中学は野球、高校は柔道、大学ではレスリングと、ずっとスポーツ中心でした
小4から野球を始めて、中学時代は野球部で野球一色の生活をしていました。
高校は、格闘技をやりたいと思って空手の強い学校に入ったのですが、僕の入学直後に、人数不足で空手部が廃部になってしまったんです。それで代わりに、当時まだ部ではなかった柔道同好会に入りました。高校時代は柔道がメインでしたね。
大学も柔道の強い大学に入ったのですが、入学直後に「柔道部は実はあまり活気がない」という話を聞いて、レスリング部に入りました。部活を頑張りながら、本屋のバイトもしてましたね。
格闘技に興味を持ったきっかけは、年末によくやっていたテレビ番組です。あれを見て「華やかでカッコいいな」と思ってました。あと、格闘技って、チームスポーツと違って勝ち負けがすべて自分次第じゃないですか。そこにも魅力を感じてました。
大学には真面目に通っていたが…家の経済的事情で中退
大学はスポーツ学部というところで、筋肉や骨の種類とか、スポーツの歴史などについて学んでいました。
中退したのは3年の初めの頃です。家の経済的事情で、ずっとバイト代を家にいれて、奨学金も借りて頑張ってたんですが…。
だんだん、そういうのが厳しくなって、「返済しなきゃいけない奨学金を借りてまで大学に行く必要もないかな」と思い、3年生が始まった春に中退しました。
中退後は、バイトとジムの毎日
中退してからは、もともとしていた酒屋のバイトと、あと、当時通っていた格闘技系のジムの手伝いをしていました。
ジムの手伝いは、僕が給料をもらわずジムの受付や子供たちの指導をして、代わりに、僕もジムへの会費ゼロで練習をさせてもらう、というものです。
ジムでは「ブラジリアン柔術」というのをやっていて、試合にも出ていました。その頃は、同学年の人たちがまだ学生だったこともあって、「就職しよう」とは思えませんでしたね。
そんな、「昼間はバイト、夜はジム」という生活が、中退後3年ぐらい続きました。
カレッジに参加。ビジネスマナーを学べることやアフターフォローに魅力を感じた

就職しようと思ったきっかけは、同学年の人が働き始める時期になったのと、当時の彼女から「そろそろ就職したら?」と言われたことです。
ネットでジェイックを見つけて「とりあえず説明会に行ってみよう」と思いました。
説明会で話を聞いた直後は、カレッジへの参加を迷う気持ちがありました。「他の紹介会社なら、研修なんてせずにすぐに求人を紹介してくれる、そっちのほうがいいのでは?」と思ったんです。
ですが、自分は社会人経験がなくてビジネスマナーとかわからないし、そういう基礎を学んだほうが良さそうだと思い、ジェイックを選びました。「就職後のアフターフォローが手厚い」というのもいいと思いました。
カレッジで印象に残っているのは飛び込み実習。仲間の応援も嬉しかった
カレッジで印象に残っているのは、飛び込み実習です。
初日はうまくいかなかったんですが、講師のアドバイスを聞いて臨んだら2日目はうまくできたんです。その経験から、「失敗しても、しっかり改善して臨めば成功する」ということを学びました。
あと、僕は遅刻や忘れ物を何度かして、カレッジを退学になりそうになったんです。その時、クラスのみんなが「大賀くんは頑張ってるから、退学にしないでほしい」と講師に頼んでくれて。
その時はすごく嬉しかったですね。講座の内容ではないですが、印象に残っていることの1つです。
修了後、内定をもらうも格闘技がやりたくて辞退。しかし数か月後、再びジェイックへ
カレッジ修了後は、施工管理の会社に内定をもらいました。
ですが、内定を承諾するタイミングで「やっぱりもう少し格闘技をしたい。格闘技でもっと上を目指したい」と思ったんです。それで、内定は辞退させていただいて、格闘技の道に戻ることにしました。
それからはまた、格闘技漬けの毎日を送りました。ですが、8~9か月が経った頃、試合でいい成績を出した時に燃え尽きちゃったんです。優勝ではなかったんですが、表彰台に立った時に満足してしまったというか、燃え尽きちゃって。
「将来のことを考えなきゃ」と思ってジムの人にも相談し、今度こそ就職することにしました。
それでジェイックの講師に相談したんです。「以前、内定を辞退して、すごく失礼なことはわかってるんですが、もう1度、面接を受けさせてもらえませんでしょうか」って…。
この時、「ジェイックを使わず自分で就活する」という選択肢もありましたが、ジェイックは一度参加していて信頼感があったし、一度にたくさんの会社と会える集団面接会みたいのは他にはないので、やっぱりジェイックがいいと思いました。
それで講師の方と面談をして、近い日程の集団面接会に参加させてもらえることになったんです。
再び集団面接会に参加。無事に就職がきまる
集団面接会に出て、就職が決まったのは油圧機器の修理を行っている会社です。
油圧機器ってわかりにくいかもしれませんが、いろんな工場のモノづくりの現場で使われている重要な機械なんですよ。それらの修理を中心に行っている会社です。
この会社を選んだのは、社長と面接した時の印象がすごく良かったのと、あと、僕は技術職での採用なんですが、もともと技術の仕事への憧れがあったからです。
機械に向かって黙々と仕事をする雰囲気とか、あるモノをバラして修理して組み立てて…というのを完璧に行える技とか。そういうのがたまらなくカッコいいと思って、この会社を志望しました。
良い先輩に囲まれたありがたい環境。技術も営業もわかる人になりたいと思ってます
入社からもうすぐ1年なのですが、今は、上司に見てもらいながら機械の修理をしたり、あとは営業面の仕事もしています。
営業面の仕事は、機械の納品や引取り、見積もりの送付などですね。お客さんと話すこともありますが、お客さんのほうが僕よりも知識があるので、聞いたことを持ち帰って上司や先輩に聞いて…ということをしています。
上司や先輩は、僕がちょっと困った様子でいるとすぐに声をかけてくれますし、社長も、夜、時間をつくって直接教えてくれます。そういった方に囲まれているのは本当にありがたいですね。
今はまだ教わることばかりですが、ゆくゆくは、技術も営業も両方できる人になりたいと思っています。
カレッジへの参加を検討中の方へのメッセージ
中退者の自分でもジェイックを利用したことで就職することができました!
自分と同じような経歴で悩まれてる方もジェイックに一度足を運んでみてください!