山崎雄太(やまざき・ゆうた)
就職カレッジ梅田支店 支店長。
キャリアカウンセリングや面接対策、企業担当など、様々な役割を担う。サッカーやお笑いが趣味で、社会人のサッカーリーグにも所属している。
25歳で2回の転職活動。自分の苦労や失敗を、これからの若者にしてほしくない。
ーー山崎さんはジェイックに入るまでに2回転職をしているんですよね。
山崎:
はい、新卒で入った会社は1年で、次に転職した会社は2年で退職して、ジェイックに入社しました。 就職カレッジ利用者の方にも、同じような経歴の方は多いですね。就職は出来たけど、長続き出来なかったという経歴です。
1社目は会社の経営理念や価値観に共感して入社したのですが、不景気だったこともあり1年でリストラされてしまいました。良い会社だったんですけどね。次の2社目への転職が、本当に人生の転機になりました。悪い意味ですが・・・
ーー2社目で何があったんですか?
山崎:
リストラ後すぐに就職しなければと慌ててしまって、新卒時に大切にしていた、会社の持っている価値観を全く考慮せずに2社目へ転職してしまったんです。自分の価値観と合っていて、経営理念に共感できる会社に行きたいという気持ちが無くなっていました。
そのかわりに考えていたのは、とにかく条件。休日が多い・給料が高い・IT業界の3拍子が揃った会社に行こうと思い、2社目に入社しました。その結果待っていたのは、いわゆるブラック企業でした。
求人に書いてあったことと実情が全然違うんですよ。 一緒に入社した13人は1年後、3人になっていました。愛情を持って育ててくれる上司はほとんどいないのが現状でした。
ーーその会社を退職して、ジェイックに入社したんですね。
山崎:
はい。自分自身が当時25歳で転職を繰り返していて、経歴にコンプレックスを抱いていたのですが、そのような若者は沢山いるだろうなと思って。そんな人たちに、自分が転職活動を経て学んだことや経験を伝えたかったんです。
そんな想いを持って2回目の転職活動をしていたら、ちょうどジェイックを見つけて、事業内容も自分の想いとぴったりだし、「人と組織に限りない可能性に貢献し続ける」というジェイックの価値観も自分と合っていると思い、入社しました。
価値観や理念を基準にした就職活動・転職活動の大切さを伝える
ーー山崎さんが転職活動で得た学びを、今は就職カレッジ利用者の方に伝えているんですね。
山崎:
梅田支店の支店長になってからは、特に力を入れて伝えていますね。キャリアカウンセリングの場面などで、私と同じような失敗をしないようにするにはどうしたら良いのかを伝えています。
良い転職も悪い転職も経験した私だからこそ伝えられることだと思います。
新卒で入った会社は、リストラされてしまったし元々ハードな仕事だったのですが、退職するつもりはなかったんです。何故かというと、会社と自分の価値観が合っていて、会社の理念に共感していたからです。人間関係は良かったし、続けていきたいと思う仕事でした。
ただ、2社目のIT企業は先程言ったように休日・給料・業界という条件だけで入社を決めました。価値観の合う人なんてほとんどいなかったし、仕事がハードになってくると「何のためにこの仕事をしているんだろう・・・」と不安でいっぱいでした。笑
ーー価値観が合う会社を選ぶだけで、社会人生活が一変するんですね。
山崎:
本当にそう思います。2社目を退職してもう一度、価値観や理念を基準に転職活動をしてジェイックに入りましたが、今は充実した社会人生活を過ごしていると思います。 価値観の合う会社に入るメリットの1つは、長く続けられることです。
自分にとって居心地が良い場所で働けるのだから当然ではありますが。長く続けられると何が良いのかというと、昇格もできて条件までアップするんですよ。
私がジェイックに入った当時は、正直2社目よりも給料は下がりました。ただ、6年間のびのびと仕事をした結果、こうして梅田支店の支店長を任せてもらい給与も上がりました。
休日はサッカーもできますし、結構充実した社会人生活を過ごしている自覚があります。笑
自分の価値観や将来なりたい姿を見つけるには、自分を振り返り続ける
ーー山崎さんのように、自分の大事にしたい価値観を見つけるにはどうしたらよいのでしょうか。
山崎:
自分を振り返り続けることです。実際、私のキャリアカウンセリングでは、利用者の方の過去の出来事をこれでもかと振り返ります。
自分が嬉しさを感じた体験や辛さを感じた体験を掘り下げることで、自分が大事にしている価値観を見つけていきます。
別に、ドラマチックな体験でなくてもいいんです。友達の誕生日会を企画し、友達が喜んでくれたのが嬉しかったとか、それくらいの身近な体験で構いません。 大事なのは、なぜその体験が嬉しかったり辛かったりしたのか理由を明確にすることです。
理由を明確にすることで、自分が大切にしたい価値観が見えてきます。 友達の誕生日会を企画して喜んでくれたのが嬉しかった理由が「周囲の人の笑顔を見られた」からだとしたら、自分の周囲の人がギスギスしていない、和気あいあいとした雰囲気を大事にした会社が向いているかもしれません。
仕事をイメージだけで選り好みせず、事実を参考に就活する
ーー自分の大切にしたい価値観が分かった後、企業選びで注意することは何でしょうか?
山崎:
私が伝えているのは、イメージだけで選り好みしないで、事実を元に企業を選ぶことです。 イメージだけで仕事を選んでも、あんまり意味が無いんですよね。
例えば、関西人のイメージを関東の人に聞いてみたら、話し好きだとか明るいとか話には全部オチがあるみたいな答えが返ってきがちですが、実際は話を聴く方が好きな人、暗い人、話が面白くない人なんて沢山います。
だけど、いざ仕事を選ぶときになると、営業はペコペコ頭を下げなければいけないとか、ITは人と会話しなくて良いというイメージで仕事を選ぶ人が増えるんです。
実際は、営業がペコペコ頭を下げる機会なんてそうそうありませんし、ITはお客様とコミュケーションを取らないと仕事が進みません。
ーーよく漫画やドラマで見るイメージが事実だと思いがちですもんね。
山崎:
それに加えて、事実を調べて参考にすることです。就職カレッジ利用者の方には私や企業担当のスタッフから、ご紹介する企業の基本的な情報や大事にしている価値観、雰囲気などをお伝えしますが、そのような誰が発信しているかしっかりわかるデータを元に、この企業を受けよう/受けないでおこうという選定を行うと良いと思います。
能力×熱意×考え方で、充実した人生になる
ーー最後に、就職活動中の方々へメッセージをお願いします。
山崎:
就活で使える細かいテクニックを学ぶ前に、前向きな考え方を身に着けてほしいです。
京セラ株式会社を創業した稲盛和夫さんは、自分の人生は能力×熱意×考え方で決まると言っています。
能力があっても、マイナス思考な考え方をしていると一気に人生はつまらなくなります。
逆に、社会人としての能力がまだ低くても、熱意や考え方が前向きでプラス思考であれば、少しでも人生を充実させることができます。それに、能力は社会人経験を積めば高まります。 就職に成功し、人生も充実させたいなら、まずは何でもやってみる前向きさを持ってほしいと思います。
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