中退の就職

大学中退者の就職事情として、正社員率は約26%(※1)とかなり低く、普通に就職活動をしても正社員に就職することはかなり難しいです。
しかも、大学中退者を専門に就職を支援するサービスや団体はほとんど無く、多くの大学中退者が就職を諦めてしまっているのが現状です。
(※1 独立行政法人 労働政策研究・研修機構「2015年 大学等中退者の就労と意識に関する研究」より)
私たちジェイックは数少ない大学中退者専門の就職サポートを行う「中退就職カレッジ」を運営している会社です。
その知識と経験を活かし、大学を中退してもしっかり正社員で就職できるノウハウをコラム形式にして、大学中退者の就活に活かしてもらえるようにまとめました。
大学中退者の正社員未経験者割合90%越え(※2)のジェイックだからこそ伝えられる内容もありますので、参考にしてもらえると嬉しいです。
(※2 2021/2/1~2022/7/31の中退就職カレッジ研修参加者の内、当社が把握している正社員未経験者の割合)
大学中退の就職活動

大学中退からの就職を目指すといっても、やみくもに履歴書を書き、面接を受けても選考に落ちてしまうだけです。
就職を成功させるためにも、入念な事前準備をおこなっていきましょう。
大学中退者を取り巻く就活事情や、留年と中退の選択など、就職活動を始める前に知っておくべき情報もこちらでまとめているので、これから就職活動を始める中退者の方はまずチェックしてみてください。
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大学中退後の就職活動のやり方のステップ
大学中退理由を整理する
就活では必ず中退理由を聞かれるため、前向きに説明できる形に整理します。
中退理由は正直に話しつつ、反省点や今後どうしたいかを伝えることで、就職への意欲を強調するのが大切です。
自己分析
中退後の経験やアルバイトを振り返り、自分の強みや得意分野を見つけます。
何をやりたいか、どんな環境で力を発揮できるかを明確にすることが重要です。
求人探し
ハローワークや求人サイト、就職エージェントを活用して求人を探します。
学歴不問や未経験歓迎の求人を探し、条件と希望のバランスを考えて応募先を選びます。
書類選考
履歴書には「〇〇大学中途退学」と記載し、アルバイト経験なども成果を交えて書きます。
志望動機や自己PRでは、意欲や今後の目標を明確に伝えることが通過の鍵です。
面接
面接は、一次面接、二次面接、最終面接と3回行われます。二次面接まではオンラインで行い、最終面接は対面で行われる場合が多いです。
中退理由は事実を簡潔に説明し、前向きに就職へ進む姿勢を示します。志望動機や自己PRでは、具体的な経験やエピソードを交えて意欲や強みを伝えると印象が良くなります。
内定
内定後は労働条件や研修制度を確認し、納得した上で入社を決めましょう。入社前に基本的なビジネスマナーやPCスキルを学んでおくと、安心して仕事を始められます。