サッカー部の部長として、葛藤しながら部をまとめ、県大会出場を果たした高校時代
高校時代はサッカー部で、部長をしてました。
僕の高校のサッカー部は、もともと結構強かったんですが、僕らの代で急に弱くなってしまって・・・。
それでもなんとか「県大会には出たい」という目標があったので、部長としてそれを達成しなければ、というプレッシャーをすごく感じながらやってました。
…ただ、歴代の部長と比べて僕はそれほどサッカーがうまくはなかったので、部員をまとめるのには苦労しましたね。
目標達成のためには部長として多少厳しく言わなければいけない場面もあるけど、部活って簡単にやめられるから、厳しくしすぎたらやめられちゃう。
そこのバランスをとるのがすごく難しかったです。
実際、やめてしまった部員もいましたが、それでも、レベル別にグループ分けをして練習するとか、いろいろ試行錯誤して、なんとか県大会出場という目標を達成することができました。
高校卒業後、特にやりたいこともなく、とりあえずお金を貯めようとバイトを始めた
進路を決める時は正直、やりたいことや目標が全然なかったんですよね。
高校の先生からは「推薦もあるから、大学に行った方がいい」と言われたんですけど、大学に進学するには経済的に厳しく、もし進学するなら、奨学金を借りる必要がありました。
だけど僕は、それほど大学に行きたいわけじゃなかったし、将来的に返済することを考えると、奨学金を借りるのは嫌だったんです。
今思えば、反抗期というか、先生にすすめられたことで逆に反発してしまった部分もあったかもしれません。
それなら就職すればよかったんですけど、進路について考えはじめたのが遅くて。
当時は18歳で、まだ若かったし「今進路を決めなくても、最終的にはどうにかなるだろう」って思ってました。
家族も、進路については基本的に「好きにしたらいいよ」というスタンスで、内心はどうかわからないですけど、心配しているそぶりはなかったですね。
それで結局、とりあえずお金を稼ごうと思って、知り合いのところでバイトを始めました。
朝から夕方まではラーメン屋さん、深夜はファミレスという感じで、かけもちしながらバイトに励んでいました。
卒業して1年、海外に行くという目標を立てた
卒業して1年たったころから「この先どうしようかな」って考えはじめました。
ちょうどその時、翌年4月開始の海外留学の募集を目にして、お金が貯まったら海外に行くのもいいなって思ったんです。
募集要項を見ると、ちょうどあと1年バイトをすれば貯まるくらいの金額だったので「あと1年バイトを頑張って、来年4月からは海外に行こう」という目標を立てました。
海外に行くという目標に向かって励む中、母が倒れたことで就職を決意
海外に行こうという目標ができたのが、高校を卒業して1年くらい経った4月頃だったんですけど、その年の10月、母が倒れて下半身不随になってしまったんです。
突然、病院から電話がかかってきて、意識が戻るのに3日くらい、病状を把握するのに1週間くらいかかりました。
それで、その1週間の間にいろいろ考えて、「これは早く就職したほうがいいな」と思って、すぐに就職活動を始めました。
海外に行きたいという目標もあったけど、「お金が貯まったら行くか」というぼんやりとした目標だったので、就職することに迷いはありませんでしたね。
ホームページを見てすぐに、ジェイックで就活しようと決めて、説明会に参加
就職しようと決めてから、すぐにネットで検索して、一番上に出てきたジェイックの説明会に申し込みました。
実は、ホームページを見て説明会に申し込んだ時点で、ここで就活しようと決めてました。
理由は2つあります。
1つは、研修があって、就活の相談もできるという点。
初めての就活で、何もわからなかったので、いろいろ教えてくれるところがいいなと思いました。
もう1つは、研修終了後、書類選考なしでたくさんの企業と面接できるという点です。
とにかく早く就職したかったので、すぐに面接を受けられるのはありがたいと思いました。
就活を始めたことは、家族には言いませんでした。
母は入院してるし、父は働いてるから会う時間もほとんどなかったのと、「就活するぞ!」と意気込んで、決まらなかったら恥ずかしいという気持ちもあったんですよね。
カレッジの印象は飛び込み実習。大変だったけど、営業としての自信につながった
もう廃止になったと聞きましたけど、カレッジで印象に残ってるのは、飛び込みでアンケートに答えてもらう研修ですね。
あれは強烈でした。
今、営業として働いてるからこそ思うんですけど、普通は営業って、顧客のメリットになることを提案するために、飛び込みをしたり、電話をしたりするんです。
でもあの時の飛び込みアンケートは、時間をとってもらうだけで、相手のメリットを考えづらいんですよね。
だから、あれ以上難しい飛び込み営業は、そうそうないと思います。それでも頑張って成果を出せたので、営業としての自信につながりました。
※飛び込み実習は、2019年に廃止されました。
緊張して臨んだ集団面接会。面接官は思っていたよりもずっと優しく接してくれた
カレッジ修了後の集団面接会では、僕は最初に面接会場に入って挨拶をする役だったんです。
それもあいまって、「面接に失敗したらどうしよう」ってものすごく緊張していたし、企業研究ノートに事前に質問を何十個も書いてくるくらい、身構えて面接に臨みました。
でも、基本的に面接官の方は、こちらが緊張してることをわかってるんですよね。
皆さんすごく優しかったです。
多少失敗しても大丈夫と言うか、今思えばそんなに「失敗したらどうしよう」って気負う必要なかったな、と思います。
チャンスを広げるため、興味をもった企業には積極的に◯をつけた
集団面接が終わったあとに、企業の志望度を◎、◯、△、☓で評価するんですけど、カレッジ生の中には◯をあまりつけない人もいるんですね。
でも、僕はそれはもったいないと思っていたので、積極的に◯をつけました。
マッチング後、個別面接でその会社に行った時にわかることもたくさんあるじゃないですか。
「こんな場所にあるんだな」とか「外観はこんな感じで事務所はこんな雰囲気なんだ」とか。
自分で就活してたら、あんなにたくさんの会社の面接を受けるチャンスはなかなかないと思うので、あの時、たくさん◯をつけていろんな会社を見られたのは良かったなって思ってます。
入社の決め手は、入社後のイメージを具体的に持てたこと
多くの会社の面接を受けた中で、最終的に日新化成工業という、主に発泡スチロールを扱っている商社に営業として入社しました。
入社の決め手は、面接の時に入社後のイメージが具体的に持てたことです。最初に社長と話したあと、配属予定の部署の上司から、前回ジェイックを使って入社した先輩まで、4人くらい面接に出てきてくれたんです。
みなさんお仕事中で忙しいのに、僕のために時間を割いてくれたのがすごく嬉しかったですね。
そのおかげで、入社後のイメージも具体的に持てたので、それが決め手になりました。
就職が決まった時は、母も「おめでとう」といって喜んでくれました。
人間関係の良い職場で、1年間先輩に同行しながら業務を覚えた
会社の人間関係はすごく良いです。入社前日に歓迎会があって、終わった後、先輩がカラオケにも連れて行ってくれました。
おかげで初日から全然緊張しませんでしたね。入社1週間くらいですっかり慣れて、会社の人とうちとけることができました。
入社後は、社内研修や、グループ会社の発泡スチロール工場での研修もありましたが、基本的には1年間、ほとんど営業の先輩に同行してました。
そもそも僕が営業に配属された目的は、先輩が担当している大口顧客の業務を覚えて、引き継ぐということだったんです。
それで1年かけて、同行しながら引き継ぎました。
顧客は基本的に、家電や機械のメーカーさんが多いです。
その他にも、僕の担当顧客ではないですが、発泡スチロールは住宅の建材や、車にも使われてるので、ハウスメーカーさんや車関係のメーカーさんとかも会社としてお付き合いがあります。顧客の幅はかなり広いですね。
でも、先方の商品の細かな知識を持つことよりも、自社で取り扱っているものを自信を持って提案できること、顧客と信頼関係を築くことの方が大事だと思ってます。
同行研修が終わり、自分で商談をまとめる面白さを実感
研修期間が終わって、一人で営業するようになると、自分で商談をまとめる面白さを実感しました。
誰かと一緒に同行して商談を決めるよりも、一人で行って、自分で話して成立した商談のほうが達成感があるし、評価にもつながるんですよね。
そんな時にちょうど、社内発表会があって、そこで「営業としてより多くの顧客を一人で担当したい」という宣言をしました。
そこからは、他の先輩からも顧客を引き継いだり、今まであまり訪問できていなかった顧客を任せてもらったりして、今は徐々に一人で担当できる顧客を増やしてます。
難しい局面も、社内で相談できる人がいるから乗り越えられる
仕事で「大変だな」と思うのは、商談が終わって制作を始めてから、顧客の要望が変わったりすることですね。
他にもいろいろ対応が難しい要望が出てきたり。
顧客の要望にどこまで応えられるか、その蓄積で信頼関係もできてくると思うんです。
でも、どうしても無理なこともありますよね。そこをどうするかが悩ましいです。
ただ、うちの会社は上司をはじめとして、社内に相談できる人がたくさんいるので、困った時は相談しながらやっています。
大変といえば大変なんですけど、社内の人がみんな親身に相談にのってくれるので、一人で担当していても孤独ではないんです。
それはすごくありがたいですね。
「30歳で部長になる」という新たな目標に向かって
実は、今年の6月上旬に社内で、「10年後のビジョン」をそれぞれが出すことになったんです。
その時にいろいろ考えて「30歳で部長になります」という目標を掲げました。
今22歳なので、正確には10年後じゃなくて8年後なんですけど、自分でもかなり高い目標だとは思います。
でも僕の目標について、社長が朝礼で、「部下が『30歳で部長になる』という目標を明確にしたなら、上の者たちはそれが実現できる人材になるよう育てる義務がある。
それが上司の責任だぞ」と言ってくださったんです。
だから、僕は僕でもちろん頑張るんですけど、上司も目標に向かって協力してくれるという安心感があります。
一人じゃなくて、社内の協力も得られるから「高い目標だけど、無謀な目標ではない」と思ってます。
上司は「8年、あっという間だぞ」って言いますが、僕からすると8年はまだまだ長いので、まずはそこを目標に頑張っていきたいです。
就活生へのメッセージ
これから面接に行く人たちに言いたいのは、「とりあえずやってみたら、なんとかなる」っていうことですね。
あと、就活する上で僕が大事だと思うことが2つあるんですけど、1つは、選り好みしないで、たくさんの会社をみてほしいということです。
僕の就活経験を振り返ってみると、集団面接会の後、◯をたくさんつけて、いろんな会社を見に行ったのは大正解だったと思っています。
実際に会社に行ってみると、集団面接会とは違う面が見えるし、チャンスも広がるので、ぜひ選り好みせず、たくさんの会社に足を運んでみてほしいです。
あともう1つは、一歩踏み出したら、まわりの人に協力を仰いでほしい、ということですね。
僕は面接の前、ジェイックの担当のアドバイザーさんに、履歴書を何度も何度も見てもらいました。一人でやろうとしてたら、きちんと書けなかったと思います。それから、カレッジの同期たちとも、面接前に「これを聞かれたら、こう答えよう」って一緒に練習しました。
今の会社に入社してからも、上司の人に相談したり、同期の人たちと「大変だよね」ってお互いねぎらい合ったり。たくさんの人に支えられて、今の自分があると思っています。
だから、まずは自分で一歩踏み出して、そこからは一人で抱えこまずに、どんどんまわりの人に頼ってほしいです。
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