専門学校中退は就職に不利だけどコツを押さえれば就職は可能

専門学校中退は就職に不利だけどコツを押さえれば就職は可能

専門学校中退すると、最終学歴が高卒になり、就職が不利になる傾向があります。
なぜなら応募できる求人数が限られるからです。

事実として新卒枠での応募が難しくなり、学校からの就職支援が受けられなくなるため、就職活動に難しさを感じることもあるでしょう。

専門学校を中退したら就職が不利になると言われる理由を知ったうえで、専門学校を中退した人が就職を成功させるコツを理解すれば、就職成功率を高めることが可能です。

専門学校を中退したらどうなるか心配な方、中退して就職できるか気になる方はぜひ最後までご覧ください。

記事のPoint
  • 専門学校を中退すると就職が不利になる可能性がある
  • 「専門学校中退からの就職ポイント6選」を参考に就活してみよう
  • 「専門学校を中退した人が就活でやってはいけないNG行動4選」を回避しよう
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専門学校を中退したらどうなる?

専門学校を中退した場合、最終学歴が高卒になります。
また、新卒枠での応募が難しくなったり、学校からの就職支援を受けられなくなったりするため、応募できる求人が限られてしまいます。

上記の理由から、就職活動においては不利になる可能性があると言えるでしょう。

専門学校を中退した場合に、どんな状況になるかを知ることで、自分は今後どうするかを考えやすくなります。

それぞれ解説しますので、一つずつ理解しながら読み進めてください。

1. 最終学歴が高卒になる

専門学校を中退した場合、最終学歴は高卒です。そのため応募できる求人が限られてしまい、就職活動が不利になる可能性が考えられます。

事実として専門学校で専門分野を学んでから卒業した人と、専門学校を中退して高卒になった人とでは、企業からの印象は大きく違います。

また、高校を卒業してすぐに就職する人と比べると、専門学校を途中で辞めた人は、面接で「なぜ中退したのか」と理由を聞かれることが多いため、その分就職が難しくなりやすいでしょう。

2. 新卒枠での応募が難しくなる

専門学校を中退した場合、新卒枠での応募が難しくなります。なぜなら、新卒枠とは学校を卒業予定、もしくは卒業直後の人を対象にしているからです。

厚生労働省「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を‼」によると、学校卒業後3年以内であれば、専門学校を中退していても新卒枠で応募できる場合があります。

ただ、会社によっては新卒枠で受け入れてもらえない場合があるため、中途採用枠での応募が求められるでしょう。中途採用枠で応募すると、既に社会人経験がある人たちと採用枠を争う形になります。

以上の理由から、専門学校を中退した場合は就職が不利になることも考えられるでしょう。

3. 学校からの就職支援を受けられなくなる

専門学校を中退すると、学校からの就職支援を受けられなくなります。
そのため就職を考える場合には、自力で求人探しや応募書類の作成、面接対策や内定先の決定などを進めていく必要があります。

在学中であれば学校とつながりのある企業の紹介を期待することもできますが、中退した場合には紹介を受けるのは難しいです。

とはいえ、就職支援サービスを活用することは可能ですので、上手く活用することで就職活動が成功する可能性もあります。

専門学校を中退する際の主な3つの理由

専門学校を中退する主な理由として、学校生活に馴染めずモチベーションが下がってしまうことが挙げられます。

また、就職・起業したり、学力が追いつかなくなってしまったりすることも、専門学校を中退する主な理由と言えるでしょう。

文部科学省の調査によると、専門学生の中退理由では、「学生生活不適応・修学意欲低下」が最も多く、次いで「就業・起業等」「学力不振」が多くなっています。

専門学生の中途退学の理由割合
学生生活不適応・修学意欲低下25.2%
就業・起業等13.1%
学力不振12.2%
心神耗弱・疾患12.0%
転学等7.4%
経済的困難5.4%
病気・けが・死亡4.8%
海外留学0.2%
その他16%
不明3.8%

文部科学省「令和5年度専門学校生の中途退学者・休学者等数の調査結果

専門学校を中退する際の主な理由を知ることで、これからの学生生活への向き合い方を見直すきっかけにもなります。

それぞれ詳しく解説しますので、自分の今の状況に当てはめながら読み進めてください。

1. 学校生活に馴染めずモチベーションが下がる

学生生活に馴染めずモチベーションが下がることは、専門学校を中退する理由として最初に挙げられます。

授業の内容が想像と違ったり、校内で思ったように友人ができなかったりすると、専門学校に通うモチベーションが下がってしまいがちです。

また、専門分野に特化したカリキュラムは密度が濃いため、やる気を維持できなければ学びが苦痛になり、中退を選ぶきっかけになることがあります。

2. 就職・起業する

専門学校在学中に、実際に働きたい仕事や挑戦したい分野が見つかる人もいます。資格やスキルをある程度身につけた段階で「今すぐ現場で経験を積みたい」「起業に挑戦したい」と考え、中退を決断するケースです。

特にIT系やクリエイティブ分野では、学歴よりも実績やポートフォリオが重視される傾向があり、在学中にフリーランスとして仕事を得る人もいます。学校での学びを基盤に、実社会での活動を優先する選択肢として中退を選ぶこともあるのです。

3. 学力が追い付かない

専門学校では短期間で実践的な知識や技術を習得する必要があるため、授業のスピードが速いことが特徴です。基礎学力や理解力が不十分だと、課題の提出や資格試験の勉強についていけず、次第に遅れを感じてしまうことがあります。

特に理系や医療系の専門学校では、専門的な知識に加えて高い学習負担が求められるため、学力不足による挫折が中退の理由になりがちです。

「頑張っても追いつけない」という感覚は大きなストレスとなり、結果として学校を辞めざるを得ない状況に追い込まれる場合もあります。

専門学校を中退した人の就職率

専門学校中退者の正社員就職率は、中退から3ヶ月以内で約10%です(※)。退学前、そして中退後3年以内の就職率を含めると約37%で、およそ3人に1人が中退後に正社員として働いています(正社員時期不明を含む)。

一方、専門学校を卒業した人の正社員就職率は、卒業後3ヶ月以内で約47%(※)です。

このように卒業者と比べると、中退者の正社員就職が難しいことはたしかです。ただし正社員就職が不可能なわけではなく、多少時間はかかっても、中退後に正社員として働けている人は一定数存在します。

▼正社員就職率(専門・ 短大・高専)

中退者卒業者
離学前1.5%2.0%
離学~3ヶ月以内10.6%47.2%
3年以内14.0%7.0%
正社員時期不明11.6%7.1%

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究|図表1-6 学歴別 正社員就業までの期間」p.21

※専門中退者の正社員就職率には、短大・高専中退者の割合を含む

専門学校中退後になかなか就職しない人も多い

独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によると、専門学校中退後に就職するまでの期間は下記のようになるそうです。

  • 中退前に就職先を決める人:12.6%
  • 中退後3ヶ月以内に就職する人:27.9%
  • 中退後3年以内に就職する人:28.5%
  • 中退後3年超で就職する人:8.3%
  • 就職しないor不明の人:10.2%

実に約75%もの人が、中退後すぐに就職をしていません。
このデータでいう「就職」とは、正社員やフリーターを問わないものなので、中退後にニート状態になっている人が多いとわかります。

引用元:独立行政法人労働政策研究・研修機構「第3章 ハローワークに来所した中途退学者の実態②:中退後の就職活動

中退後にすぐ就職しない理由

専門学校を中退後、すぐに就職しない理由は下記のようなものがあります。

  • これから何をするか考えている
  • 資格取得の勉強をしている
  • 公務員になる勉強をしている

つまり、今後の人生の準備に入っている期間と言えます。しかし、中退後にブランク期間が空くほど、就職は不利になります。

では次に、専門学校を中退した人が就職に不利な理由を解説していきます。

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【就職体験談】専門学校を中退した“その後”を紹介

専門学校を中退し、正社員就職に成功した2名の体験談を紹介します。

中退した後の行動を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

【K・Iさん】鍼灸の専門学校を中退し、憧れの会社に就職

鍼灸(しんきゅう)の専門学校に通っていたKさんでしたが、一部の講義に興味を持てず、学習のモチベーションを保てなくなったことで中退を決断しました。

退学後はアルバイトを続けていましたが、母親が認知症を発症し、看病の負担から父親も体調を崩してしまいます。こうした予期せぬ出来事が重なり、家族を経済的に支える必要に迫られたKさんは正社員として働く覚悟を固めました。

就活では就職エージェントを利用し、何から手をつければ良いかを教えてもらったことで、先が見えなかった不安が少しずつ希望に変わっていったといいます。

多くの会社を見る中で、特に心を引かれたのが「内装インテリア」を扱う会社。営業所を見学した際、社員同士の温かな雰囲気を感じたことが決め手となり、内定通知を受けたその場で「ここでお世話になりたいです」と即答しました。

K・Iさんの体験談「自分が家族を支える!一念発起から就職成功するまで

【K・Hさん】美容系の専門学校を中退し、19歳で就職に成功

美容師の専門学校に進んだKさんでしたが、一部の講師による理不尽な対応に納得できず、学校を中退します。

その後は、居酒屋でアルバイトに励む日々。しかし交際相手の両親から仕事について尋ねられた際、自信を持って答えられなかった自分に情けなさを感じ、正社員就職を決意します。

とはいえ、30社ほど応募しても書類選考にほぼ通りません。「専門学校を中退して、居酒屋のバイト経験しかない自分を採用してくれる会社なんてない…」と自信を失いかけましたが、就職エージェントとの出会いが転機となりました。

キャリアアドバイザーとの面談を通じ、バイトリーダーとして働く中で身につけた「責任感」が自分の強みだと気づいたKさん。

最終的には、通常は「大卒以上」が採用条件の第一志望の会社から内定を獲得。専門学校中退・19歳という若さで正社員として採用されました。
K・Hさんの体験談「フリーターのまま恋人の両親には会えない・・・

専門学校中退だと就職で不利になると言われる理由3選

専門学校中退だと就職が不利になると言われる理由に、入社してもすぐに辞めてしまうと思われやすいことが挙げられます。

また、専門学校を卒業した人と比べてスキルが中途半端になりやすかったり、選考対策が不十分になりやすかったりすることも不利になると言われる理由です。

専門学校を中退した人の就職が不利になると言われる理由を知れば、就職成功に向けた対策を考えることができます。

それぞれ詳しく解説しますので、専門学校を中退した人が企業からどう見られているかを想像しながら読み進めてください。

また、以下の動画では、大学中退者の就職ハードルについて解説しています。専門学校を中退する場合にも参考になる内容になっています。4分ほどの動画で詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

【大学中退からの就職①】中退によって就活のハードルは上がるのか?

1. すぐ辞めてしまうと思われやすいから

すぐに辞めてしまうと企業から思われやすいことは、専門学校を中退した人の就職が不利と言われる理由として最初に挙げられます。

事実として企業は、中退者に対して下記の懸念を持つ傾向があります。

  • 嫌なことがあると会社もすぐ辞めてしまうのではないか
  • 会社にはいろんな人がいるが馴染めるのだろうか

入社してもすぐ辞めてしまえば、採用にかけたコストや時間が無駄になってしまうので、企業は中退者に対して評価が厳しくなりやすいでしょう。

2. スキルが中途半端になりやすいから

スキルが中途半端になりやすいことも、専門学校中退だと就職が不利になると言われる理由です。なぜなら専門学校を卒業した人と比べ、専門学校で学んだ特定分野の知識やスキルが不足していると企業側から判断されるからです。

たとえば介護や保育士の専門学校であれば、介護や保育の専門知識とスキルを学びます。

卒業している人は十分学んでいる一方で、専門学校を中退した人は知識やスキルが足りないと判断される場面も事実として存在します。

3. 選考対策が不十分だと通過しづらいから

選考対策が不十分だと選考が通過しづらいことも、専門学校を中退した人の就職が不利になると言われる理由です。

特に中退理由やブランク期間などについてはよく質問される内容なので、答えられるように事前にしっかり準備しておくことが欠かせません。

面接官からの質問に対する準備が不足している場合、面接で厳しい評価になる傾向があるため、専門学校を中退した人の就職活動は不利になると言えるでしょう。

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専門学校中退者が就職を成功させる6つのコツ

専門学校中退者が就職を成功させるコツとして、早めに就職活動することが挙げられます。

なぜなら早めに就職活動に取り組むことで、就業意欲を評価されやすくなるからです。

また、中退した理由をポジティブなものとして伝える工夫をしたり、学んだことをアピールしたりすることも就職成功のコツと言えるでしょう。

専門学校を中退した人が就職を成功させるコツについて理解することで、就職活動がうまく行く可能性を高められます。

それぞれ詳しく解説しますので、自分はどうするかを考えながら読み進めてください。

1. 就職活動を早めに始める

中退後は、早めに就職活動しましょう。

何もしないでいると、履歴書に空白ができてしまうからです。空白があると「フラフラしていた」などネガティブに捉えられることもあり、就職に不利です。

中退した人ほど、中退後すぐに就職活動を始めるのがコツです。

2.中退理由を「前向きな内容」に言い換える

専門学校中退者を採用する企業は、就職意欲や将来性といった“未来の可能性”を重視しています。そのため面接で「中退理由」を聞かれた際も、理由をただ説明するのではなく、就職に対する前向きな気持ちが伝わる話し方をすることが大切です。

おすすめの答え方は、次の通りです。

  1. 中退理由をポジティブに伝える
  2. 中退に至った原因と学びを伝える
  3. 就職意欲をアピールする

たとえば「授業が難しくて中退しました」と伝えるより、「早めに進路を見直し、自分に合った環境で働きたいと考えて就職を目指しました」と伝えることで前向きな印象を持ってもらえます。

次に紹介する5つの例文も参考にしつつ、中退理由を「前向きな内容」に言い換える準備をしておきましょう。

例文1:授業についていけずに中退した場合

Webデザインの専門学校に通っており、学習内容には強い関心がありましたが、技術習得のスピードについていけずに中退を決断しました。
中退の原因は、課題でつまずいた際に講師や友人に相談できなかった点にあると考えています。「まずは自分で何とかしないと」と思いすぎた結果、適切なタイミングで助けを求められず、作業が遅れてしまいました。
この経験から、周囲と協力し、早めに相談することの大切さを痛感しています。
現在はWebマーケターを目指し、ITスクールの講師に相談したり、現役のマーケターの方から実務の話を聞いたりしながらスキルアップに取り組んでいます。

「授業についていけなかった」という事実だけを伝えると、勉強に対する意欲が低いのでは? すぐに諦めてしまうのでは? と不安を持たれる可能性があります。

そのため、例文のように「学習意欲はあったこと」や「自分なりに努力していたこと」を補足しつつ、失敗からの学びと就職に向けた行動を伝えましょう。

例文2:勉強内容に興味を持てず中退した場合

調理師の専門学校に通っていましたが、実習の出席日数が足りず、進級が難しくなったため中退を決意しました。
中退に至った原因は、「手に職をつければ何とかなるだろう」と考え、本当に興味を持てる分野を深く考えないまま進学先を決めてしまった点にあると感じています。
結果として調理実習にやりがいを見い出せず、単位を落としてしまいました。
この経験から「目的を明確にすること」の重要性を痛感し、中退後は自己分析に徹底に取り組みました。
その中で「企画を通じて価値を届ける仕事に挑戦したい」という目標が明確になり、現在は御社のような広告会社で働くことを目指して就職活動に取り組んでいます。

「勉強内容に興味が持てなかった」という事実だけを伝えると、仕事も興味を失ったら辞めてしまうのでは? と思われる可能性があります。

そのため、まずは「なぜ興味を持てなかったのか」という原因を整理したうえで、現在は目的意識を持って就活に取り組んでいることを伝えましょう。

例文3:人間関係に悩んで中退した場合

建築の専門学校に通っていましたが、協調性を重視する環境の中で自分自身を成長させたいと考え、中退を決意しました。
2年次に制作プロジェクトが始まりましたが、メンバー同士で常に意見の対立が起きている状況でした。いま振り返ると、私自身、状況を良くする行動がもっとできたのではと反省しています。
一方、スポーツジムでのアルバイトでは、スタッフが助け合いながら働く環境に身を置いており、大きなやりがいを感じてきました。
こうした経験を振り返る中で、「協力関係が求められる環境で働きたい」という思いに気づき、現在は施工管理職として働くことを目標に就職活動を進めています。

社会に出ると様々な考えの人と仕事を進める必要があるため、「人間関係を築くのが苦手なのでは」と思われると評価が下がってしまいます。

そのため、あくまでも“特定の人間関係”の中でつまずいたことを伝えつつ、「自分が本当に求める関係性の中で働きたい」という強い思いをアピールしましょう。

例文4:家庭の事情で中退した場合

学費の支払いが難しくなり、専門学校を中退しました。
両親が経営していた飲食店の業績が悪化し、学費や実習費の支払いが厳しくなりました。私自身、深夜のアルバイトを増やして学費を工面していましたが、学業と両立しながら卒業まで残り1年間の学費を支払うのは現実的に難しく、家族と話し合ったうえで、1年次の2月に退学を決断しました。
当時は途中で諦める悔しさもありましたが、現在は「一日でも早く社会に出て自立し、今度は私が家族を経済的に支えたい」という気持ちを胸に、就職活動に取り組んでいます。

経済的な理由による中退は、本人のやる気や能力とは関係なく、採用担当者にも納得してもらいやすい理由です。そのため、面接では理由を正直に伝えて構いません。

そのうえで「現在は気持ちを切り替えて就活に臨んでいる」「自立して家族を支えたい」といった前向きな姿勢を伝えることで、誠実さや温かな人柄を面接官に評価してもらえるでしょう。

例文5:進路を変更するために中退した場合

「実務経験を早く積みたい」と考え、IT系の専門学校を中退しました。
受託開発を行う会社でインターンを経験する中で、クライアントの課題をスピード感を持って解決していくエンジニアの姿を間近で見てきました。
こうして現場を知るうちに、机上の学習よりも、実際の開発に関わりながらエンジニアとして成長したいという思いが強くなり、就職を目指しました。
なお、学校選びの反省点でもあるのですが、現在の専門学校は座学中心で、実習の機会が多くないことも中退を選択した理由の一つです。
現在は、実務で通用する力を早く身につけられるよう、御社のように若いうちから大規模なシステム開発に携われる環境で働くことを目指し、就職活動を進めています。

進路を変更するために中退した場合、「勉強から逃げただけでは?」と思われると評価が下がってしまいます。

そのため、進路を真剣に考えたうえでの選択だったこと、そして専門学校に通いながらでは目標の達成が難しかったことを伝えましょう。

3.専門学校で学んだことをアピールする

中退したとはいえ、専門学校で学んだことはアピールしましょう。スキルが身についてれば、採用される可能性があるからです。

例えば、下記のような感じです。

  • 調理師専門学校を中退→料理の基礎はできる
  • 美容師専門学校を中退→コミュニケーションスキルはある
  • IT専門学校を中退→プログラミングスキルはある

卒業してなくてもスキルがあれば仕事はできるので、しっかりアピールしてください。

学んだことをアピールする際のポイント

専門学校で学んだことをアピールする際のポイントは、下記のとおりです。

  • 中退したことについて、自分なりの反省の意を伝える
  • 何を学んでいて、何が応募先の企業で活かせると考えているのか伝える
  • 入社後はすぐに活躍できるよう努力する姿勢を見せる

学んだことをアピールする際の回答例

学んだことをアピールする際の回答例を記載します。

専門学校ではプログラミングについて学習をしておりました。恥ずかしながら私のリサーチと覚悟の不足で、専門学校を中退する形となってしまいましたが、プログラミングについては現在も学習を続けております。貴社では●●(具体的に学んだことを記載)に関する知識が活かせるのではないかと考えているため、学習は継続的に行いつつ、入社した際には人一倍の努力をして早期から活躍していく所存です。

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4. 中退後に取り組んでいることをアピールする

専門学校を中退後に取り組んでいることを伝えましょう。

中退=イメージが悪いので、中退後の取り組みでアピールが必要だからです。

具体的には、下記のような取り組みは印象が良いですね。

  • 応募企業の業務に役立つ資格の勉強をしている
  • 応募企業の業務に役立つスキルを勉強している
  • 中退を反省して就活に取り組んでいる

中退という悪いイメージを払拭するために、前向きに行動していることが伝わると好印象です。

中退後の取り組みをアピールする際の回答例

専門学校中退後の取り組みをアピールする際の回答例を記載します。

専門学校を中退した後は、アルバイトに専念しておりました。接客のアルバイトで、相手や状況に応じて対応すること、周囲と協力しながら仕事を進めることの重要性を理解できました。専門学校を中退してしまい、自分のキャリアにマイナスな影響が生じていることを理解していますので、すぐに活躍できるよう仕事に全力で取り組みたいと考えています。

5. 若さをアピールする

若さのアピールは有効です。企業は基本的に、若い人材を採用したいからです。

若い人材のメリットは、下記のとおりです。

  • 将来性がある
  • 素直
  • 伸びしろがある
  • 吸収できる

例えば、アルバイトで仕事をすぐ覚えたエピソードなどは良いですね。仕事をすぐに覚えて、成長してくれそうな若い人は好印象です。

若さをアピールする際の回答例

若さ(素直さ)をアピールする際の回答例を記載します。

専門学校在学中からコンビニでのアルバイトを継続しており、当時から仕事への素直な姿勢を評価していただいておりました。マニュアルを覚えたり様々なお客様の対応をしたりするのは少し大変でしたが、先輩に教えていただいたことを実践するようにした結果、すぐに仕事を覚えられ、周りから感謝されることも増えました。その経験で培った素直さを、貴社に入社しても大切にしながら、早期から活躍できるよう努力いたします。

6. 中退者に強い就職エージェントを活用する

中退者に強い就職エージェントに相談するのも有効です。学校を中退した人の就職のプロだからです。そもそもあなたが就職のプロになる必要はないので、専門家に任せましょう。

中退者に強い就職エージェントに相談するメリットは、下記のとおりです。

  • 専門学校中退者の採用実績がある企業リストをもっている
  • 書類選考にとおりやすい履歴書の書き方を教えてくれる
  • 面接での中退理由の伝え方をアドバイスしてくれる

正社員で就職できる可能性が上がるので、相談しておくと良いでしょう。就職エージェントの相談は無料です。

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専門学校中退者が就活で注意したい5つのこと

専門学校を中退した事実を隠すために「卒業」と書くなど、履歴書の内容を偽(いつわ)って記載するのはNGです。経歴詐称と見なされ、トラブルに発展する恐れもあるからです。

工夫次第でポジティブな印象を与えられるにも関わらず、「学校がつまらなかったから」という“ネガティブな中退理由”をそのまま伝えてしまうのも避けたいポイントです。

その他、転職サイトに登録して満足してしまう、「やりたい仕事がない」という理由で就活を後回しにする、内定をもらった会社について深く調べずに入社する、といったことにも気をつけましょう。

1. 履歴書の内容を偽る

履歴書に事実と異なる内容を書くと、「経歴詐称」と見なされる可能性があります。

場合によっては法的な問題に発展したり、内定が取り消されたりする恐れもあるため、学歴欄に「卒業」と記載するなど、履歴書の内容を偽ることは避けましょう。

専門学校を中退した経歴があっても、必ずしも就職で不利になるわけではありません。中退者も含めて「10〜20代前半の若手を採用したい」と考える企業は多く、過去を素直に反省している姿勢を前向きに評価してくれる採用担当者も多いからです。

「中退を隠したい」と感じる気持ちも分かりますが、履歴書は“正式な書類”です。後々のトラブルを防ぐためにも、中退した事実は正直に記載しましょう。

【記載例】履歴書の「学歴欄」の書き方

専門学校を中退した場合、履歴書の学歴欄には「中途退学」と記載します。

中退した理由は「一身上の都合により」と記載するだけでOKです。理由を添える場合は、カッコ書きで簡単に記載しましょう。

▼中退理由を記載しない場合(例)

学歴
~~~
令和74△△専門学校 ゲームデザインコース 入学
令和82△△専門学校 ゲームデザインコース 中途退学(一身上の都合により)
以上

※高校卒業以前の学歴は、こちらの例では省略しています

▼中退理由を記載する場合(例)

学歴
~~~
令和74△△専門学校 ゲームデザインコース 入学
令和82△△専門学校 ゲームデザインコース 中途退学(経済的な事情により)
以上

※高校卒業以前の学歴は、こちらの例では省略しています

単位不足で留年が決まった、授業についていけなかったなど、一般にマイナス印象を抱かれやすい理由で辞めた場合、履歴書には中退理由を記載しなくても良いでしょう。

一方で経済的事情など、やむを得ない事情で中退した場合は理由を記載しても構いません。

履歴書の書き方は次の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

2. 中退理由を自分の目線から正直に伝えすぎる

中退理由を自分自身が体験した目線だけでいわゆる”馬鹿正直”に伝えないようにしましょう。ネガティブな印象になってしまうリスクがあります。

例えば、下記のような中退理由を補足もなしにそのまま伝えることはネガティブな印象につながりやすいです。

  • 思っていた学生生活と違ったから
  • 学校がつまらなかったから
  • 友達ができなかったからから

どの理由も、環境に対して受動的で自ら解決を模索するような人には見えづらくなります。
そうすると、企業に入った後も、同じ理由でやめてしまうのではないかと企業側からは見えてしまいます。

しかし、やむをえない事情で中退をした場合はその事実はそのまま伝えることが適切でしょう。

どちらにせよ、企業の採用担当者からすると中退をしていること自体はマイナス要素になりやすく、そこからどうしていくか?のキャリアの展望が重視されます。中退理由の伝え方以上に、これからをどうポジティブに考えているか、の伝え方が重要になると考えることが適切です。

3. 転職サイトに登録して満足する

転職サイトに登録して満足してはいけません。登録しただけでは、何もやってないのと一緒だからです。

登録した後は、下記の行動が必要です。

  • 応募企業を探す
  • 履歴書を作る
  • 応募する
  • 面接を受ける

ここまでやって、初めて就職活動です。登録したら必ず就職活動を始めましょう。

4. やりたい仕事がない」という理由で就活を後回しにする

中退後の空白期間が長くなるほど就活で不利になるので、「やりたい仕事がない」といった理由で就活を後回しにするのはおすすめできません。

アルバイトの期間が長いほど、「働く意欲が低いのでは?」「計画性がないのでは?」といったネガティブな印象を企業から持たれやすくなります。

実際、東京在住のフリーターを対象とした調査を見ると、正社員を目指した人のうち、フリーター期間が「1~2年」の場合でも約3人に2人しか就職できていません(※)。

やりたいことがない人は次の記事も参考にしつつ、まずは就職に向けて一歩踏み出しましょう。

中退者からよくある相談例
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中退者からよくある相談例
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※出典:労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から|図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合」p.128

5. 企業について深く調べずに入社する

入社後に後悔する可能性が高いため、企業研究を十分に行わないまま就職先を決めるのもNGです。

「早く内定がほしい」と焦る気持ちは分かりますが、職場環境について深く理解せずに入社すると、「思っていた仕事と違った」「職場の雰囲気が合わない」といったミスマッチを感じやすくなります。

結果的にすぐに辞めてしまい、「専門学校も会社も短期間で辞めた人」という印象を持たれ、その後の転職で苦労するケースも多いのです。

早期離職を防ぐためにも、まずは次の2つのポイントをチェックしましょう。

  • 労働基準法に違反していないか
  • 離職率が20%を超えていないか

労働基準法に違反していないか確認する

内定をもらったタイミングで構わないので、その企業が過去に労働基準法などに違反していないか確認しておきましょう。

確認方法としては、「労働基準関係法令違反に係る公表事案 会社名」とネットで検索するのがおすすめです。

「労働基準関係法令違反に係る公表事案」とは、残業代の未払いをはじめ、労働基準関係の法律に違反して是正指導などを受けた企業を公表する制度です。

過去に違反があったからといって、必ずしも避けるべき会社とは限りません。ただしその会社の労働環境を判断する一つの情報として、入社前に確認しておくと安心でしょう。

参考:東京労働局「労働基準関係法令違反に係る公表事案

離職率が20%を超えていないか確認する

入社予定の会社の離職率が20%を超えている場合、入社を決める前に一度立ち止まり、その会社で本当に働くか改めて考えてみることをおすすめします。

離職率が高い会社は、仕事内容や労働環境などに何らかの課題を抱えている可能性があり、それによって多くの社員が離れているかもしれないからです。

離職率の調べ方(例)
  • 『就職四季報』を見る
  • 「有価証券報告書」を見る(上場企業の場合)
  • ハローワークや就職エージェントで聞いてみる

離職率は業界ごとに大きく異なり、「離職率が高い=ブラック企業」とも限りません。

とはいえ、入社後に後悔するリスクを減らす一つの判断材料にはなるので、企業研究では離職率についても調べてみましょう。

専門学校中退者が正社員として就職しやすい職種4選

専門学校中退者が正社員就職を実現しやすい職種は、営業、施工管理、ITエンジニア、介護職の4つです。

これらの仕事は学歴よりも、人柄や就職意欲などが評価されやすいという共通点があります。どの職種も人手不足によって若手人材の採用が多く、入社後に専門知識やスキルを身につけられる職種も多いことから「経歴不問」「未経験OK」の求人も少なくありません。

ここでは、それぞれの仕事内容や、専門中退者でも就職しやすい理由を解説します。職種ごとの平均年収や有利な資格、おすすめな人の特徴も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 営業

営業職の採用では人柄や適性が重視されるため、専門学校中退者でも正社員就職を目指せます。

主な仕事は、新規顧客の獲得や、商品・サービスの提案、契約手続き、既存顧客のフォローです。

営業職はどの業種・会社でもほぼ必須の仕事ということもあり、他の職種以上に求人数が豊富です。自社商品やサービスの知識は入社後に覚えられるため、営業職への適性があると判断されれば未経験でも正社員として採用されるケースは珍しくありません。

特に「個人営業」は実力主義な側面があり、過去の経歴を気にしない企業も多くあります。そのため、中退者でも就職しやすい職種といえるでしょう。

平均年収618.3万円
役に立つ資格・営業士
・マーケティング検定
・ファイナンシャル・プランナー(FP)
おすすめな人・コミュニケーション力が高い人
・主体的に行動できる人
・精神的にタフな人

出典:厚生労働省「住宅・不動産営業 – 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)

2. 施工管理

施工管理は「学歴不問」の求人が多いため、専門学校中退者でも正社員就職を目指せます。

施工管理とは、住宅やビル、工場などの建築現場で、工事が計画通りに進むように管理する仕事です。

建設業は慢性的な人手不足が続いている一方、日本では建築工事が多く行われています。そのため人材確保に向け、「学歴不問」で採用を行う建設会社も少なくありません。

施工管理(建築施工管理技術者)の平均年収は約640万円と、年収が比較的高めです。専門学校を中退して最終学歴が「高卒」になっても、場合によっては他の職種で働く専門卒・大卒者以上の給与が手に入る可能性がある点も魅力といえるでしょう。

平均年収641.6万円
役に立つ資格・施工管理技士
・建築士
・建築設備士
おすすめな人・建築関係の仕事に興味がある人
・体力に自信がある人
・人をまとめるのが得意な人

出典:厚生労働省「建築施工管理技術者 – 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)

3. ITエンジニア

ITエンジニアは学歴がそこまで重視されないため、専門学校中退者でも正社員就職を目指せます。

主な仕事は、システムやアプリケーションの開発、テスト、運用・保守などです。

技術寄りの仕事ということもあり、採用では「現時点のスキルレベル」が特に重視されます。そのため全くのIT未経験者の場合、正社員就職のハードルはやや高めです。

一方、専門学校でプログラミングを学んだことがある、IT系のスクールでアプリを作ったことがあるなど、ITに少しでも触れた経験がある人であれば「基礎スキルがある」と評価され、正社員として採用されるケースも多いのです。

平均年収574.1万円
役に立つ資格・ITパスポート
・基本情報技術者
・応用情報技術者
おすすめな人・新しいことを学ぶのが好きな人
・プログラミングの経験がある人
・チームワークを重視できる人

出典:厚生労働省「システムエンジニア(受託開発)- 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)

4. 介護職

介護職は人手不足が深刻なため、専門学校中退者でも正社員就職を目指せます。

主な仕事は、高齢者や障害者の食事・入浴の介助、日常生活のサポート、レクリエーションの実施、記録業務です。

高齢化が進む日本では、介護人材の確保が大きな課題となっています。しかし人手は圧倒的に足りておらず、介護の経験がない人でも採用されやすい状況が続いています。

入浴のサポートなど、体力が求められる場面も多いため、10代後半〜20代の若者に期待する介護施設も少なくありません。

こうした理由から、中退という経歴に関わらず、正社員(正職員)として積極的に採用する施設が多いのです。

平均年収376万円
役に立つ資格・介護福祉士
・介護職員初任者研修
・介護福祉士実務者研修
おすすめな人・体力がある人
・人と話すのが好きな人
・小さな変化に気づける人

出典:厚生労働省「施設介護員 – 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)

専門学校中退者が利用したい就職支援サービス2選

専門学校中退者が利用できるサービスとして、就職エージェントとハローワークが挙げられます。なぜなら自分に合った求人探しから応募書類の作成、面接対策まで、自分に必要なサポートをプロの目線で行ってくれるからです。

就職エージェントやハローワークを活用することで、専門学校を中退した人であっても、就職活動を効率よく進められるでしょう。

自分に合ったサービスを理解して活用することで、就職成功に向けた可能性を大きく高められますので、それぞれ解説します。

1. 就職エージェント

就職エージェントは、自分に合った求人探しから応募書類の作成、面接対策まで一通りサポートを行ってくれるサービスです。

就職のプロである就職エージェントに相談することで、自分一人では難しい大手企業や安定した企業への就職も目指せます。

ただし、居住地や状況によっては求人の紹介が難しかったり、担当者と相性が合わなかったりすることもあるでしょう。

そのため就職エージェントは複数登録することをおすすめします。

相談は無料で、退会はいつでも可能なので、まずは気になる就職エージェントに相談してみるとよいでしょう。

2.ハローワーク

ハローワークは、国が運営する求人紹介や相談などを行う就職支援機関です。

求人検索から面接練習、就職に関するセミナーなど、幅広いサポートを受けることができます。

ハローワークは全国にあるため、居住地を問わずに相談でき、地元の求人が多く掲載されていることが特徴です。ただし、求人情報に偏りがあったり、専門的な分野の求人掲載は少なかったりすることから、自分が求めている求人とは違うと感じることもあるでしょう。

就職エージェント同様、ハローワークへの相談も無料なので、就職エージェントと並行して利用するとよいかもしれません。

専門学校中退に関するよくある質問4選

専門学校中退に関するよくある質問4選に回答します。

1. 専門学校を中退したその後の選択肢は?

専門学校を中退した後の進路は就職や大学、別の専門学校への進学、公務員試験の受験、資格取得、留学など人によって様々です。
自分はどうしたいのかを考えた上で、必要な行動を起こすようにしましょう。
就職の場合には、最終学歴が高卒扱いとなり、中途採用枠に応募することになりますので、選考対策や準備が欠かせません。
この記事の内容を参考にしながら、なるべく早く就職活動に取り組むことで、就職成功率を高められるでしょう。

2. 専門学校中退者は就職できない?

専門学校中退者は就職できないわけではありません。
なぜなら専門学校を中退していても、就職に成功している人は多く存在するからです。
就職を成功させるためには、自己分析やポテンシャル採用枠への応募、面接対策などを徹底して行うことが重要です。
下記の記事でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。

3. 専門学校の中退率は?

文部科学省「令和5年専門学校生の中途退学者・休学者数等の調査結果」によると、専門学校の中退率は、約6.4%でした。
中退の理由で最も多いのは「学生生活不適応・就学意欲低下」が25.2%、ついで「就職・起業」が13.1%、「学業不振」が12.2%です。
前年度と比較しても中退率に大きな変化はなく、おおむね6〜7%で推移していると言えます。

4. 専門学校を中退した人のNG行動とは?

専門学校を中退した人が就職活動ですべきでないこととして、履歴書の学歴を詐称したり、面接でネガティブな中退理由を伝えたりするということがあります。
詳細は「専門学校を中退した人のNG行動」をご覧ください。

まとめ

専門学校を中退した場合、学歴が高卒扱いになり、新卒枠での応募が難しくなります。

就職で不利になると言われる理由は、企業からすぐ辞めてしまうと思われやすく、専門学校を卒業した人と比べると知識やスキルが中途半端になりやすいからです。

専門学校を中退した人が就職を成功させるためには、早めに就職活動を開始し、学んだことや今後に向けた意欲をアピールできるよう選考対策をしっかり行うとよいでしょう。

学校からの就職支援は受けられなくても、就職支援サービスを利用することで就職成功率を高められます。

就職したいと考える人は、就職エージェントやハローワークも活用しながら就職活動を進めてみましょう。

中退就職カレッジのご紹介
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  • 学歴に自信がないから就職できるか不安
  • 就職について、誰に相談したら良いか分からない
  • 中退しようかどうかを迷っている
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小久保 友寛キャリアコンサルタント
元株式会社ジェイック シニアマネージャー/「就職カレッジ®中退者コース」事業責任者。国家資格キャリアコンサルタント。これまで約1400名以上*の大学中退者やフリーターのキャリアカウンセリングや就職支援講座を行う。(*2014年8月~2020年7月)現在は、学生団体の活動支援や、企業・経営者への組織づくり支援、終活支援など、世代や立場を問わず「やりがい」や「いきがい」を育む取り組みを幅広く展開中。 「誰もが人生を楽しめる社会をつくる」──その想いは、「日本の中退を変える!」と掲げていた頃から今も変わりません。