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業界研究のポイント!就活生必見情報を徹底解説|人気業界一覧あり

【人気業界一覧あり】業界研究をしよう!就活生が知るべき情報を徹底解説

業界研究をはじめようとしている就活生もいるのではないでしょうか。どのような業界があるのか、人気企業や有名企業はどの業界に分類されるのか、業界ごとにどのような違いがあるのかなどについてまずは知りましょう。この記事では、就活生から人気の高い業界の一覧や、業界研究のポイントなどについて解説します。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

業界とは

業界とは

業界とは何のことを指しているのか、就活生に人気の業界一覧をご紹介します。世の中にはどのような業界があるのかについて知り、企業選びや仕事選びに役立てましょう。

業界とは

業界とは、企業を産業で分類したもののことを言います。事業内容などから、その企業がどの産業に携わっているのかを判断することができます。

たとえば、扱っている商品・サービス、事業内容などが似ている企業は同じ業界です。また、さまざまな種類の事業を行う企業は、複数の業界にまたがっている場合もあります。

なお「業種」は、業界をさらに細分化したものです。業界の中にも複数の分野があり、企業の業種はどの分野に携わっているかで判断します。業界と似た言葉ですが、同じ意味ではないため混同しないように注意しましょう。

【就活生必見】人気業界一覧

就活生が知っておいたほうがよい人気業界をご紹介します。

就活生が知るべき人気業界1.メーカー

メーカーとはモノを生産する企業のことで、製造業とも呼ばれています。メーカーは日本のGDPの2割を占める業界で、国内では主力の産業のひとつといえるでしょう。メーカーは「モノづくり日本」を支えており、更なる発展を目指している成長力の強い業界です。

生産工場を海外に、本部を国内に置くという形式をとっている企業も多く、海外とのつながりが強いことも大きな特徴でしょう。業界の中には、製品のもととなる素材を作っている素材メーカー、素材を加工し組み立てる加工・組立メーカー、自社生産加工メーカーの3つの分野があります。

企業から一般消費者に向けたBtoC型のメーカーは取り扱う商品・サービスが身近であるため、就職で人気な企業が多い傾向にあります。

一方、企業から企業に向けて作るBtoB型は特定の分野に関わる製品であるため、一般的な知名度は低い傾向にあります。しかし、世界的に信頼される技術を持っていたり、大きなシェアを持っていたり、業界の中で名を知られるメーカーの場合もあります。

就活生が知るべき人気業界2.小売

小売は、一般消費者に直接商品を売る仕事です。消費者との距離が非常に近い業界だといえるでしょう。小売業界で働くうえでポイントとなるのは、消費者目線です。消費者が何を求めているかを常に考えながら仕事をする必要があります。

また、小売りの仕事は接客以外にもさまざまな職種で成り立っています。例えば商品の仕入れや在庫管理、販売促進のための企画など、販売にかかわる多数の業務があります。業務の幅が広いため、多様なスキルを活かすチャンスがある仕事です。

業界規模は大きく今後も拡大傾向にありますが、企業によって業績は異なります。同じ業界で同じように商品を販売していても、業績には差が発生します。業績が安定しているもしくは伸びている企業はどこか、企業ごとの分析にしっかり取り組むとよいでしょう。

なお、近年は外国からの観光客が増加傾向にあったことが業績好調の大きな要因でした。今年に入ってからは新型コロナウイルスの影響で観光客が激減したものの、自宅で過ごす時間が増えたことで、食料品などの売り上げは好調です。

今後は、少子高齢化による国内市場の縮小という問題と向き合わなければいけない点を留意しておく必要があります。

就活生が知るべき人気業界3.サービス

サービス業界では「あれがしたい」「これが欲しい」というような、人の欲求にこたえる仕事をおこないます。顧客のニーズ別に、さまざまな分野に分けることが可能で、例えば教育、広告、旅行代理店、ホテル運営など多種多様です。分野が異なれば業務内容や働き方も大きく変わるため、分野ごとの研究が必要です

なお、サービス業界の源は「顧客が何を求めているか」です。顧客が求めていることが増えれば、新たな分野が誕生します。そのため、発展しやすい業界だといえるでしょう。ただし、顧客が求めているものをつぶさに感じ取り、サービス化する感度の良さや企画力なども必要になります。

また、分野によってさまざまな職種があり、成長率や規模なども異なります。自分が具体的にどのような分野で働きたいのか、掘り下げながら分析するのがおすすめです。

サービス業界は、直接物を販売するわけではありません。形のないものに価値を見出して販売しなくてはならないため、いかに消費者にサービスの価値を伝えるかも大きなカギとなります。

就活生が知るべき人気業界4.ソフトウェア・通信

ソフトウェア・通信は、コンピューター上のさまざまな処理をおこなっている業界です。現在、インターネットは企業・個人ともに幅広く浸透しています。ネットを経由して誰でもソフトウェアを利用することができるようになり、市場規模も日々拡大しています。

ソフトウェアにはさまざまな種類があり、消費者によってニーズが異なることが特徴です。例えば個人向けには、オフィスソフトやゲームソフト、コミュニケーションツールなどを作っています。仕事や娯楽、家庭生活など、多様な場面に利用することが可能です。

法人向けに作っているのは、経営管理や勤怠管理、在庫管理などのアプリケーションソフトです。このようなソフトウェアを活用することにより、業務の効率化を進めたり、事業を円滑に進めたりすることが可能です。

現在も顧客のニーズに合わせてさまざまなアプリケーションソフトが開発され続けています。また、これまであまりIT化を進めてこなかった業界でも、新たに業務にITを活用し始めるなど、IT市場は広がる一方です。

多様な可能性と持続的なニーズを有した、発展途上の業界であるといえるでしょう。

就活生が知るべき人気業界5.商社

商社は、取引の仲介をおこなう業界です。売りたい人と買いたい人をつなぎ、取引を成立させることが主な業務です。なお、総合商社と専門商社があり、それぞれに特徴があります。

総合商社はジャンルを問わず幅広い分野を取り扱っています。多様なニーズをカバーできる点が強みです。資金力と情報収集力が大きく、それを活かしてトレーディングと事業投資をおこなっています。

専門商社は、取り扱う分野を絞って取引をおこないます。国内中心のトレーディングをおこなっていますが、専門商社を利用せずに仲介なしで取引することが増えています。

そのため、これまで取り扱ってきた分野の関連分野など、違う分野への参入を試みている企業が多い傾向にあります。ただし、専門性を活かし、特定分野の中で非常に高い知名度をもつ専門商社も存在します。

なお、大手の総合商社は給与水準が高く、商社業界は就活において人気が高いことも特徴です。希望する人が多く、競争率の高い業界だといえるでしょう。

就活生が知るべき人気業界6.金融

金融とは、資金を必要としている人に資金を提供できる人が用立てることであり、そのようなやり取りを取り扱う業界のことを指しています。金融業界と一口に言っても分野はさまざまで、銀行や証券、生保・損保など数多くの業種があります。

業種や事業形態を知る上で押さえておきたいのは。間接金融と直接金融です。間接金融とは預金者の資金を人に貸し出す仕組みのことで、主に銀行などがこれに当たります。

直接金融とは、企業が発行した債券を直接購入するもので、投資家と資金が必要な企業の間に入る証券会社などがこれです。業種によって仕事内容や仕組みが異なるため、金融と大きくとらえるより、職種別に考察した方が理解を深められるでしょう。

なお、金融業界は知名度や安定性など就活生が魅力を感じやすい点が多く、人気の高い業界のひとつです。

就活生が知るべき人気業界7.マスコミ

マスコミは、メディアを通して情報を発信する業界のことです。主な分野としては、放送・新聞・出版などが挙げられます。

情報を発信する媒体や仕組みは近年大きく進化しており、それに伴い業界内でもさまざまな変化が起こっています。例えば、スマホやタブレットの普及でデジタル化・電子化が進み新しい形式が次々に登場しています。

テレビであれば放送局から発信する番組だけでなく、ネットを介して番組を放送するインターネットテレビ局なども増えています。また、雑誌や書籍など紙媒体で出版されていたもののデジタル化も著しく進んでいます。こうした変化に対応し、メディアの可能性を広げていく力が求められるでしょう。

なお、テレビを通しているものが放送業界の全てというわけではなく、定額制のコンテンツ動画サービスなど、近年はテレビ局とは違うスタイルの企業も参入してきています。

市場規模はそれほど大きくありませんが、大手の場合は平均年収が高く華やかなイメージもあり、学生に人気の高い業界です。

就活生が知るべき人気業界8.官公庁・公社・団体

官公庁・公社・団体などは、国の公的な事業に携わり公共の福祉に貢献している業界です。不況にも強く安定性があり失業してしまう心配がないため、今も昔も就活において高い人気を誇っています。

どの分野も公共的な事業を行う点においては同じですが、公社・団体は民間企業に近い性質も持っているため、官公庁と民間の間に位置する業種だと考えるとよいでしょう。民営化の可能性などもあり、企業の形をとって顧客獲得などをおこなっています。

官公庁は、国民や住民が安全で暮らしやすい社会をつくるために仕事をする機関です。主な業務内容は機関によって異なります。

たとえば国の省庁であれば、省庁ごとに分野が定められており、各分野において国全体で行う事業などを担当しています。自治体では、住民の生活に必要不可欠な事業をおこなうとともに、地域の活性化に役立てるために新しい取り組みやプロジェクトを推進しています。

また、国・自治体で政策が発表されれば、公務員が率先してモデルとなります。例として、働き方改革や女性採用の促進・女性の管理職割合のアップなどが挙げられるでしょう。

なお、官公庁は人事異動が多いことも特徴のひとつです。とくに一般職の職員は、多様な部署に配属される人もめずらしくありません。幅広い仕事ができる一方で、多様な職場で柔軟に働ける対応力も求められる業界です。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

業界研究のメリットと業界研究に取り組む際のポイント

業界研究のメリットと業界研究に取り組む際のポイント

業界研究をすることで就活生にはどのようなメリットがあるのかや、業界研究をする際のポイントについて知りましょう。

業界研究に取り組むことで就活生が得られるメリット

就活生が業界研究をすると、以下のようなメリットがあります。

興味のある業界を見つけられる

就活を進める場合、ただやみくもにいろいろな業界に手を出しても成功する可能性は低いでしょう。なぜなら、本当に興味を引かれる業界でなければ、その業界に就職したいというやる気や熱意を発揮できないからです。

また、企業の面接官は面接のプロです。応募者の業界に対する熱意の有無を見抜くので、興味や熱意がない応募者が内定獲得までこぎつけるのはむずかしいといえます。

しかし、業界研究をじっくりおこなうことで、本当に興味のある業界を見つけることができ、企業研究にスムーズに取り組むことが可能でしょう。

志望する業界の知識を深められる

業界の表面的な知識だけで就活に挑むことはおすすめできません。業界の内容をさまざまな角度から深堀することで、その業界のおもしろみややりがいを発見することができます。

業界研究で得た情報は、どのような業界を志望するか決める判断材料になります。

自分に合う業界を絞ることができる

就活で内定を獲得し働き始めたとしても、自分に合わない業界であれば、仕事をうまく進めることができない可能性があります。

自分のイメージしていた仕事と現実の仕事のギャップに苦しみ、早期に退職してしまうかもしれません。せっかく就職しても、すぐ離職してしまっては意味がないでしょう。できる限り長く快適に働くことができるよう、自分に合った業界を見つけることは非常に大切です。

業界研究のポイント

業界研究に取り組む際に、就活生が意識した方がよいポイントをご紹介します。

全体像をとらえる

その業界が社会においてどのような立ち位置にあるのかという、全体像をとらえることは大切です。

幅広い消費者に求められる業界なのか、特定の顧客とやり取りをする業界なのか、一般的なイメージや認識はどうなっているのかなどさまざまな角度から業界を分析し、立ち位置を理解しましょう。

成長性や安定性を確認する

将来を見据えて業界の成長性や安定性を確認することも、業界研究では重要です。業界によって、今後の発展度合いは異なります。

社会の流れによって大きな成長が見込まれる業界もあれば、大きな課題に直面するであろう業界もあります。業界研究をおこなうことで、各業界の未来の形が見えてくるでしょう。

面接でも対応できるようにする

業界研究は、面接対策としての側面もあります。企業の面接の際に、業界の特徴や仕組みについて聞かれることもあります。うまく答えられない場合「業界に対する基本的な勉強が足りていない」とみなされる可能性もあるため、注意が必要です。

その業界に対して大きな興味・関心を持っているとアピールするためにも、できる限り詳しく幅広く研究し、知識を蓄えておきましょう。

業界研究にしっかり取り組み内定を勝ち取ろう

業界についてしっかりと研究すれば業界に関する知識も深まり、自分に合った業界を選ぶことができます。結果として、就活を有利に進めることができるでしょう。これから就活をはじめる学生は、ぜひ業界研究に力を入れて取り組んでみてください。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

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佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)