
大学がつまらないと感じる理由として、授業内容に興味が持てない、大学に通う目的が明確になっていない、人間関係などが挙げられます。つまらない大学生活から抜け出すためには、その原因を知り、積極的に行動していくことが必要です。
この記事では、大学がつまらないと感じる主な理由とその対処法について詳しく解説します。
原因ごとにできることを知れば、今の生活を変える第1歩が踏み出せるはずです。
このままでいいのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。




- 大学がつまらないと感じる理由は、授業がつまらない、気の合う友達がいない・少ない、やりたいことがないなど
- 「大学生活を楽しくするための4つの方法」の内、できることをやってみよう
- もし中退するなら、期間を置かずに就活しよう。早い方が成功率が高い傾向がある
この記事の目次
大学がつまらないと感じる6つの理由
大学がつまらないと感じる理由には、授業に興味が持てなかったり、想像していた内容と違っていたりして、学ぶ意欲が低下することが挙げられます。
また、授業やサークル活動が楽しめない場合も、モチベーションの低下につながります。さらに、友達や恋人ができないなどの人間関係の悩みも、大学生活がつまらなく感じる原因のひとつです。
こうした悩みがある場合はなぜ「大学がつまらない」と感じているのか、原因を明確にする必要があります。
これから紹介する7つの代表的な理由を参考に、自分の状況と照らし合わせて整理してみてください。
1. 授業内容に興味が持てない
大学がつまらないと感じる大きな理由の一つが、授業内容に興味を持てないことです。
大学の授業が専門的すぎて内容についていけなかったり、興味を持てない分野が多かったりすると、学ぶ意欲が低下しやすくなります。
さらに、入学前に想像していた内容と実際の授業が異なる場合、期待とのギャップから失望感を抱くこともあります。特に大学1年・2年までは必修科目が多く、希望していない分野の授業や座学中心のカリキュラムに退屈さを感じることもあります。
その結果、授業を積極的に受ける姿勢が薄れ、単位を取得するためだけに出席する状態になってしまうことがあります。
2. 大学に通う目的が明確になっていない
大学に通う目的や卒業後の進路が明確でない場合、日々の学びが意味を持たず、惰性で通学してしまうことがあります。特に入学時に「とりあえず大学へ」という選択をした人は、学問や活動に積極的になれず、成績や出席も必要最低限になりがちです。
また、就職や進学など将来の選択肢を具体的に考えていないと、授業や課題が自分の成長やキャリアにどうつながるのかが分からず、意欲を失いやすくなります。
一方で、目標を持っている学生は、その達成のために授業や研究、課外活動を活用できます。目的意識があるかないかで、大学生活の充実度は大きく変わるため、自分の興味や将来像を早めに言語化することが重要です。
3. 気の合う友達がいない・少ない
学生活では、高校までのように固定されたクラスがないため、自分から人間関係を築く必要があります。
しかし、人見知りだったり友達づくりのタイミングを逃したりした場合、授業や休み時間を一人で過ごすことが増え、孤独感や疎外感が強まり、大学がつまらないと感じることに繋がります。
人間関係は学生生活の充実度に直結しやすいため、少人数のゼミや共通の趣味を持つコミュニティなど、自分が居心地よく過ごせる環境を見つけることが大切です。
4. サークルがつまらない
大学生活の楽しみのひとつにサークルがありますが、サークルに所属していても「思っていたよりも楽しくない」と感じることがあります。サークルにもさまざまあり、熱心に活動するサークルもあれば、飲み会やイベントなど遊びが中心のサークルも存在します。
サークルの雰囲気やメンバーに馴染めない、サークル活動が思っていたよりも少ない多いなど、入る前とのギャップを感じてしまうと、つまらないと感じることがありそうです。
大学には多種多様なサークルがあり、雰囲気や参加している人の性格も異なります。ときには、自分とは相性が合わないこともあるでしょう。
合わないと思ったら辞めても問題ありません。別のサークルに入るのもいいです。無理に今のサークルにこだわる必要はないでしょう。
大切なのは、自分にとって心地よい場所を見つけることです。アルバイトやボランティアなど、大学の外の活動を楽しむ方法もあります。
視野を広げて、自分らしい過ごし方を探してみましょう。
5. やりたいことがない
大学でやりたいことがないと、学ぶ意欲が下がり、つまらないと感じやすくなります。
大学は高校までと違って自由度が高く、自分で学ぶことや時間を選ぶ必要があります。そのため、「何のために大学に通っているのか」が明確でないと、授業にも身が入らず、日々の生活に張り合いがなくなってしまいます。
「全国大学生活協同組合「第60回学生生活実態調査」によると「生きがいなどが見つからない」と悩む大学生は全体の約18%いることがわかりました。同じように悩んでいる人が他にもいます。
対処法としては、大学以外の活動にチャレンジしてみるのもひとつの方法です。まずは、ボランティアやアルバイトなどについて調べてみるといいでしょう。
6. 毎日同じことを繰り返している
毎日同じことを繰り返していると、大学生活がつまらなく感じてしまうのは自然なことです。
さらにSNSでは友達が充実した大学生活を送っている様子が流れてきて「このままで本当に大丈夫かな」と焦る場合もあるでしょう。
そんなときは、以下のように、ほんの少しの変化を自分の生活に取り入れてみるのがおすすめです。
- いつもと違うことを1つだけやってみる
- 「今月中に〇冊本を読む」など小さな目標を立てる
- 今日感じたことをSNSや日記に残してみる
変化がないように思える毎日でも、少し工夫をするだけで楽しい大学生活に近づけるでしょう。

どうしたら大学生活が楽しくなるのか?
大学がつまらない場合、大学生活を楽しくするための方法としては、以下があります。
1. 別の学部や学科の授業を受けてみる
自分が所属する学部や学科の授業がつまらないと感じる場合、興味のある学部や学科の授業を受けてみる方法があります。もちろん受講できないものもありますが、大人数の講義などの場合、別の学部生や学科生でも参加できることがあります。
自分の興味や関心がある授業を受けてみることで刺激になり、また、知識も蓄えることができます。大学に転部・転科制度などがある場合、チャレンジしてみてもよいかもしれません。
2. 勇気を出して行動してみる
たとえば「おいしい学食を食べる」「キャンパスで好きな人をつくる」「キャンパス内の図書館で映画を借りて見る」など、自分なりの大学の楽しみ方を見つける方法です。
大学内に楽しいことがない場合「帰りに○○に寄る」など、大学の近くや沿線沿いなどに自分の好きなお店や街を見つけるのも有効です。つまらないことを嘆くのではなく「楽しいことをひとつでも見つけよう」という姿勢でいれば、気持ちも前向きになれるでしょう。
大学時代はその若さゆえに、周囲の目が気になったりして行動できないこともあるかもしれません。しかし人は、他人のことは思っている以上に見ていないものです。「どう思われるか」ばかり気にするのではなく、思いきって一歩踏み出してみることをおすすめします。
3. 他大学のサークルやイベントに参加してみる
自分が通う大学がつまらないと感じている場合、ほかの大学の学生が集まるイベントに参加する、他大学との交流があるサークルに入る、などもよいでしょう。自分の大学には親しい友人ができなくても、ほかの大学でよい仲間と出会えるかもしれません。
ほかの大学の学生と知り合うことで、自分の大学にはないカラーの人たちとも出会うことができ、自分の価値観や考え方などによい影響をもたらすこともあります。
4. 趣味を深める
大学生活を楽しむためには、趣味を深めるのもひとつの手段です。授業や人間関係につまらなさを感じていても、没頭できる趣味があれば心の安定につながる可能性があります。
とことん趣味を楽しむことで将来やりたいことや、向き・不向きがわかったりする場合もあるでしょう。
たとえば、以下のような趣味を深めると将来の仕事につながりやすいです。
- 読書
- プログラミング
- 英会話
- 登山
- 筋トレ
また、趣味をきっかけに人間関係が広がることもあります。好きなものが同じなので、趣味でつながる人間関係は心地良い関係になれる可能性が高いです。
まずは上記の中で興味のあるものから試してみてください。
5. 資格勉強に取り組む
今学んでいる分野や興味のある内容の資格勉強に取り組むことは、大学生活が楽しくなる方法のひとつです。
大学生活は時間がたっぷりあるので、思う存分勉強できます。以下のような資格を取っておけば、就職活動でアピールする際の材料になるでしょう。
- ITパスポート
- 日商簿記
- FP
- 宅建
何の資格を取ったらいいかわからない時は通信講座のサイトを見たり、本屋で資格関連の本が並んでいるコーナーに行ってみたりするのがおすすめです。
6. アルバイトをする
大学生活がつまらないと感じているなら、アルバイトをするのもひとつの手段です。大学と家の往復ばかりの生活から抜け出せて、大学以外の新たな交友関係ができるからです。
他にも、アルバイトには以下のようなメリットがあります。
- 貯金が増えて留学や旅行などやりたいことの資金ができる
- 社会経験ができる
- 自分で稼ぐ経験ができて金銭感覚が養われる
- 働いた経験が就職活動でアピールできる
アルバイト先ではさまざまな世代の人が働いています。大学以外の世界を知るきっかけになるので、興味のある仕事から気軽にチャレンジしてみましょう。
7. インターンシップに参加する
インターンシップに参加するのも、大学生活を楽しめるようになる方法のひとつです。
マイナビキャリアリサーチ「2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査」によると、2026年卒の大学生のうち85.6%がインターンシップに参加したと回答しています。
インターンシップに参加するメリットは、以下のようなものがあります。
- 実際の仕事を体験できる
- ビジネススキルを身につけられる
- 就職活動時の自己PRになる
また、大学1回生からでも参加できるインターンシップもあるので、大学のキャリアセンターで相談してみるといいでしょう。信頼できる企業を紹介してもらえます。
興味がある業界や会社から、まずは1つチャレンジしてみてください。
8. 旅行する
大学生活を楽しむために、旅行するのもひとつの手段です。旅行は、大学生活に非日常の刺激を与えてくれるリフレッシュ方法だからです。
大学生は時間に余裕があるからこそ、ゆっくり旅行できます。社会人になると長期の休みを取るのは簡単ではないので、今しかできない貴重な体験といえるでしょう。
旅行は友達と行くのも楽しいですが、一人旅もおすすめです。知らない土地で、自由な時間を過ごすと、今まで知らなかった新しい自分を見つけられるかもしれません。
気になる場所があれば、この機会に訪れてみてください。
9. 留学する
留学するのも、大学生活を楽しめるようになる貴重な経験です。国内では得られない刺激や成長の機会があり、大学がつまらないと感じている方は、一度真剣に検討してみる価値があるでしょう。
留学するメリットは以下のようなものがあります。
- 日本人にはない文化・価値観に触れられる
- 語学力を短期間で高めやすい
- 留学経験が就職活動でのアピール材料になる
ただし、留学にはお金がかかるほか、長期留学になると休学が必要な場合もあります。
そのため、事前に費用やスケジュールをしっかり確認し、親とも相談しておく必要があるでしょう。
10. 一人暮らしをしてみる
一人暮らしをしてみると、環境が変わって大学生活に楽しさを感じられる可能性があります。
たとえば、友人を呼んで朝まで語り合ったり、好きな食材で自由に料理を楽しんだりするなど、今までできなかったこともやりやすいです。
もちろん掃除・洗濯・自炊といった家事を自分でこなす必要がある点は大変です。
しかし、大学生で時間があるうちに生活力を身につけておけば、社会人になっても自立した生活を送れます。社会人になる準備期間ととらえて一人暮らしをしてみるのもおすすめです。




大学がつまらない時にやらない方がいい3つのこと
大学がつまらない時にやらない方がいいことは、衝動的に休学や中退を決めてしまうことです。
一時的な気持ちでの決断や思い込みによる行動は、あとから後悔する可能性が高いからです。
つまらないと常に考え続けているとマイナスな感情になり、周りと比べて自分だけうまくいっていないと思い詰めてしまうこともあります。
また、つまらないからと授業をサボると、進級や卒業に必要な単位が足りなくなってしまう場合もあるでしょう。
ここでは、やらない方がいい3つのことを紹介するので、後悔しない選択をするために一度立ち止まって考えてみてください。
1.「大学はつまらない」と常に考え続ける
「大学はつまらない」と常に考え続けるのは、気分をさらに落ち込ませてしまうのでやらない方がいいでしょう。
同じ思考を何度も繰り返すと、視野が狭くなり「環境が悪い」「自分がダメなんだ」と極端に決めつけてしまいやすくなってしまいます。
周りや自分を責めてばかりいるとメンタルも落ち込んでしまうでしょう。
そんなときは、親や友人に相談したり、大学以外で楽しいことを探したりするのがおすすめです。
考え続けても答えが出ないときは、心が少しでも軽くなる行動をとってみてください。
2. 授業をサボる
大学がつまらないからと感じて授業をサボると、あとで取り返すのが大変になってしまいます。
出席日数が足りなかったり、課題を出さなかったりすれば単位を落とす可能性があり、最悪の場合留年してしまうこともあるでしょう。
留年などの可能性が出てくると「つまらないのに学校へ行かなければいけない」と追い詰められてしまいます。
気が進まなくても授業には参加して単位を落とさないようにしましょう。
最低限のことはやると決めて、まずは授業に出席する習慣をつけてみてください。
3. 衝動的に休学や中退を決めてしまう
大学がつまらない時に、衝動的に休学や中退を決めてしまうのはやめた方がいいでしょう。その場の感情で判断してしまうと後悔する可能性が高いからです。
将来的に社会人としてのキャリア形成に影響することもあります。以下に、休学・中退のデメリットをそれぞれまとめたので参考にしてみてください。
主なデメリット | |
---|---|
休学 | ・他の人と同じタイミングで卒業できない ・就職活動で休学の理由を聞かれる |
中退 | ・大卒資格が必要な求人に応募できない ・就職活動で中退の理由を聞かれる |
また、文部科学省「令和5年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」によると、大学生の中退率と休学率は以下のとおりです。
- 中退率:2.04%
- 休学率:2.69%
上記から、中退や休学を選ぶ人は少ないとわかります。
一時の感情に流されず、立ち止まって状況を整理してみましょう。
どうしても大学がつまらないなら中退も考えてみる
大学がつまらないと感じていて改善できそうにない場合、大学中退を考える人もいるかもしれません。大学の授業料と満足度の関係性、コロナが原因で中退を検討する学生が増えている理由についてご紹介します。
授業料と大学の満足度が見合うのか考える
文部科学省の「国公立大学の授業料等の推移」によれば、令和3年時点での大学の入学金と1年あたりの授業料の平均額は、以下の通りです。
- 国立大学…入学金28万2,000円/授業料53万5,800円
- 公立大学…入学金39万1,305円/授業料53万6,363円
- 私立大学…入学金24万5,951円/授業料93万943円
大学によって金額に差はあるものの、約50〜80万円もの授業料を4年間毎年支払うことになります。そのため、大学の授業がつまらないと感じている人のなかには「金額に見合っていない」と感じることもあるかもしれません。
親に大学費用を出してもらっているのではなく、奨学金を借りているのであればなおさらです。
中央労福協が2016年に発表した「奨学金に関するアンケート調査結果」によれば、奨学金の借入総額の平均は312.9万円で、毎月の返済額の平均は約1万7000円という結果です。奨学金の借入総額が500万円以上である人も全体の1割で、この場合は、月3万円以上の返済をしている人が4割となっています。
引用:中央労福協「奨学金に関するアンケート調査結果」
たとえば私立大学の4年間の学費を500万円と仮定し、その全額を奨学金で賄って進学した場合、社会人になってから月3万円の返済をしたとしても、全ての返済を終えるまでには合計13年以上もかかる計算となります。
また、就職をしても何らかの事情で働けなくなったり、収入が減ったり、予想外の支出などが必要になる可能性もあります。その場合はさらに生活が苦しくなってしまい、奨学金返済の負担がより重くのしかかってしまうことになるかもしれません。
大学がどうしてもつまらないと感じていて意欲ややる気もなく「つまらない大学に通うために、社会人になっても奨学金返済を続けるのは嫌だ」という場合には、中退という選択肢を検討してみるのもひとつの方法かもしれません。
ただし中退は、大学がつまらないという悩みを解決する最後の手段といえます。大学中退にはリスクも多いため、深く考えずに決断するのはやめましょう。
大学中退する理由は進路変更が多い
大学を中退する理由として最も多いのは「進路変更」です。文部科学省「令和5年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」によると、大学中退の主な理由とその割合は以下のとおりです。
中退理由 | 割合(%) |
---|---|
転学・進路変更等 | 22.0% |
学生生活不適応・修学意欲低下 | 16.5% |
就職・起業等 | 14.4% |
経済的困窮 | 13.6% |
転学や就職が多い理由は「思っていた学習内容と違う」「やりたい方向に近づいていない気がした」といったギャップを感じたからと考えられます。
大学生活は4年間と長いため、他に明確にやりたいことがあるなら、中退して進路を変えるのもひとつの選択肢です。
ただし、別の学校へ行く場合は高額な費用がかかるため親と相談する必要があります。また、中退した経歴は企業から懸念される場合もあるので、慎重に判断しましょう。
コロナの影響で中退を検討している大学生が多い理由
新型コロナウイルスの影響により、以下のような理由で、大学がつまらないと感じている学生が増えています。
- 経済的事情で学費を支払うことがむずかしくなった
- 対面授業などができないことに不満がある
- キャンパスライフを楽しめずつまらない
コロナを理由に大学中退を考えている方は、以下の記事も参考にしてみてください。
「コロナで大学へ通えないしつまらないから、もう辞めてしまおう」と安易に考えるのではなく、慎重に検討することをおすすめします。
中退者専門の支援サービス「中退就職カレッジ」
中退したけど「就職できずに困っている」という人は、就職支援サービスを利用してみましょう。私達ジェイックでは「中退者専門の支援サービス」を用意しています。
こちらは「中退就職カレッジ」といって、大学や専門学校を中退した人を対象に、正社員への就職をサポートするサービスです。
大学がつまらないときのよくある質問6選
ここからは大学がつまらないときのよくある質問について紹介していきます。
楽しい大学生活を送るために、疑問を解消しておきましょう。
1. 大学がつまらなくて中退するのはあり?
大学がつまらないという理由で中退しようか迷っている方は、一度ジェイックの「就職相談」へお申込みください。経済的または家庭の事情などがない限り、大学を中退するかどうかは慎重に考えるべきです。ジェイックのアドバイザーが、あなたが本当に大学中退すべきかどうかを親身になって考えます。
2. 大学がつまらないのはなぜ?
大学がつまらない理由として考えられる主なものには、授業やサークルがつまらない、同級生のレベルが低い、友だちや恋人がいない、といったことがあります。「大学がつまらないと思う理由」で、詳細をご紹介しています。
3. 大学を楽しくする方法は?
「どうしたら大学生活が楽しくなるのか?」で触れていますが、勇気を出して自分から交友関係を広げたり、ほかの大学とのつながりを持ってみたりして自分の世界を広げるのはよい方法です。新型コロナウイルスにより学校生活に影響が出ている人も多いかもしれませんが、楽しむための工夫はしましょう。
4. 大学が楽しくないと思っている人の割合は?
大学が楽しくないと思っている人の割合は、6.3%だと考えられます。これは全国大学生活協同組合連合会「第60回学生生活実態調査」において、「大学が好き」と答えた学生の割合が93.7%だったことから、残りの6.3%の学生は楽しくないと感じている可能性が高いからです。
また、同調査では「学生生活が充実している」と回答した割合も公開されており、学年別に見ると以下のようになります。
学年 | 学生生活が充実している割合 |
---|---|
1年生 | 93.5% |
2年生 | 92.5% |
3年生 | 92.7% |
4年生 | 93.0% |
どの学年でも9割以上が学生生活に対して「充実している」と感じており、楽しいと思っている人が多いとわかります。
5. 大学でぼっちの人は何割くらいですか?
大学でぼっちだと感じている人の割合は11.2%です。これは話をしたり一緒に遊んだりする友達がいない人の割合を示しています。
また以下の表のとおり、大学内で友達がいない人の割合は2012年から2021年にかけて増えていることがわかります。
年 | 話をしたり一緒に遊んだりする友達がいない |
---|---|
2012年 | 5.9% |
2016年 | 7.2% |
2021年 | 11.2% |
6. 理系の大学生活はつまらない?
理系の大学生活は、化学・物理などの分野に興味が持てないとつまらないと感じる場合があります。
講義や実験などが入り、授業も詰め込まないといけないため、興味がない方はつらく感じてしまうかもしれません。
一方で、理系分野に興味がある方にとっては充実した時間を過ごせます。専門知識を深める内容が多く、実験やレポートも楽しんで取り組めるでしょう。
理系科目が好きであればやりがいを感じられますが、そうでない場合は自分の興味と進路が一致しているかを見直してみてください。
まとめ
大学がつまらないと感じている場合、そこから抜け出すのも、つまらないまま大学生活を過ごすのも、自分次第といえます。
大学は高校までとは異なり、担任の先生やクラスメイトなどが気にかけてくれるというわけでもないため、自分から行動を起こしていくことが何より大切です。
「大学がつまらないから中退して就職しようかな」「中退したいけれど就職ができるか心配」という方は、ジェイックの就職アドバイザーまでお気軽にご相談ください。
大学を辞めたいと考えている方は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。


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