

※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)
「施工管理ってどんな仕事をするの?」「必要な資格やスキルはあるの?」などの疑問を抱えている方もいるかもしれません。
この記事では、施工管理とはなにか、仕事内容や資格、必要なスキルなどをわかりやすく解説します。さらに、施工管理に向いてる人・向いてない人の特徴も紹介しますので、あてはまるかチェックしてみてください。
この記事の目次
施工管理とは

「施工管理」とは、建設現場で工事全体を取りまとめて管理する役割を担っている仕事です。資格がなくてもできる仕事ではありますが、現場で経験を積みながら「施工管理技士」の資格取得を目指すのが一般的です。
それでは、気になる施工管理の平均年収や男女比について見ていきましょう。
施工管理の平均年収
施工管理として働く人の平均年収は約469万円です。日本の平均年収は「令和2年分 民間給与実態統計調査統計」によると約430万円となっていることから施工管理の平均年収はやや高めとなっています。
月給で換算すると約39万円で初任給は約21万円が相場のようで、派遣社員では平均時給1,596円、アルバイトパートでは平均時給998円となっています。
正社員の給料分布を見てみると440〜508万円が最も多いです。全体の給与幅としては302〜853万円となっていることから、経験・求められるスキルによって給与が大きく変わるのではないかと予想できます。
引用:求人ボックス給与ナビ
施工管理の男女比
平成27年に国土交通省が発表した「建設業における女性活躍促進に関する取組実態調査」によると、建設業就業者全体の女性比率は下記画像の通りです。

出典:建設業における女性活躍促進に関する取組実態調査|国土交通省
平成27年時点では、建設業における管理職の女性比率は2.5%とかなり低い数値でした。
しかし、令和3年に帝国データバンクが発表した「女性登用に対する企業の意識調査」によると、建設業における女性管理職の割合は6.1%となっています。
このことから、施工管理の仕事にも女性が活躍できる場が徐々に増えてきているといえます。
引用:株式会社帝国データバンク 女性登用に対する企業の意識調査
施工管理の仕事内容
施工管理の仕事内容を、より具体的に紹介します。
主な仕事内容4選
施工管理の主な仕事内容は以下の4つです。
- 工程管理
- 原価管理
- 品質管理
- 安全管理
それぞれの仕事内容について以下で詳しく説明します。
工程管理
施工管理の仕事では工程を適切に管理する必要があります。工程とは「作業の進み方・作業員の人員・必要な重機の手配」などのことで、これらを管理することが施工管理の主な仕事内容の一つです。
工程管理がうまくいかないと工期の遅れにつながるため、工程表通りに作業が進んでいるかを確認把握する必要があります。
原価管理
施工管理の仕事では、予算内の費用で工事を終えるための原価管理を行います。予算と進捗状況によって発生する経費を管理することで、予算との差異があるかも確認。
万が一、差異が生じた場合には、状況を分析して計画工程の改善を行い、適正な利益を確保することも施工管理の重要な仕事の一つです。
品質管理
施工管理の仕事における品質管理とは建設で使用する材用の寸法品質が、設計図書仕様書にある企画を満たしているか管理記録することです。
品質評価の対象項目を試験して長期的に高品質を確保するための管理や、完成した建物の強度密度が規定を満たしているかの管理も行います。
安全管理
作業員が安全に仕事を進められるように現場を整備することも施工管理の仕事です。手すりの設置消火設備の設置使用機材の安全点検など、作業員の安全を守るために必要な設備環境を整えます。
また、危険場所への看板設置やヒヤリハットの周知徹底など、事故防止に役立つ環境作りも施工管理の仕事です。
【工事種類別】具体的な仕事内容
施工管理と一口に言っても建築土木電気など、工事の種類によって仕事内容は異なります。そこで、ここでは工事種類別に具体的な仕事内容を紹介します。
建築工事
建築の工事内容は、木造住宅のリフォーム工事店舗の改修工事などです。
そこでは、リフォーム工事を行う際の資材発注、作業員の手配、工事予算の管理、お客様との打ち合わせ、現場の安全管理、品質管理などが施工管理の仕事になります。
土木工事
土木の工事内容は、道路舗装、一般道路の建設、下水道工事などです。
そこでは、道路工事、公共工事、一般土木工事の現場監督業務、工事の進捗管理、材料の手配などが施工管理の仕事になります。
電気工事
電気の工事内容は、一般住宅やマンション、アパートの屋内配線設備工事公共工事に伴う電気設備工事などです。
そこでは、お客様との打ち合わせ設計図や施工図の作成施工に使用する資材や作業員の手配コスト管理などが施工管理の仕事になります。
施工管理と現場監督の違いとは
施工管理と現場監督では、仕事内容と資格の有無に違いがあります。
現場監督は、その名前の通り現場の作業員へ指示を出して工事の進捗状況を管理します。一方、施工管理では予算の管理安全対策書類作成地方自治体への手続きなど、工事現場に関わる全てのものを管理します。
また、施工管理には「施工管理技士」という国家資格がありますが、現場監督には関連の資格がありません。
なお、実際の現場ではそれぞれの仕事を明確に分けていない場合が多いため、求人に応募する際は仕事内容をしっかり確認しておきましょう。
施工管理のやりがいとは
さまざまな管理を行う施工管理の仕事には、どのようなやりがいがあるのでしょうか。
ここで詳しく解説します。
形が残る
施工管理は自分が手掛けた仕事で、完成品はその後長期に渡り形に残ります。
建設工事は地図に残る仕事とも呼ばれていることからも分かるように、時間が経過しても作品が残っています。構造物は社会を支えるとともに、人々の生活を快適かつ便利なものにしてくれます。
ときには社会生活を根底から覆すような構造物に関わることもあるでしょう。個人住宅などでは長年の夢を実現するお手伝いができるなど、大きなやりがいがあるのが施工管理の魅力です。
需要が高い
建設工事は需要が高いため、施工管理として活動できる時間が長いのが魅力です。
多少の波はあるものの解体工事老朽化に伴う建て替えなど、一定の需要があり、専門性の高い構造物を手掛けると仕事が途切れる心配がないというメリットもあります。また、全国をまわる地域限定といった働き方を選べるため、自分のやりたい仕事を選んで取り組めます。
職人と信頼関係を築ける
施工管理の仕事では職人作業員と信頼関係を築けるとともに、自分の成長にも繋がります。
仕様書と現場の声に配慮して作業を進めるためには職人が持っている専門知識の活用が重要なので、信頼関係を築くことができれば、知識だけでは対応できない重要な部分を担当してもらうことができます。
成長を評価される
施工管理では成長がきちんと評価されるため、仕事の成果によって受け取る報酬が変わってきます。
資格を取得保有すると報酬が上がり、実際に手掛けた仕事は評価対象となるのに加え、スキルも身につきます。施工管理の内容も評価され、高い品質無事故で安全な工事など、評価される項目が分かりやすいのも特徴です。
女性も活躍できる
近年、施工管理関連の資格取得社において、女性の割合が増えています。
令和元年度の建築施工管理技術検定実地試験1級では488人(6.6%)、管工事施工管理技術検定実地試験2級では597人(9.7%)と、女性合格者数が平成15年以降で最多となりました。

出典:令和元年度建築施工管理技術検定「実地試験」(1級2級)合格者の発表|国土交通省
女性が活躍しやすい環境が整いつつありますが、今後はますますその傾向が強まっていくことでしょう。
未経験でも施工管理になれる?必要なスキルや能力を紹介
未経験でも施工管理者になれるのか気になるという方もいるでしょう。
結論からいうと、施工管理の仕事は未経験でも就くことが可能です。なぜなら、慢性的な人手不足や高齢化による若手層の採用強化などの背景があるからです。
では、施工管理の仕事に就くためには、どのようなスキル能力が必要なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
必須資格はないが専門的な知識
施工管理者になるために必須となる資格はありませんが、幅広い領域の専門スキルが必要です。
工事現場では職人専門業者など、多くの専門家たちと関わります。各分野の専門家とコミュニケーションを取り、作業をスムーズに進めるためには、対等に話し合えるほどの専門スキルが必要になるため、専門的な知識を身につけておく必要があります。
広い視野を持つ
工事では、さまざまな領域が関わり合いながら作業を行うため、縦横の繋がりや影響力を考慮しなければなりません。
しかし、適切な判断ができずに作業の遂行に悪影響を及ぼす可能性も考えられます。そのため、目の前のことだけにとらわれず、工事全体をきちんと見れるスキルが求められます。
スケジュール管理スキル
施工管理の仕事は、納期までに工事を完成させなければなりません。そのため、無理なく実現できるスケジュールを作成し、そのスケジュール通りに作業を完了させる管理能力が必要です。
また、不測の事態が起きた場合、どのようにリカバリーを図るのかをシミュレーションしておく必要もあります。
高いコミュニケーションスキル
施工管理の仕事は役割が広いため、クライアント、職人、事務など、幅広い方と関わる機会が多いです。そのため、どのような立場の方ともスムーズにやりとりし、信頼関係を築けるほどの高いコミュニケーションスキルが必要です。
それぞれの立場に寄り添いながら自らの目的を達成する必要があるので、繊細なコミュニケーションも求められます。
未経験から施工管理になるためには努力が必要
必須資格がないため、未経験からでもなることは可能ですが、施工管理として活躍できるかどうかは努力次第です。
現場で経験を積んで施工管理の仕事を理解することが大切。一つずつ着実に経験を積み上げることを怠らなければ、信頼される施工管理者として将来的に活躍できるはずです。
施工管理はつらい?なぜ「やめとけ」と言われるのか理由を紹介
施工管理の仕事は、現場をまとめることや工期のプレッシャーなどの大変さがあるため、「つらい、やめとけ」と言われることも多いです。
ここでは、施工管理の仕事に対して「つらい、やめとけ」と言われる理由をより詳しく解説します。
残業や休日出勤が多いから
施工管理の仕事は工期を必ず守るため、工事が遅れた分の穴埋めをしなければならず、どうしても残業休日出勤が多くなってしまいます。また、施工管理の仕事には現場の管理だけではなく、経費の計算図面の作成といった事務作業も含まれるため、現場の職人作業員が退勤した後に作業を進めることもあります。
そのため、定時で帰りたい人からすると辛さを感じるかもしれません。
現場をまとめることが大変だから
施工管理の仕事は職人作業員に対して的確に指示を出し、動いてもらう必要があります。
しかし、人が関わる工事でみんなを一つにまとめることは至難の業です。職人・作業員が年上だったり自分より経験豊富だったりすると、素直に指示を聞いてくれないこともあるかもしれません。
現場をまとめることも仕事の一つですが、難しく感じる方も多くいるようです。
工期のプレッシャーがあるから
施工管理の仕事において工期を守ることが重要視されるため、間に合うかどうかのプレッシャーで追い詰められてしまう人もいるようです。
工事にトラブルは付き物なので、スケジュール通りに進められないケースも出てきて、工期に間に合わないかもしれないなどの辛さを感じる方もいます。
施工管理が向いている人の特徴
大きなやりがいがある施工管理の仕事ですが、「誰にでもできる仕事なのか」と聞かれるとそういうわけではありません。
ここでは、施工管理が向いている人の特徴を紹介します。
統率力がある
施工管理は工事全体を管理する仕事なので、統率力が必要不可欠です。
さまざまな年代立場職種の人たちが協力して作業を進めるため、リーダーシップをとってみんなを引っ張っていく必要があります。そのため、個人で動くことが好きな方や人に指示を出すのが苦手な方には不向きです。
ただし、適切に工事を統率するためにはある程度の経験が必要なので、経験が浅いうちは無理にリーダーシップをとろうとせず、教えてもらうという謙虚な姿勢で望むと良いでしょう。
人と関わるのが好き
施工管理の仕事は多くの方と密接に関わるため、コミュニケーションをとるのが好きな人におすすめです。
人と関わるのが苦手な方が施工管理者になると、職場の職人・作業員と意思疎通がうまく取れずに、ミストラブルにつながる恐れがあります。全員と仲良くする必要がありませんが、「人と関わるのが好き」という人の方が作業がスムーズに進む可能性が高いです。
トラブルを回避できるスキルがある
施工管理にトラブルは付き物なので、それをうまく回避できるスキルがある人に向いています。ここでいうトラブルを回避できるスキルとは、起こり得る問題を事前に察知して予防策を導き出す能力のことを指します。
例えば、商品の発注ミスや働く人の怪我・病気に繋がる事故などです。施工管理の仕事には安全管理も含まれているため、事故防止について細心の注意を払う必要があります。
施工管理の仕事では「事故が起きるかもしれない」と気付いて「こうしたら事故防止になる」と、即座に考えられるスキルが求められます。
施工管理が向いていない人の特徴
ここからは、逆に施工管理が向いていない人の特徴を紹介します。
体力がない
施工管理は複数の工事現場で、進捗確認、職人との打ち合わせ、事務所に戻ってからのデスクワークなど幅広い作業を行います。勤務時間は早朝から夜遅くまでになったり、さらに休日出勤することも多いため、毎日の仕事で体力をかなり使います。
そのため、体力がない人は施工管理の仕事を続けられずに辞めてしまうケースもあるようです。
説明する能力がない
職人は説明を受けた仕事を要望通りに行うため、完成に至るまでの詳しい説明が重要です。そのため、説明があまりに下手な場合、作業ミス・工程の遅れといったトラブルのきっかけにもなりかねません。
マルチタスクができない
施工管理はさまざまな管理業務を同時に行うので、マルチタスクができないと難しいです。
建設現場では予想外の事態が発生することもあるため、1つの作業に集中するのではなく、いくつかの作業を同時に考えなければなりません。また、作業が重なったときの優先順位が付けられないとトラブルが拡大する可能性もあります。
施工管理でキャリアアップしたい人におすすめな資格
施工管理でキャリアアップしたい方におすすめの資格を紹介します。
各資格の内容やおすすめの理由、平均年収なども紹介しますので、キャリアアップを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
建築施工管理技士
建築施工管理技士とは、戸建住宅から公共施設までのさまざまな建物を新築改修する建築工事における施工管理の技術を証明する資格です。一般的な施工管理の仕事に加えて建築工事の施工計画施工図の作成も行います。
建築施工管理技士の資格には1級と2級がありますが、それぞれ以下のような違いがあります。

そんな建築施工管理技士の平均年収は約600万円前後といわれています。
引用:建設設備求人データベース
建築現場では工程通りに作業が進まないことが多いため、問題に対して柔軟に対応できる応用力のある人におすすめです。
建設機械施工技士
建設機械施工技士とは、建設機械を使用する建設現場において施工管理する技術を証明する資格です。建設機械の運転手からキャリアアップできるため、他の資格よりも取得難易度が低いというメリットがあります。
建設機械施工技士の資格には1級と2級がありますが、それぞれ以下のような違いがあります。

そんな建設機械施工技士の平均年収は約620万円です。
このような結果から、ブルドーザーなどの大きな機械が好きで最新技術を楽しく学べる方や、たくさんの人と協力して物事に取り組める方などが建設機械施工技士に向いています。
土木施工管理技士
土木施工管理技士とは、橋、道路、トンネル、ダムなどの土木工事において建設現場の施工管理技術を証明する資格です。通常の管理業務に加え、用地の確保役所の手続き周辺住民への説明など、仕事内容が幅広いのが土木施工管理技士の特徴です。
土木施工管理技士の資格には1級と2級がありますが、それぞれ以下のような違いがあります。

そんな土木施工管理技士の平均年収は約568万円です。
作業員や施工業者をしっかり監視し、その時々において必要な指示を的確に出す必要があるため、人をうまくまとめるのが得意な人におすすめです。
造園施工管理技士
造園施工管理技士とは、庭園、公園、緑地などに整地樹木の植栽景石のすえ付けを施して築造や維持管理をする工事における施工管理の技術を証明する資格です。専門性が高い分野ではありますが、公園道路の緑化など、社会に対する貢献度が高いです。
造園施工管理技士の資格には1級と2級がありますが、それぞれ以下のような違いがあります。

造園施工管理技士の平均年収は約400〜500万円前後だといわれています。
引用:求人ボックス 給料ナビ
実務経験がないと資格取得できませんが、植物自然が好きな方にはやりがいを感じられるでしょう。
管工事施工管理技士
管工事施工管理技士とは、空調設備・ガス・配管・ダクト工事・上下水道設備といった管工事における施工管理の技術を証明する資格です。生活を支える基盤となる水道ガスに関わる資格なので需要が高く、景気に左右されにくいというメリットがあります。
管工事施工管理技士の資格には1級と2級がありますが、それぞれ以下のような違いがあります。

そんな管工事施工管理技士の平均年収は約511万円です。
引用:求人ボックス 給料ナビ
建築現場での仕事は体力が必要なので、心身ともに健康で体力があり、かつタフな人に向いています。
電気工事施工管理技士
電気工事施工管理技士とは、変電設備・送電設備・証明配線などの電気設備の工事で施工管理技士を行う資格です。ほとんどの建物に必要な電気工事のスペシャリストを証明するものなので需要は高いですが、専門的なより深い知識が必要となります。
電気工事施工管理技士の資格には1級と2級がありますが、それぞれ以下のような違いがあります。

そんな電気工事施工管理技士の平均年収は約509万円です。
平均年収が高いので高収入を目指している方やキャリアアップしたい方におすすめです。
引用:求人ボックス 給料ナビ
電気通信工事施工管理技士
電気通信工事施工管理技士とは、電気工事の中で電気通信、データ通信の設備に関する電気通信工事における施工管理の技術を証明する資格です。2019年に新設されたばかりの資格ということもあり、有資格者は他の資格と比べて少ないです。
電気通信施工管理技士の資格には1級と2級がありますが、それぞれ以下のような違いがあります。

そんな電気通信施工管理技士の平均年収は新設されたばかりの資格ということもあり、公的なデータが少ないようです。しかし、電気通信技術者の平均年収は約560万円なので、それよりも平均年収は上回るのではないかと予想されます。
電気電気通信に興味や関心がある方や、コツコツと学び覚えられる方におすすめです。また、電気通信工事の現場では感電などの危険を伴うため、丁寧几帳面慎重に行動できる方も向いています。
今後どうなる?施工管理の将来性
建設業界は人口減少少子高齢化によって担い手が不足しており、特に施工管理者の人手不足が深刻化しています。そのため、労働生産性の向上に向けた働き方改革の推進は、緊急度の高い課題となっており、以下2つの対策が必要です。
- 建設労働者の給与確保
- 週休2日の実現
そこで国土交通省は平成28年に建設現場の生産性向上を図る「i-Construction(アイコンストラクション)」を発表しました。このi-Constructionとは、建設現場にICT(情報通信技術)を活用しようとする取組のことです。簡単に説明すると、コンピューターネットワークなどの最新技術を建設現場に広めていこうとしている施策です。
ICTによって建設現場から得られるビッグデータを効果的に活用して業務の効率化や生産性向上を図ることで「建設労働者の給与確保/週休2日の実現」の解決を図ります。
今後、施工管理者に対しても「建設労働者の給与確保/週休2日の実現」の充足が図られるため、安心して働くことができる環境が整ってくるといえます。
施工管理に就職転職したいなら「就職カレッジ®」がおすすめ
先ほども述べたように、施工管理の将来性は明るく、安定性の高い仕事を求めている方におすすめです。
もし施工管理に就職転職を考えている場合、弊社ジェイックの「就職カレッジ®」を利用することで、成功率をグッと高めることができます。
では、なぜ就職・転職の成功率を高めることができるのか、その他のおすすめポイントと合わせて紹介します。
未経験でも正社員を目指せる
就職カレッジ®は、フリーター/大学中退/第二新卒など、正社員経験がない人の就職支援に特化しているサービスです。そのため、学歴や正社員経験を気にすることなく就職先が探せます。
さらに、就職カレッジ®のみの非公開求人が豊富というメリットもあります。扱う求人は「未経験者歓迎」「学歴などは重要視しない」といった企業も多いので、フリーターや第二新卒などでも就職・転職ができます。
施工管理は必須資格がなく、未経験でも就くことができます。就職カレッジ®を利用して、施工管理者を目指してみてはいかがでしょうか。
就職講座があるから就職成功率が高まる
就職カレッジ®には、就職成功率が高まる「就職支援講座」があり、下記のような内容を学べます。
- 自己分析
- 企業研究
- 履歴書の書き方
- 面接の個別対策
- ビジネスマナー など
就職カレッジ®の就職支援講座は短期集中型で充実しており、参加者の就職成功率が80%を超えるほどの高い数値を誇っています。
一般的なフリーター既卒の就職成功率は30〜40%ほどなので、約2倍の成功率を誇っていることから就職転職しやすいのがわかるでしょう。
就職後も手厚いサポートが受けられる
就職カレッジ®では、就職するまでがゴールではなく、就職してから安心して社会人生活を過ごせるようになるまでがゴールとなっています。そのため、就職後も手厚いサポートが受けられます。
就職支援を担当してくれたキャリアアドバイザーが就職後のサポートもしてくれるため、就職後に不安なことや職場に関する悩みなどがあれば気軽に相談できます。その結果、就職カレッジ®を利用して就職した場合、その会社に90%を超える方が定着しています。
正社員経験がない方で不安を抱えている方もいるかもしれませんが、就職カレッジ®では安心して就職転職できるはずです。
まとめ
施工管理の仕事内容や資格、必要なスキルなどについて解説しました。施工管理の仕事は、職人や作業員といった多くの人たちを取りまとめ、計画に沿って工事を進める役割を担っています。
こだわりを持った職人クライアントなど、多くの人たちと関わりながら全体を管理しなければならず、工期のプレッシャーなどもあるため大変さを感じることも多いでしょう。しかし、建物設備が完成したときには、他にはないような大きな達成感を味わえることでしょう。就職カレッジ®でも施工管理の求人を扱っていますので、興味がある方は参加をおすすめします。まずは、以下からお気軽にご登録ください。

こんな人におすすめ!
- 自分に合った仕事や場所を見つけたい
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