大学中退は正社員で就職できないはウソ!就活に失敗、成功する人の特徴や対策を紹介

大学中退は正社員で就職できないはウソ!就活に失敗、成功する人の特徴や対策を紹介

大学中退者は就職できないと思われがちですが、就職に成功している人はいます。

中退後に正社員になった人と就職活動がうまくいかない人の特徴をまとめました。大学中退者の具体的な就活方法もご紹介します。

※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合

 

大学中退後に就職できない人の8つの特徴

大学中退後に就職できない人の特徴

大学中退後に就職活動をしていても、なかなか就職できない人の特徴をご紹介します。また、大学中退後でも内定を獲得するための改善策もお伝えします。

大学中退後の就職活動のスタートが遅い [就職できない中退者の特徴1]

大学中退後に正社員の就職活動のスタートが遅いほど正社員の就職が難しくなります。

当然、面接官は「大学中退後から今まで何をしていたのか?」が気になります。面接官に効果的な説明ができなければ、中退後の期間が長いほど、印象は悪くなってしまうでしょう。

明確な理由があれば問題ないですが「なんとなくダラダラ過ごしてしまった」「就職活動をする気が起きなかった」などの理由は印象が悪く不採用になる確率が高いです。

独立行政法人労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の展開」の調査によると、大学中退後にフリーターになった人が正社員就職できる確率は、フリーター期間が長いほど下がっていくようです。

 

フリーター期間 正社員になれた割合
6ヶ月以内 64%
7ヶ月~1年 58.3%
1~2年 52.2%
2~3年 58.9%
3年以上 48.9%

 

以上のようにとなっており、フリーター期間が3年以上経過してしまうと、正社員になれる確率は50%を切ってしまいます。

「いつまでに正社員で就職する」と期限を決めて就活するのが大切です。

参考:独立行政法人労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の展開」https://www.jil.go.jp/institute/reports/2012/documents/0148.pdf

大学中退理由をうまく説明できない [就職できない中退者の特徴2]

先ほども説明したように、大学中退者は採用面接で「なぜ大学を中退したのですか?」と聞かれる確率が高いです。

面接官にもよりますが、大学中退にネガティブなイメージを持っている人は多いです。

  • 嫌なことがあるとすぐに投げ出す人ではないか
  • 我慢ができない人なのでは?
  • 最後までやり遂げる力がない人なのでは?
  • うちの会社もすぐにやめてしまうのでは?

適切な中退理由が面接官に伝わっていない内は、以上のような、ネガティブなイメージを持たれていると思った方が良いでしょう。

面接で大学中退の理由をポジティブに説明できず不採用になる人も多いです。

大学中退の理由を伝えるコツは、以下のようなものです。

  • 大学中退理由をポジティブな印象にすること
  • 大学中退理由と応募企業の志望動機に一貫性を持たせること

中退の理由を面接官に伝えるコツについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

 

説明の具体的な例も掲載してあるので、面接で説明する際の参考にしてみてください。

自分の意見や考えをうまく伝えられない [就職できない中退者の特徴3]

履歴書や面接で自分の意見や考えをうまく伝えられず内定をもらえない人もいます。

  • 上手な自己表現法がわからない
  • 自信がない
  • 面接で緊張してしまい、普段の自分が出せない
  • 面接官を前に委縮してしまう

理由としては、以上のようなものが多いです。

自分の意見や考えを上手に伝えるには、まず自己分析をしましょう。自分の長所や短所、過去のエピソードを書きだしまとめてみることで、自分が見えてきます。

履歴書や面接は数をこなすことで上達していきます。履歴書は何度も書き、人に添削してもらうのがおすすめです。家族や友人に面接官役をしてもらい練習を繰り返すのも良いでしょう。

※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合

 

求人の条件や仕事を選びすぎている [就職できない中退者の特徴4]

求人の条件や仕事を選びすぎていて就職活動が上手くいってない人もいます。

独立行政法人・労働政策研究研究機構の「大学における未就職卒業者支援に関する調査」によると、学生が会社は仕事選択の際に重視する点のトップ5は、以下の通りです。

 

1位 地域条件(勤務地・転勤の有無など)
2位 企業の知名度
3位 企業の業種・仕事内容
4位 勤務時間・休暇・福利厚生など
5位 賃金

 

参考:独立行政法人・労働政策研究研究機構「大学における未就職卒業者支援に関する調査」https://www.jil.go.jp/press/documents/20100827_02.pdf

大学中退者も新卒学生と同世代であることを考えると同じような傾向になるでしょう。

地域が限定されて、有名企業で、人気の職種で待遇も良ければ、当然応募が殺到するため採用倍率は高くなります。

さらに、有効求人倍率の低い都道府県は正社員就職の難易度が上がります。正社員の有効求人倍率が低い都道府県は、以下の通りです。

北海道 1.22倍
高知県 1.26倍
長崎県、沖縄県 1.38倍

一方で、正社員の有効求人倍率が高い都道府県は以下の通りなので、かなり格差があることが分かります。

福井県 2.22倍
岐阜県 2.12倍
富山県 2.11倍

参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(平成30年12月分及び平成30年分)」https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000474014.pdf

また、職種へのこだわりも採用される確率を大きく左右します。

例えば、人気の事務職の有効求人倍率は0.48倍しかありません。つまり、事務職を希望する人が2人いれば、1人分しか採用枠がないということです。

反対に、有効求人倍率が高い職種は、以下のような職種です。

  • サービスの職業:3.2倍
  • 専門的・技術的職業:2.5倍
  • 販売の職業:2.17倍

参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(平成30年12月分及び平成30年分)について 職業別一般職業紹介状況[実数](常用(除パート))」https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/G38-3012.pdf

条件にこだわりすぎていると視野を狭めている可能性があります。

希望条件の範囲を広くしてみると、今まで見えてこなかった可能性が見えてくることがあります。

人に相談していない [就職できない中退者の特徴5]

大学中退後に正社員の採用がもらえず悩んでいることを誰にも相談しない人もいます。

初めての就職活動をすべて1人でやろうとしてもなかなかうまくいかないものです。

親、友人、ハローワーク、大学中退専門の就職相談窓口などに相談するようにしましょう。大学中退後の就職に成功している人は、他人に相談しています。

大学によりますが、大学中退していても大学の就職課を利用できることがあるので有効活用しましょう。

企業研究をしていない [就職できない中退者の特徴6]

自己分析と同じくらい大切なのが企業研究です。

自己分析をした結果、自分はどんな業界や職種で働きたいかが見えてきますが、自分の希望の業界や職種がわかったら、次は企業選びが必要です。

企業選びをするときは待遇や条件で選ばないのがコツです。

「休みが多い」「実家から近い」「残業が少ない」「給料が良い」などの理由で企業を選ぶと、志望動機で嘘をつくことになります。

また、待遇や条件で企業を選ぶと十分な企業研究ができません。

企業選びをするときは、以下のような点を調べるのをオススメします。

  • 事業内容
  • 商品やサービス
  • 企業理念
  • キャリアプラン
  • 自分の強みとの共通点

以上のような点を調べて志望動機を考えると、面接でもスムーズに伝えられます。

十分な企業研究をした人は履歴書や面接でわかるものです。面接官も「この人うちの会社をよく調べているな」とわかると「熱意がある」と評価してくれるのです。

行動量が少ない [就職できない中退者の特徴7]

就職活動の行動量が少ないことが理由で正社員の就職ができない人は多いです。

大学中退者は「大学を中退した」というネガティブなイメージがあるため、最初の1社2社で採用が決まることは稀です。

数社ほど採用試験を受けて不採用だったからといって「どこも雇ってくれない…」と判断するのは早いです。

厚生労働省のデータによると、平成30年の有効求人倍率は1.61倍です。

1人に対して1社以上の求人があるということなので「どこも雇ってくれない…」ということはありません。

参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(平成30年12月分及び平成30年分)」https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000474014.pdf

正社員就職するコツは採用されるまで行動することです。

就職活動の事前準備ができていない [就職できない中退者の特徴8]

大学中退後の就職活動がうまくいかず内定獲得できない人は、上記のお伝えしてきた準備が整っていないことが多いです。

就活の事前準備に必要なことをまとめると、以下の通りです。

  • 自己分析
  • 企業分析
  • 大学中退理由を聞かれたらどう応えるか
  • 履歴書の準備
  • 筆記試験対策
  • 面接の練習

チェックリストなどを作って、採用試験の準備が整っているかを確認しましょう。

※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合

 

大学中退者が就職できないと思われている理由

大学中退者が就職できないと思われている理由

「大学を中退すると就職できない」と思っている人はけっこう多いです。

結論からお伝えすると、大学を中退しても就職はできます。

「大学を中退すると就職できない」と思ってしまう理由には、以下のようなものが挙げられます。

  • 親や周りの人に「大学を卒業しないと就職できない」といわれた
  • 大学中退(高卒)は大手企業の正社員になるのは無理だと思っている
  • 有名大学卒が就職する超一流企業だけしか見えていない
  • 2chで「大学中退したら人生終わり」と書かれていたのを見た
  • 大学中退はブラック企業にしか就職できないと思っている
  • 大学中退者は面接で「根性なし」「途中で投げ出す人」というイメージを持たれるだろうから、雇ってくれるところなんてないと思っている

大学中退者が唯一就職できないのは、応募資格が「最終学歴は大卒以上」となっている企業だけです。

ですが、超大手企業といっても、自分に合う仕事、やりたい仕事ができるとも限りませんし、ホワイト企業とは限らないですよね。

「超一流企業に就職しなかったら人生終わり」だったら、世の中の超一流企業に勤めていない9割以上の人は人生終わっていることになってしまいます。

超一流企業に勤めていなくても、以下のような幸せな生活をしている人はいくらでもいます。

  • 自分らしい人生を生きている人
  • 自分のやりたい仕事をできている人
  • 自分に向いている仕事をできている人
  • 結婚して子供もいてマイホームももっている人
  • 超一流企業の社員よりも高い年収を稼いでいる人

そもそも「大学中退は就職できない」となったら、高卒の人は就職できないことになってしまいます。

中小企業でも給料が高くて福利厚生が整っている優良企業はたくさんありますし、大学中退者でも就職できる大手企業もあります。

大学中退後に就職できる人の特徴

大学中退後に就職できる人の特徴

大学中退後に就職できる人の特徴をご紹介します。

大学中退後に正社員で就職できる人には下記の共通点があります。就職活動の参考にしてください。

大学中退の理由をポジティブに伝えられる [就職できる中退者の特徴1]

大学中退者が正社員の就職をできるかどうかは、面接官の「なぜ大学を中退したのですか?」の応え方にかかっています。

前述のとおり、面接官の中には大学中退にネガティブなイメージを持っている人もいるので、中退理由の伝え方を工夫しましょう。

自分に落ち度がある中退理由であれば、まずは自分の非を素直に認めることが大切です。

そして、過去を反省していて過去の失敗が今の自分に活かされていることを伝えてください。

 

よく考えずに大学を選んでしまい、親にも迷惑をかけたことは反省しています。

大学中退が自分の人生を真剣に考えるきっかけになり、自分の人生を真剣に考えた結果、自分は〇〇をやりたいと思い、それが実現できる御社で働きたいと思いました。

御社の仕事を頑張ることで親孝行もしていきたいです。

 

企業がほしい人材は「失敗しない人」ではなく「失敗から学んで前に進める人」です。

つまり「大学中退」という体験から学び、前に進んだエピソードを伝えることで、大学中退はあなたの強みになるのです。大学中退の理由を話しながら志望動機も伝えるのがコツです。

また、親に対する負い目があるかも見られているため「親に迷惑をかけたこと」「今後は親孝行したい」などの姿勢を見せると好印象です。

一番よくないのはウソの中退理由をでっちあげることです。面接官は人を見るプロです。矛盾点はすぐにわかりますし、ウソだとわかれば100%不採用です。

企業選びの選択肢が広い [就職できる中退者の特徴2]

前述のとおり、企業選びの選択肢が広い人は採用されやすいです。

今までの自分の中の価値観にとらわれず、自分の可能性を広げるために新しいことにチャレンジする意味で企業選びの選択肢を広げることで、今まで知らなかった自分に出会えます。

また、新しい仕事にチャレンジできるクセをつけておかないと条件だけで仕事を選ぶようになってしまいます。

「今の自分にできること」の中から仕事選びをするのは限界があります。

楽な方、楽な方に逃げるクセがついてしまい、転職を繰り返すようになり、30代で仕事がなくなる人もいます。

将来の自分のことも考えて、企業選びの選択肢は広めにとっておきましょう。

行動量が多く積極的 [就職できる中退者の特徴3]

行動量が多く積極的な人は、絶えず求人情報を集めて情報収集を行っていた人です。

情報量が多ければ、良い求人情報を得られやすいですし可能性が広がります。実際に行動することと積極性は大事です。

応募企業でのキャリアプランがはっきりしている [就職できる中退者の特徴4]

応募企業でのキャリアプランがはっきりしているメリットは、大きく分けて2点です。

  • 企業分析をしていることが面接官に伝わる
  • 面接官があなたを採用した場合のイメージがしやすい

きちんと企業分析してキャリアプランを伝えましょう。

あきらめずに就職活動していた [就職できる中退者の特徴4]

極論ですが、大学中退後に100%正社員になる方法は「正社員で採用されるまで就職活動を続けること」です。

当たり前といえば当たり前ですが、途中で投げ出してしまえば正社員にはなれません。

最後までやりきる力は採用された後も大切です。

仕事をするということは「責任をもって最後までやりきること」だからです。

※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合

 

就職した大学中退者がしていた就活対策

就職した大学中退者がしていた就活対策

就職した大学中退者がしていた就活対策をご紹介します。

実際に大学中退者が正社員就職に成功した方法をお伝えしますので、就職活動の参考にしてください。

求人サイトで就活する

求人サイトを活用して就活する方法もあります。

新卒者向けの求人サイトは大学中退者向けの求人は少ないので、転職サイトで探すのが一般的です。

ただし、基本的に転職サイトは実務経験のある転職者向けなので、大学中退者は未経験可の求人を探しましょう。

ハローワークに相談する

ハローワークに就職相談をすると、大学中退者でも応募できる求人を紹介してくれます。

求人は地元の中小企業が多いので、地元で働くことにこだわる人にはお勧めです。

ハローワークには若者向けに「ジョブカフェ」という相談窓口もあるので活用してみましょう。

大学中退者専門の就職エージェントに相談する

大学中退者専門の就職エージェントに相談するのも有効です。

大学中退者特有の悩みである「中退理由を履歴書や面接でどう伝えるか」のアドバイスもあります。履歴書の添削や、面接練習も無料なので有効です。

また、大学中退者専門の就職エージェントは、大学中退者を採用している企業情報をたくさん持っているのが大きな強みです。

過去に大学中退者を採用している企業を紹介してくれるので、就職成功率も高いことが多いです。

また、大学中退者に理解のある優良企業の情報もあるので、正社員就職できる確率が大きく上がります。

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