大学辞めたいは甘え?中退したい理由や対策・中退後の進路を解説

大学を辞めたい時にやるべきことは、本当に大学を辞めていいのかをしっかり考えることです。勢いで大学を辞めてしまうとあとで後悔する可能性があるからです。
大学を辞めるかどうかを考えるときには、メリットやデメリット、中退後の進路などを知った上で冷静な判断をする必要があります。
この記事では、大学を辞めたいと思ったときにすべきことや中退後の進路、実際に中退した人の体験談まで詳しく解説します。
「辞めたい」と思う気持ちを否定せず、しっかりと現実を見つめてみてください。あなたが納得できる選択をするための情報を紹介していきます。
- 大学を辞めたいと思ったら、
- 「大学をやめる=人生終了」ではない。就職して活躍している人の体験談を紹介
- 「大学を辞めたい時にすべき5つのこと」を参考に、後悔しない判断を目指そう
- 勉強に関心が持てない
入学時に抱いていた講義のイメージと現実のギャップに不満を感じるなどがきっかけ - 勉強についていけない・留年したから
授業が難しかったり、部活やアルバイトと両立できずに単位を落とし留年する場合がある - 経済的に難しい
親世帯の年収が低いなど、本人に問題がなくても中退せざるを得ない学生が一定数いる - 学生生活に順応できない
高校までと比べると、講義などに個人で参加することが増え、人間関係を構築するのが難しい - 病気・ケガ・休養
長期的な治療や、家族の介護が必要になり、中退せざるをえないケースもある

元株式会社ジェイック シニアマネージャー/「就職カレッジ®中退者コース」事業責任者。国家資格キャリアコンサルタント。これまで約1400名以上*の大学中退者やフリーターのキャリアカウンセリングや就職支援講座を行う。(*2014年8月~2020年7月)現在は、学生団体の活動支援や、企業・経営者への組織づくり支援、終活支援など、世代や立場を問わず「やりがい」や「いきがい」を育む取り組みを幅広く展開中。


この記事の目次
大学中退者は約50,000人
文部科学省の「令和6年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果」によると、大学を中退した学生の数は50,516人にものぼります(※)。
割合で2%程度ですが、人数を見ると大学を途中で辞める人が多いことが分かります。
「中退=少数派」というイメージにとらわれがちですが、実は毎年多くの人がさまざまな事情で大学を辞めているのです。
進路変更や修学意欲の低下、起業など理由は人それぞれですが、あなた1人が特別なのではありません。
同じように悩んで退学の決断をした人が数万人規模でいる点は、不安を和らげる要素になるでしょう。
※出典:文部科学省「令和6年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」
大学を辞めたい時にすべき8つのこと
大学を辞めたいと感じた時は衝動的に決めるのではなく、冷静に情報を整理して取るべきステップを順番に実行しましょう。
大学中退は人生の大きな選択で、その後の進路や生活に大きな影響を与えるため、感情のみで判断すると後悔する恐れがあるからです。
理由の明確化や他の選択肢の検討、信頼できる人への相談から退学後のビジョンづくり、生活設計まで丁寧に行動すると、自分に適した判断ができるようになります。
1. 大学を辞めたい理由を整理する
大学を辞めたいと思ったら、まずはその気持ちを冷静に整理しましょう。
「授業についていけない」「人間関係がつらい」「将来が見えない」など、辞めたい理由をノートやスマホに書き出してみるのがおすすめです。
悩みを可視化することで、感情ではなく事実に基づいて判断できます。
また、辞めたい気持ちが一時的なものか、長期的な問題かを見極めることも重要です。
たとえば季節的な憂うつや、周囲との比較による焦りが原因なら、時間が解決することもあります。逆に、継続的な違和感や苦しさがあるなら、環境を変えることが必要かもしれません。
自分の気持ちを言語化することで、辞めるべきかどうかが見えてきたり、後悔しない選択をすることにもつながります。

小久保 友寛/元中退就職カレッジ®事業責任者
自分の価値観と向き合おう!
大学を辞めるかどうか悩んでいるなら、まずは大学に通い続けるメリット・デメリット、辞めるメリット・デメリットの4つの観点を紙に書き出してみましょう。
そうすることで、自分が何を大切にしているかが見えてきます。その際、出てきた「数」よりも「質」が大事です。たとえ大学を続けるメリットが一つしかなくても、それが自分にとって本当に重要なら、その価値観を大事にして選択してください。
大切なのは、自分の価値観と向き合って、自分で納得できる選択をすること。それができれば、どんな決断でも前に進めるはずです。
2. 休学や学部変更など他の選択肢を検討する
大学を辞めたい時は、すぐに中退を選ばず「休学」や「学部変更」といった他の選択肢を検討するのもひとつの手段です。
心と体を一度休めることで、自分にとって本当に必要な進路が見えてくる可能性があります。
以下のような方は、特に休学・学部変更を検討してみるのがおすすめです。
- 精神的・体調的に不調を感じている
- 学業内容が合わずにモチベーションが下がっている
- 将来に向けて別の分野を学び直したい
手続きは大学によって異なりますが、一般的には「休学願」や「学部変更願」といった書類を提出します。
学部変更だと試験が必要な場合もあるので、くわしくは教務課や学生課に相談してみましょう。
いきなり「辞める」という選択をする前に、一時的に立ち止まる選択肢もあることを知っておきましょう。
3. 信頼している人に「大学を辞めたい」と相談する
大学を辞めたい時は、信頼できる人に相談してみましょう。
悩みを聞いてもらうことで、自分の気持ちが整理されたり、新しい選択肢が見えてくることもあります。
自分ひとりで悩んで決断すると視野が狭まりがちなので、客観的な意見を取り入れることも、後悔の少ない選択につながります。
親に話しづらい時は、以下のような人たちへの相談がおすすめです。
- 社会人経験がある知人・先輩
- 大学内の学生相談室やキャリアセンター
- 学部の教授・ゼミの先生
- 学部やゼミの先輩
- 就職支援サービスのアドバイザー
特に就職支援の専門家に相談すれば、辞めた後のキャリアについても具体的なアドバイスが得られます。
ただし、本気で退学を考えるのであれば、最終的には親にも伝えなければなりません。
伝え方については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
4. 中退後にやりたいことを明確にする
大学を辞めた後の進路は、就職・専門学校進学・資格取得・フリーランスなど多岐にわたります。まずは「自分は何をしたいのか」「どんな働き方を望んでいるのか」を考えるところから始めましょう。
進路を決めずに中退すると、「とりあえず辞めたけど、これからどうしよう…」と立ち止まってしまい、長期の空白期間につながる可能性があるからです。
空白期間があると、就職活動でも不利に働きやすく、後悔する人も少なくありません。
また、就職・再進学・資格取得など、どの進路を選ぶにしても準備には時間がかかります。
履歴書や面接対策、情報収集、必要なスキルの習得などをスムーズに進めるためにも、在学中から方向性を決めておくことが大切です。
さらに、親や学校に中退を相談する際も、明確な進路の見通しがあれば説得力が増します。「辞めたあとに何をするか」をしっかり考えておくことで、自信を持って新しい一歩を踏み出せるのです。
5. 心身の状態を客観的に確認する
大学生活がつらいと感じた時は、自分の心と体の状態を一度立ち止まって確認しましょう。
強いストレスや不安、気分の落ち込みが続いている場合、心身の不調が隠れている場合があるからです。
心身の不調が原因であれば、医療機関で専門家に相談することも大切です。診察やカウンセリングを受けると、中退して治療に集中するべきなのか、休学や環境の調整で乗り越えられるのかが見えてきます。
心身の不調は体が出している正直なサインです。
自分だけで抱え込まず、専門家の力を借りると大学生活を続けられる道が見つかるかもしれません。
退学を決める前に、一度は専門家の意見を聞いてみてください。
6. 大学中退に伴う事務手続きを把握する
大学を辞めると決めたら、必要な手続きを事前に把握しましょう。
退学届の提出時期や提出方法、準備する書類は大学ごとに異なります。教務課や学生課の窓口で手続きの流れを確認し、提出期限を守って進めることが大切です。
奨学金を利用している場合、返還に関する手続きが発生する可能性があります。返還開始の時期や金額、連絡先も早めに確認するとその後の不安を減らせます。
手続きを後回しにすると在籍扱いが続き、学費や施設費の請求が発生するかもしれません。余計な負担を避けるためにも、退学を決めた段階で速やかに行動しましょう。
7. 中退後の生活費と収入の見通しを立てる
大学を辞めた後の生活を安定させるためには、生活費と収入の見通しを立てましょう。アルバイトや就職、親からの支援など、自分の状況に合った現実的な資金計画を考える必要があります。
家賃や食費、通信費など、毎月かかる支出も具体的に洗い出しておくと安心です。就職を考えている場合、求人条件や求められるスキル、給与の目安を事前に調べておくと行動に移しやすくなります。併せて、貯金額や生活費を整理し、現時点でどれくらいの期間生活できるのかを把握しておきましょう。
大学中退後の生活を安心して始めるためにも、退学を決めた段階でお金の見通しを立てておくと、次の一歩を落ち着いた気持ちで踏み出せます。
8. 親や保護者へ伝えるタイミングと伝え方を考える
大学を辞めると決断したら、親や保護者へどのように伝えるかを事前に考えましょう。突然「辞めたい」と切り出すより、相手が落ち着いて話を聞ける時間帯を選び、これまで悩んできた理由と今後の計画を順序立てて伝える姿勢が大切です。
話をする時は自分の言葉で率直に説明しつつ、これまで支えてくれた感謝の気持ちも忘れずに伝えましょう。加えて、親や保護者が抱く不安や反対の気持ちにも耳を傾け、感情的にならずに話し合える雰囲気を作る心がけが必要です。
伝える内容を事前に整理しつつ落ち着いて向き合えば、親や保護者もあなたの決断を理解してくれるでしょう。

大学を辞めたいと思う6つの理由
大学を辞めたくなる理由は、学業への関心の低下や経済的な困難などが挙げられます。
文部科学省の調査によると、中退者の主な理由として以下のようなデータが示されています。
| 理由 | 該当者の割合 |
|---|---|
| 転学・進路変更等 | 22.0% |
| 学生生活不適応・修学意欲低下 | 16.5% |
| 就職・起業等 | 14.4% |
| 経済的困窮 | 13.6% |
参考:文部科学省「令和5年度学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」
上記のデータから、大学へ入学したものの、学業や生活に適応できずに中退する方が多いと考えられます。また、経済的理由からやむを得ず中退する方も少なくありません。
以下からそれぞれの中退理由について1つずつ解説していくので参考にしてみてください。
- 勉強に関心が持てない
入学時に抱いていた講義のイメージと現実のギャップに不満を感じるなどがきっかけ - 勉強についていけない・留年したから
授業が難しかったり、部活やアルバイトと両立できずに単位を落とし留年する場合がある - 経済的に難しい
親世帯の年収が低いなど、本人に問題がなくても中退せざるを得ない学生が一定数いる - 学生生活に順応できない
高校までと比べると、講義などに個人で参加することが増え、人間関係を構築するのが難しい - 学習意欲の低下
大学で勉強する意味や将来に役立つか疑問に感じることで、モチベーションが下がる - 病気・ケガ・休養
長期的な治療や、家族の介護が必要になり、中退せざるをえないケースもある
1. 勉強に関心が持てないから
大学を辞めたいと思う理由は、勉強に関心が持てないことです。
大学前は興味があった学問でも、実際に授業を受けると内容が難しかったり、自分の期待と違っていたりすることは珍しくありません。
大学中退者のうち男性の50%、女性の20%が、この勉強内容への無関心を理由に挙げています。しかし本来大学は学生が勉強したい学部や学科を選択して入学するものです。
それなのになぜ、勉強内容に関心が持てない学生が生まれてしまうのでしょうか。
下の図は、大学生活において重要となる「授業」や「アルバイト」などについて、大学中退者がどのように感じていたのかを文部科学省が調査した結果です。
【参考】文部科学省「家庭の経済状況・社会状況に関する実態把握・分析及び学生等への経済的支援の在り方に関する調査研究」
調査結果によれば、大学を中退した学生のうち52%は授業への期待が不満に変わった(不満変化)と回答しています。つまり、学生が入学時に抱いていた講義のイメージと、現実には大きなギャップがあると言えるでしょう。
さらにそもそも授業に期待を持っておらず、結局不満を抱えて中退してしまった学生(無期待不満)が23%も占めていることが見て取れます。
2. 勉強についていけないから・留年したから
大学を中退したい人の中には、学業に追いつけずに留年を経て大学を中退したいと考える人もいます。
授業内容が難しかったり、部活やアルバイトなどをうまく調整できずに単位を落とし、留年や中退するケースもあります。
大学生活はさまざまな困難に直面することがありますが、その中で中退を考えることは一つの選択肢です。留年や単位不足などの理由で中退を決める場合、周囲の理解やサポートが必要です。
また、中退後の進路や将来のキャリアについても慎重に考える必要があります。
中退は一つの道であり、その後の人生において成功する可能性もありますが、慎重な判断と準備が欠かせません。自分自身と向き合い、将来に向けての計画を立てることが重要です。

小久保 友寛/元中退就職カレッジ®事業責任者
決断するまえに、状況を整理することが大切
まずは、自分が現実的に卒業できそうかどうか、状況を整理してみてください。あと少しで卒業できるのか、それとも90単位以上残っていて厳しいのか。それによって選択肢は変わってきます。そして、「続けるメリット・デメリット」「辞めるメリット・デメリット」を書き出してみましょう。
私が大学中退者の支援をしてきた中でも、やめたことを後悔していたり、反省していたりする人はたくさんいました。辞めたあとに「やっぱり続ければよかった」という声も、正直多いです。
でも一方で、現実的に厳しい状況の中で、無理して続けて心も身体も限界になってしまうくらいなら、「やめる」という選択をしてもいいと思います。大事なのは、自分でしっかり考えて、自分で決めること。そして、その選択にちゃんと責任を持てるかどうか。それができれば、どんな選択であっても前向きな一歩になるはずです。

3. 経済的に難しいから
大学を辞めたいと思う理由は、経済的に難しいことです。
文部科学省の調査でも、大学中退者の約30%が退学理由として「経済的に苦しかったため」という項目に「あてはまる」または「まああてはまる」と回答しています。
【参考】文部科学省「家庭の経済状況・社会状況に関する実態把握・分析及び学生等への経済的支援の在り方に関する調査研究」
学費や生活費の負担が重く、家計を支えるためにアルバイトに多くの時間を割く必要が出てくると、学業との両立が難しくなります。特に一人暮らしをしている学生や、私立大学に通っている場合は出費がかさみやすく、奨学金に頼らざるを得ない人も少なくありません。
奨学金は将来的に返済義務があるケースが多く、「これ以上借金を増やしたくない」と中退を選ぶ学生もいます。また、家庭の急な経済状況の悪化や親の失業などで、予定していた学費の支援が難しくなることもあります。
経済的な理由で悩んでいる場合は、大学の減免制度や生活支援制度、奨学金の見直しなどを一度検討する価値があります。
4. 学生生活に順応できないから
大学を辞めたい理由として、「学生生活に順応できない」という悩みもよくあります。高校までとは違い、大学は自由度が高く、自主性が求められます。
高校までは毎日クラスメイトと顔を合わせられるため、人間関係を構築しやすい環境だったはずです。しかし大学にクラスはなく、取得すべき単位の講義に個々人で参加するのみとなります。講堂も広く席は毎回自由なため、毎回講義で顔を合わせて仲良くなる、というケースは稀でしょう。
さらに大学生になると一人暮らしを始める学生も多く、家族という支えがなくなることも孤独感に拍車をかけます。孤独で不安な気持ちを、誰にも相談できずに過ごす日々は非常に辛いはずです。
こうした状況が続くと、「このまま通い続ける意味があるのか」と感じ、中退を考えるきっかけになります。

小久保 友寛/元中退就職カレッジ®事業責任者
大学以外のコミュニティにも、目を向けてみよう!
人間関係がうまくいかなくて大学を辞めたいと思っているなら、まずは「何が原因でそうなったのか」「どうすれば改善できるのか」を具体的に整理してみましょう。
そして、大学以外のコミュニティで人間関係の構築にチャレンジしてみるのもアリでしょう。趣味のコミュニティに参加したり習い事を始めたりして、自分から関係づくりに挑戦してみて、少しでも「うまくいった」という経験を持てれば、それが自信になります。
私が中退就職カレッジ®で関わってきた中でも、人間関係の悩みはよく聞きました。でも、たとえばサークルやバイトではうまくやれている人も多く、「大学だけ」で自信をなくしてしまってるケースもあるんです。
大学を辞める前に、別の環境で小さなチャレンジをしてみてください。それが「もう一度頑張ってみよう」と思えるきっかけになることもあります。
5. 学習意欲が低下したから
大学を辞めたい理由として「修学意欲の低下」もよく見られます。入学当初は期待や目標があっても、時間が経つにつれ「なぜこの勉強をしているのか分からない」「将来につながる実感が持てない」と感じ、学ぶ意欲が薄れていくことがあります。
特に、志望していた学部に入れなかったり、周囲に流されて進学した場合は、勉強そのものに興味が持てず、出席や課題にも身が入らなくなる傾向があります。また、就職への不安や将来の目標が定まらないまま学生生活を送ることで、「大学に通っていても意味がない」と感じるようになることもあります。
修学意欲の低下が続くと、成績不振や単位不足にもつながり、中退という選択肢を考える方もいるでしょう。
6. 人間関係にストレスを感じているから
大学を辞めたいと感じる大きな理由の1つに、人間関係によるストレスがあります。大学にはさまざまな価値観を持つ人々が集まり、交友関係の自由度が高い一方で、自分に合う人間関係を築くのが難しいと感じる人も多くいます。
サークルやゼミ、グループワークなどでの関係がうまくいかないと、孤独感や疎外感を抱える場合があるのです。
大学を辞めるかどうかの判断を急がずに、カウンセラーや学生相談室、信頼できる第三者に話を聞いてもらうと、気持ちが落ち着くケースもあります。人間関係で悩んでいる自分を否定せず、まずは心の声に耳を傾けてみましょう。
7. 病気やケガ・休養のため
大学を辞める理由として、健康上の理由や家族のサポートが必要な状況などが挙げられます。
長期に渡る治療や家族の介護など、休学ではなく大学を離れる道を選択する場合もあるでしょう。
長期に渡る治療が必要な病気にかかってしまった場合や、家族の介護が急を要する状況になった場合など、大学を続けることが難しい状況が生じることがあります。
このような場合、休学を選択することも一つの方法ですが、中には大学を離れる道を選択する人もいます。
休学ではなく中退を選択する理由としては、治療や介護に専念するために時間的・精神的な余裕が必要だと感じるケースが挙げられるでしょう。
大学を離れることで、その状況に専念できる環境を整えることができ、自身や家族の健康を最優先に考える決断となることがあります。

「大学辞めたい」は甘えではない3つの理由
「大学を辞めたい」と感じる気持ちは甘えではありません。
一般的に「大学を途中で辞めるのは気持ちが弱い」という価値観が根強いため、甘えだと思う人は多くいます。しかし、実際には理由があって悩んでいるケースがほとんどであり、感情を無視するべきではありません。
大卒だからといって必ずしも安定した人生が約束されているわけではなく、合わない環境で無理に居続けるのは負担が大きくなります。
また、心身の健康は何よりも大切であり、無理をすると回復に長い時間がかかる場合があるのです。
1.「大卒=安定した生活を送れる」という保証はないから
大学を卒業したからといって、必ずしも安定した生活が送れるわけではありません。
かつては「学歴社会」と言われたように、大卒という肩書きが将来の安定につながると考えられてきました。しかし現代では、大学を出ても就職が難しい場合や、大卒でも入社後すぐに退職する人も増えています。終身雇用が崩壊しつつある今、学歴だけで将来の安心を担保するのは難しいのが現実です。
また社会に出てからは、学歴よりも、スキルや人間性、行動力など個人の実力が評価されるケースが多くあります。
大学生活の中で違和感があるなら、「大卒でないと人生が終わる」という思い込みに縛られる必要はありません。進学よりも実務経験を重ねて力をつけたいと感じているなら、その気持ちに従うことは十分に正当な判断といえます。
2. 合わない環境に居続けるのは負担が大きいから
合わない環境に無理をして居続けると、心身ともに大きな負担になります。大学は自由度が高く、さまざまな人や価値観と接する場所である一方で、雰囲気やペースが自分に合わない場合があります。
例えば、授業の進め方や人間関係、専攻科目に興味が持てなくなった場合、無理に適応しようとするとストレスが蓄積されるのです。このような状況が続くとやる気を失ったり、登校が困難になったりする場合があります。
「頑張ればそのうち慣れる」と考える人もいますが、根本的に合わない環境では努力が実を結びにくく、むしろ自己肯定感を下げるリスクがあるのです。
勇気を持って環境を変える選択は逃げではなく、前向きな決断です。
3. 心身の健康を最優先に考えたほうが良いから
大学生活で心や体に不調を感じている場合は、心身の健康を最優先に考えたほうがよいでしょう。精神的なストレスやプレッシャーが続くと気分が落ち込んだり、日常生活に支障をきたしたりするケースが多くあります。
無理をして通学を続けると、回復に時間がかかるだけでなく、慢性的な体調不良につながる恐れもあるのです。
大学に通うことは大切ですが、それ以上に優先するべきなのは、自分自身を大切にすることです。「もう少し頑張らないと」「ここで辞めたら負けだ」と自分を追い込むよりも、一度立ち止まって体調を整えると、長期的に見てプラスになる場合が多くあります。
大学を辞める7つのデメリット
大学を辞める時は、自信を喪失や生涯賃金の低下、就職活動への悪影響などがデメリットです。
最終学歴が高卒になってしまうことで就職の選択肢が狭まったり、周囲との関係性に影響が出たりすることがあります。また、大学を中退したことで自信を失ったり、将来への不安を抱える可能性もあるでしょう。
ここからは、大学を辞めたあとに生じやすい6つの主なデメリットと、それに対する対処法について詳しく解説していきます。
1. 中退を挫折ととらえてしまい自信がなくなる
大学を卒業できなかった事実が、挫折として心に残ってしまう可能性があります。
大学中退を「失敗」と捉えてしまえば自己肯定感を失い、未来での選択にも影響する場合があります。
中退により「どうせ私にはできない、無理だ」という自己否定の思いが生まれてしまうと、今後の大事な選択にも悪影響を及ぼしかねません。
挫折感を乗り越えるには「過去は変えられないが、これからの選択は変えられる」と考えるのがおすすめです。過ぎてしまったことを悔やむより、今からできることを考え実行していきましょう。
成功体験を積み重ねることで徐々に自信を取り戻せるようになります。
2. 学生の肩書がなくなる
大学を辞めると、学生の肩書がなくなります。学生という立場だと学割制度などがあったりするため、何もしていなくても問題なく生活できる場合が多いです。
そのため、肩書きを失うことで、以下のようなデメリットが生じます。
- 学割(交通機関・映画・携帯代など)の利用ができなくなる
- 奨学金の貸与終了による返還義務が発生する
- 働いていないと「無職」として扱われやすく、周囲の目が気になる
- 履歴書に空白期間が生まれやすくなる
また、奨学金を借りている場合は、貸与終了の翌月から7ヶ月経ったあとに返還が始まります(参考:日本学生支援機構(JASSO)|退学などによる手続き)。それまでに就職していないと、収入がないのに借金の返済が始まってしまいます。
このように学生の肩書きがなくなると、上記のようなデメリットが生じるでしょう。
3. 生涯賃金が大卒者よりも低くなりやすい
大学を辞めると最終学歴が高卒となり、大卒者よりも生涯賃金が低くなる傾向があります。
高卒になることで、就職の選択肢が狭まり、昇進・昇給のペースに影響するからです。
実際に、高卒者と大卒者の正社員の生涯賃金は以下の表のとおりとなっています。
| 学歴 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 高卒(正社員) | 2億880万円 | 1億5,440万円 |
| 大卒(正社員) | 2億5,150万円 | 2億190万円 |
また、収入が少ないと、将来的に以下のような悩みを抱えやすくなります。
- 結婚・出産・育児への不安
- 老後資金の不足
- 住宅ローンへの不安
しかし、最終学歴が高卒だからといって、必ずしも収入が少なくなるわけではありません。
成果が給料に反映される業界や企業に就職して成果を出すことや、経験やスキルを身につけていくことで収入を上げていくことは可能です。
4. 中退経験が就職で不利に働きやすい
大学を辞めると、中退したという事実が履歴書に残るため、就職で不利に働きやすい傾向があります。企業側は長く働いてもらえるか不安に感じるからです。
実際、中退者に対して企業は以下のような印象を持ちやすいです。
- 物事を最後までやりきれないのでは?
- 社会に出る覚悟が足りないのでは?
- 人間関係に問題があったのでは?
ただし、これらの不安は中退理由や現在の考え方をしっかり伝えることで払拭できます。
たとえば、以下のように答えるとポジティブに印象づけられるでしょう。
大学では専攻内容と自分の興味にギャップがあり、悩んだ末に退学を決意しました。現在は自分のやりたい分野を明確にし、働きながらスキルアップできる環境を探しています。
就職活動では、過去を正直に伝えつつも、前向きな姿勢をアピールすることが成功のカギです。
5. 落ち着いて将来を考える時間がなくなる
大学生という期間は下記理由から、人生設計やキャリアについて考える環境として適しています。
- 長い休暇がある
- 多様な人との出会いがある
- インターンシップ等、社会に触れる機会がある
中退すればこれらの機会は失われ、人生について考える機会は激減してしまいます。
高校生までの努力はある意味、人生の選択肢を広げる手段とも言えます。
一方大学から先は、今後の人生を決めるためにあらゆるものを取捨選択しなければなりません。そんな人生の転換期で、大学の期間はあなたの人生の方向性を考える貴重な時間となります。
中退すれば落ちついて将来を考える暇もなく、就職先という人生を大きく左右する選択をしなければなりません。早めに就職先を見つけるためには、就職支援エージェントなどのサポートを受けるのがおすすめです。
応募書類の作り方や面接対策、求人の紹介まで支援してくれます。自分1人で就職活動するより、効率的に進められるでしょう。
6. 周りからの期待に応えられない
ご両親や周囲の人間があなたに大卒として社会に出ることを期待している場合、その期待には応えられません。
周囲の人間が大学卒業を期待する理由としては、日本社会では学歴が有利であることを肌感覚で知っているためです。そのため大学期間は自己の価値をあげる期間として、じっくり学業や自己投資に取り組むことを期待されるのです。
対処法としては以下のようなものが考えられます。
- 辞めたい理由をしっかり言語化する
- 辞めたあとの進路を具体的に考えていることを示す
- 計画を実践し、行動で示す
期待には応えられなくても、自分の人生をしっかり考えて決断したことを行動で示しましょう。
7. 受験条件を満たすのが難しくなる資格がある
大学を中退することで生じるデメリットの1つが、高卒になることで受験まで遠回りになってしまう資格があることです。
例えば「社会保険労務士」は、原則として大卒や、短大・高専卒が受験条件となっており、学歴要件を満たさない場合は他の国家試験(行政書士試験など)に合格するか、実務経験を積むステップが必要になります(※)。
「社会福祉士」の場合、一般の4年制大学を卒業すれば養成施設に1年以上通うことで受験資格が手に入りますが、高卒の場合は4年の実務経験が必要です。
上記の資格をはじめ、大学を中退して高卒になることで取得までのルートが大幅に遠回りになる資格は少なくありません。将来的に何らかの資格取得を視野に入れている場合は、大学を辞める前に「その資格に大卒が必要かどうか」を確認することをおすすめします。
※大学在学中に一定単位を修得している、あるいは「実務経験3年以上」などの受験資格もあり


大学を辞める6つのメリット
大学を辞める時は、大学での悩みがなくなることや勉強しなくてすむこと、社会人として自立できることなどがメリットです。
大学で授業を受ける時間や勉強する時間がなくなるので、自由な時間が生まれて新たな進路を進められます。また、学費を払う必要がなくなりますし、就職すれば社会人として自立できるので、経済的にも楽になるでしょう。
ここからは大学を辞める6つのメリットについて1つずつ解説していきます。
以下の動画では、大学中退のメリット・デメリットについて紹介しているので合わせて参考にしてみてください。
1. 大学での悩みがなくなる
大学をやめてしまえば、大学に関する悩みは全てなくなります。例えば人間関係や勉強がうまく行かず悩んでしまった場合、大学をやめることで白紙に戻せます。
一度うまく行かなかったからといって、今後全てがうまく行かないということはありません。大学から離れてその時の自分を冷静に振り返りることで、今後の人生の教訓にできるでしょう。
2. 勉強しなくて済む
大学を辞めると勉強しなくて済むのがメリットのひとつです。たとえば、以下のように大学の勉強に悩みを抱えていた人にとっては大きなメリットとなります。
- 教授と合わなくて勉強する気力を失っていた人
- 大学の勉強のレベルが高くてついていけず面白いと思えなかった人
- 選択した学部が期待していたものと内容が違っていた人
勉強に悩みを抱えたまま我慢して大学にいるより、自分のやりたいことや学びたいことに向けて時間を使うために、大学を辞めるのもひとつの選択肢です。す。
3. 自由な時間が生まれる
大学を辞めると自由な時間が生まれるのがメリットです。大学に費やしていた時間が自由に使えるようになると、他のやりたいことに挑戦しやすくなります。
一般的に、大学4年間で修得する必要がある単位数は124単位以上です。また1単位は、授業時間と授業時間外の学習時間を45時間と定められています。
つまり、大学4年間で必要な単位数を修得するには、5,580時間がかかります。日にちになおすと、約232日です。
これだけの時間があれば、以下のような活動ができます。
- 就職活動をする
- 語学留学をする
- 海外へワーキングホリデーにいく
このように大学を辞めると、自由な時間が生まれるでしょう。
4. 学費を支払わなくてすむ
大学を辞めると、今後の学費を支払わなくてすむというメリットがあります。
特に経済的な負担を感じている方にとっては、生活の安定や将来の選択肢を広げるきっかけにもなるでしょう。
実際に、文部科学省の調査によると、大学にかかる年間の平均学費は以下の通りです。
| 学校種別 | 授業料 | 入学料 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 国立大学 | 535,800円 | 282,000円 | 817,800円 |
| 公立大学 | 538,734円 | 392,391円 | 931,125円 |
| 私立大学 | 959,205円 | 240,806円 | 1,200,011円 |
参考:文部科学省「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」
参考:文部科学省「国公立大学の授業料等の推移」
中退によって上記の費用が不要になれば、家計の見直しや自己投資に資金を回す余裕が生まれます。
特に、学費のためにバイト漬けで学業に集中できなかった方や経済的な理由で進学自体がプレッシャーだったという方には、大きなメリットとなるでしょう。
5. 社会人として自立できる
大学を辞めると、早い段階から社会人として自立できます。学生という立場を卒業し、自分の力で生活費を稼ぐ経験は、大きな成長と自信につながるでしょう。
大学生活にあっていないと悩んでいる方にとっては、就職してスキルを磨くほうが、向いている場合もあります。また、社会人として働き始めると、金銭面だけでなく、時間や行動にも自分で責任を持てるようになります。
大学を辞めて自立せざるを得ない環境になったことが、その人の成長につながることもあるでしょう。
6. 早い段階から人生を方向転換できる
大学を辞めると、早い段階から人生を方向転換できます。
今の環境は合っていないと気づいた時点で軌道修正できれば、無駄な時間やストレスを減らし、自分らしい人生を歩める可能性が高まります。
本当にやりたいことのために、資格の勉強や就職をすれば、早い段階で新たな環境へチャレンジできるでしょう。
方向転換には勇気がいりますが、早く動けばその分だけ経験も時間も積み重ねられます。自分の気持ちに正直になって、次の1歩を踏み出してみてください。

大学を辞めた後の選択肢やキャリア10選
大学を辞めた後は、別の大学や専門学校に通ったり、正社員として働いたりなどさまざまな選択肢やキャリアがあります。
大学を辞めたからといって、人生の道が閉ざされるわけではありません。むしろ、自分の気持ちに正直に向き合った結果、早い段階で進路を見直せるチャンスとも言えます。
ここからは、それぞれの選択肢に向いている人の特徴や実際の進み方についても、詳しく解説していきます。
焦らず、自分に合ったキャリアを見つけていきましょう。
1. 別の大学や専門学校に通う
大学を中退し、別の大学や専門学校に通うことも選択肢の一つです。
新たな大学に編入し、卒業すれば、大卒の資格を取ることができます。企業の採用条件にも合致するでしょう。
自分の進む職業がはっきりしている場合、専門学校がおすすめです。たとえば、医療系国家資格取得に力を入れている学校もありますので、将来に役立てる手段として選択肢に入れられます。
ただ、ストレートに卒業するよりはお金がかかってしまうことなので、両親に相談してから決断するようにしましょう。
また、大学編入に関しては「大学中退でも編入は可能?編入する条件やメリットを解説! 」でも解説しているので、参考にしてみてください。
2. 正社員として働く
大学を辞めた後に、正社員として働くのも選択肢のひとつです。
安定した収入や福利厚生を得られるため、経済的に安心感が得られます。
正社員と非正規雇用で働いた場合では、以下の表のとおり、生涯賃金に大きな差があります。
| 雇用形態 | 男性(高卒) | 女性(高卒) |
|---|---|---|
| 正社員 | 2億880万円 | 1億5,440万円 |
| 非正規社員 | 1億2,950万円 | 1億810万円 |
早く自立したいという人には、正社員を目指す働き方が向いているでしょう。
一方で、正社員になりたいと思っていても、実際になった人の割合は減っている傾向にあります。
労働政策研究・研修機構の調査によると、中退前に正社員として就職したいと回答した人は46.6%だったのに対し、実際中退後に正社員として就職するための準備をしたと回答した人は32.1%でした。(参考:労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」)
正社員として働きたい人は、気持ちが揺らがないように早めに就職活動を行うのがおすすめです。
就活のやり方については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
未経験歓迎の求人に応募する
大学を辞めた後、すぐに正社員として働きたい場合は、未経験歓迎・学歴不問の求人に目を向けましょう。近年はスキルよりもポテンシャルを重視する企業が増えており、学歴よりも人柄や意欲、将来性を評価する傾向が強まっています。
応募する際には、求人票に「未経験可」「人物重視」などの記載があるかを確認しましょう。応募書類や面接では「大学中退を通して学んだこと」や「なぜこの仕事にチャレンジしたいのか」を明確に伝えると評価が高まります。
大学中退の経験はマイナスではなく、“方向転換のきっかけ”と前向きに捉えて就職活動に臨みましょう。
就職支援サービスを利用する
大学を中退した後に就職を目指すなら、就職支援サービスを活用するのが有効です。中退者や若年層向けに特化した就職エージェントや支援機関では、求人紹介や履歴書の記載方法、面接対策などを一貫してサポートしてくれます。
就職支援サービスは無料で利用できるものが多く、自力での就職活動に不安を感じている人には特におすすめです。
若年層向けには「ジョブカフェ」「地域若者サポートステーション(サポステ)」などの公的な支援施設も存在します。
これらの機関では、個別面談を通してキャリアの方向性を一緒に考えてくれるため、「何をすればよいか分からない」という段階からでも安心して相談できます。
参考:厚生労働省「ジョブカフェにおける支援」
参考:厚生労働省「地域若者サポートステーション」
3. 非正規雇用で働く
大学を辞めた後は、正社員だけでなく非正規雇用として働く道もあります。
非正規雇用にはアルバイトなどが含まれ、比較的採用のハードルが低く、自分のペースで働けるのが特徴です。
いきなり正社員は不安という方にとっては、非正規雇用が向いているでしょう。
正社員と非正規雇用の主な違いは以下の通りです。
| 項目 | 正社員 | 非正規雇用 |
|---|---|---|
| 雇用期間 | 期間の定めなし | 期間が決まっていることが多い |
| 給与 | 月給・昇給あり | 時給・昇給なしが多い |
| 自由度 | 低い(拘束時間が長い) | 高い(シフト制など) |
一方、非正規雇用はキャリアや収入面が不安定なため、最終的には正社員を目指すほうが良いでしょう。
大学中退フリーターの就職について、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
4. 起業する
大学を辞めた後に起業するという選択肢もあります。
自分のアイデアやスキルを活かして事業を立ち上げれば、年齢や学歴に関係なく活躍することが可能です。
起業するメリットとデメリットは以下のようなものがあります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 年齢・学歴が関係ない | 収入が不安定 |
| 好きなことを仕事にできる | 社会的信用が得にくい |
| 成功すれば高収入になれる | 失敗して資金を失う可能性がある |
中小企業庁の調査によると、起業時の年齢が「29歳以下」の人数が2012年時点で7.6万人、2022年時点で11.3万人に増加していることがわかっています。
(参考:中小企業庁「小規模企業白書」)
起業にはリスクも伴いますが、自分の将来を主体的に切り拓く魅力的な選択肢のひとつです。
5. 公務員を目指す
大学を辞めた後の進路として公務員を目指す選択肢もあります。
公務員は国や地方の行政機関で働く職業で、安定した収入や福利厚生が魅力です。
国家公務員の場合、大卒と高卒で受験区分が別れており、それぞれ任される仕事や昇進に違いがあります。受験時だけでなく、入職後のキャリアにも学歴が影響するでしょう。
大卒では政策立案やマネジメント業務に携わる機会が多く、高卒では現場に近い実務的な仕事が中心となります。
参考:人事院 「令和5年度業務状況」
また、公務員を目指す場合は、公務員試験に合格する必要があります。
合格までには思ったより時間がかかる可能性があるため、慎重に計画を立ててから挑戦するのがおすすめです。
大学中退者の公務員試験受験に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、一度読んでみてください。
6. 就職に役立つ資格取得を目指す
大学を中退すれば、その分時間の余裕が生まれるため、この機会に資格取得に取り組むのも一案です。特に、難関な資格であればあるほど、時間をかける必要がありますので、これまで授業に費やしていた時間を有効活用できるのは利点です。
以下の表に、大学中退者におすすめの資格とその特徴をまとめました。
| 資格名 | 特徴 |
|---|---|
| MOS | ・オフィス業務の即戦力 ・事務職を目指す人に最適 |
| 簿記3級〜2級 | ・会計の基礎が学べる ・経理・事務・販売管理など幅広く活用可能 |
| フォークリフト運転技能者 | ・倉庫・物流業界で重宝される現場系資格 |
上記の資格は、以下のような方法で取得を目指せます。
- 独学(書籍やオンライン教材を活用)
- 通学型のスクールに通う
- 職業訓練校(ハローワーク経由で無料の場合あり)
- 通信講座を利用する
就職に不安があるという方は、自分の興味のある分野の資格を調べることから始めてみましょう。
ただし、資格を取得したからと言って、必ずしも就職に有利になるとは限りませんので、その点には留意してください。また、資格取得に関しては、大学中退者がとるべき資格とは?取得で有利になる資格も解説!の記事でも解説しているので、チェックしてみてください。
7. 留学する
大学を辞めた後の選択肢は、留学することがひとつの手段です。
また、留学後日本で就職したい場合、期間が長くなると働いていない期間も長くなります。
企業から就業意欲を心配されるケースがあるので注意しましょう。
留学の目的を明確にし、帰国後のキャリアプランを事前に考えておくのがおすすめです。

8. インターンシップや研修型就職サービスを利用する
大学を辞めた後にすぐ就職するのが不安な場合には、インターンシップや研修型就職サービスを活用する方法があります。
インターンシップは実際に企業での業務を体験しながら働くスタイルで、自分の適性や働くイメージをつかむのに役立ちます。未経験者や中退者を受け入れている企業も多く、就業体験後にそのまま正社員として採用されるケースもあるのです。
また、民間の人材会社などが実施している「研修型就職サービス」では、社会人としての基本的なビジネスマナーや業界研究の方法、自己分析のやり方などを学べます。いきなり実務に入るのが不安な人にとって、特に安心できるサービスといえるでしょう。
9 . ハローワークの職業訓練を活用する
スキルに自信がない、または新たな専門分野に挑戦したい場合は、ハローワークの職業訓練(ハロートレーニング)を活用するのがおすすめです。
職業訓練では介護やIT、事務など、さまざまな業種の基礎的なスキルを無料または低価格で学べるため、就職を有利に進められます。特に未経験から専門職を目指す人には非常に実用的な方法です。
例えば、大学中退者でも参加できる「求職者支援訓練」の場合、条件を満たせば「職業訓練受講給付金」などの生活支援も受けられるため、経済的に不安がある人にも向いています。
申し込みは最寄りのハローワークで行い、キャリア相談を経て受講先を決定します。実践的なスキルと就職支援がセットになっているため、即戦力として働きたい人におすすめの方法です。
参考:厚生労働省「ハロートレーニング」
参考:厚生労働省「求職者支援制度のご案内」
10. ボランティアや地域活動に参加する
大学を辞めた後、すぐに就職するか迷っている場合は、ボランティアや地域活動に参加するのも有意義な方法です。
直接的な収入は得られないものの、社会と接点を持つことで人脈が広がるだけでなく、自分がどのような分野に興味や適性があるのかを知る手がかりになります。
ボランティア活動では福祉や教育、災害支援、地域振興など幅広い分野があり、未経験者でも参加しやすいものがあります。
活動を通して得た経験は履歴書や面接でアピールできるうえ、自分自身の成長にもつながるでしょう。「やりたいことが分からない」と悩んでいる人は、ボランティアや地域活動に関わるのをおすすめします。
大学をやめてよかった?実際の声
大学をやめてよかったかどうか、実際にやめた人の声を紹介します。
単位不足で大学をやめてしまった女性や理系大学を中退した男性、中退した人の親からの声をお届けします。
中退後に待ち受けていた状況やその時感じたこと、退学から立ち直った過程についてのリアルな体験談です。
実際に、大学をやめた人の声を聞くことで、あなたの進路を決める貴重な情報となるでしょう。自分だったらどうするかと想像しながら、参考にしてみてください。
単位不足で大学をやめてしまった女性の話
真面目さ・人の良さが仇になり、大学の単位よりもアルバイトや友人の手助けを優先してしまい留年を繰り返してしまったAさん。留年をお父さんに伝えたところ、退学を命じられてしまいました。
繰り返しの留年と退学のショックですっかり自信を失ってしまったAさんは、これからの将来を一度諦めてしまったそうです。就職活動は始めたものの、大学中退という立場の自分をどうアピールして良いかわからず、不安を募らせていました。
しかし、もう一度人生をやり直すべく就活に前向きに挑むことで、見事内定を獲得しました。Aさんは大学中退の経験を振り返り「中退という変えられない事実をどう前向きに捉え、前進していけるかが大切」と伝えてくれました。
理系大学を中退した男性の話
アルバイトに充実感を覚え、学業をおろそかにしてしまったBさんは、1年留年しても卒業は難しいと判断し、中退して即就職を決意しました。
就職活動は自力のみでは厳しいと考えて就職支援サービスを利用し、見事内定を獲得しています。中退による不安は大きかったものの、就職支援サービスを通じて相談できる相手がいたことで、精神的に楽になったそうです。
卒業はできずとも大学で勉強してきたことを無駄にせず、大学の専攻を強みに志望企業を決め、見事内定を勝ち取りました。
Bさんは大学中退に関して「過去は変えられないのだから、経験を糧に前向きに行動することが大切」と伝えてくれました。
大学中退後フリーターになった人の話
大学は東京の私大理工学部に進学したS.Hさん。大学生活ではバスケのサークルで活動しながら、新宿の定食屋でアルバイトとして働いていました。しかし、授業や試験が難しく2年留年してしまいます。
その間に「就活で留年について聞かれたときに、留学に行っていれば言い訳になるかな」と考え、ニュージーランドへ留学も経験します。しかし、最終的に年下の人に抜かれてしまうのが嫌で中退を決意します。
大学中退後は正社員登用も視野に入れながらフリーターとして働いていましたが、そんなときにジェイックを見つけ、セカンドカレッジ(現在の中退就職カレッジ)に参加することにしました。
カレッジ修了後に集団面接会に参加して、「金属を溶かす装置」を作っている会社に就職できました。中退した当時は卑屈な気持ちで毎日を過ごしていましたが、現在では、圧倒的に自分に自信を持てるようになったそうです。
今後の目標として、S.Hさんは自分のお客さんをもってヒアリングや提案をきちんとできるようになることを掲げています。そして、ゆくゆくは会社を良くするようなプロジェクトに参加できるように夢を抱いています。

大学中退者が正社員を目指せる主な職業
大学中退者が正社員を目指せる主な職業は一般事務やITヘルプデスク、食品メーカーの営業、ホテルや旅館のフロントなどさまざまです。
学歴よりも人物や意欲、ポテンシャルを重視する企業も多く、未経験からスタートできる職種は数多く存在します。また、関連資格の取得や実務経験を積むとキャリアアップも目指せるのが特徴です。
本章では、大学中退者が正社員を目指せる主な職業を紹介し、それぞれの仕事内容や平均年収、求められるスキル、向いている人の特徴、関連資格などを解説します。
1. 一般事務
一般事務は、学歴よりも基本的なPC操作や事務処理能力が採用で重視されることが多いため、大学中退者でも正社員を目指せます。
仕事内容は書類作成やデータ入力、電話・来客対応、ファイリング、スケジュール管理など、企業の業務を円滑に進めるためのサポートが中心です。社内の潤滑油のような存在として、縁の下の力持ち的な役割を担います。
業務内容は比較的定型で習得しやすいため、大学中退後初めて正社員として働く場合も挑戦しやすい職種です。
特別な専門知識は不要ですが、PCスキル(Word、Excel)や正確な入力作業、整理整頓、スケジュール管理能力などが求められます。働きながらスキルアップも可能で、経験を積めば経理・人事・総務など他の事務職へのステップアップも期待できます。
| 平均年収 | 529.6万円 |
| 求められるスキル | ・パソコンスキル ・ビジネスマナー ・文書作成能力 |
| 向いている人の特徴 | ・正確に業務ができる人 ・注意力や几帳面さがある人 |
| 関連資格 | ・ビジネス・キャリア検定 ・コンピュータサービス技能評価試験 ・秘書検定 ・マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS) |
出典:厚生労働省「一般事務 - 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)」
2. ヘルプデスク(IT)
ヘルプデスクは学歴不問の求人が多いため、大学中退後も正社員を目指せる仕事といえます。
パソコンやネットワークに関するトラブル対応、ソフトウェアの操作説明、IT機器の設定など、日常的な業務の中でITの基礎を実践的に学べます。未経験でもチャレンジしやすく、働きながらIT知識を深めていける点が大きな魅力です。
業務では、分かりやすく説明する力や聞き取り能力、丁寧なコミュニケーション力が求められます。人と接することが好きで、相手の問題を一緒に解決することにやりがいを感じる人に向いています。
勤務形態は週休2日制が基本ですが、勤務先によっては土日の出勤や交代制での対応もあります。
| 平均年収 | 628.9万円 |
| 求められるスキル | ・問題を判断、解決する能力 ・PCやプリンター、複合機、周辺機器の知識 |
| 向いている人の特徴 | ・人の話を最後まで丁寧に聞ける人 ・IT分野に抵抗が少ない人 ・相手の立場に立って説明できる人 |
| 関連資格 | ・ITパスポート ・マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS) ・基本情報技術者 ・情報処理技術者 ・情報処理安全確保支援士 |
出典:厚生労働省「ヘルプデスク(IT) - 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)」
3. 食品営業(食品メーカー)
食品営業は、学歴より行動力やコミュニケーション力、人柄などが採用で重視される傾向があるため、大学中退者の正社員採用も活発です。
スーパーや小売店、飲食店などが主な取引先で、商品の魅力を伝えるプレゼン能力と、信頼関係を築く営業力が求められます。市場のトレンドや顧客のニーズを分析し、それに応じた提案を行うことも重要な役割です。
成果に応じてインセンティブが得られる場合もあるため、努力を形にしたい人に向いています。営業未経験でも入社後の研修制度が整っている企業も多く、大学中退者でも挑戦しやすい仕事の1つです。
| 平均年収 | 618.3万円 |
| 求められるスキル | ・課題や要望を引き出す質問力 ・データ分析力 ・プレゼンテーション能力 |
| 向いている人の特徴 | ・食に興味や関心がある人 ・結果が出ない時期でも努力を続けられる人 |
| 関連資格 | ・自動車運転免許 ・営業士検定 |
出典:厚生労働省「食品営業(食品メーカー) - 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)」
4. フロント(ホテル・旅館)
ホテル・旅館などのフロント業務は、採用にあたって学歴要件を設けないところが多いため、大学中退後でも正社員になれる職種です。
お客様と常に接するため、ホスピタリティ精神や臨機応変な対応力が求められます。宿泊施設は24時間体制でシフト勤務が基本のため、夜勤を含め、柔軟な働き方に理解がある人は評価が高まるでしょう。
人をもてなすことに喜びを感じる人、気配りができる人、落ち着いた対応が得意な人には特に適した仕事といえます。
| 平均年収 | 338.3万円 |
| 求められるスキル | ・礼儀作法 ・想定外の事態でも落ち着いて行動できる力 ・体力 |
| 向いている人の特徴 | ・おもてなしの心がある人 ・笑顔で接客できる人 ・丁寧な言葉遣いができる人 |
| 関連資格 | ・ホテル・マネジメント技能士 ・サービス接遇検定 ・語学関連の資格 |
出典:厚生労働省「フロント(ホテル・旅館) - 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)」
大学辞めたいけど親に言えない!伝える際のコツ
「大学を辞めたい」と思っていても、親へどのように伝えるか悩む人は多くいます。中退には親の反対がつきものですが、伝え方次第で理解してくれるかもしれません。
そのため、感情的に「大学辞めたい」と言うのではなく、将来のプランや自分の考えを冷静に説明しましょう。また、親の意見を一方的に否定せず、誠実に向き合う姿勢を見せると信頼につながります。
1. 大学中退後の進路を具体的に示す
大学を中退したい気持ちを親に伝える際には、ただ「大学辞めたい」と言うのではなく、辞めた後の進路を具体的に示しましょう。
親が特に心配するのは「大学を辞めたらこの先どうするのか」という点です。その不安に対して、自分なりのビジョンを提示すると理解を得やすくなります。
例えば、すでに応募する予定の企業がある、専門学校で学びたい分野が決まっている、留学の計画を立てているなど、明確な理由を伝えましょう。
「大学を辞めた後も前向きに動く意志がある」ことを伝えれば、親は安心します。大学を辞めて逃げるのではなく、新しい挑戦であることを丁寧に説明することが重要です。
2. 自分なりに調べた情報を共有する
大学を中退するという決断が感情的なものでなく、熟考の末であると親へ伝えるためには、事前に自分で調べた情報を親に共有しましょう。
「大学中退後の就職支援サービスがある」「中退者を対象とした求人がある」「職業訓練でスキルが身につけられる」など、具体的な情報を示すと親の不安を軽減できます。
支援機関のパンフレットや、相談先の連絡先などを見せながら説明すると親が理解してくれるでしょう。
また「このサービスを利用している人の体験談も読んだ」など、実例を挙げるとより効果的です。大学中退後の人生を真剣に考えている姿勢を示すと、親の信頼を得られやすくなります。
3. 親の意見を否定せず一度受け止める
たとえ自分の中で大学を辞める決意が固まっていたとしても、親から反対や不安の声が出るのは自然なことです。その際に大切なのは、感情的に反論するのではなく、親の意見をしっかり受け止める姿勢を見せることです。
具体的には、「心配してくれてありがとう」「反対するのも無理はないよね」などの言葉を添えると、親子間の信頼関係が維持できます。
自分の気持ちだけを一方的に押し通すのではなく、親の立場や思いにも理解を示すと話し合いの空気が柔らかくなり、建設的な対話がしやすくなります。親に敬意を示しつつ対話を重ねると、大学中退という大きな決断を前向きに理解してもらえるでしょう。
大学を辞めたい時によくある質問4選
大学を辞めたい時によくある質問を4つ紹介します。
疑問を解消して、大学を辞めるかどうか考えてみてください。
1. 大学を辞める人の特徴は?
大学を辞める人の特徴としては、「入学前に思っていた大学生活と大きく違っていた」というギャップを感じることが挙げられます。
自分に合う学部や授業内容、生活リズムを十分に理解できていないと、心身がつらくなり「大学を辞めたい」と感じます。また、進路の選択が曖昧だったためにモチベーションが続かないという声も多くあります。
経済的な負担が大きく、学費や生活費の負担が重い点も大学を辞める理由です。さらに、アルバイトや趣味など学業以外の活動が楽しくなり、大学に行かなくなったというケースも見られます。
2. 大学をやめたら人生終了?
大学をやめたら人生終了とは限りません。中退後も、民間企業への就職や公務員試験への挑戦、留学などさまざまな進路があるからです。
にもかかわらず、大学中退が悲観的に捉えられてしまうのはなぜでしょうか。
その原因の一つは、インターネットの書き込みでしょう。ネット上には「大学中退は人生終わり」といった声があることから、それを本当の情報を信じてしまうケースがあります。
その情報には根拠がないにもかかわらず、言葉だけが一人歩きしてしまっている状態です。
「〇〇は人生詰んでる」という言葉は大学中退に限らず様々な状況下で面白半分に使われているに過ぎないのですが、中退者本人の目に止まれば不安に感じてしまうのも無理はありません。
また日本は学歴社会のイメージが強いことから、下記のように思いこんでしまうことも背景にあるようです。
- 中退=就職失敗と連想してしまう
- 学歴が人生を決めると思い込んでしまう
- 周りの視線が気になってしまう
たしかに、学歴によって就職活動の結果が変わる可能性はあります。一方で、学歴に関係なく人柄やスキルを評価してくれる企業もあるでしょう。
大学をやめたからといって諦める必要はありません。下記の記事で、大学中退を乗り越えるための方法や就職する方法について紹介しているので、参考にしてみてください。
3. 大学を辞めた後に同じ大学へ再入学できる?
大学を辞めた後でも同じ大学へ再入学できる可能性はあります。ただし、必ず認められるわけではなく、大学ごとに制度や条件が定められています。
再入学制度がある場合、大学の選考を経て過去に在籍していた学部や学科へ戻るのが一般的です。再入学には「退学後〇年以内」という期限が設けられている場合があります。
また、取得済み単位が一部認定される場合もあれば、最初から履修し直す必要がある場合もあります。
再入学を検討する際は、大学の学務課や学生支援窓口へ早めに相談し、制度の有無や選考方法、必要書類、単位の扱いを確認しましょう。
4. 大学を辞める人は何割くらいですか?
文部科学省が公表した令和6年度の調査結果によると、大学に在籍する学生のうち、中途退学を選択した人の割合は2%です(※)。
数値だけを見ると割合は高くないように感じますが、実数に換算すると1年間でおよそ5万人以上の学生が大学を退学しています。
全国規模で見れば、大学中退は一部の特別な人だけに起きている出来事ではありません。
進路の再考や心身の不調、経済的な事情など、理由は人それぞれですが、「大学中退」という共通した選択をする学生が毎年一定数存在しています。
※出典:文部科学省「令和6年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」
まとめ
本記事は大学をやめた人の実際の声や、大学をやめた際のメリット・デメリットについて紹介しました。
大学を卒業することも、中退して切り替えることもどちらにもメリット・デメリットは存在します。一度冷静になってあなたの将来を見つめなおし、希望の未来を実現できる選択をしてください。
なお、大学をやめて就職を目指す場合、退学からなるべく期間を空けずに就職活動を開始するのが成功への近道です。
就職活動をなにから始めていいか不安なかたは、当社ジェイックの就職相談サービスを利用してみてください。
大学留年するか中退するか迷っている、大学がつまらないと感じている方は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。

こんな方におすすめ!
- 学歴に自信がないから就職できるか不安
- 就職について、誰に相談したら良いか分からない
- 中退しようかどうかを迷っている
- 学歴に自信がないから就職できるか不安
- 就職について、誰に相談したら良いか分からない
- 中退しようかどうかを迷っている
当社の就職に関するコンテンツの中から、大学中退後の就職活動に不安を感じている方向けに、就活で困りがちなことを解決するための記事をまとめました。
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