幹部候補の女性探せ
2014年1月20日掲載

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幹部候補の女性探せ 企業があの手この手 研修会、公募で人材発掘

成長戦略の一つとして政府が女性登用推進を本格化させる2014年度に向け、各企業は女性幹部候補の人材発掘に躍起だ。女性限定の研修会を開いたり、経営幹部の公募を行ったり、あの手この手で旧来の企業風土に風穴をあけようとしている。

テーブルの上に置かれた「苦情電話」「契約更新ピンチ」などのカード。「さあ、皆さんの中で、どの課題から取り組むか、優先順位を決めてください」と講師が言う。30歳前後の女性社員たちが相談しながら、カードを白板に張っていく。東京海上日動火災保険が13年11月に行った女性社員を対象にした研修「リーダーシップ育成塾」だ。

参加者は全国の地方採用の女性で、上司推薦を受けている。「これからは、会社全体を見渡す幹部の他に、特定のエリアに強いリーダーも育てたい」と人事担当者。参加女性の一人は「自分が選ばれたことでプレッシャーを感じるが、すごく刺激的。責任のある仕事をやりたい」と意欲的だ。

企業の営業研修などを行うジェイック(東京)は、就職・転職希望の女性を対象にした「女子力アップ研修」を実施。5日間のカリキュラムで電話応対などのビジネスマナーや、職場での自己PRの練習を行った。

参加者の一人、多賀ちかさん(23)は、いったん不動産会社に就職したが「女は男に声をかけて営業成績を上げろ」と指示されたことがきっかけで退社。「その程度しか女性を見ていないことに失望した。気遣いなど女性ならではの強みを発揮しながらも、私は自分にしかできない仕事をしたい」と話した。

テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を運営するユー・エス・ジェイ(大阪市)は、一昨年に女性経営幹部の公募を行った。数百人の応募があり、その中から流通業の管理職経験者など3人の女性を採用。管理職に就かせた。

「大阪だけではなく、東京など広いエリアから優秀な人を集めたいと考え、公募に踏み切った。女性の視点や感性を重視したい」と下村敏啓人事・総務本部長。

仕事と育児の両立支援制度の充実で優秀な女性の発見を試みるのがディー・エヌ・エー(東京)。本人や家族が感染力の強い病気にかかったときに自宅勤務できる制度などを近年導入した。「女性優遇ではなく、性別に関係なく戦力になる人材が応募したいと思う企業になりたい。結婚や出産後も休まずに働ける仕組みをつくる」と人事担当者は話した。

 

秋田魁新報

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