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大学を休学する理由は?就職の影響やメリット・デメリットも解説!

大学休学すると就職に影響はあるのか、と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

大学を休学することによる影響は、少なからずあります。一方、留学やインターンの参加などは大学を休学して行うこともあるため、休学自体が就職にマイナスになるとは限りません。

こちらの記事では、大学を休学する理由や休学のメリットデメリットを解説しています。大学休学の正しい使い方や就職への影響について理解できる内容になっていますので、是非、参考にしてみてください。

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大学休学とは

大学休学とは、大学に在籍したまま、大学の許可を得て一時的に大学を休むことです。

多くの場合、休学期間は授業に参加できないため単位を修得できませんが、学生としての身分は残ります。

休学の手続き方法は大学によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。具体的には、申請の締切日や必要書類、指導教員への相談が必要かどうかなどを把握しておきましょう。

休学できる期間は1〜2年としている大学が多いですが、特別な事情がある場合は延長できることもあります。学部ごとに休学できる期間が異なる場合もあるため、自分の大学の規定を確認しておきましょう。

1. 申請期間や手続きは学校で違う

大学の休学手続きは学校ごとに異なるため、申請期限や必要書類などをあらかじめ確認しておくことが大切です。

たとえば立命館大学の場合、春学期またはその年度の1年間休学する場合は5月31日まで、秋学期だけ休学する場合は11月30日までに申請が必要です(※)。

必要書類としては、休学理由を記入する「休学願」や、病気療養の場合は「医師の診断書」などの提出を求められることがあります。

また、指導教員への相談が必要だったり、休学中の「在籍料」を期限までに支払う必要があったりする大学も少なくありません。

手続きに不備があると休学できない可能性もあるため、各大学の公式ホームページや教務課などで手続き方法をしっかり確認しておきましょう。

※出典:立命館大学「休学

2. 大学休学は何年まで?        

多くの大学では、休学できる期間を1〜2年間としています。

病気・怪我の治療の長期化など、こうした特別な事情がある場合は1〜2年延長できるケースもありますが、通算で見ると長くても3〜4年を限度としている大学が一般的です。

また、学部によって休学できる期間が異なる場合もあります。たとえば東北大学では、医学部医学科、歯学部、薬学部薬学科は通算で3年まで休学できますが、それ以外の学部は通算で2年までと定めています(※)。

休学できる期間も大学によって異なるため、事前に自分の大学の規定を確認しておくことが大切です。

※出典:東北大学 学生相談・特別支援センター「休学を考えているみなさまへ

3. 1大学あたりの休学利用者の割合

文部科学省「学生の中途退学や休学等の状況について」によると、平成26年度の大学(短大、高専を含)の休学者は67,654人と、全体の2.3%であることがわかっています。

ひとつの大学あたりの休学者数は、それぞれ異なります。また、学業不振や学校不適応、家庭の事情などによる休学なのか、海外留学のための休学なのかなどによっても、休学者数の捉え方は変わってきます。

たとえば中央大学の場合、学生数約30000人に対して、2020年の休学者数は前期241人、後期288人です。全体の学生の約1~1.5%程度が休学していた計算になり、やはり大学休学者は少数派であることがわかります。

らない」というわけではないという点は知っておきましょう。

大学を休学するよくある理由

大学を休学する理由として多いものを5つ、それぞれご紹介します。

理由1:家庭の事情

たとえば、以下のような理由による休学が考えられます。

  • 親が働けなくなり、学費を払うことが厳しくなっている
  • 自分が家族の世話をしなければいけなくなった(介護や家計のためなど)
  • 家業の手伝いをする必要が出てきた

「自分が稼がなければいけない」「家族の面倒を見なければいけない」など、通学が難しいレベルの家庭状況になってしまった場合、休学せざるを得ないこともあるでしょう。

この場合、まずは一旦休学して、大学を退学せずに済む方法がないか調べることをおすすめします。奨学金を借りる、学費の猶予・免除などの制度が大学にないか調べる、休学期間にアルバイトで学費を貯めるなど、できる範囲のことをしてからでも遅くはありません。

理由2:自分の人生を見直したい

たとえば、以下のような理由が考えられます。

  • やりたいことを見つけたい
  • 旅行などで国内外を放浪したい
  • いろんなことをやってみたい
  • 何もしたくない
  • 大学を辞めたいが、まだ迷っている
  • 大学が合わない・疲れた(勉強、人間関係など)

思い切りさまざまなことにチャレンジしたいという意味で休学する人もいますが、厳しい言い方をすると、一種の「逃げ」の休学になってしまっているケースもあります。なぜならば、大学は比較的自由な時間も多いため、学業と両立しながら自分探しをすることもある程度は可能だからです。

この場合、休学期間を無駄にしないようにすることを意識したほうがよいでしょう。なんとなく・またはネガティブな動機での休学は、復学後の就職に影響を与えてしまうことにもなりかねません。

理由3:留学する

大学休学で比較的多い理由のひとつです。特に難関大学や語学系の大学では、海外留学を選ぶ学生が一定数います。

夏休みのみなど短期間であれば休学の必要はありませんが、1年単位で留学するケースなどは、休学せざるを得ません。この場合は休学後、1年遅れで日本の大学を卒業することになります。ただし明確な目的がある休学となるため、就職活動の際に留学経験を評価されることはあっても、留学のために休学したことが不利になることはほぼないでしょう。

留学のために休学した場合、帰国後の就職活動をどうするか考えておいたほうがよいでしょう。同級生と同時期に就活はできなくなるため、ある程度、事前に見通しや計画を立てておいたほうがスムーズです。

理由4:インターンに参加

通常、インターンは短期間のものや、学校と両立しながらできるものが多くなっています。しかし、数か月以上の長期で働き、かつインターンをメインにしたい場合、休学の必要が出てくることもあります。

企業側が積極的に休学をすすめることは少ないかもしれませんが、以下のような場合は自主的に休学する選択肢もあるでしょう。

  • 地方や海外のインターンに参加したい
  • 集中して身につけたいスキル・知識がある
  • ひとつの強みになるほどのインターン経験を積みたい
  • すでに就職前提の企業があり、準備を万全にしたい

インターンで休学する場合、休学してインターンをしたからこそ得られたことに意識的になることが求められます。そうしないと、就活の際に企業から「なぜわざわざ休学までしたのか」と思われてしまいかねません。

理由5:学生起業したい

学生のうちから起業してビジネスをする人もいます。起業のために休学する理由としては、以下が考えられます。

  • 準備に時間がかかる
  • 勉強しながらだとなかなか集中できない
  • お金を工面する必要がある

起業自体は、やろうと思えば誰でもチャレンジできるものですが、成功させるにはさまざまな努力や苦労がかかってきます。そのため「中途半端な環境では取り組めない」と考えて、休学する人もいます。

学生起業を理由に休学する場合、確固たる目的や計画性が必要になってきます。退学ではなく休学にしておくことで、万が一うまくいかなかった場合でも再び学生に戻ることができる安心感があります。

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大学を休学するとどうなる?

大学を休学すると、授業を受けられず単位を取得できない、休学した期間の分だけ卒業時期が遅れる、といった影響があります。休学中の学費は大学の規定や申請時期によって異なり、全額免除、一部支払い、または「在籍料」のみの場合があります。

日本学生支援機構の奨学金については、休学をすると給付奨学金・貸与奨学金のどちらも支給(交付)がストップすることも知っておきましょう。

1. 単位

大学を休学すると、休学中は授業に出席できず、新たに単位を取得することはできません。ただし、休学前に修得した単位は原則として有効で、復学後もそのまま引き継がれます。

そのため、2年次に1年間休学して復学する場合、2年次のカリキュラムから再スタートする形になります。

なお、休学中に海外の大学で授業を受けた場合、その単位を元の大学で認定してくれることもあります。

とはいえ、休学中は単位をほとんど取得できないため、卒業に必要な単位を復学後に取れるかどうか、どの授業をいつ取るのかなど、事前にしっかりと計画を立てておくことが大切です。

2. 卒業時期

休学期間は「修業年限(標準修業年限)」「卒業に必要な在学期間(修業年限)」には含まれないため、休学した分だけ卒業時期が後ろに延びます。

修業年限は、学士課程は一般的に4年間、医学部や歯学部、薬学部などでは6年間と定められています。たとえ卒業に必要な単位を取得していたとしても、修業年限を満たしていないと卒業することができません。

修業年限は“学習期間”に要した年数を指すため、授業に出られない休学期間は含みません。そのため、たとえば4年間で卒業する予定の学生が1年間休学した場合、卒業時期が1年後ろ倒しになります。

このように、休学をすると卒業時期が遅れることは理解しておきましょう。

3. 学費

休学中の学費は、全額または一部を支払う、あるいは「在籍料」だけを払う場合など、大学によって違いがあります。

たとえば愛媛大学では、3月31日までに休学願が受理されれば前学期の授業料は全額免除される一方で、5月1日以降に受理された場合は前学期分の授業料を支払う必要があります(※1)。

在籍料とは、在籍を維持することに対して発生する費用です。立命館大学では1学期につき5,000円(※3)、法政大学では1学期につき5万円(※4)など、大学によって金額に差があります。

また、早稲田大学では「入学と同時に休学する場合、その学期の所定の学費を全て払わなければならない(※2)」と定めているなど、例外がある点にも注意が必要です。

休学中の学費の取り扱いは大学ごとに異なるため、事前にしっかりと規定を確認しておきましょう。

※1 出典:愛媛大学「休学・復学手続き
※2 出典:早稲田大学「休学について
※3 出典:立命館大学「休学」(諸会費が必要となる場合あり)
※4 出典:法政大学「休学について(学部生)」(諸会費が必要となる場合あり)

4. 奨学金

日本学生支援機構の奨学金を受けている場合、大学を休学すると給付奨学金・貸与奨学金のどちらも支給(交付)がストップします。

休学したときは、学校の奨学金窓口に申し出て「休止」の手続きを行う必要があります。
休止の手続きをせずに休学後も奨学金が振り込まれた場合は、大学側の指示に従い、金融機関を通じて日本学生支援機構へと速やかに返金しなければなりません。

給付奨学金については休止できる期間に制限はありませんが、貸与奨学金は休止期間が2年を超えると奨学生としての資格を失います(大学院の奨学生で、日本学生支援機構が認めた場合は3年を超えると資格を失います)。

このように、休学をすると奨学金の支給が止まるだけでなく、貸与奨学金に関しては長期間の休学によって奨学金を受けられなくなる可能性があることは理解しておきましょう。

出典:独立行政法人 日本学生支援機構「奨学金の休止・復活(休学・復学)

大学を休学すると就職で不利?

大学を休学したこと自体が必ずしも就職で不利になるわけではありません。
企業が注目するのは、休学の有無よりも「その理由」と「期間中に何をしていたか」です。

たとえば病気の療養、留学、資格取得、家族の事情など、明確な理由があり、その期間を前向きに過ごしていれば評価を下げられることはほとんどありません。
逆に「特に理由もなくダラダラと休んでいた」と受け取られると、主体性や計画性に欠けると見なされる可能性があります。

大切なのは、休学の背景とその後どう行動したかを、自分の言葉でしっかり説明できることです。

休学理由によってはマイナス印象を持たれる

大学を休学すると、就職活動においてその理由や過ごし方によってはマイナスの印象を持たれることがあります。

休学期間がある場合、面接で「なぜ休学したのか」「その期間に何をしていたのか」と問われるケースが多く、答え方によって印象が大きく変わります。
病気や経済的理由での休学であっても、前向きに回復・努力してきた姿勢を伝えられれば問題視されません。

留学や資格取得、インターンなど目的が明確な場合はむしろプラスに働くこともあります。
逆に、何もしていなかった期間だと「計画性がない」と見なされる可能性もあるため、休学中に取り組んだことや学んだことをしっかり説明できるよう準備しておくことが大切です。

対策:ポジティブな表現を意識する

休学理由の伝え方によって、ネガティブな理由で休学した場合もプラスの評価を受けられる可能性があるため、休学理由を話すときはポジティブな表現に変換するのがおすすめです。

たとえば、勉強がイヤになって休学した場合、「将来の進路について見つめ直す時間が必要だと感じ、休学を決めました」と伝えることで、目的を持って行動した印象を与えられます。

やりたいことがなくて休学した場合は、「自分が本当に打ち込めることを探すために大学から離れ、様々なことに挑戦しました」と伝えると、主体性や行動力をアピールできるでしょう。

ネガティブな表現はマイナスの印象を与えてしまうため、できるだけ前向きな表現で伝え、在学中に取り組んだことや学んだことをアピールすることが大切です。

大学を休学するメリット

大学を休学すると、経済的な負担が減る、自由な時間を持てるなど、いくつかのメリットがあります。病気の治療にも専念でき、休学中も「学割」や大学施設を継続して利用できることもメリットといえるでしょう。

休学している学期中は授業料を支払わずに済むケースが多いので、家計の負担を軽減できます。

大学生活の忙しさから離れ、自分がしたかったことに時間を充てられるのも魅力の一つです。

慢性的な病気の治療に集中できることも、休学をする大きな利点といえるでしょう。

退学ではなく休学を選ぶことで、大学生の身分を維持できることも嬉しいポイントです。イントになり得るでしょう。

1. 経済的な負担が減る

休学中は原則としてその学期分の授業料を支払う必要がないため、家計の負担を大幅に軽減できます。

休学中も「在籍料」の支払いが発生する大学もありますが、最大でも10万円前後のため、年間に支払う学費と比べると10分の1以下で済むケースも多いでしょう。

特に自分で学費を払っている場合、学業とアルバイトの両立に悩むことも多いはずです。その点、休学期間中にしっかり働いて貯金を作っておくことで、復学後に安心して学生生活を送れます。

一時的ではありますが、学費の支払いを抑えられることは休学の大きなメリットといえるでしょう。

2. 自由な時間を持てる

忙しい毎日から解放されるため、自由な時間を持てることも大学を休学するメリットです。

休学をすることで、次のようなことにも挑戦できるでしょう。

  • 半年以上の海外留学に行く
  • 長期インターンシップに参加する
  • 資格勉強に集中する

大学生活は“人生の夏休み”と言われることもありますが、実際には課題に追われたり、部活や研究に時間を取られたり、その合間を縫うようにアルバイトをしたりと、忙しい日々を過ごしている大学生は多いものです。

その点、休学して自由な時間を確保することで、大学生活で挑戦したかったことに思う存分取り組めるのは大きな魅力といえるでしょう。

3. 病気の治療に専念できる

治療に向けた十分な時間を確保できるため、心身の回復に集中できることも大学を休学するメリットの一つです。

たとえばうつ病や不安障害などの精神的な病気の場合、その要因が勉学や大学内の人間関係にあると、無理に通学を続けることで症状が悪化する恐れがあります。

長期入院や自宅療養が必要な病気にかかっている場合は、休学を選択することで治療と回復にしっかりと専念できるでしょう。

大学生活を続けながら治療を並行することは、体力的にも精神的にも大きな負担になります。そのため、まずは完治に向けて休学中に病気と向き合うことは大きなメリットがあるのです。

4. 大学生の身分を維持できる

退学とは異なり、休学は大学に在籍したままの状態のため「学割」などのメリットを維持し続けられます。

休学中でも学生証を使って映画館や美術館、交通機関の学割を利用でき、図書館などの大学施設も変わらず利用可能です。

卒業時期が遅れる可能性はあるものの、復学して卒業予定があれば「大卒」として就職活動に臨むことができ、この場合は新卒採用枠で応募することもできます。

大学生としての身分を保ちながら、学割や大学施設の利用、大卒・新卒枠での就職活動など多くのメリットを享受できることも、大学を休学する利点といえるでしょう。

大学を休学するデメリット

大学を休学すると、卒業時期が遅れる、生活リズムが乱れてしまう、といったデメリットがあります。大学生活へのモチベーションが下がったり、復学後に忙しい毎日が待っていたりすることも注意したいポイントです。

4年制の大学の場合、仮に1年休学すると卒業までに5年かかってしまいます。

授業がない分、生活リズムが崩れて健康面のリスクが高まる恐れもあるでしょう。

休学中に自由な時間を過ごす中で、学業への意欲が低下してしまうことも珍しくありません。

休学中に取得できなかった単位を取るために、復学後は復学前よりも忙しい日々を送る可能性もあります。卒業できるまで努力した点は評価できますが、「なぜ、わざわざ休学?」という疑問が生まれてしまうことはありそうです。

1. 卒業時期が遅れる

多くの場合、休学期間は「修業年限」にカウントされないため、休学した分だけ卒業が遅れるケースが一般的です。

たとえば1年間休学すると、同級生が22歳頃に就職するなか、自分は23歳前後で就活をすることになります。1年程度であれば大きな影響はありませんが、年齢が若い人材を評価する企業が多いため、休学期間が延びると就活で不利になる恐れがあります。

友人が働き始めているなか、自分だけがまだ学生であることに焦りを覚える人もいるかもしれません。

大学を休学すると卒業が遅れ、就活や友人との関係性において不安や悩みが増えることは理解しておきましょう。

2. 生活リズムが乱れやすい

休学中は大学の授業やテストといった規則的なスケジュールがなくなるため、生活リズムが乱れやすい傾向があります。

忙しい毎日から解放されたことで、ついつい夜更かしして好きなことに没頭し、昼夜逆転の生活になってしまうケースも珍しくありません。

家から出ない生活が続くことで運動不足になり、栄養バランスの偏りによって体調を崩すなど、健康面でのリスクが高まる恐れもあります。

このように休学期間中は生活が不規則になりがちなため、大学で授業を受けていた頃のような生活リズムを維持できなくなる可能性があることも押さえておきましょう。

3. 大学に戻るモチベーションが下がる

休学中に勉強から離れた生活を送ることで、復学後に授業や課題に再び取り組むことを億劫に感じ、大学に戻るモチベーションが下がることも考えられます。

たとえば1年間バックパッカーとして世界中を旅した学生が、復学時に「また勉強漬けの毎日に戻るのか…」と憂鬱になってしまうケースも見られます。

休学中にお金を稼ぐ楽しさを知り、大学生活よりも働くことに魅力を感じたものの、ここで中退すると高卒になってしまう…という点でジレンマを抱える人もいるかもしれません。

このように休学によって復学への意欲が落ち、この先の進路に悩む大学生も多いのです。

4. 復学後に忙しい毎日が待っている

休学期間中は原則として単位を取得できないため、復学後は遅れた分を取り戻すために学業が忙しくなることがあります。

学年が進むにつれて専門科目が増えますし、卒業研究や論文の作成が本格化する時期には、多くの単位を一度に履修しなければならない可能性もあるでしょう。

就活の時期と重なると、企業説明会や面接の合間に授業やテストをこなす必要があり、アルバイトやサークル活動に割ける時間が友人以上に減ってしまうことも考えられます。

こうした日々を過ごす中で精神的・肉体的な負担が増加し、復学前に比べて時間的な余裕がなくなる学生も少なくないのです。

まとめ

大学を休学した場合、目的のある休学であれば就職にプラスに働くこともありますし、休学中の過ごし方によってはマイナスになってしまうこともあります。
大学の休学期間をどう過ごすかは自分次第で、休学経験を活かして就職に成功している人たちもいれば、休学中に何もせず無気力になり、その後の就職活動にも苦戦する人もいます。

大学を休学しようか迷っている方、現在休学していて中退を考えている・就職をどうしようか考えている方は、ぜひ一度、弊社ジェイックのキャリアアドバイザーへご相談ください。
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「大学休学の就職」によくある質問

そもそも大学休学とは?

「大学休学とは」で触れていますが、大学休学後の就職について考える前に、まずは大学休学について理解を深めておく必要があります。申請期限があったり、一定の費用がかかったりすることや、休学者は少数派となることなどは理解しておきましょう。

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ABOUT US
小久保 友寛キャリアコンサルタント
元株式会社ジェイック シニアマネージャー/「就職カレッジ®中退者コース」事業責任者。国家資格キャリアコンサルタント。これまで約1400名以上*の大学中退者やフリーターのキャリアカウンセリングや就職支援講座を行う。(*2014年8月~2020年7月)現在は、学生団体の活動支援や、企業・経営者への組織づくり支援、終活支援など、世代や立場を問わず「やりがい」や「いきがい」を育む取り組みを幅広く展開中。 「誰もが人生を楽しめる社会をつくる」──その想いは、「日本の中退を変える!」と掲げていた頃から今も変わりません。