高卒で就職している人の割合は?大卒者との違いや就職することのメリット・デメリット

高卒で就職している人の割合は?大卒者との違いや就職することのメリット・デメリット

高卒で就職を考えている人の中には、「やはり大卒者と比べると高卒は就職に不利なのでは?」と不安に思っている人もいますよね。

大学進学と就職を迷っている人は、なおさら悩んでしまうことでしょう。そこでこの記事では、高卒で就職する割合やメリットデメリット、狙える業界などをご紹介します。ぜひ、今後の進路を考える上で参考にしてくださいね。

※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合

 

高卒で就職する割合とは

文部科学省の調査データによれば、平成29年の全日制と定時制含む全国の高等学校の卒業者は1,075,316人、うち就職希望は192,008人で、実際に就職できたのは188,212人という結果が出ています。

割合で見ると高卒者のうち約17.9%の人が就職を希望し、約17.5%の人が就職に成功しており、高卒者の就職率は98%とかなり高いことがわかります。

高卒で就職を検討している人の中には、大卒の方がより企業に内定しやすいのでは、と思っている人も少なからずいるでしょう。

しかし、この統計結果がそれを良い意味で裏切ってくれています。特に、工業、商業、情報、福祉、などの専門学科は99%以上の就職率を誇っており、高卒だから就職しにくいというわけではないことがよくわかる結果になっています。

高校も就職率に力を入れている

近年は少子化の影響から子供の数も減っているため、高校も入学者数の確保には余念がありません。入学者数を増やすためには、やはり就職率の高さはとても大切な要素。

そのため、卒業してすぐに活躍できる即戦力を育成するために授業のカリキュラムを定期的に見直したり、進路指導を熱心に行ったりする高校も増えてきました。

各業界で活躍する卒業生が増えると、OB・OG訪問もしやすくなり、より就職先の状況や働いてみた感想、仕事のやりがいなどを聞く機会も増えます。

働くことに具体的なイメージを持つことができるので、企業を選ぶ目も養われたり、面接で自信をもって回答することができるようになったりして、さらなる就職率の向上につながるのでしょう。

高卒で就職するメリット

早く社会に出て自立できる

それでは高卒で就職するメリットは何でしょうか?まず挙げられるのは、大学や短期大学に進学するより早く社会に出て自立することができることです。

高卒であっても大学に4年間通うより、濃密な社会人経験を4年間積めば、大卒で入社する人よりも一足早く成長することができます。

大学進学者よりも4年早く給料がもらえることもメリットのうちの一つです。家庭環境などで大学進学が困難な場合は、奨学金をもらって大学に行くか、給料がもらえる就職をするかになります。

奨学金は社会人になってからの返済義務がある、いわば借金のようなもの。そこまでして大学で学びたいことがない、早く働きたいという人は就職を選ぶ方がメリットがあるでしょう。

就職してから大学に行きたくなったら、一度会社を退職したり、求職して大学に入るという手もあります。

給料を早くからもらい、貯金をしてから大学に入りなおすと、高校からすぐに大学に入った人よりも学ぶ意欲が高いため、一生懸命に勉強します。

得るものも多いですし、何より一度社会人を経験して必要なことが分かっている状態で勉強をするので、より身に付きやすくなるともいえます。

生涯賃金はその人の努力次第

ただし注意したいのは、高卒で就職して大学進学者よりも4年早く給料をもらったからといって、生涯賃金が大卒者より多くなるとは限らないということです。

もちろん、早く社会人になることで、社会で通用するスキルを身に着けるタイミングは大卒者より早いため、早く成長でき、早く昇進できるチャンスもあるかもしれません。

しかし、すべての職種や企業で高卒者の方が大卒者よりも生涯賃金が高くなるという保証はどこにもなく、やはり生涯かけてその人がどれだけ仕事に打ち込み、成果を上げるかという点にかかってきます。

10代のうちに社会人経験を持てる

また、別の観点からは、高卒で就職する方が大卒で就職するよりも早く世の中を見ることができるので、10代の貴重な時間、多感な時期を、社会人として過ごすことができるということもメリットです。

10代の時の物事に対する好奇心や吸収力は、20代の時よりも貪欲で鋭いと考える人もいます。

若さは武器なので、失敗しても許してもらえる可能性も、大卒者よりも高いかもしれません。

失敗から学んで、成功への糧にすることが早くから経験できます。10代の大切な時期を社会人として過ごすことで、その後の人生に大きく影響を及ぼす大切な経験を積むことができるでしょう。

若いうちからお金に余裕が出る

また、同じ年代の人よりも、お金に余裕ができるというのもメリットのうちの一つ。免許を取得したり車を買ったり、また旅行にも行けたりと、自分のお金で好きなことができるのは嬉しいですよね。

大学に行けば、親からの仕送りや奨学金で日々の生活をまかなったり、洋服を買ったりするので、そこまで好きに使えるお金はありません。しかし、働いていれば自分で自由に使えるお金の額が違うので、好きなことに使うほか、将来に備えてしっかりと貯金もすることができます。

自分の給料で恋人や親にプレゼントをしてあげる経験が10代のうちから積めるのも、すばらしいことです。お金の大切さ、働くことの大変さを早くから経験することで、器の大きな人格にもなるでしょう。

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高卒で就職するデメリット

しかし一方で、高卒で就職するデメリットもあります。

初任給が低い

まず、一般的に言われているのが、企業に就職した高卒者は、大卒者と比較して初任給が低くなるという傾向にあることです。

大卒者は大学でより高い教育を受けているため、労働の質が高いと判断され、初任給が高く設定されることが理由です。また、昇給や出世は遅くなりがちだったり、生涯賃金は大卒者よりも低くなったりという傾向もあるようです。

ただし、これはあくまで一般企業の総合職に多くみられる傾向。

情報、工業、福祉など専門的な知識と技能が必要とされる職種では、専門教育を受けた高卒者と専門教育を受けていない大卒者では、逆転する可能性もあります。

また、企業によっては学歴を一切考慮せず、純粋にその人の仕事での成果だけで評価をし、給料を決定する人事方針のところもあります。

近年は企業のグローバル化が進み、学歴ではなく仕事の成果だけで査定し、給料やボーナスを決めるという欧米式の人事制度を導入する会社も増えてきました。

そのような先進的な会社を選べば、特に高卒だからとひるむことはなく、正々堂々と成果だけで競争をする環境が整っているので、仕事のやりがいや達成感をより得られるでしょう。

社会経験が少ないまま職業選択をしなくてはいけない

また、高卒で就職するデメリットの一つに、社会への知識や経験が少ない状況で、職業の選択をしなければならないという点を指摘する人もいます。

人にもよりますが、一般的に大卒者の方が高卒者よりもアルバイトをする時間もできる職種もたくさんあり、そのアルバイトでの社会経験によって気づくことが多くあると考えられているからです。

高校生の間にできるアルバイトは、新聞配達や正月の年賀状配達のお手伝い、神社でのお祭りのお手伝いがメインになってきます。

なのでカフェや引っ越し、さらには企業でのインターンなどの経験も積める大卒者に比べると「働く」という経験値が少ないことは確かにいえます。

「働く」という経験値が少ないと、自分が実際に社会人として働いていくときに大切にしたい価値観が十分に養われていないこともあり、入社後のミスマッチも起こりやすくなります。

ただし、これは大卒者が大学在学中にたくさんのアルバイトをしながら働く経験をする、という前提の下で成り立つ意見ですので、大学が厳しく、アルバイトを禁止にしていたり、単位取得が厳しく学業を優先しアルバイトはする時間がなかった、という場合にはあまり当てはまりません。

また、前述しましたが近年の高卒者の就職率の高さから、先に社会人として活躍している先輩から、働くことのリアルな声を聞く機会も増えています。

どんな会社が良いのか、自分の長所や短所は何か、おすすめの業界や企業は?など、先輩からの話を聞く中で見えてくることも多いため、一概には言えないと考えておきましょう。

大卒者しか応募できない求人がある

デメリットとして、高卒者は就職の幅が狭まる可能性があるのは事実です。これは、企業や職種によっては、応募資格に大学卒業が条件としているところもあることが理由です。

高卒で仮に応募させてもらえたとしても、入社後に大卒の同期よりも待遇や査定評価が不利になっている企業もあります。

業界としては、より高い教育水準での知識や経験が必要な研究職や、心理士など、大学の教育課程を修了していることが、国家資格受験の条件になっている職業が当てはまります。

医師や弁護士など、大学の教育が国家資格に直結している職業でも、大卒である方が有利になることは多くあります。

大学生活を送ることはできない

高卒で就職した人が意外と口にするのが「大学生活を送ってみたい」「サークルで仲間とわいわいやってみたい」ということ。

大学生になってから一人暮らしを始める人も多く、高校生の時より自由な時間も増えるため、お金の自由度は社会人より低いものの、思いっきり遊ぶことができるのが大学生のメリット。

その経験をせずに先に社会人となるのですから、憧れはその後も消えないかもしれません。

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高卒でも就職はたくさん!狙える業界とは

近年、就職率は上昇しており、厚生労働省調査「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」によれば、平成30年3月卒業者における、平成30年1月の就職内定率は91.3%に。前回の同時期の結果と比較して0.3ポイント増加していることがわかります。

先に紹介したように、高卒者の就職率は約98%ですので、全体よりも高い水準であることがわかります。

ここからは、高卒からの就職先でおすすめの業界をいくつか紹介します。

高卒者も積極採用しているおすすめの業界ということでご紹介していますので、必ずしも高卒者が大卒者より優遇されていたり、大卒者と同じ条件、同じ待遇で求人が出されたりしているわけではないので注意してください。

アパレル業界

ファッションやコスメに興味があれば、アパレル業界はおすすめです。販売スタッフは高卒者を積極採用しているので、好きな人にはもってこいです。

学歴や知識よりも、センスや感覚が重要視されるので、活躍すれば店長や本社スタッフへの採用も望めます。ただし、接客業ですので、コミュニケーション能力が高い人、人と話すのが得意な人が向いています。

建築業界

建築現場でたくましく仕事をするガテン系の求人も、若くて力がみなぎる高卒者を積極採用している業界の一つです。

工事現場は危険も伴うため、一般的な高卒の給料と比べて高い傾向にもあります。図面を読んだり、専門用語を使ったりする機会が多い現場でもあるため、最初はついていくのが大変かもしれませんが、出来上がった建物を見たときの達成感ややりがいは大きいでしょう。

同時に、ミスが許されない仕事でもあり、集中力、体力に自信がある人が向いています。経験を積めば、現場をまとめて工程を管理したりする監督のポジションも狙える仕事です。

飲食業界

飲食業界も、高卒者に人気の業界です。シフト制での勤務が多いため、プライベートの時間の確保がしやすいのも特徴です。

フロア担当は接客業なので、人と楽しく会話できたり、喜ばせたりするのが好きな人に向いています。キッチン担当は、やはり料理するのが好きな人、体力がある人が向いているでしょう。

衛生管理もしっかりと行わなくてはいけないので細かいことによく気づける人も向いています。実績を積めば、店長やエリアマネージャーなどに抜擢されることも。

運送業界

バスやトラックの運転手も高卒者が狙える業種です。2017年3月11日より運転免許の法律が変わり、それまでは普通免許取得後3年経たないと運転が許可されなかった中型トラックが、準中型免許を取得することで、高卒者でも運転できるようになりました。

シフト制で夜間の出勤も多い業界ですので、体力と運転スキルに自信がある人が向いています。

介護業界

少子高齢化にともない、介護業界での求人は年々増加しています。

求人数は増加していますが、介護福祉士やケアマネージャー、介護事務といった資格の取得を条件としている所も多く、勉強が必要です。勤務はシフト制のところがほとんどですが、夜勤が入ることもあり体力も必要とされます。

ですが、お年寄りと触れ合うのが好きであったり、感謝されるのが好きであったりする人には向いている職業です。

IT業界

意外に思う方も多いかもしれませんが、IT業界は高卒求人が多くある業界。プログラミングやWEB制作などが得意であれば、学歴に関係なく活躍できる業界でもあります。

平均年齢も他の業界に比べると低いので、年の近い先輩たちと一緒に仕事ができる可能性も高い業界です。

ただし、ITスキルは年々進化しているため、新しい知識やスキルを継続的に学んでいく意欲が高い人が向いています。

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高卒でもフリーターでも希望の就職は可能

これまでご紹介してきたように、高卒であっても希望する就職先を見つけることは可能です。

大卒者を優遇する指針の企業も確かに存在しますが、日本でも年功序列・学歴重視の社風から、実力重視の社風に変わる企業も増えてきています。

高卒だからと必要以上に学歴にコンプレックスを持ったり、面接を不安に感じたりする時代ではありません。

高卒だからこその武器とは?

大卒という資格は持っていなくても、それに余りあるだけの何かを武器として持つことは可能です。

武器とは、たとえば若い感性や、専門科に通っていたのであればその専門知識・技能などです。

たとえ大卒であっても、その職種に必要となる専門知識を大学時代に勉強していない場合は、入社してから勉強することになります。

高卒であっても必要となる専門知識をすでに身につけていれば、入社したあとに即戦力として十分活躍することができるのです。

自分の強みをしっかり分析しよう

入社後に活躍できる会社を見つけるポイントは、自分の専門知識・技能や強みをしっかりと分析し、それにマッチした企業や職種に応募すること。

自分だけではあった会社が見つからない、初めての就職面接が不安というのであれば、学校の進路指導の先生や先に就職した先輩、求人のプロの手を借りてみてください。

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まとめ

高卒者は大卒者よりむしろ就職率が高いことや、高卒者でも活躍できそうな業界がたくさんあることが分かりましたよね。

高卒で就職するということは、社会人として大卒者よりも早く社会に貢献できるということ。

始めは失敗もするかもしれませんが、10代の失敗はその後の成功の糧になります。

ぜひご自身の成長も楽しみながら、お客さんを笑顔にできるような素敵な社会人として活躍してくださいね。

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