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就職アドバイザー

保科 綾香ほしな あやか

目標を具体的に考えていくのが私たちの仕事

就職アドバイザー 保科 綾香

株式会社ジェイック 池袋支店就職アドバイザー。
アパレルで販売職を経験後、ジェイックへ転職。国家資格であるキャリアコンサルタントでもある、スキルの高い就職アドバイザー。

正社員が楽しくなさそうで、就活を頑張れなかった学生時代

ーー保科さんはアパレル出身の就職アドバイザーという珍しい経歴ですよね。

保科:

はい、駅ビルでアパレルショップの店員さんをやっていました。 私、学生時代は本当に就職活動にやる気が出なかったんですけど、就職はしなければいけない・・・と思って、アルバイトしていた服屋と似たようなアパレルショップに入社しました。

就職活動にやる気がでなかった理由は単純で、正社員という働き方が楽しくなさそうだったんです。正社員ってなんとなく辛そうだし、いつかは専業主婦になればいいから真剣に働かなくて良いかなって考えていました。笑

ほとんど何も考えずに就職してしまったので、仕事も全然楽しくなくて、淡々と時間を過ごすだけの数年間でした。

私がキャリアカウンセリングをする方にも、正社員が辛そうだったり専業主婦を目指すだったりという理由で就職活動をしなかった経歴を持つ場合がありますので、たまにこのエピソードも利用者の方にお話しています。

ーーそんな保科さんが、就職アドバイザーとして正社員で転職しようと思った理由は何ですか?

就職アドバイザー 保科 綾香 画像1

保科:

きっかけは、大学時代の友達ですね。何人かと久しぶりに会って話した時の「今ってどんな仕事してるの?」「その仕事って大変だよね!」「今はこんな目標で仕事してるんだよね」といった話に全くついていけなかったんです。

彼女たちの仕事は営業やマーケティング、事務などバラバラでしたが、みんな目標を持って何かのために頑張っていました。その姿がすごく格好良くて、どうせ働くなら自分も社会とか人の役に立つ仕事をしたいって思ったんです。

ーー保科さんにも、仕事を通して叶えたい目標が出来たんですね。

保科:

はい。その結果、アパレルを辞めて転職活動を始めて、自分の中で一番人の役に立てそうな就職アドバイザーに転職することにしました。

当時は勢いで「転職するしかない!」と思ってすぐにアパレルを辞めてしまいましたが、少し勢いがありすぎたかなとも反省しています。アパレルで働きながら、目標を叶えることができないか?という視点でも自分のキャリアを考える必要があったと思うので。

その反省は現在のキャリアカウンセリングでも活かしており、転職を考えている人とのキャリアカウンセリングでは、転職が本当に自分の目標を叶えられる選択肢かどうか?を一緒に考えることもあります。

自分自身の経験を伝え、良い就職ができる選択肢を選んでもらう

ーー保科さんが実際に利用者の方と関わるのは、どのような場面ですか?

保科:

キャリアカウンセリングや就職カレッジのサービス説明会が主な場面ですね。他にも色んなタイミングでLINEやメールで連絡を頂くことが沢山あります。 LINEやメールでの連絡は、当然私からの連絡もありますが「こんな自己PRをしようと思うのですが、意見をください」などの相談を利用者の方から頂くこともあります。

キャリアカウンセリングでは、現在の悩みや不安や、就職した後の生活でやりたい事を詳しく聞いた後に、最適な就職活動の進め方やジェイックのサービスをご提案しています。

ーーキャリアカウンセリングで保科さんが心がけていることはありますか?

就職アドバイザー 保科 綾香 画像2

保科:

私自身が、新卒就活や転職活動で得た経験や学びを伝えることですね。正社員が辛そうというイメージだけを持って、自分のやりたい仕事や叶えたい目標を考えずに働いたことで、アパレル時代はすごく苦労しました。

私のように、自分の将来が1人ではイメージしづらい方々に対して、もっと世の中の仕事を知ったり、自己分析をしたりする手伝いができたら、彼ら彼女らの就職の選択肢を広げられると思います。

ーー広がった就職の選択肢の中から、より良い就職が出来る道を選んでほしいですよね。

保科:

はい、就職カレッジを利用される方はフリーターや第二新卒など社会人経験の少ない方もおおいので、最初はやりたい仕事なんてイメージできないし、叶えたい目標なんてたてられない方が多いです。

最初は「趣味にもっとお金を使いたい」「結婚したい」というボンヤリしたイメージで大丈夫です。それから具体的な目標を考えていくのが私たち就職アドバイザーの仕事なので。

国家資格を取得してから、利用者の方からの信頼も高まった

ーー保科さんは国家資格である「キャリアコンサルタント」も取得されていますが、取得しようとしたきっかけは何だったんですか?

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保科:

就職アドバイザーとしてもっと人の役に立つために、国家資格を取れるくらい高いスキルを持ちたいと思ったからですね。

利用者の方によって状況は異なりますし、最適な就職活動も異なります。 それぞれの利用者の方に、それぞれの最適な選択肢を提案できる就職アドバイザーになれば、その人の人生にさらに役立てられると思っています。

ーー国家資格を取得したことで変わったことは何かありましたか?

保科:

利用者の方の価値観や想いを沢山聴いて、理解するようなキャリアカウンセリングを行ようになりました。よく「キャリアカウンセリングでこんなに自分のことを話せたのは初めて。」と言っていただけます。

希望する会社の条件だけ聞いて、求人を紹介することも可能ではありますが、詳しく利用者の方の話や価値観を聴かないと、その人に合わない求人をご紹介するリスクが高いです。合わない求人に就職すると、早期退職に繋がり、利用者の方の経歴が傷つくだけです。

利用者の方にとってより良い選択肢を提示できる、価値観や想いをしっかり理解するキャリアカウンセリングは私の強みでもあると思います。

何も分からなくて良いから、気負いせずに相談してほしい

ーー最後に、就職活動に悩んでいる方にメッセージをお願いします。

保科:

将来について何も考えられていないのに、相談なんてしていいの?とよく利用者の方に質問されますが、そんな方こそ一度相談に来ていただきたいです。

今の状況から少しでも良くしたい、不安を解消したいという気持ちさえあれば、あとは私たちと一緒に考えていきましょう!

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