キャリアプランの立て方から、面接での回答例まで解説!面接官に伝えないと損する3つのポイントとは?

描いたキャリアプランを歩むビジネスマン

キャリアプランとは、元はアメリカの考え方ですが、最近は日本でも重要視されてきています。

文字通り、自分のキャリアに対し目標を設定し、それを達成するための計画を立てることを意味します。

就職活動の際、面接で聞かれることもあります。それは、企業側もよりマッチングした人材を確保したいためです。そこで、知っていて損は無いキャリアプランの立て方や答え方をご紹介します。

 

目次

キャリアプランとは?|成りたい自分になるための方法

キャリアプランとはなんでしょうか?まず、キャリアとは、「経歴」という意味です。その経歴を、自分でしっかり意識して積み上げていくための計画をキャリアプランと言います。

最初に自分が決めるべきなのは、最終目標であり、自分が到達したい場所です。そこに行くために、どんな事をしたいのか、或いはするべきなのか、逆算する必要があります。

例えば、10年後海外の営業拠点の支店長になりたいと目標を設定したとします。今から5年後には、国内の主要な営業所で実績を出す必要があります。

今から3年後には、営業実績で一目置かれる存在位になっていないといけません。今から2年後には、自分担当の顧客を今より20%増やすことを目標として設定します。

入社後1年間は、徹底的に顧客と向き合い、お客様が欲しいと思うことを理解できるようになります。まず、入社後は、自社の製品を細部に渡るまで理解できるよう勉強します。

このように、目標に到達するために、やるべきことを細分化し計画を立てることが、キャリアプランの真髄です。実際の仕事に就いたとき、様々な情報に触れると書き加えることが増えてくるでしょう。

目標は定めたまま、そこに到達する方法を吟味し、その時点で書ける最適なキャリアプランを立てましょう。

 

キャリアプランを作るために最初にやること|自分の未来を知るために

今の自分は、過去の自分の積み重ねで出来ています。キャリアプランを立てるときは、そんな過去を棚卸するところから始めます。

好きなことは何ですか?嫌いなことは何ですか?得意、不得意は何ですか?興味があることは?やってみたいことは?思いつくまま、自分に制限をかけず兎に角書き出してみます。

そうすることで、自分を客観的に見ることができます。客観的に自分を見ることで、まずは不得意な仕事や嫌いな仕事を選ぶリスクが避けられます。

そして、得意な事や好きな事、興味のあることの中から、仕事の方向性を探ります。自分で自分の事を分かっているつもりでも、書き出してみると意外な自分を見つけたりしますので、とても興味深い作業になると思います。

転職などでキャリアプランを作り直す場合も、まずは過去の自分を振り返ってみましょう。

最初は、自分が苦手だと思っていたことが、実績を積んだことで得意になっているかもしれません。

逆に好きだと思っていたことが、本当はあまり好きではなかったことに気が付くかもしれません。年齢や環境によって、興味のあることも変わってくることもよくあることです。

人間は4つの側面で成り立っているということを聞いたことはありませんか?

自分だけが知っている自分。自分も周りの人間も知っている自分。自分が知らない自分。自分も友達や家族も知らない自分。

自分の過去を棚卸しすることで、新たな自分を発見することは一度だけではありません。年齢や環境が変わることで、自分は前と違う自分になっているはずです。

キャリアプランを立てる最初には、その都度、過去の自分をしっかり振り返ることで、自分の未来も見えてくるでしょう。

 

キャリアプランを立てることの意義|ぶれない自分でいるために

キャリアプランを作る意義とはなんでしょうか?漠然とイタリアンレストランを開業したいと思っているだけではお店は持てないでしょう。

もしかしたら、ある日食べに行ったラーメン屋さんが美味しかったことに感銘を受けて、そこからラーメン屋さんになろうと意識が変わる可能性だってあります。

自分の目標を持ち、今日やること、来年までに達成するべきことがしっかり計画されていると、そんな無駄なブレが起こりにくくなります。

結果的に、最短で自分の目標に到達することが可能になります。それこそが、キャリアプランを立てる意義です。

キャリアプランを立てる場合に大切なのは、細分化するという作業です。10年後の理想の自分になるために、出来るだけ小さく細分化すると、よりブレが無くなります。

例えば、3年後には子供が欲しいと考えた場合、2年後までには結婚したいと考えます。今は相手もいない状態なので、とにかく相手を探すことから始めないといけません。

最初の1年で相手を探さないといけないわけですから、まずは何から始めるか考えます。

今日からさっそく婚活パーティの開催を検索してチェックしたり、費用対効果を検討したり、自分のスケジュールを調整したり、洋服を考えたりするでしょう。

そんな風に、とにかく細分化することで、一歩が着実に踏み出せるというメリットもあります。

キャリアは目標に到達するための階段です。最初の階段が低ければ低いほど、登りやすくなります。自信のない最初は、段差を出来るだけ小さくすることを意識しましょう。

キャリアプランを立てると、ぶれない自分を作るだけではなく、尻込みしない自分を作るというメリットもあります。

ただし、キャリアプランは立てたけど、実践しないでは意味がありません。計画は行動するために存在します。

計画倒れになっては意味がありませんし、実行できない計画は自分に合った計画とは言えないことを認識しましょう。

 

面接でキャリアプランを聞かれた時の答え方|重要な3つのポイント

自分のキャリアプランを立て、その計画に沿って選んだ「ここぞ!」という会社に面接に行き、キャリアプランを聞かれました場合に、意識したほうが良いポイントを3つご紹介します。

目標はできる限り具体的に!

そもそも、目標とは「いつまでに」「なにを」「どうするか」の3つが最低限必要です。例えば、海外事業部という部署で、得意のスペイン語を生かし、3年以内にキューバに人的パイプを作り、営業所の立ち上げに貢献したいと考えています。

最終的には、キューバ営業所の現地所長として赴任したいと考えております。・・・など。この回答が、会社にとって夢物語のような内容になってしまわないよう、会社の下調べは入念に行ってください。

目標のために今努力していることを伝える

例えば、得意のスペイン語を忘れてしまわないよう、教室に通い続けています。・・・など。人は頑張っている人を応援せずにはいられません。

自分のためはもちろんですが、会社のために有益な努力を続けている人材は、会社にとっても好適だと判断されることが期待できます。

自分のキャリアプランと合わせて「どうしてこの会社なのか!?」を伝える

場合によっては、会社のカラーや方向性を事前に掴んでおき、自分のキャリアプランをそれに沿わせて伝えることも必要です。

面接を受ける会社と自分のキャリアプラントの調和は、とても大切なことです。あまりに独りよがりだったり、会社の方向とかけ離れたりしてしまっては、企業側も首をひねってしまうでしょう。

最後の「どうしてこの会社なのか?」は、そのまま志望動機としても答えることができます。実は、この志望動機が、企業側では一番大きなポイントとしてみている場合が多いという事実があります。

熱意が無い人よりも、熱意を前面に出しモチベーション高い人材を採用したいというのは、企業側の変わらない切望だからです。

 

企業面接でキャリアプランを聞くのはなぜ?|企業側の意図とは

企業面接に行くと、「キャリアプランはお持ちですか?」と聞かれることがあります。 面接を受ける側の個人的なキャリアプランについて、企業側が知りたがるのはなぜでしょうか?

それは、企業側も、会社で欲しいと考えている人材とマッチした人を確保したいからです。会社は営業職が欲しいと思っているのに、会計の仕事がしたい人を採用してしまってはお互いに不利益があるかもしれないからです。

自分が立てたキャリアプランに基づいて、最適な会社に絞った就活が可能になるとともに、企業も適材適所の配属が行えることになります。

一方、会社には会社の計画(3年、5年、10年単位が多い)があります。

会社のホームページやパンフレットなどに、具体的な計画は掲載されていなくも、会社紹介の欄に、「グローバル化を目指したい」などの記載があれば、キャリアプランを作る際、その情報も織り込み、調和させることが出来れば、企業側の印象もよくなる可能性があります。

 

キャリアプランとキャリアビジョンの違い|ちぐはぐな回答をしないために知っておこう

キャリアプランとキャリアビジョン、似ていますが実は明確に違うことを知っていますか?「ビジョン」は、未来像を意味します。例えば5年後、どんな自分になっていたいのか?

5年後の理想的な自分を描いてみた時に思いついた画像がキャリアビジョンです。そして、重要なことは、キャリアビジョンは予想像ではなく、理想像であることです。

むやみやたらと現実離れした理想像は論外ですが、実際に思い描き口に出して人に伝えることは、自分の方向性を自分自身に意識させるためにも有効だと言われています。

それに対し、キャリアプランは、キャリアビジョンで思い描いた5年後の理想の自分になるために、どうしたら良いのか計画したものです。

キャリアビジョンを聞かれた場合、特に何年後という設問が無ければ、5年後を考えて答えるのが良いでしょう。

10年後では漠然とし過ぎていますし、入社後3年以内は転職する人が多いため、5年後を想像して話すことで、企業側も長く在籍する意思があると汲み取ってくれるメリットがあります。

 

年代によって違うキャリアプランの立て方|背景によって変わるキャリアプラン

年代によってキャリアプランが違ってくるのは当然ですが、そこには企業が求めているものが違ってくるという背景があります。

例えば、新卒や20代に会社が求めているのは、「ポテンシャル」です。面接に来た人材が、とれだけの可能性があるのかを探りたいと考えています。それに呼応するようなキャリアプランを立てる必要があります。

30代に企業が求めているのは、ポテンシャルは当然ですが、それまでのキャリアで培ってきた判断力や行動力です。

今までの仕事に対し、どういう意識のもと、どう取り組んできたか、そしてどういう結果を得てきたかということが重要な判断基準になります。

社会人になって10年前後が過ぎてくると、この行動力や判断力には個別に大きな差が出てきています。

企業によっては、独断的な判断をする人を嫌う会社もある一方、強いリーダーシップを好ましく思う会社もあります。

30代のキャリアプランは、自分の過去のキャリアに基づいた、力強い意思が見えるように作ってみることをおすすめします。

40代に企業が求めることは、総合的な人間力です。長い時間をかけて培った自分のキャリアはもちろんのこと、それに寄って形成された円熟した人間力を必要としています。

自分が過去に成した実績をもとに、企業にどんな貢献ができるのかを主軸にしたキャリアプランを立ててみましょう。

それぞれの年代によって、企業から求められるものは違ってきます。また、個々人の背景によっても、目標そのものの変更が必要になってくるかもしれません。

企業が求めるものの他に、社会や地域が求めるものに対しても自分が貢献できるものを考える必要が生じることもあるでしょう。

キャリアプランを立てるときは、その時点での最適なプランであるよう意識しながら考える必要があります。

 

キャリアプランを立てる時の注意点|定期的な振り返りを行う

キャリアプランを立てる際、生真面目な人ほど注意しなければいけないことがあります。キャリアプランを立てると、それに即した行動をしようとし過ぎてしまい、自分の可能性を狭めてしまうことがあります。

それを常に念頭におき、臨機応変に考えることも大切です。状況や考え方が変われば、キャリアプランの見直しは何度でも出来ることを忘れないようにしましょう。

前述のように、イタリアンレストランのオーナーを目指して、そのためのキャリアプランを立てたけれど、ラーメン屋のほうが、より魅力を感じて変更したいと思ったら、ラーメン屋さんのオーナーになるためのキャリアプランに書き換えてしまうことだってできます。

将来の可能性を自分の手で潰してしまわないよう、キャリアプランに縛られすぎてはいけません。

キャリアプランに縛られ過ぎて、実践することが嫌になってしまったり、とんでもなく遠回りをしてしまったりしては本末転倒です。

キャリアプランは、自分のステージによって、見直しをする必要があります。結婚や転職、転勤など、自分のバックボーンが変わるわけですから、最初のキャリアプランのまま突き進むことは当然できません。

こうしたことも踏まえて、見直すことの必要性を忘れないようにしましょう。常に、その時の自分にとって最適であることを念頭においたキャリアプランを更新していくことが大切です。

 
 
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