就職率81.1%の『就職カレッジ®』はこちら ▷

博士課程を中退しても就職できる!中退前にやるべきことと成功させるコツを紹介

博士課程を中退しても就職できる!中退前にやるべきことと成功させるコツを紹介
中退FV

※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合(セカンドカレッジ)
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)

「博士課程を中退しても就職できる?」「どうすれば就職成功率を高められるの?」と悩んでいる方もいることでしょう。

この記事では、博士課程を中退しても就職できるのか、不利になることはないかや、中退前にやるべきこと・考えるべきことを詳しく解説します。また、博士課程中退者が就職を成功させるコツも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

博士課程中退者の最終学歴

博士課程中退者の最終学歴

まずは博士課程中退者の最終学歴はどうなるのか、詳しく解説します。

最終学歴は「最も高い」学歴のこと

最終学歴とは「学歴の中で最も高い教育機関の卒業歴」のことです。

「最終」というワードから勘違いされやすいのですが、最後に卒業した学校ではありません。そのため、履歴書の学歴欄で一番下に記入する学歴と、実際の最終学歴が異なるケースもあります。

例えば、大学卒業後に改めて専門学校に入学・卒業した場合、学歴欄の一番下には「専門学校 卒業」と記入しますが、最終学歴は「大学卒業」となります。

なお、短期大学・専門学校・高等専門学校(=高専)は教育機関としての水準が近く、企業によっては採用の際、大卒と同等に扱われるケースもあります。そのため、同水準の卒業歴が複数ある場合の最終学歴は、直近の卒業歴で問題ないでしょう。

博士課程前期と後期で異なる

大学院には博士課程前期(修士課程)・博士後期課程(博士課程)の2種類の課程がありますが、修士課程で終了する人もいれば博士課程まで進む人もいます。

大学院卒業と記入すると前期のみの終了で「修士」を取得したのか、前期と後期の両方を終了して「博士号」を取得したのかわかりません。

なお、大学院を中退した場合の最終学歴は、修士課程・博士課程にかかわらず「大学卒業」となります。

博士課程の中退率と中退理由

ここでは、博士課程の中退率・中退理由を紹介します。

博士課程の中退率

2016年に文部科学省が行った調査によると、大学院における中退率は「修士課程2.6%」「博士課程5.4%」でした。

博士課程の中退率

大学院の場合、修了課程の難易度に比例して中退率が上がる傾向があるものの、全体の数%程度に留まっています。ただ、大学院を中退した人が年間に6,000人以上いることを考えると、決して少ないとは言い切れないでしょう。

参考:大学における授業料滞納・中途退学・休学の状況|文部科学省

博士課程の主な中退理由

博士課程を中退する主な理由は「就職」「学業不振」「経済的理由」などです。

博士課程の主な中退理由

博士課程を中退する最大の理由は「就職」です。

大学院に進学したものの「研究が思ったように進まない」「自分より若い就活生が就職活動で内定を獲得していることへの焦り」などから、就職にシフトする方もいるようです。とくに「やることがないから、とりあえず進学しておこう」と大学院に進んだ人は、途中で研究に代わる興味を見つけ、就職へと気持ちが傾くこともあるでしょう。

引用:大学における授業料滞納・中途退学・休学の状況|文部科学省

大学院を辞めたい理由6選

大学院を辞めたいと考える主な理由は、以下の6つです。

  • なんとなく進学した
  • 理想と現実のギャップ
  • 金銭面の不安
  • 教授との関係が悪い
  • 研究に興味がなくなった
  • 就職した友人との違いに焦っている

以下で、詳しく解説します。

なんとなく進学した

「就職しやすそう」「学歴に箔がつく」など、なんとなく大学院に進学した場合、周りとの意識の差・無力さなどを感じて辞めたくなることもあります。

私は博士課程に進むときは何にも悩まずなんとなく進学したけど、入ってからは何度も辞めようか悩んだな…

引用元:Twitter・https://twitter.com/_littlewoods/status/1342827462070161410

また「研究したい分野がない」場合もやる気が出にくいため、大学院を辞めたいという気持ちが強くなってしまいます。

理想と現実のギャップ

「好きな分野の研究ができる」と喜んでいても、教授からの評価が低かったり、研究室に缶詰状態で過酷であるなど、思い描いていた生活とかけ離れている場合もあります。また、なかなか成果を出せない場合も辛くなってしまうでしょう。

■博士課程(卒)の理想

社会的地位(収入)が安定

好きな研究が出来る

研究費に悩まない

社会に役立てる

社会からリスペクトされる

論文生産が順調

ウザい上司がいない

雑用?なにそれ?

教務課/秘書さんが研究をサポート

好きなペースで生きていられる

ストレスフリー

■現実

真逆

引用元:Twitter・https://twitter.com/xxx_whitechapel/status/1341287312991260673

このように理想と現実とのギャップに悩み、博士課程を辞めたいと思う人もいます。

金銭面の不安

大学院は研究がメインになるので、学費も高額な学校が多いです。

文部科学省が発表した「2020年度学生納付金調査結果」によると以下のようになっていました。

大学院の学費

私立の大学院は大学・学部ごとに学費が異なるため、上記よりも高いところはたくさんあります。親に学費を負担してもらっている人もいますが、バイトして自分で学費を工面している場合は気を病んだり疲れてしまったりして中退を考えることもあるでしょう。

しかし大学院は大学とは違って家計基準は本人で、さらに返還免除もあります。この返還免除も全大学から上位30%の人ではなく、各大学から上位30%の人なので返還免除を受けられる可能性は高いです。

参考:2020年度学生納付金調査結果|文部科学省

教授との関係が悪い

大学院では教授の研究室に所属し、研究・論文作成を行います。そのため教授との相性が良くないと居心地が悪かったり、最悪の場合は研究を続けられないケースもあります。

仲悪いのはキツそう😇博士課程は悪い教授にあたったり人間関係で問題あったら本当終わりだなって感じます😔私は教授やラボに恵まれてたので本当にラッキーでした。

持ってても役に立たない学位だと、苦労してとる意味も全くないですよね😑

引用元:Twitter・https://twitter.com/seven_pokeGO/status/1524584426210041857

教授との関係が悪い場合、毎日同じ空間で指導を受けていると限界を感じてしまう人もいるでしょう。途中で担当教授を変えることも、人間関係を改善するのもなかなか難しいようです。

研究に興味がなくなった

入学当初は興味のあった研究分野でも、熱が冷めてしまうこともあります。また思ったように研究が進まず、苦痛に感じてしまって辞めたいと考える人も少なくありません。

ああ、20年と少し前、博士課程のとき、

研究うまくいかない→けしからん→説教→メンタル不調→研究うまくいかない→けしからん→説教→メンタル不調…

の無限ループを繰り返した挙げ句もう来なくて良いと出禁…。

健全な研究は健全なメンタルに宿る…。

引用元:Twitter・https://twitter.com/enodon/status/1429898206498869261

一度冷めてしまった研究熱を再燃させることは困難です。そして「研究はうまくいくもの」と思い込んでしまっていると、なかなか成果が上がらないと行き詰る恐れがあります。

挫折経験があまりない人の場合、自分のやることはうまくいくと思っている人が多いため、理想と現実とのギャップが受け入れられず、辞めたいと考えてしまうのです。

就職した友人との違いに焦っている

就職した友人との違いに焦っており、博士課程を辞めたいと考える人もいます。しかし、大学卒業後に就職する人が大半ですから、過度に悲観することはありません。

「他人は他人、自分は自分」と割り切り、周りと比べずに自分がやりたいことに集中しましょう。どうしても気になってしまう人は、SNSを見ない、自分からは友人に連絡を取らないなど、一時的に適度な距離をとって、焦りやストレスから自分を解放してあげましょう。

博士課程を中退すると就職に不利なの?

博士課程の中退を考えている方の中には、就職で不利になるのか気になるという方も多いでしょう。

ここでは、博士課程を中退した場合の就職への影響について解説します。

博士課程を中退しても就職に悪い影響はない

たとえ博士課程を卒業しても研究者・大学教授になるしか選択肢がないため、博士課程を中退しても就活に悪い影響はありません。むしろ民間企業への就職を検討している場合、早めに社会へ出た方が就活における市場価値は高い傾向にあります。

  • 大学院を中退した理由・経緯
  • 就活を始めたきっかけ

上記2点を分析し、面接の際にきちんと伝えられれば、きっと就活成功できるでしょう。

企業は若い人材を求めている

企業側は20代前半の若い人材&成長意欲がある人材を求めています。なぜなら就活生は実務経験がないため、ポテンシャルで採用するしかないからです。

ポテンシャル採用では以下のポイントが重要となります。

  • 年齢が若い
  • 社会人としての基礎スキルがある
  • 入社後に成長し、会社に貢献するという意欲がある

いくら博士号・修士号を取得しており、研究が凄かったり論文が書けたりしても、未経験業務の場合はゼロからのスタートです。そのため博士課程中退でも、ポテンシャル採用の側面が強いのです。

大学院生は学生生活が長い分の付加価値が必要です。とくに就職で有利になるような付加価値がつけられない場合、早めに就活した方がよいかもしれません。同じ未経験でポテンシャルが同じ場合、アラサーの博士号取得者よりも20代前半の方が採用される可能性が高い傾向にあります。

なぜなら博士卒よりも給料が安く、会社に貢献できる期間も長いからです。そのため企業側は20代前半の若い人材&成長意欲がある人材を求めているのです。

博士課程を中退するメリット・デメリット

ここからは博士課程を中退するメリット・デメリットをそれぞれ詳しく解説します。

博士課程を中退するメリット

博士課程を中退するメリットは以下の通りです。

  • 自由な時間ができる
  • お金を節約できる
  • 既卒・第二新卒として就職できる

以下で詳しく解説します。

自由な時間ができる

博士課程を中退した場合、自由な時間ができます。大学院は学部とは比べ物にならないほど忙しく、自由な時間があまりありません。

研究に対し、モチベーションがあるうちは「楽しい」と感じますが、研究で疲れてしまうと「長時間拘束される」といった意識に変わってしまいます。そのため中退して自分のしたいことが自由にできる時間を手に入れられることも大きなメリットといえるでしょう。

お金を節約できる

博士課程を中退することで、今後の学費として使う予定だったお金を節約することができます。博士課程を修了するとなると最低3年かかり、その分高い学費を支払う必要があります。

そのため「大学院ではやりたいことができない」と感じている場合、早めに見切りをつけて学費の出費を抑えることも1つの選択肢といえるでしょう。

既卒・第二新卒として就職できる

博士課程を中退した場合、学部は卒業しているので「既卒」となります。既卒は新卒と比較すると就活で不利になってしまいますが、企業によっては学部卒業後3年いないであれば「第二新卒」扱いとなります。

「大学院が合わない」「辞めたい」と悩んでいる場合、早めに中退して既卒・第二新卒で就職し、実務経験を早めに積むのもよいでしょう。

博士課程を中退するデメリット

逆に博士課程を中退するデメリットは以下の通りです。

  • 就職の選択肢が限定される
  • 大学院よりも給与が下がる
  • 社会人経験がない状態で就職する

以下で、詳しく解説していきます。

就職の選択肢が限定される

一般的に、たとえ大卒であっても「新卒枠」は使えません。そのため新卒枠であれば応募できた企業も、最初から応募できない可能性があります。

とくにこだわりがない場合は、既卒・第二新卒枠でいい企業を見つけるとよいでしょう。

大学院よりも給与が下がる

企業によって、大学院卒・大卒の給与水準が異なるケースもあります。大学院中退者の最終学歴は「大卒」になるので、就職先によっては給料が下がってしまうということを覚えておきましょう。

  • 大学院修士課程修了:238,900円
  • 大卒:210,200円

厚生労働省が発表した「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)」によると、大学院卒・大卒とでは初任給で約3万円の差となります。大学院で頑張って研究をしていた場合、中退しただけで給料が低くなることに「損した」と感じる人もいるでしょう。

引用:令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給|厚生労働省

社会人経験がない状態で就職する

博士課程を中退した場合、社会人経験がない状態で就職することになります。基本的に中退者は、中途採用枠で就活するため、ライバルは転職者になる可能性が高いです。

同年代で大学を卒業し、すぐ就職した人はすでにキャリアを積んでいる可能性があり、特別なスキルを身につけているかもしれません。そのため就活の選考で「経験が乏しい」という印象を受ける可能性もあります。

博士課程終了者は就職で不利になる!その理由とは

先ほど博士課程を中退しても就職に悪い影響は出ないと解説しましたが、博士課程修了者の場合は不利になってしまいます。

なぜなら博士課程まで進むと社会に出るのが遅くなってしまうからです。また専門性が深いと、柔軟性がないとみなされてしまう可能性もあるため、就職に不利になってしまうのです。

その他にも博士号取得者は就職に不利と言われる要因があるため、以下で詳しく解説します。

初任給が高い

博士課程修了者が就職で不利になる1つ目の理由は、初任給が高いことです。

一般的に最終学歴が高くなればなるほど給料も高くなるので、最も赤い教育機関を修了している「博士号」を取得している人の初任給は高い傾向にあります。しかし実務経験は未経験なので、コストが高くなってしまうとして採用を見送る企業が多いのが現状です。

そのため博士号取得者は就職で不利といわれているのです。

採用枠が狭い

博士課程修了者が就職で不利になる2つ目の理由は、採用枠が狭いことです。

1991年に国内の科学技術を発展させるため、国が大学院博士課程の定員を大幅に増加。研究職の採用人数がそもそも少ないのにもかかわらず、博士課程に在籍する学生数が増えたことから、大学院を卒業する多くの人が行き場を失うことになったのです。

また一般企業においても採用条件に「博士課程修了」を提示する求人は少なく、多くが「大学卒業」なので、博士課程修了者は採用されにくいのです。

博士課程まで進むと社会に出るのが遅くなる

博士課程修了者が就職に不利になる3つ目の理由は、社会に出るのが遅くなることです。

文部科学省の調査によると、正社員就職率は博士課程卒業者より修士課程卒業者の方が高いという結果となりました。

  • 修士課程卒業者:75.8%
  • 博士課程卒業者:53.6%

また博士課程の場合は非正規雇用が14.1%、就職も進学もしていない人が19.0%と高い割合を占めていることから、博士課程を卒業しても就職で有利になりにくいことがわかります。

博士号を取得するためには修士号を取得する必要があるため、最短で学部卒業から5年かかります。ストレートで大学入学から博士号を取得したとしても27歳。浪人や留年があれば30歳を超えるケースもあるでしょう。

通常、社会人5年目は企業内でも大きな仕事を任せられる場合や、後輩のマネジメントを担当する場合もある時期です。また業界知識・専門スキルも身についている頃でしょう。

ただ博士課程修了者は初任給が高い割に、仕事の実務経験や実績がなく、通常の新卒と変わらないため、企業側は博士課程修了者の採用を見送る傾向にあるのです。

参考:平成30年度学校基本調査|文部科学省

「専門性の深さ=柔軟性がない」と捉えられやすい

博士課程修了者が就職で不利になる理由の4つ目は、柔軟性がないと捉えられてしまうことです。

大学院で行ってきた研究の分野と企業の業務内容が合致している場合は問題なく、企業側が求める人材とマッチしているため、即戦力として採用される可能性は十分に考えられます。

しかし研究で培った専門性を活かせない場合、企業側から「本当に仕事できるのか不安」と懸念されてしまいます。

例えば生物系の研究をしていた人が営業職への就職を希望している場合、専攻分野と業務内容がかけ離れているため、柔軟に対応できることをアピールする必要があります。

入社後、ミスマッチを起こして短期離職されてしまうと、採用コストが無駄になります。そのため適正がなさそうだと判断された場合、たとえ高学歴であっても内定獲得できない可能性もあるでしょう。

博士課程を中退する前にやるべきこと

博士課程を中退する前にやるべきことは以下の通りです。

  • 中退したい理由を明確にする
  • 友人や家族に相談する
  • 研究室・研究テーマを変える
  • 休学する

後悔しないためにも、しっかりチェックしてください。

中退したい理由を明確にする

博士課程を中退する前に、中退したい理由を明確にしておきましょう。

就活ではなぜ中退したのかを必ず聞かれますので、その時に面接官が納得するような説明をしなければ内定獲得は困難でしょう。

面接官が中退した理由を聞く理由は「この人はイヤなことがあったら逃げる人なのか」を見極めるためです。

もし中退理由が以下のような場合、面接官に悪い印象を与えてしまうため内定獲得は難しくなるでしょう。

  • 研究が面倒になった
  • 教授と相性が合わなかった など

上記理由の場合は「仕事も投げ出すかもしれない」「上司と反りが合わなくてすぐ辞めてしまうかもしれない」など、面接官が不安になります。

そのため中退理由は前向きなものになるように考えましょう。

例えば研究が面倒になった場合は「大学院に通う仲で自分が興味あるものは別の分野だと気づいた」「〇〇分野の仕事に携わりたいと考えるようになった」などです。

ネガティブに捉えられてしまう中退理由をポジティブな内容に変換し、面接官に与える印象を悪いものから良いものに変えてください。

友人や家族に相談する

博士課程を中退する前に、友人や家族に相談するのもよいでしょう。

相談することで気持ちが軽くなり、人によってはアドバイスをくれる可能性もあります。もし相談した友人も中退を考えている場合、自分の現状を見つめ直すいい機会にもなります。

また家族に中退したい旨を伝えることも大事で、とくに親が学費などを負担している場合は以下のようなことも含んで話し合う必要もあるでしょう。

  • 今まで払ってもらっていた分をどうするのか
  • 中退した後は何をするのか、どうしたいのか など

博士課程を中退したいことをなかなか親に話せない人や、すぐに了承が得られた人もいれば、説得に時間がかかった人もいます。「中退する」ということは、自分自身だけの問題ではないため、自分1人の考えだけで勝手に中退することはできません。

まずは親をはじめ、友人にも悩みを相談してから、本当に中退するべきなのかをしっかり考えてください。

研究室・研究テーマを変える

博士課程を中退するデメリットでも紹介したように、中退を選ぶとさまざまなリスクが伴います。そのためよほどのことがない限り、中退はしない方がいいでしょう。

もし研究室・研究テーマを変えることで解決する問題なら、大学院の中で研究するテーマを変えてみるのも1つの手です。

今の研究分野に興味を持てない、合わないと感じた場合は教授に研究テーマの変更ができるのか、相談してみてください。研究テーマを変更できれば、これまでなくなっていた・落ちていたモチベーションを取り戻せるかもしれません。

同じ院で興味のある研究テーマに変更できれば、中退する必要はなくなります。

休学する

中退ではなく休学をし、その期間に今後についてじっくり考えるという方法もあります。

文部科学省が発表した調査によると、博士課程の休学率4.13%、博士課程の休学率10.37%となっています。つまりすぐに中退の手続きを行うのではなく、まずは休学している人が一定数いるということです。

休学している間にインターンシップに参加する・派遣社員として企業に就職するなど、実務経験を積む中で、大学院で研究したいことが明確化することもあります。

大学院を休学してインターンシップに参加することは珍しくはありません。休学の期間で本当にやってみたい仕事、興味のある仕事を経験してみるのもよいでしょう。

引用:第4章 大学における授業料滞納・中途退学・休学の状況|文部科学省

博士課程中退者が就職を成功させるコツ

博士課程中退者が就職を成功させるコツは以下の5つです。

  • 既卒枠で応募する
  • 中退理由は前向きな内容を伝える
  • 未経験者歓迎の求人に絞って応募する
  • 口コミサイトを利用して企業研究をする
  • エージェントを利用する

以下で詳しく解説します。

既卒枠で応募する

博士課程中退者が就職を成功させるためには、既卒枠で応募するとよいでしょう。なぜなら博士課程中退者が新卒枠で就活すると不利になりやすいからです。

博士課程中退者であっても新卒採用枠で応募でき、厚生労働省は新卒採用にあたって少なくとも卒業後3年間は応募できるようにすることを定めています。

しかし新卒枠での就活の場合、来年大学院・大学を卒業予定の方がライバルとなります。新卒枠に応募できるといっても、実際に新卒採用している企業が求めているのは本物の新卒です。

「既卒+中退者」というだけで書類選考で弾かれたり、一次面接で落とされたりする可能性もあります。新卒者と競うことは分が悪いため、中途採用で応募した方が無難でしょう。

中退理由は前向きな内容を伝える

博士課程中退者が就職を成功させるためには、前向きな中退理由&他責にしないことが大切です。なぜなら中途理由が他責の場合「もし採用しても不満を持ってすぐに辞めてしまうのでは?」と、採用担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があるからです。

他責にしていると、仕事を投げ出すイメージを持たれてしまうため、本当の理由がネガティブなものであってもポジティブなものに変換して伝えましょう。

未経験者歓迎の求人に絞って応募する

博士課程中退者が就職を成功させるためには、未経験者歓迎の求人に絞って応募する方法もあります。なぜなら通常の求人では職種経験者がライバルになってしまうからです。

中途採用の目的は、以下のような理由で即戦力を確保するためです。

  • 新規プロジェクトのための増員
  • 退職者がでたポジションの人員補充 など

そのため職務経験者が選ばれることは当たり前のことで、博士課程中退者は実務未経験という人ばかりなので落とされる可能性が高いでしょう。

そこでおすすめなのが「未経験者歓迎の求人」です。未経験者を受け入れている企業は、人手不足な可能性が高く、人材に長期定着してもらうために教育体制が整っている傾向。育成前提で採用するため、いきなり無理難題を押し付けられることはありません。

口コミサイトを利用して企業研究をする

博士課程中退者が就職を成功させるためには、口コミサイトを利用して企業研究することも大切です。なぜなら求人票には仕事の内容ややりがいなど、表面上の情報しか記載されていないからです。

求人票の情報・採用担当者の印象だけでは、応募先の良い面しか見えません。しっかり企業研究を行った上で入社する企業を選ばないと、入社後にギャップを感じ、転職を繰り返してしまう恐れがあります。

もし念入りに企業研究をしたいと考えているのなら、口コミサイトがおすすめです。口コミサイトなら現職の社員・退職した社員が口コミを投稿しているため、以下のようなリアルな実態を知ることができます。

  • 福利厚生
  • オフィス環境
  • 企業文化
  • 組織体制
  • 成長や働きがい
  • 事業展望・強み・弱み
  • 働き方(勤務時間・休日休暇など)
  • 女性の働きやすさ
  • 入社前とのギャップ
  • 年収・給与

企業分野・組織体制など、入社してみないとわからないことも本音で書かれているため、ミスマッチを防ぐことができます。

口コミサイトは回答人数が多いほど、書き込みに信憑性があり、重複している書き込みは企業の実態を現している傾向です。そのためあまり評価がよくない企業の場合、応募は避けた方が無難といえます。

エージェントを利用する

博士課程中退者が就職を成功させるためには、エージェントの利用がおすすめです。

なぜなら就活のプロであるアドバイザーが就活に関するあらゆるサポートをしてくれるからです。

  • カウンセリング(無料)
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 推薦状の記入
  • 内定後の収入交渉
  • 面接日の日程調整 など

カウンセリングの情報をもとにあなたにマッチする求人を紹介してくれるため、自分の適正に合った職に就けます。また初歩的な質問・相談もしやすく、初めて就活する人も安心です。

博士課程中退者の場合、印象が悪くならないような中退理由の伝え方を一緒に考えてくれるため、自分1人で就活するよりも成功率がグッと高まります。

博士課程中退者が就職するなら就職カレッジ®の利用がおすすめ

先ほど博士課程中退者が就職を成功させるためにはエージェントの利用がおすすめだと伝えましたが、とくにおすすめなのが「就職カレッジ®中退者コース」です。

なぜなら以下のような就職カレッジ®ならではの特徴、強みがあるからです。

  • 未経験の正社員就職に特化
  • 徹底したサポートにより就職成功率が非常に高い
  • アフターフォローも充実している

以下で詳しく解説します。

未経験の正社員就職に特化

就職カレッジ®中退者コースは未経験者の正社員就職に特化している就職エージェントです。そのため社会人経験がない方や、少ない方が安心して長く働ける会社を中心に紹介してくれます。

また就職カレッジ®は20代の就職成功ノウハウと数多くの実績を持っているため、たとえ博士課程中退者でもスムーズな就活が可能です。

徹底したサポートにより就職成功率が非常に高い

就職カレッジ®を利用した就職成功率は80%を超えています。一般的なフリーター・既卒の就職成功率は約34.4%なので、約2倍も就職しやすいということになります。

ここまで就職成功率が高いのは就職カレッジ®に在籍しているアドバイザーのおかげもありますが、無料で受講できる「就職支援講座」も要因の1つです。就職支援講座ではビジネスマナーから履歴書・面接対策まで学べるため、初めての就活でも安心して行えます。

アフターフォローも充実している

就職カレッジ®では、就職してからも安心して社会人生活を過ごすことをゴールに就職支援を行ってくれます。そのため就職した後も専任アドバイザーに無料で相談することが可能です。

このような充実したアフターフォローを受けられることもあり、就職から3ヶ月間の定着率は驚異の90%以上となっています。就職カレッジ®を利用した就職は、早期離職するリスクも減らせるため、キャリアを無駄に傷つけることはないでしょう。

まとめ

博士課程を中退したからといって就職で不利になることはなく、むしろ博士課程終了者よりも有利に就職を進められる可能性が高いです。企業側が求めているのは若い人材・即戦力となる人材などのため、実務経験がない可能性のある博士課程修了者は内定獲得が難しい傾向です。

中退を考えている場合は、まだ若いうちの早めに就活することがおすすめです。

また、自分ひとりで就活することに不安がある場合は、私たちジェイックの「就職カレッジ®」の利用を検討してみてください。「就職カレッジ®」は未経験者の就職サポートに特化しており、無料の就職支援講座やアフターフォローが充実していることから高い就職成功率と就職後の定着率を誇っています。専任アドバイザーによるサポートが受けられるため、スムーズな就職活動が可能です。この機会に「就職カレッジ®」を利用して、あなたの就職活動を成功させてください。

就職カレッジのココがすごい!


こんな人におすすめ!

  • 自分に合った仕事や場所を見つけたい
  • ワークライフバランスを重視したい
  • 会社に属する安定ではなく、能力/スキルの獲得による安定を手にしたい

【共通】CTAボタン

ABOUT US
小久保 友寛シニアマネージャー
株式会社ジェイックシニアマネージャー/中退者専門就職支援サービス「セカンドカレッジ®」事業責任者/「日本の中退を変える!」をモットーに、中退経験者のキャリア支援を続けています/中退経験をバネに、一緒に就活頑張りましょう!!