留年しても死ぬことはない!留年確定後に確認すべきことや影響を解説

大学生の約5人に1人が留年などを経験しているというデータもあり、多くの留年生が正社員就職に成功しているため、留年は決して死ぬような事態ではありません。
留年が決まった、あるいは留年の可能性が高いと分かったら、まずは落ち着き、大学の教務課に事実確認を行いましょう。内定を手にしている場合は、企業への連絡も欠かさず行ってください。
この記事では、留年をしても死ぬことはない理由や、留年確定後に確認すべきこと、留年によって起こり得る影響について解説します。


この記事の目次
留年=人生終わりではない! 留年しても死ぬことはない3つの理由
文部科学省の調査では、4年制大学を4年で卒業できない学生は約20%(およそ11万人)にのぼります。つまり5人に1人は留年などを経験しており、決して珍しいことではありません。
就職活動についても、面接で留年理由などをきちんと説明できれば正社員として採用されるチャンスは十分にあります。社会に出れば学歴よりも「スキル」や「成果」が重視されるため、学校を留年した事実がその後の昇進や評価に響くケースもほぼありません。
1. 大学生の約20%は留年している

文部科学省の発表によれば、4年制大学の卒業者のうち、4年間で卒業できた生徒は81.6%とされています。また、学部生で5年以上卒業までにかかった人の割合は、以下のような発表がされています。
| 4年制大学を5年で卒業した人の割合 | 7.1% |
| 4年制大学を6年で卒業した人の割合 | 1.5% |
| 4年制大学を7年で卒業した人の割合 | 0.4% |
| 4年制大学を8年以上で卒業した人の割合 | 0.2% |
つまり、大学に入学した人の最大20%は留年をしていると言えます。
同調査での実数で言えば、およそ11万人となりますので、少なくない人数の人が留年しているということが分かります。
そのため、留年してしまうことは特別に異常なことではなく、社会的な意味で死ぬということは考えられません。
2. 留年をしても就職はできる
留年をしてしまったとしても、正社員として就職することは可能です。
新卒の就職活動であれば、高い確率で留年理由について面接で聞かれることになりますが、上手く回答することができればネガティブな印象を与えないこともできます。
また、中途採用の時になれば、そもそも今までの学歴や留年経歴よりも、どんなスキルが発揮できるかの方が重視されますので、留年の有無が聞かれることすらない傾向にあります。
つまり、留年をしても就職活動に致命的な影響があるとは言いづらく、死ぬことにはならないのです。
ただ、第二新卒の場合は積み上げてきたキャリアに対する質問量も少なくなりやすいため、学生時代の留年について聞かれることもあります。
留年に至った理由別に適切な回答をするため、以下の記事も合わせてチェックしてみてください。
3. 社会人からすれば数年の留年は気にならない
社会人になれば、学生時代の経験よりも、仕事で何ができるのか、どんなスキルが発揮できるかが重視されます。
そのため、数年留年していたとしても、昇格に影響することはありませんし、仕事において不利益を感じることは一切ないはずです。
留年をしているにしろ、していないにしろ、活躍するためには仕事で結果を出す必要があります。
就職できた際は、留年しているからといって負い目を感じることなく、前向きに仕事と向き合っていく姿勢が大切になってきます。
留年が分かったら真っ先にすべき5つのこと
留年が分かったら真っ先にすべきことは、「教務課への問い合わせ/再試験の有無を教授に確認/奨学金の状況を確認/内定先に連絡/相談先の確保」の5つです。
自分では「もう死ぬしかない…」といった絶望的な気持ちを抱えていても、大学に相談すると思わぬ救済措置が見つかったり、解決への道筋が明確になったりと、事態が好転するケースも珍しくありません。
まずは気持ちを落ち着かせ、次に紹介する5つのアクションに一つずつ取り組みましょう。
1. 教務課に問い合わせる
自分の勘違いや、成績の入力ミスという可能性もゼロではないため、留年が分かったら大学の教務課(学生課)に行き、現状を正しく把握することが欠かせません。
窓口では、次の4点を確認してください。
- 留年の事実確認
- 救済措置の有無
- 次年度の履修ルール
- 学費のルール
まずは「自分は本当に留年なのか」「あと何単位、どの科目が足りないのか」を正確に把握しましょう。大学によっては「成績異議申し立て制度」があり、再採点や追加レポートの提出によって評価が覆るケースもあります。
必修科目を落とした場合、下の学年と同じ年次に留まる「原級留置」になるのか、学年は上がるが卒業が1年延びるのかといった在籍区分も質問しましょう。
留年にあたり学費を1年分払う必要があるのか、それとも不足単位数に応じて安くなる「分納・減額制度」があるかを確認することも重要です。
2. 再試験の有無を教授に確認する
大学の公式な制度としての「救済措置」がなくても、教員個人の裁量で「再試験」や「追加課題」を認めてもらえる可能性もわずかながら残されています。そのため、教務課への確認と並行して、単位を落とした科目の担当教員にも直接コンタクトを取ってみてください。
評価が覆るケースは多くありませんが、教授によっては追加課題の提出や再試験を認めてくれることもあり、それによって留年を回避できる場合もあります。
成績発表から時間が経つほど教授としても対応が難しくなるため、留年が発覚した当日、遅くとも翌日には教授にメールを送るか、研究室を訪ねましょう。
3. 奨学金について確認する
日本学生支援機構(JASSO)などの奨学金を利用している場合、留年が決まった時点で「給付・貸与の停止または廃止」という影響が出るため、大学の奨学金窓口(学生支援課など)への迅速な確認が必要です。
たとえば日本学生支援機構の「貸与奨学金」の場合、成績不振によって留年が確定すると、その留年期間中は奨学金の支給を受けられません。ただし一度ストップした奨学金は、翌年進級した際に復活できる(再度振込が開始される)可能性もあります。
また、支給が止まった後の学費や生活費をどう工面するかも考えなければなりません。
具体的には以下の制度の有無を大学側に確認し、「留年しても通学を継続するか、中退するか」という進路を早急に家族と話し合うことが大切です。
- 大学独自の奨学金
- 授業料などの減免制度の有無
- 学費の延納・分納制度
- 教育ローン(公的・民間)
参考:独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)「よくあるご質問 申込手続き|【在学採用】成績不振のため、現在留年中です。在学採用へ申し込むことはできますか。」
4. 内定先に連絡する
企業によっては入社時期を半年遅らせてくれるなど、柔軟な対応を取ってくれるケースもあります。そのため内定先には、留年が確定した時点ですぐにその旨を連絡しましょう。
採用担当者に連絡する際は、謝罪と共に、メールと電話で次の3点を伝えてください。
- 「留年が確定した」という事実
- 留年に至った原因
- 今後の見通し(半年で卒業できるのか、1年かかるのか)
「内定取り消し」となった場合、企業側としては新たな人材を採用しなければなりません。
留年の報告が気まずく思える気持ちは分かりますが、連絡が遅れるほど迷惑がかかるため、企業にはすぐに伝えましょう。
5. 相談先を確保する
留年が確定すると、将来への不安や自己嫌悪、周囲への申し訳なさから、精神的に追い詰められてしまう学生は少なくありません。
一人で抱え込みすぎて心を病んでしまわないためにも、自分の気持ちを素直に吐き出せる相談先を確保することも大切です。
具体的には、次のような窓口を積極的に活用しましょう。
| 学生相談センター(学生相談室) | 多くの大学に設置されている、公認心理師や臨床心理士などの専門家による相談窓口 |
| 保健センター | 学生や教員の心身の健康管理をサポートする学内施設 |
| よりそいホットライン | 「死ぬほどつらい気持ち」などを24時間無料で電話相談できる公的窓口 |
学生相談センター(学生相談室)
学生相談センター(学生相談室)とは、大学生活の様々な悩みに対し、専門家が対話を通じて解決をサポートしてくれる場所です。
たとえば早稲田大学の「学生相談センター」では、臨床心理士が次のような相談に応じています。
- 履修、転部・転科の悩み
- 将来・進路の悩み
- 対人関係や家族の悩み
留年の事実に一人で向き合うのは、大きな苦痛を伴うものです。この先の大学生活に不安を感じている方は、学生相談センターで話を聞いてもらいましょう。
参考:早稲田大学「学生相談センター|利用案内」
保健センター
保健センターとは、心身の不調などについて医師や看護師に相談できる場所です。
たとえば学習院大学の保健センターでは、「気持ちが落ち込む」といった“こころの相談”も受け付けており、精神科医が相談に乗ってくれます。
留年が確定すると、ショックから眠れなくなったり、食欲が落ちたりと、心身に不調が出るケースが少なくありません。死ぬほどつらい気持ちを抱えている方は、まずは学内の保健センターに足を運び、専門家のアドバイスを仰ぎましょう。
参考:学習院大学「保健センター」
よりそいホットライン
よりそいホットラインは、無料で悩みを相談できる公的窓口です。
「死ぬほどつらい」といった切実な悩みをはじめ、誰でも、どんな悩みでも相談できます。
電話やチャットで相談できるため、全国どこでも場所を選ばず、すぐに助けを求められることが特徴です。秘密も守られるので、家族や医者には言いにくい気持ちや不安もありのまま話せます。
留年は社会的には珍しくなくても、本人にとっては「人生が終わった…」と感じられるほど深い絶望を伴うものです。留年という事実を前に心が折れそうになっている方は、よりそいホットラインの力もぜひ借りてみてください。
| 相談方法 | 電話、FAX、チャット、SNS |
| 受付時間 | 24時間(チャット・SNS相談は対応時間に制限あり) |
| 電話相談 | 0120-279-338(福島県:0120-279-226) |
| チャット相談 | https://comarigoto.jp/ |
参考:一般社団法人 社会的包摂サポートセンター「よりそいホットライン」
大学を留年するとどうなる? 4つの影響を解説
大学を留年すると「卒業が1年遅れる/学費の支払いが増える/奨学金が停止・廃止になる/就職が難しくなる」といった影響が生じます。
友人と距離が開くことによる孤独感・焦燥感といった精神的な影響や、本来は支払う必要がなかった学費が増える一方、奨学金を受けられなくなるといった経済的な影響も見過ごせません。
「留年した理由」を面接でうまく答えられないと評価が下がるなど、就職活動においてマイナスの影響が出る可能性もあります。
1. 卒業が1年遅れる
留年決定者の多くは進級・卒業に必要な単位が足りないため、留年が決まると卒業が1年ほど遅れます。
たとえば「原級留置(※)」の場合、友だちは3年次に進級しているのに、自分だけ2年次をやり直すことになり、キャンパス内で強い孤独を感じる人も少なくありません。
卒業年度に留年が決まった場合は、周りが社会人として新たな一歩を踏み出すなか、疎外感や焦りを感じることもあります。
卒業が遅れると、こうした心理的な面に影響が出ることも理解しておきましょう。
※原級留置:進級要件を満たせず、前年と同じ年次に留まること
2. 学費の支払いが増える
留年をすると在籍期間が延びるため、本来払う必要がなかった「追加の学費」が発生します。
国立大学であれば年間約54万円、私立大学では文系で約90〜110万円、理系は約150万円以上の学費を、もう1年分上乗せして支払う可能性があるのです。
一人暮らしの場合は、学費に加えて1年分の家賃や生活費も必要となり、仕送りを受けている場合は家族の負担も大きく増えます。
場合によっては、留年によって家計の負担が数百万円単位に及ぶことも覚悟しなければなりません。
3. 奨学金が停止・廃止になる
留年が決まると処置の対象となるケースが多いため、奨学金が「停止」または「廃止」になる可能性が高いです。
日本学生支援機構(JASSO)などの奨学金では、学業不振が理由で留年となると、次年度の振り込みが止まるケースが一般的です。状況によっては、受給資格そのものを失う「廃止」の処置が取られることもあります。
先ほど紹介した「学費の追加支払い」と共に、奨学金を受けている場合は、留年によって経済的に深刻な影響が生じる点は理解しておきましょう。
4. 就職が難しくなる可能性がある
就職面接では「なぜ留年したか」について質問されることが多く、答え方次第では評価が下がるため、留年生は就職活動で不利になることもあります。
たとえば授業をさぼって留年が決まった場合、面接官の中には「入社後も嫌なことから逃げるのでは」「自己管理能力が低いのでは」といったネガティブな印象を抱く人が少なくありません。
対策次第では前向きな印象を与えられますが、うまく答えられないと「計画性や責任感に欠ける」と判断される可能性があるのです。
このように、留年をすると就活に影響が出る恐れがあることも知っておきましょう。
親・大学・企業に留年を伝える方法
親に留年を伝えるときは「事実 → 反省・原因 → 覚悟」の順で話すことがポイントです。
大学に問い合わせるときは、救済措置の有無などについて正確な情報を聞き出しましょう。
入社予定の企業に報告する際は、電話で一報を入れた後に、メールでも連絡を入れてください。
「怒られるのが怖い…」「死ぬほど申し訳ない…」といった気持ちから、留年の連絡は後回しにしがちです。しかし連絡が遅れるほど状況が悪化しやすいので、まずは一刻も早く、素直に現状を伝えましょう。
1. 親への伝え方
大学の留年が決まったことを親に伝えるときは、「事実」→「反省・原因」→「覚悟」の3ステップで伝えましょう。
単位が足りなくて、留年が確定しました。
原因は、自分の自己管理が甘く、試験対策が不十分だったことにあると思っています。せっかく学費を出してもらっているのに、本当に申し訳ありません。
卒業まであと10単位必要なので、全ての授業に欠かさず出席して、来年の3月には必ず卒業します。
また、多くの親が知りたいのは「留年になった原因」と、「本当に気持ちを入れ替えているか、卒業する意思があるか」という点です。そのため、まずは自身の非を認めたうえで、「二度と同じ過ちを繰り返さない」という覚悟も伝えましょう。
留年を親に伝えるのは勇気がいりますが、次年度の学費の支払いには期限があるなど、親にとってはスピーディーに対応しなければならない問題です。余計な遠回りをして時間を浪費しないためにも、まずはウソをつかずに事実を伝えてください。
2. 大学への伝え方
留年について大学に問い合わせるときは、異議申し立て制度や救済措置の有無、卒業(進級)要件の再確認、学費・奨学金の手続きを確認しましょう。
お忙しいところ失礼します。〇〇学部〇年の~~と申します。
今回、成績を確認したところ単位が不足しており、留年の可能性があると分かりました。
つきましては、今後の対応について確認させていただきたいのですが、成績の異議申し立て制度や、追加課題による救済措置などはありますでしょうか。
また、私自身でも確認はしましたが、念のため、不足している単位の具体的な内訳や、次年度の学費・履修登録のスケジュール、休学制度についても教えていただけますでしょうか。
気持ちが焦ると制度を誤って理解したり、手続きを間違えたりする恐れがあります。
そのため教務課(学生課)に問い合わせるときは、まずは気持ちを落ち着かせ、正確な情報を漏れなく引き出すことを心がけましょう。
3. 企業への伝え方
内定先の企業に留年を報告する際は、まずは電話で連絡を入れた後に、メールでも謝罪と報告の文面を送ります。
具体的には「事実」→「お詫び・反省」→「卒業見込み・入社意思」の順で伝えましょう。
仮に内定を取り消す場合、企業としては欠員をすぐに補充するなどの対応が必要です。連絡が遅れて企業側に迷惑をかけないためにも、留年が確定したら電話ですぐに人事部に連絡を入れ、状況を伝えてください(※)。
電話だけだと「言った・言わない」というトラブルに発展する恐れもあるため、“留年を確実に伝えた”という証拠を残すためにも、メールでも連絡を入れましょう。
※休日の場合は、まずはメールを送り、営業日の朝に改めて電話をします
電話
内定先に電話で報告する際の例文を紹介します。
お世話になっております。
〇〇大学4年、~~~と申します。
卒業に関する件でお知らせとお詫びがあり、お電話しました。
実は卒業論文の審査で不合格となり、今春に卒業できないことが確定しました。入社を間近に控えたこの時期のご連絡となり、深くお詫び申し上げます。
単位を確実に修得し、来年度に卒業できるよう、現在は卒業論文の再提出に向けた準備を進めています。
「御社で働きたい」という意志は変わらず強く持っていますが、内定の取り扱いにつきましては人事部様の指示を誠実に受け止め、しっかりと従います。
本来であれば直接お伺いしてお詫びすべきですが、まずは取り急ぎ、電話にてご報告させていただきました。
今回の件、重ねてお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。
メール
内定先にメールで報告する際の例文を紹介します。
株式会社〇〇 人事部 採用担当 〇〇 様
お世話になっております。〇〇大学4年 ~~です。
本日成績発表があり、卒業論文の審査で不合格となったため、卒業できないことが確定しました。
入社に向けて準備を進めてくださっていたなか、多大なるご迷惑をおかけすることを深く反省しております。
卒業論文の単位のみ不足しており、来年度の履修を経て、2028年3月には確実に卒業できる予定です。
内定取り消しに該当する事態であると重々承知しておりますが、貴社への入社意志は変わらず強く持っています。
改めてチャンスをいただけるのであれば、貴社に貢献したいという気持ちに変わりはございません。
今回の件、重ねて深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
[署名]※
※署名には「氏名/大学・学部・学年/電話番号/メールアドレス」を記載
留年したら死ぬと思っている人が就職活動を始める方法
留年したら死ぬとまで考えてしまったことがある人でも、もちろん、就職することはできます。
ここでは、そんな人が就職活動を始める方法として、代表的なものを3つご紹介します。
1. 求人サイトを利用する
就職活動の代表的な手段が、求人サイトの利用です。
求人サイトに会員登録することで求人が見れるようになり、数万〜数十万件にも上る求人の中から自分の興味が持てるものを探していくことで、就職活動を進めていく方法です。
求人サイトのメリットとデメリットは以下の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・自分のペースで就職活動を進められる ・数多くの求人を比較検討できる ・求人の情報が比較的詳細に書かれている | ・最初から最後まで自分一人の力で就職活動を進めなくてはならない ・求人が多すぎてどんな求人がいいのか分からない ・求人サイトの条件と実際に働く条件が異なる場合がある |
非常に多くの求人を見れますが、サポートしてくれる人はいませんので、自分一人で就職活動を進めていかなければならないという点には注意が必要です。
2. 就職エージェントを利用する
サポートをしてもらいながら就職活動を進めたい人には、就職エージェントの活用がおすすめです。
就職エージェントに登録することで、自分の担当エージェントがつき、以下のようなサポートを受けながら就職活動を進めていくことが可能です。
- キャリアカウンセリング
- 自分に合った求人の紹介
- 応募書類の添削
- 自己分析や企業研究の指導
- 企業との面接日時の調整代行
就職エージェントのメリットとデメリットは以下の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・就職活動の全てをサポートしてもらえる ・企業の生の情報が知れる ・安心して就職活動が進められる | ・エージェントとのやり取りが発生する ・担当者と性格が合わない可能性がある ・エージェントを介するためやや時間がかかる |
就職活動の進め方が分からない場合でも、イチからノウハウを教えてもらえますので、留年していても選考通過率を上げられる可能性があります。
就職エージェントによって応募できる求人が変わるため、気になるサービスは並行して利用するのがおすすめです。
3. ハローワークを活用する
留年した後に卒業してから数年経っている場合は、ハローワークの活用も選択肢に入ってきます。ハローワークとは、国が運営している公共職業安定所であり、全国に設置されています。
ハローワークのメリットとデメリットは以下の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・就職活動の全般的なサポートが受けられる ・全国に窓口がある ・国が運営している | ・相談できる職員の質にムラが出やすい ・応募できる求人は地元の中小〜零細企業が中心 ・求人の質が玉石混交 |
ハローワークに求人を掲載するコストが低いということもあり、応募できる求人の質が悪いケースもある、という声もあります。
一般的な就職活動のアドバイスは受けられますので、ハローワークで基本的な就職活動の流れを理解したら、求人サイトや就職エージェントなど、別の方法も並行して活用していくのがおすすめです。
留年して死ぬと思っている人におすすめの業界
留年していても入りやすい業界はいくつかあります。
ここでは、留年してしまって就職に希望を持てずにいる方に、おすすめの業界を3つご紹介します。
1. IT業界
IT業界は、デジタルの知見を活かしてサービス提供を行う業界です。
業界全体が急激な成長をしているだけでなく、ビジネス拡大による人員不足が嘆かれていることから、留年している人でも採用されやすくなっています。
IT業界は、主に営業職とエンジニア職の2種類に分かれます。
どちらも未経験から始めることが可能ですが、汎用的なスキルを身につけたい場合は営業職、技術を身につけて独立も視野に入れたい場合はエンジニア職を志望するとよいでしょう。
2. 不動産業界
不動産業界は、不動産の売買・賃貸・建築に関連するビジネスを行う業界です。
ハウスメーカーやゼネコン、物件賃貸業などの会社が属しており、比較的生活に根ざしている業界とも言えるでしょう。
不動産業界は、多くの場合営業職として採用されることになりますので、行動力やコミュニケーション能力の高い人が採用される傾向にあります。
留年をしていたとしても、不動産業界特有の営業スタイルに慣れることができれば、すぐに成果を出して稼いでいくことも可能です。
3. 人材業界
人材業界は、新卒採用や中途採用、派遣や研修など、企業の人事活動におけるサポートを行っている業界です。
企業の成長にとって人は大切な要素の一つであり、業務を通じて企業の経営課題の解決もでき、やりがいのある仕事に携われます。
人材業界には様々なバックボーンを持っている人が多く入社しています。
これは、就職や転職を考える人が様々な背景を持っていることに起因しており、留年経験があることで、同じく留年で悩んでいる就職活動生のアドバイスをしやすくなるといったメリットがあります。
不動産業界と同じく、多くは営業職として採用されることになりますので、一定のコミュニケーション能力が求められることは認識しておきましょう。
留年して死ぬと思っている人におすすめの職種
業界に続き、留年して就職をどうしようと悩んでいる人におすすめの職種について5つご紹介します。
どんな仕事を検索すればいいのか分からないという人は、まずは以下の職種から調べてみるとよいでしょう。
1. 営業職
| 平均年収 | 435万円 |
| 向いている人 | ・実力をつけて年収を上げたい人 ・相手の考えていることを予測して行動できる人 |
| 必要なスキル | ・コミュニケーション能力 ・行動力 |
営業職は、法人や個人に対して商材を提案し、契約をとってくる仕事です。
営業職の求人はトップクラスに多くなっていますので、留年経験者はもちろん、社会人経験のない人でも就職しやすいのが特徴です。
取り扱う商材や提案する顧客の属性によって、営業の難易度は大きく変わってきますので、応募する時は求人票だけでなく、企業の情報もしっかりと確認しておくようにしてください。
2. ITエンジニア
| 平均年収 | 438万円 |
| 向いている人 | ・技術力の追求をしてみたい人 ・ITに関わる知見を伸ばしていきたい人 |
| 必要なスキル | ・論理的思考力 ・プログラミング能力 |
ITエンジニアは、プログラミングスキルを用いてシステムやアプリの開発・運用を行う仕事です。
IT業界全体の成長に伴い、採用ニーズが増加していることが特徴で、未経験者向けの研修制度を設けている企業も多く存在します。
実力主義の仕事のため、留年の有無が選考に関係することが少なく、ITエンジニアとしての素質をアピールできれば内定獲得も十分可能です。
3. 事務職
| 平均年収 | 334万円 |
| 向いている人 | ・決められたルールの中で仕事をしたい人 ・やるべきことが明確な仕事をしたい人 |
| 必要なスキル | ・調整力 ・協調性 |
事務職は、会社の事務作業を担う仕事であり、業務範囲に応じて経理・総務・労務・人事などの職種に分かれます。
企業のルールに従って事務処理を進めていけばいいので、基本的なパソコンスキルさえ持っていれば留年の有無に関わらず活躍できるでしょう。
他の職種に比べてホワイトな働き方ができると考えられていることもあり、就職倍率が高い傾向にあります。
事務職に応募する時は、関連する資格を取得しておくなど、少しでも選考通過率を上げられるようにしておきましょう。
4. サービス職
| 平均年収 | 324万円 |
| 向いている人 | ・自分の興味のあるサービスに携わりたい人 ・最初から複雑な仕事を覚える自信がない人 |
| 必要なスキル | ・コミュニケーション能力 ・おもてなし思考 |
サービス職は、アパレルショップや本屋の店員など、主に個人とのコミュニケーションを通じてサービスを提供する仕事です。
もちろん覚えなければいけないことは多いものの、業務の内容が他の職種よりもシンプルなため、複雑な仕事を覚えるのに自信がないという人でも、はじめから安心して仕事ができるでしょう。
ただし、平均年収が他の職種と比べて低かったり、職場によっては一日中立ち仕事をしなければならなかったりと、いくつか注意しておくべきポイントがあります。
応募する際は、求人票を読み込み、どのような仕事をするのか具体的にイメージできるようにしておきましょう。
5. 公務員
| 平均年収 | 630万円 |
| 向いている人 | ・安定した職場で働きたい人 ・条例やルールなどを覚えるのが得意な人 |
| 必要なスキル | ・規律意識 ・計画性 |
公務員は、国の組織に属して業務を行う仕事であり、例として役所や警察官、教師などが挙げられます。
100%リストラがなく、年功序列で年収が上がっていくなど、安定して働ける公務員ですが、応募資格を満たしていれば留年していても選考に進むことが可能です。
ただし、公務員の選考のほとんどでは、勉学スキルを測るようなペーパーテストが設けられています。
どんな高学歴の人でも、しっかりと対策しなければ落ちてしまうレベルですので、公務員を目指すのであれば、就職対策は万全に行うのがおすすめです。
留年すると就職は厳しい? 就職成功率を高める3つのコツ
留年生が就職成功率を高めるコツは、「留年理由を前向きに答える」「キャリアプランを立てる」「就職エージェントに相談する」の3つです。
留年理由を面接で質問されたときは、反省から得た「学び」を伝えることがポイントです。
「1社目で一生働くこと」だけに固執せず、実力をつけてキャリアを切り拓く視点も持ちましょう。
就活ノウハウを教えてもらえたり、「もう死ぬしかない…」といった不安も親身に受け止めてもらえたりするので、就職エージェントも活用してみてください。
1.「留年理由」を前向きに答える準備をする
企業は「入社後に同じ理由で失敗しないか」という点を知りたいため、面接で留年理由を聞かれたときは、反省と学びをセットで伝えましょう。
- 結論(留年理由)を素直に伝える
- 留年に至った経緯を説明し、反省点を伝える
- 留年経験から得た「学び」をどう活かしているか伝える
留年した本人としては「就職なんて無理だ、死ぬしかない…」と思いがちですが、企業としては留年生は決して珍しくありません。
面接官は留年を攻めたいわけではなく、あくまでも「同じミスを繰り返さない人材かどうか」という点を知りたくて質問しています。
企業が安心して採用を決断できるよう、3つのステップをもとに、「留年理由」を前向きに答える準備をしておきましょう。
回答例[1]履修ミスで留年した場合
履修登録時の確認不足が原因で進級要件を満たせず、留年しました。
原因は、大学が発行する『履修手引書』を正しく確認せず、友人の話や推測だけで「これは選択科目だ」と決めつけてしまったことにあります。
この失敗を機に、自分の判断ミスがどれほど大きな損失を招くかを痛感し、深く反省しました。
この経験から、「一次情報を自分の目で必ず確認すること」と「複数の手段でダブルチェックを行うこと」の重要性を学びました。
留年が決まった後は、履修登録やレポートの締め切りなどは、大学の公式ホームページや掲示板で必ず再確認を行い、少しでも疑問があれば学生課や教授にすぐに問い合わせて、正確な情報を得るようにしています。
この姿勢はアルバイトでも徹底しており、作業の際は必ずマニュアルを確認し、ミスなく業務に取り組むことを強く意識しています。
回答例[2]試験に落ちて単位を取れなかった場合
必修科目の単位を取得できず、留年しました。
原因は、苦手意識があった専門科目の対策を後回しにし、試験直前の短期間で知識を詰め込もうとしたことにあります。自分の理解度を把握できておらず、余裕を持ったスケジュール管理ができていませんでした。
進級に関わる重要な試験において、準備不足による失敗を招いたことを反省しています。
この経験から、苦手な分野や困難な課題に直面したときこそ、早い段階で準備を開始し、着実に取り組むことの重要性を学びました。
留年が決まった後は、まずは全ての試験において数ヶ月前から学習計画を立てました。自習だけで完結させず、オフィスアワーを活用して疑問点を教授に質問するなど、常に余裕を持った行動を心がけました。
その結果、留年の原因となった科目で最高評価をいただくことができ、残りの未履修科目も全て一発で単位を取得できました。
2. 転職も加味したキャリアプランを立てる
留年したことは、ほとんどの会社の選考において致命的な悪影響を与えないものの、一部の企業でデメリットに働く場合があります。
そのため、留年生の状態だと就職先が限られてしまうかもしれませんが、社会人になれば留年したかどうかは仕事に関係がなくなります。
「一社目で経験スキルを積み、二社目で大きくキャリアアップする」など、転職を加味したキャリアプランを立てておけると、本当の意味で就職活動を成功させられるでしょう。
3. 就職エージェントに相談する
就職率を上げたいなら、就職エージェントの活用が最もおすすめです。
就職活動にまつわる幅広いサポートを受けられるだけでなく、精神的な拠り所としても活用できます。
就職活動を進めていく上で、不安に感じるポイントは少なくありません。
「留年していても、この企業は内定を出すのだろうか」「留年していることをどのように面接で伝えればいいのか分からない」など、不安に思った時に相談できる相手がいるのといないのとでは、心の持ちようが大きく変わります。
自身の留年経験が不安な人ほど、就職エージェントへの相談が効果的に働きますので、利用を検討してみてください。
留年しても死ぬことはない!就職カレッジ®︎で内定を獲得しよう
留年して死ぬほどつらい人に利用していただきたいのが、就職カレッジ®︎です。
ここでは、就職カレッジ®︎の4つの特徴についてご紹介します。
1. フリーターや既卒を専門にサポートする就職エージェント
就職カレッジ®︎は、20代の正社員就職支援に強い就職エージェントである弊社ジェイックの就職支援サービスです。
特に「フリーター、ニート、既卒、第二新卒」を専門にサポートしており、今までの就職支援実績は39,000名以上※に上ります。
もちろん留年している方でもサポート対象に入りますので、同じような状況の人を数多く就職に導いてきたサービスとして活用いただけます。
※2005/5~2025/4の当社「就職カレッジ」等主催の面接会参加人数
2. 無料就職講座で就職活動のコツをゼロから学べる
就職カレッジ®︎に登録した後は、就職活動サポートのプロが教える「無料就職講座」に参加できます。
無料就職講座では、以下のようなカリキュラムを集中的に学ぶことが可能です。
- ビジネスマナー
- 自己分析の方法
- 企業研究の方法
- 履歴書の書き方
- 面接の個別対策
このように、就職活動を進めていく上で知っておきたいノウハウをイチから学べますので、初めて真剣に就職活動に取り組むという場合でも問題ありません。
3. 集団面接会で未経験からでも内定獲得可能
無料就職講座の受講後は、就職カレッジ®︎が独自で主催する「集団面接会」に参加できるようになります。
集団面接会には、未経験者を積極的に採用していきたいと考えている企業しか参加しませんので、留年経験者はもちろん、社会人経験の浅い方でも内定が獲得できます。
また、書類選考をパスして、いきなり企業担当者と面接ができるといった特徴もあります。これにより、最短2週間で内定獲得ができるなど、選考スピードが速いというメリットも感じられるでしょう。
4. 徹底的なサポート体制
就職カレッジ®︎では、登録から内定獲得まではもちろん、就職後のサポート体制まで徹底しています。
「就職してみたものの、仕事内容が思っていたものと違った…」「職場の人間関係が悪く、仕事をなかなか教えてもらえない…」など、就職してから悩みごとを感じたら、いつでも無料で専任のアドバイザーに相談できます。
まとめ
繰り返しになりますが、留年しても死ぬとまで考える必要はまずありませんし、反省はしても過度に落ち込まないようにしましょう。特に就職においては、留年していても就職しやすい職種業界がありますので、就職エージェントなどを活用して就職準備を進めれば、内定を獲得することはそこまで難しくはないでしょう。
留年経験者のサポート実績も豊富な就職カレッジ®︎には、以下のリンクから30秒程度で登録できます。気になる方はぜひ、ご登録ください。





























