上海で定額教育サービスを展開

2013年8月2日放送

定着率上昇 定額セミナーで支援 海外へ飛び出せ サポーター始動

中堅・中小企業向けに教育支援サービスを行うジェイック(東京都千代田区)は、中国に進出している日系中小企業の管理職らを対象にした、会員制の社員教育事業に乗り出した。現地で1600社を超える日系企業の経営支援を行う日系の会計事務所、マイツグループと提携。まずは上海で事業をスタートし、軌道に乗れば、北京や大連など中国の主要都市に広げていく計画だ。

上海は日本に比べると離職率が高く、日系企業にとって悩みの種だ。その理由の一つが給与格差に敏感な点。極端な例だが昼食のおかずが1品多いだけで、隣の日系工場に転職してしまうケースもあるという。

しかし、ジェイックの知見寺直樹常務は「マネジメントと教育をしっかりやることで、高い定着率を誇る企業もある」と指摘する。こうした企業は、現地の日本人社長が日本人・中国人と平等に接し、緊密なコミュニケーションを取ることで双方向のギャップを埋める努力を怠っていない。 ただ、多くの企業は研修などにあまり熱心でないのが現状。定着率が悪いため二の足を踏んでしまうのに加え、「言葉・文化が異なるので自ら対応することは難しい(知見寺常務)」からだ。また、現地の会社が1日研修を企画するケースもあるが、レベルが低いため日系企業からのニーズは少ない。

ジェイックの教育サービスは、こうした現状を踏まえたもので、10月から本格的にセミナーを開始する。具体的には中国人従業員・管理者、日本人赴任者・総経理と4つの階層に分けて実施。中国人従業員に対しては「上司をイライラさせない!報告・連絡・相談」など、日系企業で働くための基本を学ぶことに重点を置いたプログラムにした。

サービスの特徴の一つが、定額制で、全従業員が何度でも研修を受講できるようにした点だ。知見寺常務は「この部分が差別化の大きなポイント」と語る。また、1講座あたりの講義時間は、集中力を持続できるように2時間に設定。映像の活用などで、飽きずに楽しみながら学べる構成とした。事業スタートにあたっては、上海に駐在する日系企業の経営者300人以上を集めて、記念パーティーを開いた。

ジェイックの佐藤剛志社長は「現地社員はキャリアアップを果たしたいという意欲は強烈。学ぶ機会を設けていけば、採用活動にも手応えをつかむはず」とみて、1年後に200社の会員を獲得し、中長期的には上海だけで500社を目指す。



報道関係者の方へ

ジェイックの事業に関してご興味を
持っていただけましたら、
下記のページよりお問い合わせください。

まずは
相談してみる

お電話でのご相談はこちら

0120-417-604 平日 9:00〜18:00

© JAIC

簡単30無料就職相談はこちらから