ります」と伝えました。
1000分の1ミリの技術を誇る会社。この会社の技術営業として、勉強を重ねる毎日
僕の会社は計測器の製造を行なっている会社で、航空宇宙業界や自動車業界の企業などがお客様になります。
そうした企業からオーダーをいただいて、1ミクロン(1000分の1ミリ)の精度の製品を個別に作る感じですね。
僕はここで技術営業、いわゆる営業をしているのですが、商品が完全に受注生産なので、オーダー1つ1つに合わせて作業手順や製作工程を自分で考えて、それを製造部門に伝えて作ってもらわなければいけません。
かつ、ウチは他社にはできないようなことができたりするので、オーダーも複雑かつ高度だったりします。
なので技術営業として一人立ちするには相当な勉強が必要で、僕はまだそこには至ってません。
一応、今も4社のお客様を担当しているのですが、逐一上司に見てもらいながら対応しています。
目標は、現在4社の担当顧客を2ケタにすること
なので今の目標は、お客様への対応を1人でできるようになって、かつ、先輩から引き継いで2ケタのお客様を担当することです。
ウチの会社は、常務がかなりベテランの方なので、常務のお客様を早く引き継げるようになりたいですね。
まだまだ大変なことのほうが多いですが、成長している実感はあるし、先輩方も良い人が多いので、頑張っていきたいです。
最後に、就活中の皆さんへのメッセージ
ジェイックのような就職支援サービスを使う人の中には、自分に自信のない人も多いかもしれません。
でも僕は、誰にでも長所やアピールポイントがあると思っています。
それをきちんと分析とか言語化とかしてアピールできるようになれば、きっと他人に認められるようになると思うので、悪いところばかりに目を向けず、いいところにも目を向けてみてほしいと思います。
いや、“いいところにも”ではなく、“いいところだけに”目を向けてほしい。
そうすれば絶対光は見えてくると思います。大学に8年通った僕が何を偉そうなこと言ってるんだ、って感じですけど(笑
でも、僕もそれができたから、大学に8年通ったにも関わらず4社から内定をいただけたと思うので、ぜひ、皆さんも頑張ってみてほしいと思います。
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