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株式会社日精ピーアール | 勤続年数2年目

泉さんの就職成功体験談

泉さんの就職成功体験談
Before

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石川県で製造業
After

After

上京支援制度を利用して東京の印刷会社へ

野球監督として北信越ブロック大会にも出場した高校時代

――中高生のときのお話から伺わせてください。

学生時代ですか。その場そのときを楽しめればいいかなという学生でした。笑

高校が工業高校でほぼ男子校状態だったので、想像つくかもしれませんが、ちょっとおふざけしながら過ごしてたような感じです。イベントが多い学校でしたし。

でも、野球には一生懸命だったかな。中学までは部活でやってたんですけど、高校では家庭の事情でアルバイトをする必要があったので、時間の融通がきく形で続けようと思いました。

「どうせ続けるなら、自分で監督をやりたい」と思って。それで、人数を集めて、道具をそろえて、年齢もばらばらな野球チームをイチから作りました。高校1年の秋くらいです。チーム運営、結構がんばりました。

社会人リーグに参戦して、元プロ野球選手がいるようなチームに勝って、地元の石川県大会で優勝したこともあります。北信越のブロック大会にも出場しましたよ。もちろんいいときだけではなかったですが、充実していて楽しかったですね。

高校卒業後、地元の重機メーカーへ ぶつかった壁

――高校卒業後は、どのような進路を選ばれましたか。

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個人的には進学したかったです。ただ、兄弟が6人いて、母子家庭だったこともあり、高校卒業後は、地元の割と大きい重機メーカーに就職しました。

ただ、就職して間もなく、僕は“高卒という学歴による、キャリアの限界”を感じてしまいました。というのも、その会社には10~20人ぐらいの新卒の同期がいて、大卒だけでなく工業高校出身者もいたんですが、“大卒者は開発や設計・管理に配属、高卒者は現場に配属”と明確に分かれていたんです。

僕が最初に任された仕事も、メーカーといったら真っ先にイメージされるようなライン作業でした。自動車工場を想像してもらえたらよいかと思いますが、あんな感じです。毎日、考えずにひたすら指示通りに動く。

「あ~、歯車だな」という感じでした。給料は良かったですし、生活していく上では問題ありませんでしたが、「この仕事、将来は絶対、機械化されるな」みたいな怖さがありました。

そんなこともあって、現場は嫌でした。でも、個人の技量とか努力に関係なく、「あなたは高卒だから現場です」みたいにルートが決められている。正直、面白くなかったですね。

――学歴による壁を感じてからは、どうしたんですか。

とにかく自分の選択肢を広げたいと思いました。「何がやりたい」というのが明確にあったわけではないですが。

人事部に仲が良い先輩がいたので、いろいろと相談しました。その方に「僕が大卒になれば希望の部署に行けますか?」と言ったら、「前例はないけど、大卒になれば、努力が認められて、配属先の可能性は広がるかもしれない」とアドバイスしてくれて。それで、入社から2年が経ったタイミングで、通信制の大学に入学したんです。

周囲からは「働きながら大学の勉強もするのは大変なのでは?」と心配されましたが、割とそんなこともなかったです。大卒という一種の資格を取る、という目的で、一番卒業しやすい学校を選んだので。それもあって、トントンとあと1年で卒業できるところまでいきました。

ただ、結局、卒業はしませんでした。そのまま会社にいて、大卒という学歴を手にいれるのではなく、“転職する”という道を選んだからです。

「大卒の学歴を得る」プランをやめて、転職、上京したワケ

――計画を変更して、転職することにした理由を教えてください。

大卒という学歴を手に入れて、当時の会社の中で仕事内容を変えようと考えていたのですが、大学に通ううちに、「そもそも、ウチの会社の将来性はどうなのか?機械とかAIに置き換わってしまうのではないか?」という不安が湧いてきたんです。

私がいたのは、重機メーカーといっても、正確には重機の一部分を作る部品メーカーでした。今は競合も少なくて安定していて、儲かっているし給料もそこそこよかった。でも、今後、重機の自動運転化が進んで人間が運転しなくなったら、ウチの部品は全く必要がなくなってしまうのではないか…?

そう考えたら、現場どうこうじゃなくて、会社自体を変えた方がいい。それで転職を決意しました。転職を考え始めたのは入社5年目くらいで、実際に行動したのは6年目です。通信制大学は、卒業まであと1年というタイミングでした。

――6年も続けた安定した会社を辞めるという決断は、勇気が必要だったんじゃないですか。

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もちろんかなり悩みましたしゼロからの挑戦をするという事に怖さも抱いていました。ですが、会社や業界の将来性をしっかり考えた上で決めたので、それほどでもなかったです。会社の内外を問わずいろんな人に相談してましたし。

元々、人間関係はすごくいい職場だったので、いろんな人から意見をもらいました。本当にいろんな意見をいただきましたね。それで最終的には、自分が考えた通りに、転職という道を選びました。

家族も、「あなたがするって決めたなら、しっかり考えた上なんでしょ」と理解してくれました。で、ずっと実家暮らしだったんですけど、その機会に実家も出ることにしました。

――え、仕事だけではなく、生活も変えることにしたんですか。どんな理由があったんですか?

地方で生活していて、ずっと地元って、本当に変化がないんですよ。コミュニティも中学、高校時代の友人が中心ですし、内面的にも刺激がないというか。大学進学で上京した友達と久々に会ったりすると、成長っていうのとは違うかもしれませんが、日々いろいろと変化があるんだろうなとは感じていました。

別に地元が嫌いとか、田舎が嫌だったわけではないのですが、1回は地元を離れないとダメだなという気持ちで、転職を機に環境も変えることにしたんです。

そんな時に、たまたまジェイックが、上京を支援してくれるサービスをやっているのを見つけました。住む場所を1ヶ月も無料で提供してくれるというので、それはいいなと思って、有給消化期間で東京に来ました。

※上京支援制度…現在こちらの制度は行われておりません。

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就職カレッジに参加して、希望通りの会社に就職

―就職カレッジの研修や集団面接会はいかがでしたか。

カレッジの研修では、社会人としての“当たり前”を教えてもらえたので、そこは大きかったです。正社員歴は6年ありましたが、お客さんと直接関わるような職種ではなくて、社会人として基本的な部分が欠けていたので、学ぶことは多かったですね。

あとは、カレッジの研修仲間の存在も大きかったです。似たような境遇の人たちと1~2週間、朝から晩まで一緒にいるっていうのは、もうちょっと他人ではないみたいな。支えになりましたね。時にはジェイックの研修講師の愚痴を言ったり。笑 今でも、時々ジェイックの研修仲間とは呑みにいきますよ。

集団面接会は、企業の経営層の人が来るのが良かったですね。やっぱり、トップの考えを直接伺うことで、その会社の社風とかもよりわかると思うので。あと、会社によってはジェイックから入社した先輩社員の方も来るので、そうした人からは、実際の仕事内容や職場の雰囲気について社員の立場からの話を聞けました。そこも良かったですね。

――集団面接会を経て、どんな会社に転職したのですか?

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印刷を中心とした様々な販促ツールを扱う会社です。元々興味のある業界というわけではありませんでしたが、社長と集団面接会でお会いして、人間的に、「あっ、この人いいな、すごい魅力のあるリーダーだな」って思ったんです。

あと、実は僕、「いつかは自分で会社を作りたい」という気持ちがあるんです。それをジェイックのアドバイザーの方に最初にお話したときは、「企業側にそれを言うと、『おまえ辞めるつもりで入社すんのか』みたいな印象になるから、言い方には気をつけたほうがいい」って言われて。

まあ、普通そうじゃないですか。でも、集団面接会に進むタイミングで、ジェイックの企業担当の方が、伝えても大丈夫だと判断した企業には事前に話を通しててくれたんです。で、ウチの社長は、起業志向とか大丈夫というか、むしろ好むタイプなので、面接会で会った時にはそこらへんもわかってくれていました。

社長は、僕のやりたいことをすごく聞いてくれました。選考を通して、「お互い合うよね」みたいな話になって。おそらくレアケースですけど、入社前に社長とサシで呑みに行く機会も頂きました。そのあとジェイック経由じゃない他の会社さんとも悩みましたが、結局は今にいたるという感じです。笑

この会社に入ったのは、そんなふうに社長に魅力を感じたのと、あと、転職理由が、「将来的に機械とかAIに置き換わらない力を身につけたい」というものなので、裁量をすごくもらえていろいろ経験できそう、って思ったのも大きいです。

新規事業開発 経営者のすぐ近くで働く日々

――実際に入社して、どんなお仕事をしていますか。

営業開発チームというところで、新規事業をつくる仕事をしています。うちの会社は印刷が本業の会社なので、今は紙の媒体が柱になっていますが、紙はこれから伸びていく分野ではないので。社長の意向で、新しい柱を作ろうとしています。

なので、私は入社して一年余り、新規事業開発をメインで担当してきました。地域特化型のネット通販を事業化しようとしたり、立体の物にも印刷できる特殊な印刷機を導入したり。

この二つは社長の意向がかなりありますが、今後自分がやりたい事としては、弊社の強みを生かした自社媒体や先ほど挙げた印刷機を生かしたキャラクター事業やイベントのトータルプロデュースなどです。やりたいことは色々ありますし、今年からは一部一般印刷の営業も兼務しています。

――新規事業でいきなり成果を出す、というのはなかなか難しいと思いますが、印象的なエピソードはありますか。

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去年、社長と2人で、“新規事業創出スクール”みたいなところに半年ぐらい通いました。東京都の中小企業振興公社主催のやつです。最初は社長から、「興味があったら行ってきたら?」と声をかけてもらったんですが、スクールの内容が“半年かけて新規事業の企画をつくる”っていう実践型のワークショップだったんです。

それで、どうせやるなら社長と2人で参加した方が本物の事業になりそうだと思って、「2人で一緒に参加しましょう!」って僕から逆にお声がけしました。笑

その時に考えた企画は、事業化はしていないのですが、学んだことは今もとても活きています。スクールには約20社の経営層の人が集まっていろいろな議論しましたし、“新規事業は、自分たちがつくりたいものをつくるのではなく、顧客目線が大事”ということも学べました。そのことは、今年から営業もするようになってより実感しています。

――営業もするようになってどうですか。

営業の介在価値の大きさに気づきました。同じ商品を扱っていたとしても、その商品がお客さんにとって、どれだけの価値をもつか、営業マンの伝え方一つで変わるんだなと。

それと、お客さん先に出てわかったのは、僕は、入社して1,2年目の社員には全然見られないってことです。笑

――新規事業開発に、営業にと大変そうですが、仕事のやりがいを教えてください。

前職が、“裏側で商品を作る仕事”だったので、営業としてお客さんと接する表側に立って仕事をするのは、前職とは全然違います。きれいに言えば、お客さんの喜ぶ顔を直接見れるというのがやりがいです。

新規事業開発でいうと、自分で考えて、自分が中心となってやって、それが実際、モノになったら、相当なやりがいですよね。まだ、堂々と結果を出していると言えるものはないので、まだまだこれからですけど。

「入社後も、意外にもジェイックに助けられてます。笑」

――入社後もジェイックの活躍支援研修に参加されてますよね。いかがでしたか。

※活躍支援研修…ジェイックの就職支援は入社後の定着、活躍をゴールとして、入社直前から入社後約1年間にわたり、計4回のフォロー研修を実施しています。

活躍支援研修はいいなって思います。入社直前のものも含めて、計4回全部参加しました。

実際に働き始めると、入社時の初心や、ジェイックで学んだ“仕事をする上で大切なこと”の理解が薄れてしまう部分が少なからずあると思うんですよ。なので、だいたい3か月おきぐらいにある活躍支援研修はそういうのを振り返れる良い機会だと思います。

他の参加者も、同じような時期に入社した新入社員っていう立場で、業種は違っても、みんな悩んでることは同じだったりして、ちょっとホっとする部分もありましたね。特に、社会人経験が少ない人は、こういうサポートはかなり心強いだろうなと思いました。

就職カレッジへの入学を検討している方へのメッセージ

――最後に、恒例の質問なのですが、就職カレッジを利用しようか検討している方にメッセージをお願いします。

そうですね…。これは自分にも言えるんですけど、何か物事がうまく行かないときって、自分の中に“変な決めつけ”があったりしますよね。素直じゃないというか。そういう状態だと、学べるものも学べないし、得られるものも得られないですよね。

就活に関して言えば、知ったかぶりというか、行動する前に「これって、きっとこうなんでしょ?自分には合わないと思う」と決めつけてしまうみたいな。

そういう人に「実際やってみたの?」って聞くと、「やってないです」ってことが多い。特に僕らってインターネットで情報をいっぱい持ってる世代なので、知ったかぶりしちゃうんですよね。

でも、知った気でいると、自分の可能性を狭めてしまうこともあるんです。何でも全部体験するのは無理ですけど、最初から変に決めつけてブロックするんじゃなくて、一旦、いろんな意見を受け入れて、選択肢を持った上で、そこから選べばいいと思います。

別にジェイックに固執しすぎる必要もないです。就活の手段はジェイックだけじゃないんで。でもいろんな選択肢を持つという意味では、ジェイックは大きな武器の1つになると思います。

カレッジっていう研修もあるし、一気に20社と書類選考ナシで会える集団面接会もあるし、上京支援制度もあるし、入社後に定着するためのフォローもあるし。社会人の基礎を学ぶ場としても、研修仲間や企業の人のさまざまな意見や経験に触れられる機会としても、カレッジで学べることは多いので。

まあ、合う合わないはあると思いますが、無料だし、とりあえず受けてみたらいいのではと思います。笑

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