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障害者の方に向いている仕事を5つ紹介【働きやすい勤務形態も】

障害者の方に向いている仕事を5つ紹介【働きやすい勤務形態も】

障害者が働きやすい仕事って何があるんだろう」と考えている方もいるでしょう。この記事では、障害を持っている方に向いている仕事を5つ紹介するとともに、働きやすい勤務形態についてもお伝えします。仕事探しの参考として、ぜひ最後まで目を通してみてください。

障害者の方に向いている仕事

障害者の方に向いている仕事

障害者の方に向いている仕事を5つ紹介します。なお、身体障害、精神障害をはじめ、障害によって特性は異なるため、「この仕事はおすすめ」と明確に言うことはできません。あくまで「比較的活躍しやすい」といった視点で紹介しますので、これから仕事を探そうと考えている方は、ひとつの参考にしてみてください。

  • 事務職
  • システムエンジニア
  • 工場内作業
  • 障害者採用担当
  • テスター

それぞれについて、ご紹介します。

事務職

障害のある方のなかには、事務職として働いている方が少なくありません。たとえば、パソコンを使ったデータ入力や受発注業務などの業務を任される傾向にあります。営業職のようにコミュニケーションが頻繁に発生する仕事ではなく、黙々と作業を続ける時間が長いため、精神障害がある方にも向いている仕事といえるでしょう。

なお事務職を募集する会社の多くは、障害者に配慮したオフィス環境を整備しています。こうした会社では、デスク周りを広く取ってくれたり業務内容を調整してくれたりと、さまざまな面で配慮を受けられるため、安心して働くことができるでしょう。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、お客様(クライアント)の要望を聞き、ITシステムの設計などを決めていく仕事です。パソコンを前にして座って作業する時間が長いため、身体的な負担をなるべく少なくして働きたい方におすすめの仕事といえるでしょう。

場合によっては「データ解析」などを任せられることもありますが、こうした仕事であっても、障害のある社員に配慮した業務設計をおこなっている会社がほとんどです。たとえば視覚障害者をシステムエンジニアとして採用する会社の多くは、テキストデータを点字化するディスプレイを支給するなどの配慮をおこなっています。

工場内作業

厚生労働省発表の「平成30年度障害者雇用実態調査結果」を見ても、障害者の約5人に1人が製造業に就いていることが分かります。

工場内の仕事としては、たとえば箱詰めや、製品の組み立てなどをおこなうことが一般的です。座りながらできる仕事も多いため、身体的な障害を持つ方でも大きな負担を感じずに取り組める仕事のひとつです。同じ作業の繰り返しも多いため「変化に対応しづらい」といった特徴をもつ方にも向いている仕事といえるでしょう。

障害者採用担当

障害のある方に向いている仕事として「障害者を採用する担当者」として働くことも考えられます。

障害者雇用促進法によって障害者の採用が活発になってきていますが、障害者に対してのアプローチ方法や、会社としての魅力の伝え方などに悩みを抱えている会社は少なくありません。その点「障害者」という目線から採用施策を考えてくれる社員は、会社にとってはかなり貴重な存在に映ります。求職者としても、採用担当が自分と同じ障害者だとわかると安心感を覚えやすいものです。

そして採用担当者になると「入社後のケア」という大切な仕事も待っています。主に入社後の困りごとや悩みについて相談に乗る仕事ですが、この場合でも障害者として同じ目線からアドバイスできるため、ほかの社員よりも適切なフォローができる可能性が高いのです。

テスター

テスターとは、商品やサービスなどに対し、その性能や使いやすさを利用者の目線に立ってチェックする仕事を指します。

バリアフリー化の進展や高齢化社会に伴い、誰もが利用しやすい商品やサービス、いわゆる「ユニバーサルデザイン」がこれまで以上に求められています。車いす利用者が移動しやすいフロアの設計、視覚障害者でも情報にアクセスしやすいWebページなども、ユニバーサルデザインのひとつです。

そして、これらの取り組みを進めるうえで欠かせないのが、障害者としての「目線」です。障害者が利用しやすいデザインを考える場合、同じ障害者の声は重要な意味を持ちます。テスター単体の求人は少ない傾向にありますが、障害者、または高齢者を対象としたサービスの企画職の業務として、障害のある社員がテスターの役割を求められることもあります。

障害者の方でも働きやすい勤務の方法

障害者の方でも働きやすい勤務の方法

障害者の方でも働きやすい勤務形態について紹介します。

まず、障害を持つ方が企業で働く場合、障害をもたない社員と同じ条件で働く「一般就労」と呼ばれる選択肢があります。「職種を選びやすい」「昇給に恵まれやすい」といったメリットがある働き方ですが、基本的には障害がない人と同じ扱いを受けて就労することになるため、会社からのケアを十分に受けられない可能性があります。

一方、これからお伝えする就業形態は「障害があること」を前提とした働き方です。仕事が限定されやすい、昇給が望みにくい、といった面はありますが、障害への理解を得やすい環境で働けるのは、人によってはメリットが大きいといえます。職場のサポートを受けつつ安心して働きたい方は、次の4つの働き方を検討してみてください。

  • 障害者雇用枠
  • 特例子会社
  • 福祉的就労
  • 在宅勤務

それぞれについて、ご紹介します。

障害者雇用枠

障害者雇用枠とは、障害者手帳を持つ方が応募できるポジションのことです。企業はその人の障害特性をこまかく把握したうえで採用するため、仕事面での配慮を受けやすい雇用形態といえます。障害者雇用枠を活用する会社のなかには、社内に相談窓口を設置している会社も少なくありません。

業務に関しても、障害に配慮された内容になっていることがほとんどです。通院の必要がある場合には時短勤務に変更してもらえる可能性もあるなど、柔軟な働き方が許容されやすいのもメリットといえるでしょう。「しっかり働いていけるかな……」と不安な方は、まずは障害者雇用枠を視野に入れて就職活動を進めてみることをおすすめします。

特例子会社

特例子会社とは、障害者の雇用促進を目的に設立された会社のことです。一般的な事業会社と比べ、障害に対する環境整備が進んでいることが特徴で、大きな負担を感じずに働けるのが最大のメリットといえます。

特例子会社で働くと、自分の上司も障害を持っているケースが珍しくありません。そのため障害に対する理解が得やすく、さらには同じ障害を持った社員同士で協同する仕事も多いため、社内の人間関係を築きやすい働き方としても知られています。

福祉的就労

福祉的就労とは、一般企業で働くことが困難な人が、サポートを受けながら働ける雇用形態のことです。「就労継続支援サービス」とも呼ばれ、障害の特性や体調が十分に配慮された環境で働けるのがメリットです。

福祉的就労は、大きく次のふたつに分けられます。

  • 就労継続支援A型
  • 就労継続支援B型

それぞれについて、ご紹介します。

就労継続支援A型

就労継続支援A型とは、事業所と雇用関係を直接結ぶ働き方のことです。雇用契約を結ぶため、最低賃金が保証されています。業務内容はさまざまですが、たとえばデータ入力や商品のパッキングなど、身体的な負荷が比較的少ない仕事を割り当てられるのが一般的です。

就労継続支援B型

就労継続支援B型とは、事業所と雇用契約を結ぶことなく働く勤務形態のことです。最低賃金は保証されず、一般的には成果に応じて賃金が変動する「工賃」が支払われます。

仕事によっては最低賃金を下回る場合もあるため、金銭的な面でデメリットを感じる方もいるかもしれません。一方で、障害に合わせた軽作業が多く、自分のペースで働きやすい勤務形態でもあるため、就労継続支援B型で働く障害者の方も多く存在します。

在宅勤務

在宅勤務とは、自宅にいながらにして働ける就業形態のことです。「テレワーク」とも呼ばれ、通勤の負担を減らせるのが大きなメリットです。在宅勤務では、オフィスのように、まわりの社員の目を気にする必要がありません。そのため、人間関係を築くことがむずかしいなどの特性を持つ方にも向いている働き方といえるでしょう。

障害者の方が仕事を探す方法

障害者の方が仕事を探す方法

障害者の方が仕事を探す方法をお伝えします。

  • ハローワーク
  • 就職転職エージェント
  • 地域障害者職業センター
  • 障害者就業・生活支援センター

それぞれの方法についてご紹介しますので、仕事探しの参考にしてみてください。

ハローワーク

ハローワークは、職業相談や、仕事のあっせん業務を担う国の機関です。障害者の方は「専門援助部門」と呼ばれる窓口で職業紹介を受けるのが一般的です。

専門援助部門では、障害者採用枠以外に「一般枠」の求人も紹介してもらえます。そのため障害を企業に伝えないかたち、いわゆる「クローズ」として働きたい方もこの窓口を利用してみましょう。

ハローワークへの求人掲載は基本的には無料のため、このあとご紹介する「就職転職エージェント」に求人を頼めない中小企業の求人が多い傾向にあります。地元企業の求人も多いので、自宅から通いやすい範囲での勤務を考えている方もハローワークを利用してみると良いでしょう。

就職・転職エージェント

就職転職エージェントとは、専門のアドバイザーが仕事探しのサポートをしてくれるサービスのことです。障害者の希望、そして企業の希望を踏まえ、双方の「橋渡し役」としてマッチングを実現してくれます。

アドバイザーは、仕事の紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策もおこなってくれます。さらには企業との面接日程の調整、給与面の条件交渉なども代わりにおこなってくれる心強い存在です。就職転職のプロとして、仕事やキャリアの悩みにも的確に答えてくれるので、ひとりで進める就職活動に不安が残る方は利用を検討してみてください。

地域障害者職業センター

地域障害者職業センターとは、障害者を対象に専門的なリハビリテーションをおこなう施設のことです。仕事の紹介を直接受けることはできませんが、外部の窓口と提携しているため、就職に向けたサポートを受けつつ、ハローワークなどで仕事の紹介を受けることできます。

地域障害者職業センターに通うと、就職に向け、以下のようなサポートを受けられます。

  • 職業評価
  • 職業準備支援

それぞれについて、ご紹介します。

職業評価

地域障害者職業センターに通うと、まずは職業評価がおこなわれます。職業評価とは、センター内で適切な支援を受けるために実施されるもので、専門のスタッフが就業希望や職業能力などを総合的に判断し、一人ひとりに適切なリハビリ計画を作成してくれます。

職業準備支援

職業準備支援においては、実際の就労場面を想定したロールプレイングなどがおこなわれます。就職にあたって必要な知識をつけるための講習会、他者とのコミュニケーションを円滑に図るための実技演習などが実施されることもあります。

障害者就業・生活支援センター

障害者就業・生活支援センターとは、サポート地域を限定して障害者の支援をおこなっている施設のことです。就業面の相談、職業準備訓練が主なサポート内容で、職業紹介をおこなう各機関とも連携しています。仕事探しの面でさまざまな支援を受けられるので、仕事が見つからず困ったときなどに、まずは相談したい窓口といえるでしょう。

障害者就業・生活支援センターでは、生活面の相談も可能です。「生活していけるか不安」といった相談から、「服薬管理ができない」といった悩みまで、なんでも相談できます。困ったときの相談窓口として、ぜひ活用してみてください。

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