相談満足度93.5%の『就職カレッジ®』はこちら ▷

【21卒就活】インターン参加は必要?スケジュールや選考内容

【22卒就活】インターン参加は必要?スケジュールや選考内容について

2021年に卒業予定の学生は、2020年4月以降、就職に向けた様々なイベントを迎えることになります。そのひとつが、一定期間企業で職業体験をする「インターンシップ」です。今回は、インターンに参加するべきなのか、またインターンに参加する際のスケジュールや選考内容について説明します。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

22卒の就活スケジュールをおさらい

22卒の就活スケジュールをおさらい

2021年に大学を卒業する大学生の主な就活スケジュールを把握しましょう。

一般的な就活スケジュール

これから一般的な就活スケジュール紹介します。以下のスケジュールです。

  • 2020年4月~6月:2022年卒向けの就職情報サイト、およびインターンシップ情報サイトが開設されます。就活関連イベントやセミナーもこの時期から順次開催されます。
  • 2020年7月~9月:夏季のインターンシップが実施されます。
  • 2020年10月以降:秋から冬にかけて、インターンシップが実施されます。一部の企業では2022年卒向けの採用情報の公開が行われ、早いところではこのタイミングで選考が始まります。
  • 2021年3月~5月:採用情報の公開が本格的にスタートします。エントリーシート受付や会社説明会の開催もこの時期から増加します。合同説明会、就活イベントの開催も頻繁に行われる見込みです。一部企業では面接や内々定出しが始まり、早ければこの時期に就職先が決まります。
  • 2021年6月:経団連が定めた就活ルールは2021年卒採用分より廃止されますが、採用選考(面接や筆記試験など)の開始は例年通り6月に開始される見込みです。この時期から、随時内々定を出す企業が多くなります。また、学科/学校推薦の応募受付もこの時期(5~7月頃)に実施する大学が多いです。

2020年4月から6月にかけては情報収集や自己分析の期間と位置づけて、まずは自分が就職したい業界のターゲットを大まかに定めるとよいでしょう。その上で、7月からの夏季インターンシップ以降のイベントに備えると、スムーズに就職活動を進めることが可能です。

外資系企業の就活スケジュール

外資系の企業は、上記に挙げたスケジュールと比べて就活開始時期を前倒しで行うことが多く、概ね夏季インターンシップが終わった10月頃から説明会を始めます。選考から内定までの期間も短いため、一般企業よりも半年程度早めの準備が必要となります。ただし、全ての外資系企業がこのとおりとは限らないため、就職を志望する企業の情報は常に収集し、臨機応変に対応していくことを心がけましょう。

外資系企業における就職活動スケジュールの一例を参考までに挙げると、大学3年生の6~7月に夏のインターンシップの募集が行われ、夏休みを挟んで10月には説明会が行われます。11月頃のエントリーシートの提出を皮切りとして順次選考が開始され、早ければ12月頃には面接が行われ、内々定が出されていくといった流れです。

外資系企業のうち、とりわけメーカーは7月から9月にかけて行われるインターンシップが選考に直結することも少なくありません。就職活動を有利に進めるためにも、外資系企業のインターンシップには積極的に応募していきましょう。

22卒におけるインターンの状況

2022年卒の新卒採用は、2019年卒、2020年卒と比較するとかなり早期化されます。これは、2021年卒の採用から経団連の定めた採用ルールが廃止されたためであり、この動きに合わせて夏季のインターンシップも輪をかけて早期に行われる可能性が高まります。

ただし、企業の採用意欲については、コロナウイルスの蔓延による経済の落ち込みや、オリンピックの延期などによる要因で減退している可能性は高く、実際に政府が新卒内定取り消しを行わないよう要請するまでに、2020年卒の内定取り消しが複数発生している状況です。

また、本来4月~5月に開催予定であった就職活動イベントや企業の説明会についても中止や延期が行われており、採用スケジュールにも影響が出始めています。コロナウイルスの影響は長期化する可能性も指摘されており、今後の社会情勢や経済・企業の動向を注視していく必要があります。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

インターンシップについて

インターンシップについて

従来通りとはいかなそうな2022年新卒採用だからこそ、限りある就活チャンスはものにしたいものです。ここではインターンシップについて詳しく解説します。

サマーインターン~特徴とメリット~

夏に行われるサマーインターンの特徴は、開催企業の多さにあります。ベンチャー企業や中小企業から、街で見かける広告で名前を見る大企業まで、様々な企業がインターンを開催します。

また、官公庁や地方自治体などもこの時期にインターンを実施することが多いです。この時期にインターンに応募するメリットは、様々な業界や企業から、自分に合ったものを知るきっかけとなることが第一に挙げられます。

大学の夏休みシーズンに合わせて行われるため、予定も確保がしやすく、複数の企業のインターンシップに参加する学生も少なくありません。その中で、自分に合った企業や業界を見つけられれば、その後の就職活動では大きくターゲットを絞って行動することができます。

第二に、本選考に向けた経験を積むことができます。インターンの選考過程においても、エントリーシートやグループディスカッション、面接といった選考を行うことが多いため、本選考の前にこれらを経験することで、いざ本選考が始まった時には就活を有利に進めることが可能です。

インターンシップによっては内定や選考に直結するものもある点もメリットとして挙げることができます。先述したように、外資系のメーカー企業などはインターンシップを選考プロセスに組み入れているところも少なくないため、インターンシップに参加することで即座に内定をもらえたり、一次選考が免除されるなどの優遇を受けるなど、その後の就活において有利な状況を作ることができます。

サマーインターン~種類とその内容~

サマーインターンには様々な種類があります。自分のニーズにあったインターンがあれば前向きに参加を検討してみましょう。

セミナー型インターン

セミナー型インターンは会社説明会をより深く掘り下げたようなイメージで、実際に働くというよりも業界や業務についての説明を受けたり、働いている社員の紹介があるといった内容が主です。期間も短く、1日で完結するため参加がしやすい部類に入ります。複数のセミナー型インターンシップに参加し、各業界についてざっくりと知識をつけながら、企業選びの参考にする形で利用すると良いでしょう。

プロジェクト型インターン

一方、企業から課される課題に取り組むプロジェクト型インターンという形態もあり、新商品開発や新事業の提案などが課され、インターン期間を通して取り組みます。期間は数日から2週間程度と企業によってまちまちです。ベンチャー企業や一部の外資系企業などが行うプロジェクト型インターンの中には、選考直結/内定直結型インターンに分類されるものもあります。

企業から出される課題への取り組み方やコミュニケーション能力、スキルなどが評価され、成果に応じて内定を出してもらえたり、説明会や一次面接を免除するなど、選考プロセスにおいて優遇してもらえます。エントリーシートやグループディスカッション、面接などを通して参加者の選考を行うこともあり、参加のハードルも高めです。

長期実践型インターン

1ヶ月以上の期間を設ける長期実践型のインターンシップもあります。この形態のインターンシップでは、企業の一員として実際の業務を行います。時給や日給などの形態で、給料が出ることがほとんどです。実際の業務を行う関係上、責任感や緊張感が伴うほかに、即戦力として活躍できるだけの実践的なスキルを身につけることができます。

サマーインターン~スケジュール~

外資系やベンチャー企業は、5月から7月にかけてインターンの募集と選考を行います。その後、8月から9月にインターンを実施するスケジュールとなっています。

一方、それ以外の企業では6月から8月がインターンの募集と選考期間になっており、7月から9月にかけて順次インターンを行う流れとなります。

先述したように、サマーインターンでもエントリーシートやグループディスカッション、面接といった選考を行うケースがあるので、特に外資系企業やベンチャー企業のインターンシップを受けたい場合は、4月から5月の間に準備を行うことが重要です。

秋冬インターン~内容と特徴~

秋冬に行われるインターンは、学生に業界や企業を知ってもらう目的で開催された夏と比較すると、採用を見越して学生の能力を見る目的に重点が置かれるようになります。

セミナー型インターンシップよりもプロジェクト型インターンシップが開催されるようになり、内容もグループワークやビジネスコンテストなど、スキルを測るためのプログラムが多く含まれる傾向にシフトしていきます。このインターンシップで挙げた成果に応じて、選考を免除する企業もあり、自社の選考に繋げたい優秀な学生を選別・確保する目的も窺うことができます。

この時期になると、学生が志望企業の絞り込みをある程度行っている時期でもあるため、学生にとっては本命企業への採用を少しでも有利にするためのチャンスでもあります。

秋冬インターン~スケジュール~

9月には秋のインターンの募集・選考が行われ、10月以降には冬のインターンの募集が順次始まります。

冬のインターンに応募する上での理想的なスケジュールの一例としては、10月までに冬のインターンの選考に向けた対策を行いつつ、インターンへのエントリーを行います。11月には選考が始まり、この選考に通れば12月から1月にかけてインターンに参加していくことになります。

サマーインターンが終わり、9月以降には本採用の選考に向けた準備を開始していくことになりますが、それと並行して冬のインターンに向けて動くようにすると、より万全な態勢で本採用の選考期間を迎えることができます。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

インターンの選考内容とその対策

インターンの選考内容とその対策

インターンシップの選考とその対策について紹介します。

エントリーシートについて

エントリーシートは、本番の選考でも提出を求められることになる書類です。エントリーシートには、応募する企業に対して、ビジネスにおける「あなた」という人材を端的に示すためのものです。そのため、自分の情報を網羅した内容を、わかりやすく伝える必要があります。

簡潔に分かりやすく

まず、簡潔な記載を心がけましょう。過度の修飾語や複雑な言い回しを駆使することはエントリーシートの目的にそぐわないものです。一文を短くして、必要な情報のみを記載するようにしましょう。

また、文章全体の流れも、結論を先に述べ、その理由を説明する、という流れにすると、読み手側が要点の把握がしやすく、結論を頭に入れた上でその理由の説得力や正確さを測ることができます。

伝えたい内容も絞り、特に伝えたい部分だけを詳細に記述し、それ以外は簡潔な記述に留めるようにして、文章にメリハリをつけましょう。

面接を想定した内容を記載する

エントリーシートに記載する内容は、エントリーシートだけで完結するものではなく、面接も想定した内容を記載することが求められます。

例えば、学生時代にボランティアに打ち込んだことを記載する場合も、理由までを詳細に記述せず、単にボランティアに打ち込んだ事実のみを記載します。これにより、面接の際に採用担当者が質問できるポイントが生まれるため、そこで初めて理由の説明を行えばよいのです。

読み手が「もっとこの人のことを知りたい」と思えるような内容にすることを心がけましょう。

具体例は大事

また、自分の主張やスキルを記述する時には、その根拠として自分の経験を書くことで説得力を持たせることができます。

逆に、根拠が抽象的になってしまうと、主張の説得力が欠けてしまいますので、自分の経験などの具体例を書くことが大事です。誤字や脱字、話し言葉にも注意が必要です。書き上げた後はしっかり推敲しましょう。

志望動機が重要

エントリーシートで記載する内容の中でも特に重要なのが志望動機です。何故この企業のインターンシップの募集に応じたのか、という理由を書くことになります。ここでチェックされるのは、企業が求める人物像と合致しているかどうかです。

そのため、志望動機を書く際には「企業がどのような人材を求めているのか」を念頭に置くことが重要となります。ただし、目的の企業のインターンシップを受けたいがために、自己を最適化してしまうのは本末転倒です。

自己分析と業界・企業研究をしっかりと行い、自分と合った企業のインターンシップを受けるようにしましょう。

面接について

インターンの選考面接では、主にコミュニケーション能力や質問への対応能力がチェックされます。

面接で問われること。本選考との違い

インターンシップの面接は「何故この企業でインターンシップを受けたいと思ったのか」「このインターンシップで何を学びたいのか」といったことが問われることになりますが、

企業側としては、新卒の本採用と比べると厳密に学生を選定する意思はなく、学生との接点を持っておきたいと考える企業も少なくありません。よって、「この学生であれば主体的にやってくれそう」と感じた学生に対しては、積極的にインターンに採用することが予想されます。あまり堅苦しく考えず、躊躇せずに面接に挑みましょう。本採用の面接のための予行にもなります。

面接で伝える志望動機について

面接の際に述べることになる志望動機は、しっかり自己分析と企業分析ができているかどうかが問われます。「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という格言にある通り、企業と自分のことを深く知ることで、面接の中で何を伝えればよいかが見えてきます。

企業がインターンシップを通してどのような人材を探しているかを把握し、自分がインターンシップを通して何をしたいのか、何を学びたいのかをアピールしましょう。

インターン応募前に準備すること

インターンシップはただ参加すればいいというものではなく、目的意識を持って参加することが重要です。ここで実り多いインターンシップ体験とするために、インターン応募前に準備しておくべきことを紹介します。

自己分析

インターンに参加する前に行われる選考に向けた準備において、自己分析は極めて重要です。自分にはどのような強みがあり、何ができるのかを整理して説明するためには、自己分析をして自分自身を整理する必要があります。

自分が何に興味を持っていて、どのような価値観を持って生きているのか、自分にとって大切なものは何なのかを再確認し、自分の志望業界や志望企業を見つける手がかりや、エントリーシートや面接でのアピールポイントを見つけましょう。

自己分析の主な方法としては、自分が生まれてから現在に至るまでの人生を振り返り、これまでに経験してきたことを書き出すと良いでしょう。また、自己分析本や自己分析ツールなどは自己分析を行う上での助けとなるため、積極的に活用することをおすすめします。

業界研究

同じ事業を行っている複数の企業の集まりを業界と言います。こうした業界の現状や課題、将来性を分析するのが業界研究です。この業界研究は、自分がどのような仕事をしていきたいのかを考えることに繋がります。インターン選びの前に行う業界研究は、いきなり一つの業界に絞るのではなく、様々な業界について学びながら、徐々に範囲を絞っていくとよいでしょう。

就職情報サイトや大学のキャリアセンターで情報を集める他に、OB・OG訪問の際に業界についての話を聞く、業界研究セミナーや会社説明会に参加することでも業界についての知識を深めることができます。業界について知る機会は決して逃さないようにしましょう。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

インターンは働き方について考える良い機会。ぜひ参加を!

インターンは働き方について考える良い機会。ぜひ参加を!

インターンは、実際に企業に訪問し、企業について知ったり実際の業務に近いことを体験するなど、社会人として生きていく上での知識を深める大事なイベントです。また、インターンを通して、自分がどのような働き方をしていきたいのかを考える機会を得られる他、事前準備や選考、参加を通して、今後の就職活動に有利な状況を作ることもできます。夏から冬にかけては、積極的にインターンに参加することをおすすめします。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

就職カレッジのココがすごい!


こんな人におすすめ!

  • 自分に合った仕事や場所を見つけたい
  • ワークライフバランスを重視したい
  • 会社に属する安定ではなく、能力/スキルの獲得による安定を手にしたい

CTAボタン

ABOUT US
佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)