コロナで中退しても就職は可能?-大学中退者向けの就職支援サービスも解説-

コロナで中退しても就職は可能?-大学中退者向けの就職支援サービスも解説-

コロナの影響で中退を検討している大学生が増えています。コロナの影響を理由に大学を中退しても就職は可能ですが、新卒と比べると大変になってしまうことは事実です。この記事では、コロナ中退を検討する大学生の現状、大学中退者の就職活動の実態をご紹介します。

中退者向け就職支援サービス「セカンドカレッジ」についても紹介をするので、大学中退を迷っている学生は、ぜひ参考にしてみてください。

コロナ中退を検討している大学生が多い理由とは

コロナ中退を検討している大学生が多い理由とは

コロナ中退を検討する大学生が多い理由について、まずは見ていきましょう。

コロナの影響でなぜ中退を考える大学生がいるのか

コロナの影響で大学生が中退を検討している理由としては、以下の3つが考えられます。

  • 経済的事情で学費を支払うことがむずかしくなった
  • 対面授業などができないことに不満がある
  • キャンパスライフを楽しめずつまらない

それぞれの理由について見ていきましょう。

経済的事情で学費を支払うことがむずかしくなった

ジェイックが「セカンドカレッジ」利用者248名(男性188名女性60名)を対象に実施したアンケート結果によれば、大学中退者のうち、奨学金を借りて大学へ通っていた人の割合は47.6%と、全体の半数近くにのぼることが判明しています。

また、大学の中退理由で「経済的事情家庭問題」と回答した人は17.8%と、全体の約2割弱です。

家庭の事情はさまざまですが、奨学金を借りて大学に通っていた場合、もともと経済的に厳しい状況に置かれていたことがうかがえます。

それが、今回のコロナの影響で親が仕事を失ってしまったり、収入が減ったり、自営業の場合は閉店や廃業に追い込まれたりしてしまったことで追い討ちをかけ、大学の学費を支払うことがむずかしくなってしまった学生が一定数いることが考えられます。

対面授業などができないことに不満がある

共同通信の記事によれば、立命館大学の現役の学生1414名のうちの2.3%が退学を本格的に検討していて、退学を迷っている生徒も7.5%いるというアンケート結果が出たことを報じています。

引用:共同通信

この理由のひとつには、対面授業などができていないことへの不満もあるのではないかと考えられています。また、研究や実習、フィールドワークなどが占める割合の大きい学部学科に所属している学生にとっては、それらができないことにストレスを感じる人もいるでしょう。

「実践を通して大学で専門知識やスキルを身につけたい、高めたい」と考えている学生にとってみれば、いまの状況が続くことに不安を覚え、中退したほうがよいのではないかと考え始めている人が出てきていることが予想されます。

キャンパスライフを楽しめずつまらない

テスティーが今年3月に中高大学生4401人を対象に、コロナ感染拡大が本格化してきた時期に実施したアンケート結果によると「現状についてどのように感じているか」という質問に対し、大学生1720人のうち「退屈に感じる」と回答した大学生は36.7%と、全体の3分の1以上という結果が出ています。

本来、大学は勉強をする場です。ですが「サークル活動を楽しみたい」「キャンバス内でいろいろな人と知り合い交流したい」「大学でできた友人とたくさん遊びたい」など、本音では、勉強以外の部分も期待して大学へ入学した学生も少なくないでしょう。

せっかく楽しいキャンパスライフを夢見て入学したのに、毎日自宅でオンライン授業を受けたり課題に取り組んだりするだけの生活では、物足りなさを感じてしまうのも無理はありません。特に新入生の場合、友人をつくることもままならず孤独を感じ「このまま中退してしまおうかな」と考えている人もいるかもしれません。

引用:PRTIMES【中高大生対象】テスティー、若年層男女総勢12,865名を対象にコロナウイルスの影響に関する調査を実施」

また、コロナの影響以外で大学を楽しめない理由としては、以下のことが考えられます。

  • 授業がつまらない
  • サークルがつまらない
  • 友達がいない・少ない
  • 周りのレベルが低い
  • 彼氏・彼女がいない

大学がつまらないと感じる理由や楽しくするための方法などについて、以下の記事でくわしくご紹介しています。

大学がつまらない理由と楽しむ方法

大学がつまらない!中退を迷ったときの考え方

「大学生活がおもしろくないな」と感じている学生は、ぜひ参考にしてみてください。

コロナ中退後の就職活動の現実

コロナ中退後の就職活動の現実

コロナの影響で大学を中退したとして、その後に就職する場合は、どのような状況に置かれることになるのでしょうか。コロナ中退をする検討している人が知っておくべき点や、大学中退者の就職方法について知りましょう。

就職市場の現状−コロナの影響で変化した求人数−

コロナの影響で変化した就活市場の現状について、厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和2年7月)」を参考にご紹介します。

コロナで有効求人倍率が低下

厚生労働省のデータによれば、2020年7月の有効求人倍率は1.08倍で、前年同月比の1.59倍と比べると低下しています。求人数も、対前年同月比で見てみると75万152人も減っている状況です。

コロナで有効求人倍率が低下

「1倍を切っていないのだからまだ大丈夫ではないか」と考える人もいるかもしれません。しかしこの有効求人倍率は、アルバイトや派遣など非正規社員の求人も含めたものとなっているため、正社員就職を目指す人にとっては、やはり状況は厳しいものであるといえます。

コロナの影響で有効求人倍率が落ちてきているため、コロナが起きる前と比較すると、正社員になるための就職活動自体は、確実にむずかしくなっていることがわかります。

回復までには数年かかる見通し

2008年(平成20年度)にリーマンショックが起きた翌年には、下記のグラフのように有効求人倍率が大幅に低下し、回復するまでには約6年間程度かかっています。

回復までには数年かかる見通し

今回のコロナでも、リーマンショックのときと同様に有効求人倍率の回復に時間がかかると仮定した場合「状況がよくなってから就職活動をしよう」と考えたとしても、元に戻るのを待とうとすると、6年間もの間、就職を先延ばしにすることになってしまうのです。

もちろん、コロナウイルスによる影響の程度はリーマンショックともまた異なるため、同程度の時間がかかるとは限りません。ですが今後の動向にもよるものの、いずれにせよ、ある程度時間がかかることは見込んでおいたほうがよいでしょう。

「しばらくはアルバイトでつなげばいいや」などと考えて数年間就職しなかった場合、いざ就職しようと考えた際には、企業からすればその期間はブランクとみなされ、大学中退以上に就職で不利になってしまいます。正社員就職を目指すのであれば景気が戻るタイミングを待つのではなく、いまから就職活動をしたほうがよいでしょう。

引用:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和2年7月)」

中退者の就職活動がむずかしい理由

大学中退を考えている学生のなかには「まだ若いし中退しても就職できるだろう」と考えている人もいるかもしれませんが、実際はそう簡単ではありません。大学中退者の就職活動がむずかしい3つの理由について知りましょう。

既卒扱いになってしまう

大学を中退した人は、企業からは基本的には「既卒扱い」とみなされます。既卒者も新卒者と同様に扱い、採用活動をする企業もなかにはあります。しかし、ほとんどの企業では大学中退者は中途採用枠での応募となることが多く、就職活動のルートも、新卒採用とは異なるものになります。

そのため「大学に通っている人と同じくらいの年齢なのだから、中退しても新卒扱いしてもらえるはず」などとと考えるのはやめたほうが賢明です。

企業が中途採用者に求めているのは即戦力である

中途採用者として就職活動をすることになる大学中退者のライバルは、社会人経験のある転職者です。基本的に、中途採用は即戦力の人材を求めるのが基本です。

新卒者のようにビジネスマナー研修などから教えてもらえるわけではなく、少なくともそれらは身についているとみなされます。ある程度社会人経験がある前提のため、入社しても教育制度などがきめ細やかではなく、早い段階で実務を任される可能性が高いでしょう。

そのため、ビジネスマナーを学んだり企業で働いたりした経験がない大学中退者は、転職者と競った際にどうしても不利になってしまうことがあるのです。

入社後に早期退職するケースもある

独立行政法人労働政策研究研修機構の「大学等中退者の就労と意識に関する研究」によれば、大学中退者で企業に正社員として就職した人のなかで、正社員として定着している人の割合は34.6%と、全体の約3分の1程度であることがわかっています。

引用:独立行政法人労働政策研究研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」

正社員に就職しても退職したり、最初に就職した企業から別の企業へ転職したりするなど、中退後に就職してもその会社を辞める人の数も、少なくはないことがわかります。

大学中退者の早期退職の理由のひとつとして、新卒ではなく中途採用として入社したために会社で教育や研修などを十分に受けられず、企業が求める成果を出せなかったことで働きづらさを感じてしまったというケースも考えられます。

もし早期退職となった場合、その後ふたたび転職活動をする場合には、大学中退+早期退職という2つのネガティブな条件を抱えた状態からスタートすることになります。その場合、次の就職はさらにハードルが上がってしまうことになるでしょう。

中退者向け就職支援サービス「セカンドカレッジ」を利用しよう

中退者向け就職支援サービス「セカンドカレッジ」を利用しよう

ジェイックでは、大学中退者に特化した就職支援サービス「セカンドカレッジ」を実施しています。セカンドカレッジのサービスと特徴についてご紹介します。

入社後も役立つ無料の研修が充実

セカンドカレッジの研修では、面接対策などだけでなく、名刺交換の方法など、ビジネスマナーの基本を無料で学ぶことができます。

通常、就職支援サービスでは就職が決まるまでのサポートに力を入れているのが一般的です。ですがセカンドカレッジでは「入社後の定着や活躍」を見据えた研修を行っているため、社会人になってからも役立つマナーや知識を学ぶことができます。

一度に約10社の企業と面接可能

自力で就職活動をする場合、自分で各企業に応募したり、面接の日程調整をしたりする必要が出てきます。セカンドカレッジの場合は企業との面接会を実施しているため、一度の面接会で10社近くもの企業と面接が可能です。

「大学中退のため就職活動の方法がよくわからない」「複数の企業を受けるのは大変」だと感じている方でも、安心してご利用いただけます。

面接会に参加する企業は大学中退者に理解があるということも、セカンドカレッジの大きな利点です。大学中退をネガティブに捉えず「それでも採用したい」と考えている企業が集まっているため就職成功率が高く、大学中退という経歴が不利になることもありません。

大学中退仲間と就職活動ができる

大学中退者の場合は周囲に仲間がいないため、ひとりで就職活動を進めることが多くなります。しかし、それだとわからないことや不安も大きくなりがちです。

ジェイックのセカンドカレッジには大学中退をした学生のみが参加しているため、中退経験者と知り合い、共に就職活動を進めていくことができます。

「自分と同じ境遇の仲間がいる」という心強さは、より前向きに就職活動をがんばろうという気持ちにさせてくれるでしょう。

セカンドカレッジが少しでも気になった方は、どうぞお気軽にご相談ください。

コロナ中退後に就職できるかは自分次第

いわゆる「コロナ中退」をしたとして、その後、企業に正社員として就職できるかどうかは自分次第です。コロナの影響で就職活動がむずかしいとはいわれていますが、いま就職活動をしなければ履歴書上のブランクも長くなるため、就職の難易度がより上がってしまう可能性があります。大学中退後の正社員就職をお考えの方は、無料で利用できる大学中退者専門の就職支援サービス「セカンドカレッジ」をぜひご利用ください。

大学中退について詳しく知りたい人はこちら

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