高卒の初任給はどれくらい?高卒でも高い給料を得るための方法は?

高卒の初任給はどれくらい?高卒でも高い給料を得るための方法は?

大学に行くよりも早く社会に出て働きたい場合、高卒で就職するという方法があります。しかし、高卒の初任給の相場はどれぐらいなのか気になりますよね。高卒の初任給は大卒などと比べると低くなりますが、入社後の努力次第で給料を上げることも可能です。ここでは、高卒の初任給や、高卒で高い給料を得るにはどのような方法があるのかなどについて説明します。

高卒で受け取る初任給の内訳

高卒で受け取る初任給の内訳

高卒の初任給を知る前に、そもそも初任給には何が含まれるか内訳を把握しておく必要があります。

基本給は働き続けると上がる

基本給は簡単に言うと最低限貰える金額のことで、就職した直後が最も低くなります。会社にもよりますが、働き続けると少しずつ上がっていくのが一般的です。ボーナスは基本給を基準に計算されるため、基本給が上がるとボーナスも高くなります。

初任給とは基本給と各種手当の合計金額

初任給とは、基本給と各種手当を合わせた金額のことです。基本給が少ない場合でも、手当てが多くつけば初任給は高くなります。支給される手当は企業の規則や基準によって異なるため、基本給が同じでも手当てによって大きな差が出ます。また、初任給には残業代が含まれていないため、残業をしているなら手取りの金額は初任給よりも多くなるでしょう。なお、次の段落から説明する初任給に関しては、通勤手当は含まれていません。

高卒とそれ以外の初任給の違い

高卒の初任給は高専や大学、大学院を卒業した方たちと比較して、どれくらいの違いがあるのでしょうか。ここではその違いを、男女別・企業規模別・業界別・都道府県別に紹介いたします。

高卒とそれ以外の初任給の違い1:全体の平均

厚生労働省は、令和元年6月1日から30日までの初任給を対象として「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)」を実施し、学歴ごとの初任給の平均をホームページに公開しています。

男女を合わせた初任給の平均

  • 高卒:16万7400円
  • 高専・短大卒:18万3900円
  • 大卒:21万200円
  • 大学院修士課程修了:23万8900円

男性のみの初任給の平均

  • 高卒:16万8900円
  • 高専・短大卒:18万4700円
  • 大卒:21万2800円
  • 大学院修士課程修了:23万9000円

女性のみの初任給の平均

  • 高卒:16万4600円
  • 高専・短大卒:18万3400円
  • 大卒:20万6900円
  • 大学院修士課程修了:23万8300円

同調査によると、業種や都道府県などを問わず、単に学歴のみの初任給の統計では、男性、女性ともに16万円台となり、高専・短大卒や大卒、大学院修士課程修了と比較して最も低くなります。しかし、対前年度と比較した増減率は1.4%となっており、初任給の底上げがされていることを見て取ることができます。

高卒とそれ以外の初任給の違い2:企業規模別

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)」では、企業規模別での学歴ごとの初任給の平均も公開しています。「大企業の」定義は常用労働者1000人以上の企業、「中企業」の定義は常用労働者100人から999人の企業、「小企業」の定義は常用労働者が10人から99人の企業となります。

男女を合わせた大企業の初任給の平均

  • 高卒:16万8500円
  • 高専・短大卒:18万5600円
  • 大卒:21万3100円
  • 大学院修士課程修了:24万2000円

男女を合わせた中企業の初任給の平均

  • 高卒:16万6100円
  • 高専・短大卒:18万3600円
  • 大卒:20万8600円
  • 大学院修士課程修了:23万2100円

男女を合わせた小企業の初任給の平均

  • 高卒:16万8600円
  • 高専・短大卒:18万3200円
  • 大卒:20万3900円
  • 大学院修士課程修了:22万9300円

同調査では、企業規模別の初任給の平均においては高卒以外の初任給の平均は大企業が最も高く、中企業、小企業の順に低くなっていきますが、高卒の場合は小企業の初任給の平均が大企業や中企業を上回るのが特徴です。初任給の企業規模間の格差は、大企業を100とすると中企業の大卒男性が97.4、大卒女性が97.9、小企業の大卒男性が95.4、女性が96.2という比率であるのに対し、中企業の高卒男性は99.1、高卒女性は98、小企業の高卒男性は101.6、98.1という比率となり、高卒の方が企業規模間の初任給の格差が少ないといえます。

高卒とそれ以外の初任給の違い3:業界別

「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)」における業界別の学歴ごとの初任給の平均は以下の通りとなります。

男女を合わせた建設業の初任給の平均

  • 高卒:17万6100円
  • 高専・短大卒:18万9400円
  • 大卒:21万6700円
  • 大学院修士課程修了:24万5300円

男女を合わせた情報通信業の初任給の平均

  • 高卒:17万1000円
  • 高専・短大卒:19万200円
  • 大卒:21万8100円
  • 大学院修士課程修了:24万4000円

男女を合わせた教育・学習支援業の初任給の平均

  • 高卒:16万8100円
  • 高専・短大卒:18万3100円
  • 大卒:20万9400円
  • 大学院修士課程修了:24万2300円

男女を合わせた宿泊業・飲食サービス業の初任給の平均

  • 高卒:16万7800円
  • 高専・短大卒:17万6500円
  • 大卒:20万800円
  • 大学院修士課程修了:16万9600円

同調査を見ると、高卒の初任給が特に高い業界は建設業、情報通信業となります。また、教育・学習支援業、宿泊業・飲食サービス業なども他の業界よりも初任給が高い傾向があります。特に、宿泊業・飲食サービス業は学歴による格差も少なく、高卒と大学院修士課程修了の初任給の平均がほとんど変わらないのが特徴的です。

高卒とそれ以外の初任給の違い4:都道府県別

「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)」においては、都道府県においても初任給の平均に違いがあります。主な都道府県の高卒とそれ以外の初任給は以下の通りです。

男女を合わせた高卒の初任給の平均

  • 東京:17万8100円
  • 大阪:17万6100円
  • 神奈川:17万5600円
  • 滋賀:17万4500円
  • 千葉:17万4200円

男女を合わせた大卒の初任給の平均

  • 東京:22万500円
  • 大阪:21万100円
  • 神奈川:21万800円
  • 滋賀:20万7900円
  • 千葉:21万1700円

同調査において、東京、大阪、神奈川、滋賀、千葉は高卒の初任給が高い県です。東京を100とする場合の格差は、滋賀と大阪の男性の初任給の平均はそれぞれ100.7と100.2という比率で東京を上回っています。大卒の初任給の平均では、どの県においても東京を上回る比率のところはありません。滋賀と大阪は特に高卒の待遇が良い県といえます。

男女を合わせた高卒の初任給の平均

  • 沖縄:14万5200円
  • 秋田:14万9900円
  • 青森:15万500円
  • 岩手:15万1400円
  • 宮崎:15万5200円

男女を合わせた大卒の初任給の平均

  • 沖縄が17万5000円
  • 秋田が19万100円
  • 青森が19万200円
  • 岩手が19万3200円
  • 宮崎が18万8000円

同調査で高卒の初任給の平均が低い県は、沖縄、秋田、青森、岩手、宮崎となります。全国的な初任給の平均が16万円台であるのに対し、沖縄と秋田は14万円台と平均値を大きく下回ります。とはいえ、沖縄は高卒、大卒において東京を100とした場合の格差が最も大きい県ですが、高卒は81.5であるのに対し、大卒は79.4と80を下回る比率であるため、高卒の方が格差が少ないのが特徴です。

高卒で高い給料を得る方法

高卒で高い給料を得るためにはいくつか選択肢がありますが、そのすべてに共通しているのは、いきなりは高い給料は得られないということです。つまり、準備の期間が必要ということなのですが、この準備を出来るかできないかが収入を分けるといっても過言ではありません。以下に紹介する選択肢の中から、自分に合ったものを選んで、今日からできることを始めていきましょう。

高卒で高い給料を得る方法1:キャリアを意識する

高卒は大卒よりも早く社会に出て仕事を始めるため、定年までの勤務時間が長くなります。しかし、生涯年収に関しては大卒の方が高卒よりも多くなるのが一般的です。高卒でも大卒を超える高い給料を得るためには、キャリアを意識することが大切になります。

キャリアプランは明確に

給料を上げたいなら、漠然と願っているだけで進展しません。給料アップの確実な方法としては出世するのが一番ですが、明確なキャリアプランを立ててどのように出世するのかイメージすることが大事です。流れ作業的に仕事をこなすだけ、言われたことだけをやるだけでは、ビジネスの知識やセンスを身につけることはできません。せっかく出世のチャンスが訪れても、力不足で逃してしまう可能性もあります。

必要な条件を確認

まずはしっかりとキャリアプランを立て、プランを達成するためにはどのような条件が必要であるのかを認識することから始めましょう。プランはできるだけ細かく、具体的に立てるのがベストです。収入面での綿密なプランを立てるのはもちろんのこと、転職や独立を視野に入れたり、企業で重役クラスになることを目標にしたりするほか、そのために身につけるべき知識や技術、能力などを明確にしておきましょう。

高卒で高い給料を得る方法2:スキルや経験を積む

高卒で高い給料を得るには、スキルや経験を積むことも大切です。出世するには一定のスキルや経験が求められることが多いため、いつチャンスが訪れてもいいように準備しておくことが重要です。

得意分野を伸ばす

持っていない知識を身につけることも大事ですが、自分自身が得意とすることを伸ばすのもキャリアアップに役立ちます。例えば、英会話が堪能である場合、海外との取引などで活かすことができアピールポイントとなるでしょう。また、希少性の高い専門的な知識を持っている場合は、専門分野において高いポジションを得られることもあるでしょう。

経験を積む

高卒のメリットとしては、大卒や大学院修士課程修了の人よりも早く実戦的な経験が積めることがあげられます。社会で経験を積むことは、将来的に転職する場合にも大きな財産となるため、仕事の知識やノウハウをすべて吸収する気概を持って仕事に挑むことが大切です。場数を踏まないと身につかないビジネススキルもあるため、コツコツと経験を積み即戦力となれる力を身につけておくことが重要になります。そして、仕事に真面目に取り組むことで周囲からの評価も上がり、出世が早まり給料のアップも期待できます。

高卒で高い給料を得る方法3:資格を取得する

資格を取得するのも、高卒で高い給料を得るのに有効な方法です。

資格手当が支給されることもある

資格は自分の能力を可視化させる重要なツールであるため、特に仕事に関連する資格は取得しておいて損はありません。企業によっては、業務に関連する資格の保持者には、資格手当を支給することもあります。資格手当は基本的に毎月支給されるため、何年、何十年と継続して取得することを考えると大きな差になります。ただし、資格手当はそれぞれの企業によって規定が異なるため、支給されるのか事前に確認しておくことが大切です。

業務に役立てることができる

資格の取得は資格手当の有無にかかわらず、業務に役立て仕事の幅を広げることができます。そのため、業務手当が支給されない場合でも、仕事の能力が上がり最終的に給料アップにつながる可能性もあるでしょう。資格には国家資格や民間資格など様々なものがあり、学歴や経験に関わらず受験できるものもあります。将来的に役立ちそうな資格なら、挑戦してみると良いでしょう。

高卒で高い給料を得る方法4:大企業で働く

高卒で高い給料を得る方法としては、大企業で働くことも選択肢の一つです。高卒で大企業に就職するのは狭き門であるといえますが、非正規雇用で就職するケースは珍しくありません。まずは非正規雇用で働き、実績や実力が認められることで正社員への道が開けることもあります。非正規雇用から正社員になるには、即戦力であることを会社に認められることが一番であるため、入社1年目には仕事に慣れ、3年目までに資格を取得するなど、キャリアプランを立てて働くことが大事です。

ただし、全ての大企業で非正規雇用から正社員登用への切り替えがおこなわれているわけではありません。非正規雇用から正社員への登用は基本的に行っていないところもあるため、過去の実績を調べるのが賢明です。正社員と非正規雇用では待遇で大きな差があることも多いため、将来的に正社員で働ける可能性がゼロの場合は、安定した中小企業の正社員になる方がよいでしょう。

高卒で高い給料を得る方法5:業界内で転職する

業界内で転職するのも、高卒で高い給料を得るための方法としてあげられます。会社の規模によっては、月に数万円の違いが出るほか、大企業に転職できればかなりの月収アップも期待できるでしょう。働いている会社に強い思い入れがなく、新しい環境に飛び込むことに抵抗がない場合は、早めに転職を視野に入れておくのがベターです。

スキルや経験を積んでおく

条件の良い会社に転職するためには、スキルや経験がマッチする企業を見つけることがポイントとなります。そのためには、自分をしっかりアピールできるようにスキルや経験をしっかりと積み上げておくことが大切です。特に、専門知識が必要な職種である場合は、それだけで希少価値が高い人材と判断されやすい傾向があります。学歴に関わらずキャリアアップが図れ、高い給料を得られる可能性が高まるでしょう。

転職は3年目を目安に考える

転職では、年齢が上がるほど求められるスキルや経験が多くなります。そのため、キャリアアップのために転職をする場合は、仕事の経験やノウハウも一通り身につけた3年目を目安に決断するのが無難でしょう。年齢的にも若く、企業も受け入れやすいという利点もあります。

高卒でも初任給からの給料アップは可能!

高卒は大卒よりも初任給が低いというハンデがありますが、努力をすれば給料を上げることができます。そのためには、就職した後は単に仕事をこなすだけでなく、明確なキャリアプランを持って働くことが大切です。スキルや経験を積み、即戦力となる人材になることがカギとなります。高卒でも、初任給からの給料アップを目指しましょう。

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