高卒フリーターは就職に不利?正社員になる方法が知りたい!

高卒フリーターの中には正社員になりたいものの、大卒に比べて不利だという意見を気にし過ぎて、就職活動になかなか乗り出せない人がいます。

学歴でも職歴でも不安があるので仕方のないことでしょう。ですが、高卒フリーターから正社員になることは十分可能なのです。

高卒フリーターが正社員として就職する方法を解説していきます。

 

フリーターの将来は?賃金は上がらない

高卒フリーターの多くは、将来への不安を持っていることが少なくありません。

それは、正社員のような正規雇用ではなく、非正規雇用であることも大きな理由の一つですが、もう一つ理由があります。それは賃金の差です。

賃金格差はどれくらい大きい?

フリーターになってすぐは気にならなくても、正社員になった友人や周りの正社員の上司などと賃金を比べれば、差があることに気づいてしまうからです。

漠然としたイメージでは危機感を持ちづらいので、高卒フリーターと大卒正社員の生涯賃金を比べてみましょう。

大卒正社員は高卒フリーターの5倍稼ぐ?

どちらも学校を出てから64歳まで働き続けたと仮定します。一生の内に得られる賃金の総額の差は、何倍だと予想しますか?2倍くらいでしょうか。

実際は高卒フリーターと大卒正社員では5倍以上の差があります。これは別に、大卒だからというわけではありません。

大卒正社員と高卒正社員の生涯賃金の差は、せいぜい高卒正社員の方が4分の1ほど少ないだけです。

つまり、高卒フリーターと高卒正社員を比べてみても、生涯賃金で4倍ほどの差があります。

正社員は年齢に応じて賃金が増えていく

生涯賃金で比較した際、どうしてこれほどの差が生まれるのでしょうか。それは正社員が、一般的に年齢上がると少しずつ賃金が上昇していくためです。

それに対してフリーターだと、ずっと働き続けてもほとんど賃金が上がらないことも少なくありません。そして忘れてはいけないのが年金です。

年金の格差も大きい

65歳から平均寿命まで生きたとした場合、20年ほどの長期間にわたって年金を受け取ることになります。正社員とフリーターでは年金の総額も2倍以上の差があります。

厚生労働省のデータでは男性正社員以外は賃金が増えていない

もう少し賃金の上昇について触れておきましょう。厚生労働省が2016年に出した統計で「雇用形態別の賃金」というものがあります。

このデータでは、正社員と正社員以外などの賃金を比べることができます。男性正社員は年齢と共に賃金が上がっていますが、男性正社員以外は横ばいです。

女性の正社員以外は将来的に見てさらに深刻で、年を取るごとに賃金が減少する傾向があります。

つまり男性にしろ女性にしろ、将来を考えるなら、賃金の上昇がほとんど望めないフリーターを続けない方が無難だと言えるでしょう。

また、フリーターと正社員で賃金格差があっても、「一人暮らしをしてみたい!」と思っているフリーターも少なくありません。

高卒フリーターが就職に不利と決めつけない

高卒フリーターは就職に不利で、正社員になることは大変難しいと考えている人もいるでしょう。

高卒フリーターの経歴をハンデと考えない

よく聞く意見として「学歴のある人を企業は採用する」とか「正社員の職歴がないとアピールしづらい」とかがあります。

確かに専門的な職種も存在する以上、そういうことがないとは言い切れません。ですが、ハンディキャップがあるなどと心配する必要もないのです。

学歴だけで就職を諦める必要はない

高卒でフリーターになるのは18歳です。「高校を卒業して間もないうちから、将来を見据えられないのはある程度仕方がない」と考えてくれる優しい企業もゼロではありません。

卒業時22歳の大卒に比べて若い分、将来を考えて行動できなかったことについてそれほど突っ込んだ質問をされません。

高卒フリーターには大卒フリーターにない若さがあります。また、高卒フリーターのアルバイトなどの経験もきちんと評価の対象にしてくれる企業もあります。

学歴だけが人を評価する基準ではないのです。

 

高卒フリーターには採用されにくい人の特徴がある

高卒フリーターは就職に不利ではありません。正社員になることも夢ではないのです。ですが現実として採用されにくい高卒フリーターもいます。

誰かに言われたから就職活動をする高卒フリーター

採用されにくい高卒フリーターで最も多いのが、誰かに言われたから何となく就活をしているというタイプです。

親から言われて就職活動をしている人

1番多いのは親から言われたからという理由で就職活動を始めた人です。

親も当然フリーターが不安定な働き方であることを知っていますから、正社員になるように説得してくることも多いでしょう。

だからといって、「親がうるさく言うから」などという理由だけで就職活動を始めても、上手くはなかなか行きません。

企業側もそういった理由で就活をしている人を採用したくないからです。

よく似たパターンとして、同じフリーター仲間だった友達が正社員になったからとか、恋人に正社員になるように言われたからとか、色々とあるでしょう。

自分の意志を持って就活をしている人が採用されやすい

全てのタイプに共通するのは、自分の意志を持っていないということです。高卒フリーターに限らず、企業は新しく入る社員に前向きな姿勢を求めています。

それはどのような職種であれ、新しく覚えることあるからです。その際重要になってくるのが本人の前向きな姿勢です。後ろ向きな姿勢では採用されにくくなります。

正社員になりたい理由を明確にいえない高卒フリーター

採用されにくいもう一つのタイプは、何のために正社員になりたいのか明確な理由を言えない人です。

志望動機で正社員になる意欲を見られる

大企業でも中小企業でも、面接などで必ず「なぜこの仕事を選んだのか」「どうして就職を希望するのか」というような志望動機を聞く質問を投げかけられます。

こういった質問をする企業の採用担当者は、別にその質問に対する正解、不正解のようなものを判定しているわけではありません。

志望動機の回答を通してチェックしたいのは、正社員になる意欲や熱意といったものです。

志望動機を明確に言えると内定率も高くなる

志望動機の質問に対して、「親に言われたから」とか「他に特にやりたいこともなかったから」などという理由では、採用されにくくなってしまいます。

このようなネガティブな印象は不採用に繋がるのです。逆に考えれば、志望動機などを明確に答えられる人は採用されやすいと言えるでしょう。

就活の基本とも言えることですが、絶対に無視することのできない大切なポイントです。

高卒フリーターが就職するために絶対にしてはいけないこと

高卒フリーターが就職するためのアピールポイントを解説する前に、まず絶対に面接などでしてはいけないことについて説明します。

フリーターである理由に嘘をつく

それは、フリーターになった理由で嘘をつくことです。フリーターになる理由というのは実に様々です。

何となくフリーターになった人から夢があってフリーターを選んだ人まで色々います。

ですが、たいていの高卒フリーターがフリーターになった理由は、あまり面接で話したくない内容であることが少なくありません。

就活をせず在学中にしていたアルバイトをそのまま続けていたという理由や、正社員として働く自信がなくてフリーターになったという理由などです。

嘘を吐いても面接官にはバレる

しかし、決して嘘をついてはいけません。面接官はプロです。当然嘘を吐けば、割とすぐバレてしまうものです。

もし嘘がバレたら、良い印象を与えるどころか、逆効果となります。アピールポイントなどを考えるまでもなく不採用確実でしょう。

ですから、フリーターになった理由は正直に話さなくてはなりません。

 

高卒フリーターが就職するためアピールすること

さて、高卒フリーターが就職するためのアピールポイントとは何でしょうか。それは正社員になりたいという意志を強くアピールするということです。

正社員になる目的を具体的に説明する

なぜ正社員になりたいのか、具体的な目的をアピールできれば、フリーターになった理由で多少マイナスの印象を与えてしまったとしても十分挽回できます。

大切なのは前向きさです。高卒フリーターだから学歴もなく職歴もないからアピールポイントなどない、などと考えても就職は出来ません。

「若い高卒フリーターだからこそ、正社員となって新しい知識や技術をどんどん吸収して、今までとは違う働き方をしたい」という熱意を見せましょう。

アルバイト経験も具体的に話せばアピールポイントになる

多くの高卒フリーターの人が誤解していることですが、アルバイト経験で得たスキルや知識、経験などもきちんと評価してくれる企業は少なくありません。

職歴がないなどと不安がらず、前向きに求人の内容とマッチする自分のスキルなどをクローズアップしましょう。

 

高卒フリーターが就職するための効果的な履歴書の書き方

高卒フリーターが就活する際に頭を悩ませる問題として、履歴書の作成があるでしょう。

大学まで進んだという学歴を書くこともできず、正社員として働いたという職歴を書くこともできません。

ですが、学歴や職歴に不安を感じる人が多い高卒フリーターでも、履歴書の効果的な書き方というのは存在します。

志望動機は特に力を入れて書く

特に企業側がよく見るのは、やはり志望理由です。そして高卒フリーターが、履歴書で最も自分をアピールしやすいのもこの志望理由なのです。

志望理由といっても、漠然としたものではいけません。「簡単そうだから」とか「なんとなく良さそうだったから」とかいう理由は止めた方がいいです。

企業研究をよく行った上で、志望企業のどのような点に共感したのかということを書きましょう。

さらに、自分が志望企業や業界についてよく調べたということが採用担当者に伝わるのが理想です。

その企業に惹かれたポイントを具体的に書く

また、志望企業の良いと思ったところを具体的に書くのも忘れてはいけません。重要なのは「具体的に」という部分です。

ここでも「総合的に見て良い企業だと思ったから」などの抽象的な書き方は避けましょう。良いと思ったのなら、その理由を掘り下げることが大切です。

入社したらどんな貢献ができるか具体的に書く

そして自分が入社したらどのように貢献できるのかも、できる限り具体的に書きましょう。

アルバイトなどの経験を記入し、それを活かしてできる志望企業の仕事内容を具体的に記入します。

資格があるのなら、その資格をどのような業務に活かしたいのかもはっきりと書きます。

長く働けることをアピール

また、短期バイトや短期ボランティアなど色々な活動をしていた高卒フリーターの人は、そういった様々なことを並べてしまいたくなるかもしれません。

ですが、企業側は、長く働いてくれるかどうかを知りたがっています。正社員はアルバイトなどと違い、長く勤めることを前提に採用を考えているためです。

そのため、アピールするのならば、長期間続けたアルバイトが望ましいでしょう。そして、そのアルバイトを通じて学んだことや経験したことなどを履歴書に書きます。

一般的にアルバイトは職歴とは考えられませんが、志望する企業で、長期間続けたアルバイトの経験が活かせるのであれば、プラスの評価を受ける可能性があるからです。

高卒フリーターでも諦めずに就職活動!

「正社員になることは高卒フリーターには難しい」と考える人は少なくないでしょう。学歴も職歴も不安で、そう考えてしまうのは仕方のないことかもしれません。

しかし、高卒フリーターでも正社員になることは十分可能です。この記事で紹介したポイントを改めてまとめましょう。

高卒フリーターのままだと生活は苦しい

高卒フリーターのままだと賃金が上がらないため、正社員に比べて厳しい生活を送らなくてはなりません。正社員とフリーターの生涯賃金の差は数倍もあります。

特に正社員以外の働き方で得られる賃金は、男性の場合横ばい、女性の場合は年齢と共に減少という大変厳しいものです。

高卒フリーターだからといって就職は不利ではない

また、就活に乗り出そうとした際、「高卒フリーターは就職に不利」というよく聞く意見に不安を覚える人もいるでしょう。

ですが実際は、企業の多くは「高卒でフリーターになるのは18歳で、将来を見すえられないのはある程度仕方ない」と考えてくれています。

大卒の場合は卒業時22歳で、その年齢で将来を見すえた行動を取れないのはどうか、とむしろ思われるくらいなのです。

大卒フリーターより不利ということはありません。高卒フリーターかどうか以前に、採用されにくいタイプというものは存在します。

自分は採用されにくいタイプかどうか振り返る

採用されにくい高卒フリーターの特徴は、親に言われたからなんとなく就活をしている人や何のために正社員になりたいのか明確な理由を言えない人などです。

こうした高卒フリーターは、採用されにくいと言わざるを得ません。高卒フリーターが就職するためには、アピールポイントをしっかりと意識することも欠かせません。

面接中に嘘は厳禁

また、フリーターになった理由で嘘をつかないということも大切です。プロである採用担当者は、嘘を割と簡単に見抜くことができます。

正直に事実を述べた上で、正社員になりたいという意志を強くアピールすることが大切です。

正社員になる目的を具体的に考える

なぜ正社員になりたいのか具体的な目的を説明することがアピールポイントとなります。学歴も職歴もない高卒フリーターは、履歴書の書き方に迷うかもしれません。

ですが、ここでも効果的な方法というものはあります。それは志望理由を具体的に書くということです。

企業のどのような点に共感したのか、企業の良いと思ったところを具体的に書き、入社したらどのように貢献できるのかを説明します。

長く続けられた経験で自分をアピール

さらに、アピールするなら短期バイトや短期ボランティアのような短期的な活動よりも、長期間続いたアルバイトや経験の方が良い印象を与えることができます。

それは企業側が、長く働いてくれるかどうかを知りたがっているからです。まだ若いからこそ、高卒フリーターはやる気と熱意があれば、正社員として採用されやすいです。

これらのポイントをしっかりと押さえて就活に臨んでください。

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