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エルニーニョ現象の原因と影響を解説!2016年の日本はどうなる?

エルニーニョ現象の原因と影響を解説
エルニーニョ現象という言葉を聞いたことはありませんか?ニュース番組や天気予報で時折耳にするこの言葉ですが、実際にどのようなことが起こる現象なのか、なにが原因なのかまでは知っている方は多くないですよね。

この現象は、冷夏や暖冬、そして今年世界各地を襲った数々の天候異常の原因となっている恐ろしいものなのです。そして今年、ここ日本の冬にエルニーニョが襲い掛かろうとしているのです!ここでは、日本に本格的な被害が訪れる前に知っておきたいことを、以下の4つの項目に分けてお伝えしています。

    ・エルニーニョ現象の基礎知識
    ・未曾有の大災害の数々を引き起こした1997年のエルニーニョについて
    ・今年の暖冬とエルニーニョとの関係
    ・エルニーニョと深い関係にある「ラニーニャ現象」

エルニーニョ現象は日本にどのような現象をもたらすのでしょうか?

異常気象の原因 エルニーニョ現象とは

エルニーニョ/ラニーニャ現象とは
1997年11月の月平均海面水温平年偏差
エルニーニョ/ラニーニャ現象とは
1988年12月の月平均海面水温平年偏差
引用元
気象庁公式サイトより

■エルニーニョ現象によってなにが起こるのか

エルニーニョ現象とは、太平洋の赤道中央から南米のペルー沿岸にかけて、海面の水温が平年より高くなる現象です。エルニーニョ現象が起こると、さまざまな天候異常が起こります。

例えば日本では、西高東低の気圧配置が弱まり、冬の気温が高くなります。他にも世界的にはハリケーンの発生や豪雨、干ばつなどの災害に見舞われることも多くある、深刻な異常気象なのです。

エルニーニョ現象、なにが原因なの?

エルニーニョ現象の原因といわれているのは、「貿易風」と呼ばれる風です。通常、東側の温かい海水が貿易風によって西側へ集められ、東南アジア付近に積乱雲が発生することで海水温は一定に保たれています。ところが、なんらかの原因でこの貿易風が弱まると、西側にあるはずの温かい海水が東側に留まることになり、東側の海水温が例年より高い状態になってしまうということです。

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1997年のエルニーニョが世界と日本に与えた影響

エルニーニョがピーク

当時のエルニーニョ現象が世界に与えた影響

近年もっとも強力だったといわれているのが、1997年の春から1998年の春まで続いたエルニーニョ現象です。海水の温度が通常よりも5℃も上がっていた海域もあり、「20世紀最強のエルニーニョ」とも呼ばれています。

東南アジア付近では深刻な雨不足が問題となり、乾燥のための森林火災が多発しました。インドネシアでは大規模な干ばつが発生し、農業などに深刻な被害が及んでいます。さらに、アメリカ南部やメキシコの一部地域では多雨による洪水や暴風雨が深刻な状態となり、チリでも大雨によって数万人もの人が被災しています。

■日本に与えられた影響と被害

世界中に猛威を奮うエルニーニョ現象は、海外のみならず日本にも大きな爪あとを残しました。1997年の日本では、数々の異常気象が見られました。4つの台風が6月から9月までの間に立て続けに上陸し、大きな被害をもたらしました。中でも6月の間に立て続けに上陸した7号と8号は、観測史上初の台風とされています。

1月には非常に強い寒波が日本列島に流れ込み、全国的な大雪が観測されました。通常ならばほとんど雪の降ることのない神戸や高知、大分、熊谷など太平洋側の地方でも積雪が見られるほどの、深刻な状態だったそうです。

2016年の日本では未曽有の暖冬が起こるかも

■暖冬は「史上最強のエルニーニョ」の影響?

天気予報などで、今年は暖冬になるとよく聞きますよね。実は、この暖冬もエルニーニョの影響なのです。

NASA(アメリカ航空宇宙局)とNOAA(アメリカ海洋大気庁)の2つの機関は、今年のエルニーニョ現象は20世紀最強といわれた1997年のものに匹敵するクラスだとの予測を発表しました。「史上最強のエルニーニョ」の影響が大きく表れる今年の冬は、未曾有の暖冬であるといわれているのです。

■暖冬が及ぼす影響

未曾有の暖冬は、知らず知らずのうちにすでに私たちの生活に深刻な被害を及ぼしています。
まず昨今話題になっているのは、降雪量の減少によってゲレンデの整備が遅れていることです。オープンまでに雪が間に合わないのはスキー場の経営にとって深刻な問題です。レジャー産業の不振は経済にとっても大きな打撃となる可能性がありますね。

さらに、農業や漁業への深刻な被害も問題になっています。大根やトマト、レタスなどの野菜は糖度が低くなり、色や形にも影響が出てできの悪いものが増えてしまいます。海水温の変化は海流の流れとも関係するため、漁獲量にも影響を及ぼして不漁の原因になることも。農作物や魚などの市場に出回るものが減少してしまうと、価格の高騰が深刻になります。

暖冬は、私たちのお財布にも相当な大打撃を与えるかもしれないのです!

2016年の日本では未曽有の暖冬が起こるかも

■ラニーニャ現象とは?

ラニーニャ現象」とは、簡単にいうとエルニーニョ現象と反対のことが起きる現象のことです。太平洋の赤道中央から南米のペルー沿岸にかけて、海面の水温が平年よりも低くなることによって数々の異常気象が引き起こされます。その原因は貿易風が非常に強くなることにより、温かい海水が西側に集まってしまうことです。

気象庁や海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、来年の春以降現在のエルニーニョ現象が衰退した後、2016年から2017年の冬にかけてこのラニーニャ現象が起こると予測しています。

■エルニーニョとラニーニャの関係性

先ほどお話した、史上最強といわれた1997年のエルニーニョは、1998年の春に急激に衰退しました。そしてその後にはラニーニャ現象が発生したという観測記録があります。エルニーニョもラニーニャもある一定の周期にしたがって発生する傾向にあります。この先例になぞらえれば、エルニーニョが起こった次の年にラニーニャが起こる可能性は非常に高いということなのです。

エルニーニョに備えて安全な暮らしを

エルニーニョがピークに。原因と影響を解説! 2015年の日本はどうなる?
今までご紹介した情報はあくまでもデータによる予測なので、実際になってみないとわからない点も多くあります。相手はあくまで自然現象ですから、予測しきれないところがもどかしい部分ですね。いずれにしても今後の気象情報には十分な注意が必要です。豪雨による災害などにもしっかりと対策をして、安全に過ごしたいものです。

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